PR

Favorite Blog

大型模型掲示6 『ヤ… New! ITOYAさん

🍇新作・長編歴史小… New! 神風スズキさん

『蜜夜婚~付喪神の… てらまさん

早坂暁の傑作中の傑… モイラ2007さん

Hyakkimaru's Blog ひゃっき丸さん
2012.09.16
XML
カテゴリ: 寅さんシリーズ
男はつらいよ 純情篇.jpg



 玄界灘の波音をきくにつけ
 思い出すのは故郷 柴又の春でございます。
 未練な寅とお笑い下さいまし」


「男はつらいよ 純情篇」は1971年1月に公開された
シリーズ第6弾であり、今回のマドンナは
大映の看板女優と謳われた若尾文子である。

舞台は木枯しの吹く初冬の長崎港。
相も変らずテキヤ渡世で旅している車寅次郎(渥美清)は
五島列島の福江島に出かけて行った。

そこには長崎港で知り合った赤ん坊連れの
出戻り女・絹代(宮本信子)の家があり
そこで絹代と父親の千造(森繁久彌)の

たまらなく故郷柴又が恋しくなって
一目散に柴又へ向った。

その頃、柴又の「とら屋」ではおいちゃん(森川信)
おばちゃん(三崎千恵子)さくら(倍賞千恵子)
博(前田吟)たちが集まって
寅さんの噂話に花を咲かせていた。

というのは数日前・・・
「とら屋」におばちゃんの遠い親せきで
和服の似合う美しい女性・夕子(若尾文子)が
事情あって寅さんの部屋に寝泊りしながら
店を手伝っていたからだ。


寅さんがひょっこり帰って来た。

寅さんは自分の部屋が誰かに貸してあるのを知ると
カンカンに怒って外へ出ようとするが
現われた夕子を一目見るなり、忽ち逆上せてしまい
旅に出るのをやめてしまった。


将来の為に独立を考えているが
永年世話になっているタコ社長(太宰久雄)に
うまく話してくれという相談を持ちかけた。

だがタコ社長は寅さんに博の独立を撤回させてほしいと
逆に泣きつかれ、寅さんは義理と人情の板ばさみになった。

数日後、寅さんは博とタコ社長との間で
話が纏まったと勝手に思い込み
料亭でドンチャン騒ぎをしたが
酔う程に博と梅太郎の話は喰い違い
結局、寅さんは二人に何もしていない事がバレてしまった。

大もめの最中、博が充てにしていた
資金の調達が出来ない事が判明して
一応この話は一段落した。

そんな揉め事の最中ではあったが
おいちゃんの心配通り、寅さんが夕子に一層熱を上げ始めた。

しかし数日後、別居していた夕子の夫(垂水悟郎)が
とら屋を訪ねて来た事で寅さんの短い恋にも終止符が打たれた。

哀れ、寅次郎・・・

この映画でレアな登場人物が出演しており
それは騒々しい子供たちと共に登場した
タコ社長の妻(水木涼子)である。

本作の他シリーズ第1作では、さくらの披露宴に
第13作では「夢」のシーンで
一瞬だけ出演している貴重な存在である。


ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 映画ブログへ にほんブログ村 映画ブログ 名作・なつかし映画へ
にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村



【送料無料】 男はつらいよ寅さんDVDマガジン Vol.21 純情篇 【雑誌】





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2013.08.18 17:27:51
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

Profile

上段タロー

上段タロー

Calendar

Freepage List

Keyword Search

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: