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千葉県議会で「シャンプー施設のない理髪店」を認めないという条例案が提出されたそうです。
ターゲットとされたのは「QBハウス」。
同社の躍進の煽りをくらって既存の理髪店の経営が思わしくなくなったのが実質的な理由で、理容組合などの陳情を受けて地方議会議員が提出したそうです。
驚いたことに、同じような条例が他県にも既に存在していることでしょう。
私自身はここ数年間「QBハウス」以外は利用していませんが、店内の清潔度や店員さんの手早さ、はたまたカットの上手さ、どれをとっても今まで利用した理髪店をはるかに上回ります。
おまけに時間が10分程度で値段も1000円ということから、安くて無駄な時間を浪費しなくて済むという大きなメリットがあります(機会費用ベースで比較すれば、既存の理髪店の平均4倍くらいは安上がりで、時間価値の高い人であれば10倍くらいメリットがあるのではないでしょうか)。
シャンプー施設がなければならないということについての合理的な理由は全くありません。
ゆっくりとシャンプーをしてもらいたければ既存の理髪店に行けばいいだけのことで、これこそまさに個人の選択の自由でしょう。
既存理髪店も、「10分1000円」で営業をする(もしくはコースを設ける)ようになれば遠方の「QBハウス」に足を運ばなくとも近隣の住人にとってはありがたい話です。
営業の自由と消費者の選択の自由を著しく制限する条例であって、間違いなく憲法違反となるでしょう。
このような地域住民に不利益をもたらすような条例案を、いくら支持者層に頼まれたからと言って提出するような議員は恥を知るべきでしょう。
断れない間柄の人たちに頼まれても、地域住民の利益を増進させるという自らの職責に鑑み、土下座をしようが袂を分かとうが自己の信念を貫くことこそ真の政治家ではないでしょうか?