授業研究のあしあと

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2013.08.30
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カテゴリ: その他
先日自宅に届いた「Rimse No.5」((財)理数教育研究所 2013)に目を通すと、中村柾樹先生(大阪大学)が連載の中で「サイエンスカフェ」を紹介されていた。(以前、内田伸子先生(筑波大学監事)が東京で開かれているサイエンスカフェで話(話題提供)したと聞いたことがあったので、目に止まったのだろう。)

・・・・・

 サイエンスカフェとは、カフェやバーといった場所で、コーヒーやビールを飲みながら、研究者と市民が科学技術をめぐるさまざまなテーマについて語り合うイベントである。

 ・・・ (中略) ・・・

 英国では、基本的に一人の研究者がゲストとして招かれる。ゲストが15分〜20分程度の短い話題提供を行った後、ドリンクの注文などのための休憩時間を15分前後はさんで質疑や意見交換、議論が1時間近くにわたって行われる。
 ここで重要だとされるのが、ゲストの話題提供の後の休憩時間である。わずか1時間半ほどのイベントで話題提供の直後に休憩を取るのは異例に思えるかもしれない。事実、休憩を取るようになったのは偶然によるものだった。

 ・・・ (中略) ・・・

 そして話題提供が終わったところで、何人もの参加者がドリンクを注文しようとカウンターに向かったのだった。主催者はそのままディスカッションを続けるつもりだったが、コーヒーをいれる機械の音が大きく、ディスカッションを続けるのが困難だったため、やむなく休憩を取ることにしたという。しかしその休憩が思わぬ効果をもたらすことになった。カフェのテーブルで偶然隣り合わせて座った参加者たちは、休憩の時間の間、ゲストによる話題提供をめぐって雑談し始めた。「○○がよくわからなかった」「○○が納得できないんだけども」。隣の人とそんな会話を交わすと、同じような疑問や感想を抱いているのが自分だけではないことが明確になる。そのことが発言に対する心理バリアを低めるように作用した。人は得てして、話を理解していないのは自分だけではないかと思うと、そのことをなかなか率直には表明しにくいものである。結果として、休憩後のディスカッションはかなり盛り上がることになったという。

・・・・・



まず、授業の中でのグループの効果。いきなり学級全体の話し合いでは心理バリアが高く、グループでの話し合いを入れることが有効なのである。また、そのグループでは、わかったことではなく「わからないこと」「納得できないこと」を交流する場だと、授業者も子どもも再確認する必要がある。

次に、理科授業の「すき間」の時間を見直す必要があるということ。実験道具の片付けのときなど、つい「だまって、さっさと」と指示してしまう。授業前の時間もそうである。よく考えると静かに教師を待っている必要はないのである。「結局昨日の実験結果がよくわからなかったんだけど」と「雑談」している方が自然なのである。(もちろん、理科室なので騒いだり暴れたりはダメだけども。)

話が授業から逸れるが、普段の職員室でサイエンスカフェのような授業研究会ができないだろうか。もちろん、校内研の日に「きちんとした」授業研究会はするとして、同じ学年や時間のある先生方と「リラックスした雰囲気」の中で。たとえば、職員室の一角に数名でコーヒーでも飲めるようなスペースを確保し(できればソファーで)モニターを準備する。放課後の4時半ぐらいから授業者が簡単な説明をしながら20分程度授業ビデオを視聴する。その後、コーヒーをいれるための休憩を取り、ちょっとした雑談をはさんで授業について1時間程度(6時頃まで)議論する。週に1、2回でもそんな風景のある職員室にできないものか。やろうと思えば、そう難しいことではないのだが、なぜか壁は高い。

ネーミングだけは「リフレクション・カフェ」もしくは「デザイン・カフェ」と決めているのだが・・・。





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最終更新日  2013.08.30 22:25:03
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