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2014.01.11
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カテゴリ: 理科授業実践から
先日、このblogで次のような子どもの発言は生物同士のつながりを深く理解しているとは言えないと書いたのだが、その後、このblogを読んだ本校の先生に「どこがいけないのか」と尋ねられた。

・・・・・

「動物が呼吸で二酸化炭素を出すから、植物は光合成することができる。」

・・・・・

このことについて、コンラート・ローレンツの「ソロモンの指輪」(日高敏隆訳 早川書房 1998)には次のように書かれている。

・・・・・

 アクアリウムは一つの世界である。なぜならそこでは、自然の池や湖とおなじく、いや結局はこの全地球上におけるのとおなじく、動物と植物が一つの生物学的な平衡のもとで生活しているからである。植物は動物が吐きだす炭酸ガスを利用し、かわりに酸素を吐きだしている。植物は動物とちがって呼吸せずその逆をやる、というのは正しくない。植物も動物とまったくおなじように、酸素を吸いこみ炭酸ガスを吐きだしている。しかしそれとはまったく別に、成長しつつある緑色植物は炭酸ガスをとり入れている。植物は自分の体をつくりあげるために炭酸ガスを使うからである。そしてそのさいに植物は、呼吸に使うよりももっと多量の酸素を吐きだすのだ。この余った酸素によって、動物と人間は呼吸してゆける。最終的には植物は、ほかの生物の排出物や死体がバクテリアに分解されて生じた物質を同化して、ふたたびそれを物質の大きな循環の中にくみ入れる。

・・・・・

「植物は、呼吸に使うよりももっと多量の酸素を吐きだす。この余った酸素によって、動物と人間は呼吸してゆける。」つまり、「Win-Win」といった単純なモデルでは説明できないのである。もし、この植物と動物のつながりを子どもたちが図に整理しようとするとき、酸素・二酸化炭素を表す矢印の太さが問題になってくるのだろう。





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最終更新日  2014.01.11 12:12:36
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