やくざ刑事マリファナ密売組織 | メタボの気まぐれ

1970年に「やくざ刑事」シリーズ第2弾として公開されたのが
「やくざ刑事マリファナ密売組織」である。

警視庁特捜部の隼田志郎（千葉真一）は
誠和会の資金源であるマリファナの輸入ルートを探る為、
警察に追われる幹部の石黒（内田良平）を救けて
誠和会の組織に潜入した。

そして会長の真野を襲った関東進出を企む
夏井興業の放った三人の殺し屋を撃退した事で
隼田は石黒預りという特別待遇の身となった。

元刑事の酔いどれ殺し屋・須藤に邪魔された。

このマリファナルートの新たな出現に、
隼田は夏井興業への潜入を命じられた。

やがて隼田は誠和会幹部の集合場所と時刻を手土産に
夏井興行入りし、真野以下は皆殺しの憂目にあったが、
石黒だけは隼田の計らいで難を逃れた。

そしてメキシコと某国大使館が麻薬ルートと知った隼田は
政界の黒幕・島重蔵（内田朝雄）が主犯だと突き止め
隼田は危険を承知で大使館に忍びこむが捕えられてしまう。

この危機を救ったのは意外にも自分の短命を知っている須藤で
胸を射ぬかれた須藤は大取引の場所を冥途の土産に息土断えた。

十重二重に囲まれていた。

隼田はセスナ機からのスカイダイビングで
そのど真中に飛び降り最終決着へと挑んだのだ。

この映画で注目するのはジャイアント馬場が出演しており
千葉真一を助ける力のある男として登場しており

世界に羽ばたくプロレスラーとして注目されており
極真空手出身の千葉真一と力道山門下生の馬場との共演は
格闘技界において考えられない事でありました。