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2013.12.12
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カテゴリ: 理科授業実践から
前回のblogのつづき。

グループでの話し合いの後、「どうして、実際の地層とペットボトル実験では層の重なり方が違うのか」という課題について学級全体では次のように話し合いが進んだ。

IMG_5127.jpg

・・・・・

smさん「まずペットボトルの実験では、上のところから全部混ぜて落としてて、でも、実際の地層では落とすんじゃなくて、私は波で流れてできてるって思って、重い方はやっぱりその場に残ってるから、その砂と泥とれきだったられきが一番重いので、その実際のやつだったられきがその場に残ってるから、れきがないんじゃないかなと思いました。」

T   「軽いものはどうなるんですか?」

smさん「軽いのは、波に流されて、地層があるところに行く。」

KGくん「えっと、ぼくは、一気に流れるか、なんか、少しずつ流れていくかの違いだと思う。」

T   「どういうこと?」

KGくん「なんか、ペットボトルの実験のときは、砂と泥とれきを混ぜたものを一気にペットボトルの中に少ない時間で入れたけど、川は少しずつ、れきとかを少しずつ海のところに流れるから・・・。」



KGくん「・・・川。」

shさん「えっと、私は、実際の地層の方は、あっ、れきの層がないというのは分かんないんですけど、実際の地層の方は、まあ、何度も泥と砂とれきが流れてから、流されるっていうのがくり返されるからぐじゃぐじゃになってるんだと思うんですけど、実験に地層の方は、一度しか流してないから、だから、その中で重い順になったのかなと思いました。」

MKくん「えっと、shさんが、れきがないのがわからないっていったけど、それはその、前の授業でもいったように、れきは一番、砂、泥、れきの中で一番重いわけだから、川にあまり流されずに、川で何十回に1回のペースで、地層に入ってくると思いました。」

T   「れきはいつもは流れてこないということ?れきがなんだから?」

MKくん「れきは一番重いから、何十回に1回だと・・・。」

esさん「私は、二つ意見が合って、一つ目は、水の勢いによって変わるんじゃないかなって思って、ペットボトルの実験のときは水は止まっていたから、だから軽いものは浮いて、漂ってからゆっくりと積もっていったと思うんですけど、でも、実際の地層だったら、水は流れているわけだから、水の勢いとかで軽いものもどんどんおされて、泥が一番下に積もったんじゃないかなって思ったのと、あと、SMくんがやった実験と実際の地層のでき方は同じじゃないかなって思って、典泰くんが板みたいのを使ってどんどんゆっくり流していったっていってたんですけど、実際、泥、砂、れきの中では、一番泥が粒の形が丸っこいと思うから、丸いものだったら、たぶん、板とか斜面になっているところだったら、角ばっているものよりも、早く流れていくと思うから、だから私は、一番粒の形が丸い泥が下に・・・。」

T   「海は実際止まってるんじゃなくて流れているから、先に流さえていく。」

IYくん「えっと、MKくんと似てるんですけど、れきは重いから残るんですけど、雨とか川の流れによって、どんどん浸食されて小さくなっていって、そしたら砂と同じ重さになる、分かんないけど、砂、小さくなって、だから、もう地層になるときには、石じゃなくて、砂とか泥になっているだと思いました。」

・・・・・

KGくんは、5年「流れる水のはたらき」や自由研究で調べた粒の大きさの違いによる流されやすさの違いを根拠に、「れきが積もることは少ない」ことや「泥が一番に流され下に積もる」ということを主張しようとしているのだろう。また、MKくんも「何十回に1回」とはどんなイメージをもっているのかよく分からないが、「れきが流れにくい」ということを根拠に「れきの層がない」ことを説明している。それに対し、esさんは実際の海をイメージしていることが分かる。しかし、shさんの発言にあった「くり返す」ということを意識していないようにも見える。

が、結局上手く整理できないまま子どもたちに次のように尋ねてしまう。



T   「ちょっと違う考えが出てきてるんだけど、KGくんは、少しずつ流されてきたから、積もり方がこういうふうになったんだって。それに対して、shさんは、ちょっと違うよね。どう違うか、近くの人と話し合ってみて。」

・・・・・

いきなり「どう違うのか」問うのではなく、KGくんの実験の方法とペットボトル実験の方法を丁寧に比較すればよかったのだろう・・・。

(つづく)

※ 今回の記録は、 平成25年9月19日のものである。





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最終更新日  2013.12.12 14:37:27
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