みなさま。明けましておめでとうございます。
今年一年、よろしくお願い申しあげます。
さて、今日1月3日はちょうど正月三が日で《友引》ですね。
みなさまはどんな気持ちで、2014年をスタートしましたか?
私は家族で帰省も済ませゆっくりとお正月を過ごしながら、
2014年にやるべきことを考えておりました。
そこで、これから家を建てる・リフォームする、購入するにあたっての
基本的考え方をご案内しましょう。
できればずっと快適に、愛着を持って住むためにも、【家に対する価値観】を
見直すことが必要だと思います。
まずは、この年始にぜひご家族で、大切なものの優先順位を見直してみること
もポイントです。 仕事内容、方法、家族、パートナーシップ、人間関係、家づくり
にかかるお金の要素。様々な要因によって、ご自身の【家に対する価値観】を
見直すことができます。
その中でも 私が考える今年の家づくりキーワードは、
【住宅の高性能化】と【新しい暮らし方重視】
【住宅の高性能化】は、あちこちで話題となった温度変化の激しい住宅が
及ぼす健康への影響から関心が高まることが予想されます。
【新しい暮らし方重視】は家を建てる方々が、二世帯居住、賃貸併用住宅や
シェアハウスなど、ありとあらゆる暮らし方に目を向けているためです。
さて2013年は、オリンビック招致の成功と消費税増税前の駆け込み需要から
家を建てる職人さんはどの現場でも引く手あまた。そのため、各現場における
職人さんの手配が遅れることでお引き渡しが遅れ、ましてや腕のたつ職人さん
だとしても個々の現場でしっかり時間をかけられないことから、雑な工事のまま
でお引き渡しに至ってしまう残念な例もよく聞くようになりました。
でも、【住宅の高性能化】は、新築・中古住宅を問わず、家づくりの検討で
いっそう重要なことになってきます。
一昨年発表された、2020年までの新築住宅省エネ義務化。
住宅の高性能化に向けて1番大切なことは、住宅の高性能化を熟知している
良い施工会社にどう出会えるかが、最大のポイント。
また、2013年に続いて自分らしい【暮らし方】にも大きな変化がみられます。
大きな目的は【高齢単世帯】を孤立させない暮らしかた。
いずれ自分たちが高齢単世帯になったとき、家族で、地域で孤立せずに生活
できるような家づくりが重要となります。さらに、家族のありかた、そして地域
コミュニティにまで踏み込んだ家づくりを計画する方々が増えてきました。
消費税増税を前に、将来に対する不安も大きくなります。
その中で、本当に自分らしい価値観を見つけていく人が増えたらいいなと
思っています。
最後になりましたが、今年もよろしくお願いいたします。
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