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2024.11.27
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2024年ACLE第5節   横浜F・マリノスvs浦項スティーラーズの試合を日産スタジアムで観戦。2-0での勝利。以下、レポートいたします。(長文で失礼します)

【戦術】
〈横浜F・マリノス〉
攻撃では、4バックディフェンスラインとボランチ渡辺と喜田に、時に右SB松原と左SB永戸がハーフスペースに移っての柔軟なビルドアップから、両サイドで右WGマテウスと左WGエウベルの両WGがワイドに高く張ったうえ、時にCFロペスやトップ下の西村へのクサビのパスによるポストプレーを利用しつつ、右は右WGマテウスと松原に、左は左WGエウベルと永戸に、両ボランチが連携してポジションチェンジしつつパス交換し、サイド→中→サイドを繰り返しながら、ハーフスペース、さらには両ポケットへの進出を狙って攻めていく。
守備では、マンツーマンプレス時は4-2-3-1、リトリート時は4-4-2または4-4-1-1基調)
(相手CK時はゾーンとマンマークの併用)

〈浦項スティーラーズ〉
攻撃では、3バックディフェンスラインとボランチのユン・ソクジュ、キム・ドンジンとの連携したビルドアップから、両WB、右は右WBキム・インソン、左は左WBイォ・ジュンウォンが両サイド高く張ったうえ、時に1トップのキム・ミョンジュンのポストプレーを利用しつつ、両サイドへの早い縦パスを主体として両サイドからのクロスを使って攻めていく。5-4-1ブロックによるボール奪取からのカウンター攻撃を主体。
守備では、プレス時は5-2-3、リトリート時は低い位置での5-4-1のブロック対応


【得点】
41分 ヤン・マテウス(横浜F・マリノス)
90+3分 ロペス(横浜F・マリノス)

【退場】
なし

【警告】
45+3分 エドゥアルド(横浜F・マリノス)
76分 カン ヒョンジェ(浦項スティーラーズ)
90+3分 イ・ドンヒョプ(浦項スティーラーズ)

【試合の流れ】
(前半)

最初に試合の流れを掴んだのは横浜で、ビルドアップから両サイドに展開しつつ、その両サイドを基点として、チャンスを作っていく。
横浜はまず12分に、敵陣右サイドでの右スローイングを起点として、右WGマテウスがペナルティエリア中に仕掛けながら放った左足のシュートは浦項GKファン・インジェの好セーブに阻まれ、26分には、バイタルエリアにいた左WGエウベルからパスを受けたボランチ小池龍のスルーパスに、ペナルティエリアに進出して反応したトップ下の西村のシュートは惜しくもゴール左に外れてしまい、さらに29分には、右サイドでの展開から、右ポケットに進出した西村のグラウンダーのクロスに、ゴール前に進出したエウベルが合わせるも、GKファン・インジェの正面を突いてしまう。
横浜の攻勢が続く中、浦項は前線からのプレスが横浜のパス回しにより剥がされて、5-4-1のリトリート対応を余儀なくされ、低い位置からのブロックディフェンスからの両WBによる縦に速いカウンター攻撃の機をうかがうが、そのカウンター攻撃も横浜のディフェンス網に引っかかってしまうために有効な攻撃に繋げられず、逆に横浜のハイプレスによりパスの出しどころをことごとく潰されてしまい、横浜が有効な攻撃を仕掛けていく。
横浜は、39分に、敵陣右ハーフスペースにいた小池龍のクロスに、ペナルティエリア内でFWロペスが頭で合わせるも、GKファン・インジェの正面を突いてしまうが、41分に、ハイプレスから先制に繋げていく。
横浜は、浦項GKファン・インジェからのビルドアップに対して、右SB松原がプレスにより阻止し、反応したロペスが右ポケットに進出して出したグラウンダーのクロスに、ゴール前に詰めていたマテウスが反応して、ゴール右隅に冷静に流し込んで、横浜が1-0と先制する。


(後半)
浦項は右シャドーのパク・ヒョンウからカン ヒョンジェに替えて、後半に臨む。
(横浜は選手交代やシステム変更なし)
最初は浦項が試合の流れを変えるために、前線3人を起点としてプレスを仕掛けるが、横浜が落ち着いて数的優位を作って有効なビルドアップにより浦項のプレスを冷静に剥がして、試合を優位にすすめていく。
横浜は、48分に得たバイタルエリアでのエウベルのFKはバーを超えてしまう。
何とか試合の流れを変えたい浦項は、52分に、ボランチのユン・ソクジュからファン・ソウンに替え、ディフェンスラインとボランチとのパス交換によるビルドアップから敵陣両サイドへのロングフィードにより両WBを活用して縦に速い攻撃を仕掛けようとする。
これに対して、横浜は前線からの執拗なマンツーマンプレスを仕掛ける駆け引きがしばらく続いていく。
膠着状態になる中、浦項は65分に、左WBのイォ・ジュンウォンからイ・ドンヒョプに、左シャドーのペク ソンドンからキム・ギュヒョンに変えて、両サイド、特に左サイドでのWBとシャドーのコンビネーションにより活性化して打開を図ろうとする。
その後は、横浜が69分に、中央エリアでのカウンターから、西村のスルーパスに反応したロペスがドリブルにて仕掛けながら左ポケット付近まで進出して放ったシュートはGKファン・インジェにセーブされる一方で、浦項も74分に、左サイドでのカウンター攻撃から、敵陣左サイドに進出したイ・ドンヒョプのクロスに、ペナルティエリア内で反応したファン・ソウン?のシュートはバーを超えてしまう。
横浜も、78分には、CBエドゥアルドから渡邊に、西村から植中に、小池龍から天野に替えて、ビルドアップからのパス交換をベースに攻撃を仕掛けていく。
その後は、両チームともチャンスをうかがう中、横浜が89分に、中央エリアでのブレスによるボール奪取から、ロペスがドリブルにて仕掛けながら放ったシュートはゴール左に外れてしまう。
ロスタイムに入り、横浜が90+3分に得た天野の右CKにて、ゴール前での競り合いの中、イ・ドンヒョプが松原を倒してしまい、横浜にPKが与えられて、キッカーのロペスが冷静にゴール左隅に流し込んで、横浜が2-0と突き放す。
リードを広げられた浦項は左サイドへのロングフィードにより反撃し、敵陣左サイドから左ポケットに進出して反応したカン ヒョンジェがペナルティエリアにて松原に倒されてしまい、浦項にPKが与えられる。
キッカーのFWキム・ミョンジュンはゴール中央下を狙ったが、横浜GK飯倉が右足で阻止して、浦項に得点を与えず、横浜が2-0で勝利。

【システム】
(横浜F・マリノス)4-2-1-3(右から)
GK  飯倉
DF  松原、上島、エドゥアルド(78分 渡邊)、永戸
ボランチ 小池龍(78分 天野)、山根
トップ下 西村(78分 植中)
FW マテウス(87分 井上)、Aロペス、エウベル(87分 宮市)
(守備時はハイプレス時は4-2-3-1、リトリート時は4-4-2または4-4-1-1)

(浦項スティーラーズ)3-4-2-1(右から)
GK  ファン・インジェ
DF  チョ・ソンジュン、チェ・ヒョンウン、イ・ギュベク
MF キム・インソン(77分 ユン・ミンホ)、ユン・ソクジュ(52分 ファン・ソウン)、キム・ドンジン、イォ・ジュンウォン(65分 イ・ドンヒョプ)
シャドー  パク・ヒョンウ(45分 カン ヒョンジェ)、ペク ソンドン(65分 キム・ギュヒョン)
FW  キム・ミョンジュン
(守備時はプレス時は5-2-3、リトリート時は5-4-1)

【勝負の分かれ目】
横浜が前線からの厳しいマンツーマンプレスにより、浦項のビルドアップを阻止したとともに、攻撃でも、有効なビルドアップから、ハーフスペースやポケットへの進出により、多くのチャンスを作って、浦項のディフェンスラインを下げさせたこと。

【まとめ】
横浜は、前線からのハイプレスが有効に機能して、終始試合を支配することができた。
攻守ともバランスがよく、浦項を圧倒できた。
最後のロスタイムでのPK献上も飯倉がストップして完勝。

浦項は、3バックからの両サイドを使った攻撃を展開したかったものの、横浜のハイプレスにより、ビルドアップが寸断されてしまい、有効な攻撃を展開できなかった。
ロスタイムに得た唯一の決定機(PK)も飯倉に止まられてしまい、完敗。




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最終更新日  2024.11.27 22:47:43


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