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2010.04.05
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女囚701号 さそり.jpg


1972年公開の東映製作「女囚701号 さそり」は
女囚をテーマにしたバイオレンス映画である。

主演に美しく整った顔立ち、
妖艶かつアウトロー的な要素を持つ梶芽衣子を起用し
恋人の裏切りに対し復讐の怨念を異常に燃やし続ける
松島ナミ役を演じました。

松島ナミ(梶芽衣子)は恋人で麻薬取締り刑事の
杉見(夏八木勲)に麻薬捜査の囮として使われたあげく
犯人グループに犯されてしまった。


その麻薬をネタに麻薬組織海津興行に寝返ったのである。

杉見の愛を信じていたナミにとってこの裏切りは許せなく
翌日、杉見を襲うが致命傷には到らず
傷害罪で逮捕されたのであった。

復讐という執念に燃えるナミは刑務所内でも異様な存在で、
皆から反感を受けていたが木田由起子(渡辺やよい)だけが
ナミを慕い近づいていた。

ナミと由起子が懲罰房から解放された頃、
新入りの女囚・進藤梨恵(扇ひろ子)が入所してきた。

ナミ同様で他の女囚たちと肌が合わず対立しており
梨恵は片桐(横山リエ)の企みで無実の罪に陥れられそうになるが


しかしこの事件で替りに罪をきせられた政木(三原葉子)が逆上
刑務所々長の郷田(渡辺文雄)の眼をガラスの破片で刺してしまう。

怒った郷田は全員に穴掘り作業を命じ
その後、ナミだけには一つの穴を掘っては埋め、
埋ては掘るという作業をさせていた。


それを切っ掛けに日頃看守たちに虐待を受けていた
女囚たちの憎悪が爆発し大騒動を起こしたのだ。

その騒動の混乱を利用したナミは見事脱走に成功。
裏切った元・恋人の杉見への復讐を果そうとしていた。

この映画の主題歌「怨み節」はヒットし歌った梶芽衣子も
歌手としてデビューを果たすのでありました。

また大原麗子とはデビュー以前の10代頃から知合いで
よく遊びに言っていた程、中が良かったそうです。


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Last updated  2010.04.05 19:23:24
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