逆襲！殺人拳 | メタボの気まぐれ

1974年、殺人集団のボスを捕えるため無法街に飛び込んだ
剣琢磨と武道の達人たちの死闘を描いたアクション映画
殺人拳シリーズ第3弾なのが「逆襲！殺人拳」である。

ある日、剣琢磨（千葉真一）の元に東京・西銀座の
テレフォンサービス嬢の君子（キャッシー）が中継する
電話が届いた。それは財界の黒幕・大和田青巌からで
弟・大和田剛（汐路章）が警官隊に包囲されているので
助けてほしいとの依頼の電話であった。

早速、琢磨は機動隊にまぎれ込み剛を救出するが

暴露するテープで琢磨への礼金はニセ札を掴ませた。

怒った琢磨は大和田のアジトへ殴り込み部下たちを
叩きふせるが青巌の用心棒で台湾から来た
女拳士・火鳳（志穂美悦子）に手こずってしまった。

一方、青巌はテープで東光化学社長を恐喝し
十億円を請求するが、その場に琢磨が飛び込み
テープを奪い取り逃げ去った。

青巌は火鳳が愛想をつかして用心棒をやめたので
代わりにシカゴからフランキー・ブラックを呼んだ。

青巌の妹・亜矢（池玲子）が色仕掛けで琢磨から
テープを取り戻そうとするが失敗。

君子を人質にしてテープとの交替を要求して来た。
琢磨は国頭にテープを取られた上、
国頭の沖縄古流“大津波”によって叩きふせられた。

その傷の癒えた琢磨は正武館の正岡憲道を訪ね
“大津彼”を破る必殺技の教えを乞うい

帰途、琢磨の車に乗り込んだ火鳳たちを青巌一派が待伏せ
火鳳は琢磨の身代りに殺されてしまった。

一方、国頭は青巌と手を組み琢磨に支払うべく
十億円を横取りしようとするが青巌は裏切り海外脱走を企む。
青巌の裏切りを知った国頭は青巌を殺した。

そこへ琢磨が駆け付け国頭と激烈な死闘が繰り広げられた。

この映画はマンネリ化した感が強かった為
人気は低迷しヒットには及ばなくなりました。

しかしアメリカでは高く評価されており
千葉はJJサニー千葉としてブルース・リーと共に
マーシャルアーツのスターとして人気を確立しました。