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今年もはやこの時期とはね。
日が経つのが年々早く感じるのはなんでなのか。
今年のアオリは宇和海、瀬戸内といい話は聞かずとも、
やはりスーパームーン、エギンガーなら逝っとかNIGHTという、
使命感のようなものもあり、海に出てみました。
もはや釣れる釣れない以前に、
儀式 です。
今年は何があるのか、やたらとメディアでスーパームーンのニュースを早い段階から流してたので、
いち早く、この日の為にロッドとリールを新調してみた。
ちと、古い型のロッドだが、自作のエギング もどき ロッドとは違って使いやすそう。
瀬戸内は何度か、入ってみていい感じは無し。
一時間もシャクったらお通夜みたくなるのは想像に難くないので宇和海側に車を向けて、
宇和海の事なら彼だなと・・・・・・
たけちゃんにメール。
ネタ的においしいので、『ダメです』の返事を待ってるきらいもあったが、
『まあ例年くらいはいます』との返事が返ってきた。
釣りに行った人間の情報と違う・・・・・・
というか、控えめな表現をするたけちゃんが、『例年くらい・・・』って。
月の登りとともに、期待値もグングンアップ。
ちょこっと指令も頂いたんで、途中でコンビニをはしごしてネタ購入。
海に出てみると、思わず。こういう日にあと何回釣りが出来るだろう。
とため息が出るくらいの、良いシチュエーション。
天気に季節、自身のモチベーション。
すべてが最高の状態。
こんな夜に竿を振れるだけでも、幸せを感じる。
全開の満月もいいけど、少しの雲がトッピングされた満月もまたイイ。
海面を斑に染める光はなんとも風情がある。
しばらく海を眺めながらゆっくりタックルの準備をしていたが、
腹の虫が鳴きはじめたので願掛けも兼ねて実釣前におやつタイム。
写真にするならエギよりもススキだったな。
丸い物を目と舌で堪能したところで、ロッドを手に岩に立った。
去年の釣れなさが思い出されたが、一投目から胴長15cmのアオリが揚がってきた。
今の瀬戸内ならここでストップ。
だろうが、こちらは違っていた。
エギへの反応もよく。面白いくらいアタリがある。
様々なシャクリ~乗せのパターンに対して、素直な反応。
おそらく、沢山のイカが一つのエギを取り合ってるんだろう。
この場所がたまたまアタリだったのだろうかと、
飽きが来る前に2.3か所回ってみたが、どこもアオリは活発にエギにアタックしてきた。
約2年ぶりだろうか。久しぶりに秋アオリらしい釣りが出来た。
沢山釣れると、だんだんイカの扱いが悪くなるのはあまりスマートではないな。
という。
中秋の名月を楽しんだ翌晩。
今年は宇和海はアオリが多いと、味を占めていつもの釣れ釣れで海に出る。
情も何もない釣り。
それを見透かしたように、ピーカン満月に強風。
シャクってもエギの重さがロッドに乗らないくらいの風。
しかし、コツコツと感覚をつかんできた巻きの釣りを試すには良い機会だった。
シャクリのエギングと併用しながら釣りをしてみたが、なかなか面白い釣れ方をした。
シャクリで釣ったら、しばらく場を休めないと次のイカが乗ってこない事が多いが、
巻きの釣りだと、それが少ない。いや、無いと言っていいくらい。
巻きだと5連6連と釣れるし、釣れなくなった後は場を休めても釣れなかった。
釣り切ったと言えるのだろうか???
また、掛かり所も昔使っていたシャクリ型エギの時とは違い、
しっかりと足の根元に掛かっていた。
タックルの進化というやつなのか???
あとは、エギのフォール速度とリトリーブスピード。
結構な早巻き。沖で漁師が漕ぎをするスピードのまんま。
教えてくれた人がディープエギと3000番ハイギア!と言っていたのに納得。
着水点の水深1.5~足元20cmでもなるべく中~表層を早く巻いた方がアタル。
普段、僕がやっているアジングと同じくらいのスピード。
釣果もさることながら、そのサーチスピードと人間の疲労の少なさは今後のエギングが変わりそうな感触を得ることが出来た。
巻きの方が、わずかながらサイズが揃う感じがする。
釣果、内容ともに秋を堪能した夜でした。
期待値高めの月夜エギング 2014年10月11日