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2013.01.21
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最近、このblogで紹介した記事の中に「授業リフレクション」に触れてものがいくつかある。今年の研究の視点にも、一番目に「リフレクション」を明記している。

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私がこの授業リフレクションを知ったのは、今から7年前、秋田喜代美先生(東京大学)の研究室を訪ね、佐藤学先生(学習院大学、当時、東京大学)が参加される研究会に参加するようになってからである。研究授業の事後研そのものが授業リフレクションになっていることに驚いたことを覚えている。

また、実際に授業後にリフレクションをするようになったのは、鹿毛雅治先生(慶應義塾大学)に何度か授業を観てもらい、いっしょに振り返りをしていただいてからであるから、ちょうど6年前である。(そのときのことは、このblogの「小さな出来事に学び続けること」に書いた。)

それから私の研究の中心が授業リフレクションになっていた。いろいろな論文や雑誌の原稿にも、必ず位置づけるようにしてきた。 本校のHPでダウンロードできる「子どもの『論理』を見取り、言語活動を評価する」 には、次のように書いている。

・・・・・

3「論理科」の評価で大切にすること

 本校の「論理科」では、授業中・授業後において、次のことを大切にしています。授業中は、なるべくゆっくりと発言することを促し、最後までしっかりと聴く。発言の内容だけ板書するのではなく、指示語や接続語、文章表現として使われる「ことば」も取り上げ、「語り」そのものを可視化するようにしています。また授業後は、ノートやワークシートなど、子どもが記述したものを読み返すとともに、ビデオを使って複数の教師で授業リフレクションを行っています。リフレクションとは「ふり返り」のことですが、発言の良し悪しだけでなく、一つ一つの発言をきちんと意味付けながら、次の授業につながる課題を明らかにするものです。この授業リフレクションの中で、「ここまでできていたのに」「こんなところでつまずいていたのか」「こんなおもしろい考え方をしていたのか」というたくさんの驚きや発見が生まれています。このことは、「論理科」のみならず、全ての教科等で言語活動を評価し、充実させることにつながっていると考えています。

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また、授業リフレクションに取り組みはじめた当時、 このblogでは、次のように書いている

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今回、「授業リフレクション」に取り組んだ。もちろん、これまでもビデオを見て振り返ることはあったのだが、その「目的」が異なる。鹿毛先生の「リフレクションシート」の説明を後回しにしているのだが、この「授業リフレクション」について、千々布敏弥氏(国立教育政策研究所)の「日本の教師再生戦略」の中に分かりやすい記述があったので紹介する。

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 静岡大学教育学部附属浜松小学校では、授業のビデオ記録を活用した授業の振り返り(リフレクション)を実践している。授業者は授業のビデオ記録を視聴しながら、自分で気になる場面があったらその場をストップし、そのときの自分の考えや感情、とった行為を説明する。事後的な反省ではなく、その場での自分の内面に忠実に報告する。
 授業の振り返りを行う際には、仲間を一人同伴させる。仲間は、授業者の説明を聞きながら、授業者が自分の内面に注意を向けるように促す。授業リフレクションの場合は、ビデオまたは音声テープで記録し、場合によっては文字記録に起こす。文字記録を作成する際には、自分が知覚した場面、その場における自分の解釈、感情、自分の判断、行為を分けて記述する。このような授業リフレクションを通じ、教師は子どもの見方を再構築し、さらには自分自身についての見方も再構築していく(藤岡 1999)。

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つまり、授業リフレクションとは、「ああすればよかった」という単なる反省ではない。授業の中で、「子どもと教師が何を経験したのか」を忠実に明らかにしていくことであろう。そのことにより「子どもの見方」と「自分自身についての見方」を再構築することをめざすものである。

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授業リフレクションは、方法ではない。「授業設計から授業デザインへの授業観を転換する」ことであり、「教師の成長を促すもの」であろう。







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最終更新日  2013.01.21 14:10:04
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