ちょっと本を作っています

ちょっと本を作っています

Feb 7, 2008
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カテゴリ: 隠居のひとり言
個人出版ネットワークを作ります

もうすぐ四年になるんだね

ブログを始めて四年近くになります。

最初のブログタイトルは『ナタマメ狂想曲』でした。

ひょんなことで巻き込まれたナタマメ茶紹介のブログでした。

自己紹介に「ナタマメ茶売りの元出版屋です」と書きました。

そんなつもりじゃなかったのに本作りの質問や相談が増えていきました。

そしてすぐにぶつかったのが、文芸社や新風舎の共同出版問題です。


実は、『19万円で本ができた』でした

同じような問合せが多いので、問題点を整理してブログに載せました。

それでも質問が増え続けるので、リーフレットに纏めて配ろうと思いました。

配布の手間を省こうと本の形式にして本屋さんやネット書店で買えるようにしました。



「『19万円で本ができた』なんてタイトルを付けられたら私たちは商売になりません」

印刷屋さんに言われ「それじゃ38万円ならどう」「まー、それぐらいなら」となりました。

これが『38万円で本ができた』という本の裏話です。

印刷屋さんも素人さんを相手にすると手間暇ばかりが掛かるのです。


安く作る方法なら幾らでもある

本を安く作る方法は幾らでもあります。

こちらでも紹介していますが、オンデマンド印刷やダイレクト印刷がその方法です。

再び本を蘇らせるために

従来の自費出版は、ほとんどがこの印刷方式でした。それは今でも同じだと思います。

500冊程度ならば同人誌などと同じ、ダイレクト印刷で充分だと思います。

そしてこの仕事は、印刷屋さんの仕事の延長です。

お近くの印刷屋さんにご相談頂ければ、それこそ四六判160頁1,000冊で19万円です。


私の隠居仕事は

印刷屋さんの仕事の延長ならば、私より詳しい人は幾らでもいます。



先頭を走り続けることの苦しさから逃げた男です。

隠居を気取り、自分で満足の出来る本だけを作りたいと思っています。

自分でテーマを考え、文章を書き、本にして、売り歩きたいのです。

そんな私を巻き込んだのが文芸社や新風舎などの共同出版問題でした。


ま、これも私の仕事なのかも

ついつい文芸社や新風舎などの共同出版商法を批判し続けてきました。



いつの間にか共感してくれる仲間が増え、セミナーなどに呼ばれるようになりました。

私への本作りの依頼も増え、自分の本どころでなくなっていきました。

断れなかったのです。断ると、その人たちは文芸社や新風舎に行ってしまいます。

一方で本を作りたい人たちと話す楽しみも、私を虜にして行きました。


新風舎が倒産した今

私自身は自分がやりたかったことに専念したいと思っています。

実は、それが出来る条件が整って来たように思うのです。

この間、否応なしに私がやらざるを得なかった個人出版のお手伝いのことです。

新風舎の社員だった人たちや外部スタッフの人たちに会って確信を持ちました。

新風舎の元社員や外部スタッフは個人出版のお手伝いの楽しさを知っています。

共同出版という詐欺紛いの勧誘方法と契約内容に問題があったことも分かっています。

この人たちに今まで私がやって来た仕事の大半を委ねたいと思っています。


専業ではやれないのが自費出版事業

先の碧天舎の倒産、今回の新風舎の倒産。誰もが「何で?」と思うようです。

以前から私は一貫して、自費出版専業の事業は成り立たないと主張してきました。

新風舎や文芸社などのやり方、本の所有権や出版権を出版社側に取り込んだとしてもです。

本を作りたい人たちは増え続けてはいますが、リピーターはその内の一部です。

著者を呼ぶための宣伝を続け、豪華な事務所を用意しないと著者は絶えてしまいます。

ついつい著者を誑かしてでも継続的な売上を確保しようとします。

著者の都合でなく、自費出版業者の都合による出版点数の確保です。


個人事業か、副業か、アルバイトが限度

出版社の副業か、せいぜい個人事業でしか自費出版事業は出来ないと思っています。

今回新風舎の倒産で外部スタッフだったデザイナーさんや編集者さんに会いました。

本作りに関っていたいから新風舎の仕事を請けていた人たちが多くいました。

異口同音に、自費出版の仕事に関ることの楽しさを話してくれました。

生活費を他の仕事で稼いで、本作りの仕事は遣り甲斐としてやってこられた方たちです。

今改めて編集やデザインをやっていた人たちに自費出版を考えてもらおうと思っています。


ネットワークを作ります

幸いなことに、新風舎の倒産以前から自費出版の相談はひっきりなしに来ています。

私の2度に渡る入院などで、ずるずると制作を遅らせている本も多数あります。

専業でやられるとなると責任は持てないのですが、仕事の大半は移譲出来ます。

私は企画の相談に乗ったり、原稿を読んで市販本を作る上での相談に専念できます。

元々がそのような相談窓口を作ろうというところからJPS出版局が発足しています。

全国に自費出版の受け皿会社が出来れば、もう共同出版の被害者は出て来ないでしょう。

ようやく4年近く前の隠居暮らしに戻れそうです。


私たちが手掛けるのは個人出版と一人出版社です

著者が実質的な発行元となり世に問う本です。自費出版の中の一つの分野と考えて下さい。

それが事業となったものを一人出版社と呼んでいます。

いずれも商業出版と肩を並べる書店売りを前提にしています。

そのためのネットワークに限定しようと考えています。

私はそれ以上のものも、それ以下のものも手掛けるつもりはありません。

先に書いたダイレクト印刷等の本は、直接印刷屋さんに相談された方がいいと思います。

もちろんいつでも、ご紹介やご相談には乗るつもりですけどね。


追記

この間私の仕事を手伝ってくれた「かっちゃん」さんや「ラスカル」さんもいます。

先ずは10人ぐらいのネットワークです。すぐに全国各地にネットワークが広がるでしょう。

凄いメンバーですよ。一番仕事の能力に欠けているのが私かも知れない。












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Last updated  Feb 7, 2008 10:34:17 PM
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聖書預言@ Re:ネットを再開するぞーっ! と思ったとたん(04/28) 神の御子イエス・キリストを信じる者は永…
KURADON @ Re:ネットを再開するぞーっ! と思ったとたん(04/28) わあっ❗️ いきなり KURADONさん とでた!…
マリア4415 @ Re:会おうね。関西の人、中国地方の人(08/05) はじめまして。突然お邪魔して申し訳ない…
秦野の隠居@ Re:よかった(04/28) のりのりさん ----- 完全復活です。 アメ…
のりのり@ よかった 久しぶりにのぞいてみたら、ご隠居さん本…
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秦野の隠居@ Re[3]:秦野の隠居です(04/28) パパイヤさん ----- 後ほどご連絡させて頂…
パパイヤ@ Re[2]:秦野の隠居です(04/28) 今、メールを送らせて頂きました! 上記の…
秦野の隠居@ Re[1]:秦野の隠居です(04/28) パパイヤさん ----- いつでも相談に乗りま…
パパイヤ@ Re:秦野の隠居です(04/28) 良かった。 本当に生きてらっしゃる!(笑…

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38万円で本ができた


第一章 もっと手軽に自分の本を作れたら


第二章 協力出版と懸賞募集の甘い罠


第三章 自分の本を作りたい理由を考えよう


第四章 本にする原稿をまとめよう


第五章 自分の本を売ってみよう


第六章 安く本を作る方法を考えよう


第七章 物書き稼業と編集者稼業の裏表


第八章 昨今の出版業界のお寒い事情


第九章 いまどきの本屋さんと物流事情


第十章 出版業界こぼれ話


【出版後記】


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第二章 山里「コンタ」発見


第三章 知らないってことは


第四章 竹の子で仲間を釣り上げる


第五章 森の天使の小さな落し物


第六章 小悪魔『チビクロ』参上


第七章 チビクロ砦とチビクロ王国


第八章 まったくもう、田舎暮しってヤツは


第九章 チビクロ、チビコゲへ変身中


第十章 隠れビーチで日向ぼっこ


第十一章 チビクロ、何処へ行こうか


第十二章 何で、お前まで行ってしまうの


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第五話 工学書転じて実用書に 


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