授業研究のあしあと

授業研究のあしあと

PR

×

お気に入りブログ

横山幸生 授業研究… 横T555さん
米野真理子のお買い… ショッピングソムリエ・米野真理子さん
宮脇真一 学習環境… shin-kbさん

カレンダー

バックナンバー

2026.05
2026.04
2026.03
2026.02
2026.01

コメント新着

溜池善裕@ Re[2]:ちょっと立ち止まって(その3)(09/14) ここのところ、授業記録と重松先生による…
ハラグチ @ Re[1]:ちょっと立ち止まって(その3)(09/14) 溜池先生。いつもありがとうございます。 …
溜池善裕@ Re:ちょっと立ち止まって(その3)(09/14) 熊本大学教育学部附属小での小規模な最初…
ハラグチ @ Re:興味深く読んでいます(06/21) みちたさん。遅くなってすみません。 …
ハラグチ @ Re:興味深く読んでいます(06/21) みちたさん、ありがとうございます。 何…
2013.06.17
XML
カテゴリ: その他
先日、このブログの「モデリングとスキャフォールディングのある学びに」に書いたように、「創造的な学び」を実現するためには、「友達の考えをたどること」「友達の考えを足場にすること」「自分の考えを(振り返って)たどること」、そして、「根拠となる事実を見直すこと」の関係を明らかにする必要があるだろう。

そこで、先日いただいた内田伸子先生(筑波大学監事)のメールをもとに、5年前から主張している『「聴く」-「語る」関係の図』を改めて見直してみる。

スクリーンショット 2013-05-23 15.00.41.png

まず、「1)聴く」である。これは、友達のモデル(考え)と自分のモデルの「違いに気づき(比較)」「違いを明確にする(類推)」段階である。もし、自分のモデルをつくることができない場合は、友達のモデルを採用してもよいだろう。ただ、そのときも、他の友達のモデルと比べ、違いを明確にすることが必要である。

次に、「2)語る 3)自己モニタリング」である。これは、語りながら(もしくは、書きながら)「違いをもたらした原因を探る」段階である。ここでは、「友達の考えをたどること」「友達の考えを足場にすること」「自分の考えを振り返ること」が行きつ戻りつと往還することが大切である。このとき、それぞれのモデルが「何を根拠に」「どのように結論を導き出しているか」という「根拠」と「理由づけ」を明らかにすること(因果推論)が必要がある。その中で、改めて「1)聴く」こともあるだろう。

さらに、「3)自己モニタリング 4)データの見直し」である。これは、自分のモデルが正しいか友達の考えが正しいか「事実に照らして判断し、決定する」段階である。ここでは、自分、もしくは、友達のモデルが導き出された根拠であるデータの真偽性を見直すとともに、他のデータとの関連も検討することもあるだろう。

このような過程を経て、「新たなモデルを構築する」のであろう。もちろん、この「新たなモデルを構築する」段階においても、「4)データを見直す」とともに「1)聴く」にもどることが必要である。なぜならば、友達のモデルが「足場」になるからである。

このように考えると、『「聴く」-「語る」関係の図』も、大きく修正を加える必要はないようである。(どうして「聴く」からはじまるのかという質問にも、少し答えることができたようだ。)ただ、その過程の中で、自分と友達のモデルを「比較」「類推」することができているか、「友達の考えをたどること」「自分の考えを(振り返り)たどること」で、「因果推論」することができているか、自分と友達が根拠とした「データを見直す」とともに、それらのデータを「関係付け」ることができているかということが大切なのである。

しかしながら、「比較しなさい」「因果関係を明らかにしなさい」「他のデータと関係付けなさい」と直接的に指導しても「創造的な学び」につながらないと、「聴き合う授業づくり」に取り組まれている先生方は直感的に思われるだろう。(この「直感的」な部分を、しっかりと子どもの姿で説明していく必要もあるのだが・・・。)やはり、『「聴く」-「語る」関係』が必要なのであり、スタートなのである。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2013.06.17 10:13:14
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: