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2014.01.23
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カテゴリ: その他
前回のblogのつづき。一昨年の研究発表会の全体会で提案したときのプレゼン。

・・・・・

次に、「論理科」カリキュラムの開発について説明します。私たちは、「論理科」のカリキュラムを開発するに当たり、「論理科」の目標を次のように設定しました。

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じっくりと「みる」「語る」活動を通して、他者と積極的に対話しようとする態度の育成を図り、論理的に考えることのよさと他者に分かりやすく説明する方法についての理解を深めるとともに、「ことば」に対する関心を高めメタ言語意識を養う。です。

この目標をもとに、本校では「小学校学習指導要領『論理科』」を作成しています。お手持ちの紀要に乗せておりますので、そちらをご覧ください。

また、「論理科」の授業を構想する上で「芸術」「くらし」「科学」の3つの領域を設定しました。

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そして、この三つの領域の一つに焦点化して1単元を3時間で構想する「タイプ1」と、三つの領域を横断し論理力を総合的に身につけさせるため、より探究的な主題を設定し1単元を10時間から12時間程度で構想する「タイプ2」の、二つのタイプの単元を設定しました。

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このことにより「論理科」と各教科等における思考のつながりが明確になり、全ての教科等で言語活動を充実させることができると考えます。

それでは、実際の「論理科」の授業について説明いたします。

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そこで、1単位時間の授業の流れを「みる」「書く」「語る」「振り返る」としました。この授業の流れを、4年タイプ1、科学領域の実践を例に説明します。ここでは、昨年「朝食の習慣化」を目的にして各学校に配られたポスターを提示するとともに、あるテレビ番組の中でニュースキャスターが「毎日朝食をとると成績が上がる」とコメントしたことを伝えました。

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すると、多くの子どもたちは「お家の人も、朝ご飯を食べなさいという」など、これまでの生活経験をもとに「このコメントは正しい」と発言します。しかし、このポスターに書かれていることをじっくりとみてみると、「集中力が高まる、やる気が出るとは書いてけど」と、疑問をもつ子どもがあらわれます。

そこで、「毎日朝食をとると成績が上がる」というコメントは本当かという課題を設定し、自分の考えを「書く」時間を設定します。学年や授業ごとに変わるのですが、おおむね8分から10分程度の時間を設定しています。

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その後、男女混合の4人一組グループで自分の考えを「語る」時間を設定します。自由に自分の考えを語るとともに、友達の考えと比べ自分とは異なる視点に気づくことができるようにします。

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その後、席をコの字型にし、学級全体で話し合います。ここでは「やっぱり朝ご飯を食べることは大切だ」と多くの子どもが主張する中、「朝ご飯を食べることと、勉強することが必要」「朝ご飯を食べるだけでは成績は上がらない」と、少しずつ根拠と主張のつながりの悪さや、結論の導き方の不十分さが明らかになっていきます。

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「成績が上がりやすくなるだけで、絶対に上がるというわけではない。」このように根拠となる事実と、そこから導かれる主張の関係を、友達といっしょに見直す子どもの姿を見ることができました。

最後に「振り返り」です。

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話し合ったことを手がかりに、自分の考えや考え方の妥当性を吟味して、あらためて自分の考えを筋道立てて説明します。

(つづく)






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最終更新日  2014.01.23 15:31:48
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