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2008.01.16
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カテゴリ: 理科授業実践から
今回は、校内の研究授業だったため、授業後の研究会で話題になったことをもとに、授業を振り返る。

○「高さ」と「遠さ」を整理したつもりの私

 「太陽が遠くなるから」と考える子どもがいることは、前時のリフレクションで分かっていたことである。授業前、私は「観察から分かることは?」と問うて整理すればよいと考えていたし、実際に授業の中で次のように話した。
 「遠いか近いかが分かりますか?巻き尺で何mって測ったわけじゃなかったよね。はかったのは何でしたか?」
 「高いか低いかだけを調べましたよね。今日は、太陽が高いか低いかは分かりますね。この高いか低いかがかげの長さに関係ありそうですね。かげの長さは、太陽の高さが変わると、どのように変わるのでしょうか。」
 しかし、この直後、Tくんは次のように発言している。
 「(イスの上に立って)短い、短いよ。遠いほど短いんだよ。」
 教師が、説明し、整理したにもかかわらず、それでも子どもたちは「こだわる」ということであろう。もちろん、「整理したつもり」になっていた私が一番の問題なのだが・・・。



 懐中電灯を子どもたちに渡し、しばらくすると、イスの上に立って棒を照らす子どもが数名見られるようになった。私は、「高い」ときを調べているものと思い、他の子どもたちにもイスの上に立つように促した。もちろん、子どもたちは真上から棒を照らすことになり、「短くなった」という大きな声があがった。この姿を見て私は「大喜び」である。太陽が「高いとき」を調べている(と、私は「整理したつもり」)のだから、かげが短くなったのは太陽が「高く」なったからと考えるものと思いこんでいたのである。
 しかし、子どもたちはイスの上に立って「遠いほど短い」と発言している。授業後によく考えてみると、「高さ」による違いを考えさせるためには、イスの上に立たせる必要はなく、むしろ、イスの上に立たせたことで子どもたちに「遠くなった」ということを印象づけてしまったことに気づく。逆効果だったのである・・・。

イスの上に立ち「短くなった」と声をあげる子どもたちを見て、単純に喜んでしまった私。私が一番「高さ」と「遠さ」を理解していなかったのである。(つづく)





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最終更新日  2008.01.16 20:06:52
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