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2013.03.21
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カテゴリ: 寅さんシリーズ
男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け.jpg



 寅の心はあの赤とんぼだけが知っている」


1976年に公開されたシリーズの第17弾
「男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け」は
マドンナに太地喜和子を迎えた作品である。

東京は葛飾柴叉の帝釈天、
おいちゃん(下條正巳)おばちゃん(三崎千恵子)は
寅の妹・さくら(倍賞千恵子)の息子である
満男の新入学祝いをしていたところ
寅(渥美清)が旅から帰って来た。

ある夜、寅は場末の酒場でウサンくさい老人と知り合い

ところが翌朝、この老人はぜいたく三昧で、
食事にも色々注文をつけておばちゃんを困らせる。

老人はすっかり旅館だと思っており
お世話になったお礼に一枚の紙に絵を描き
これを神田の大雅堂に持っていけば金になる
と言って寅に渡した。

半信半疑の寅だったが店の主人に恐る恐るその絵を渡すと
驚いた主人(大滝秀治)は7万円もの大金を寅に払った。
この老人こそ日本画壇の第一人者である
池ノ内青観(宇野重吉)だったのだ。

それから数日後、兵庫県・竜野で偶然にも

寅を青観の弟子と勘違いして二人を料亭で大歓迎。
美人芸者のぼたん(太地喜和子)の心ゆく接待にご機嫌の寅。

そして夏、とらやにぼたんが寅を訪ねて来た。
ぼたんは苦労して貯めた200万円を
ある男に貸したまま逃げられ

寅に会いに来たのだった。

おいちゃんたちは寅を押さえて
タコ社長(太宰久雄)をぼたんに付けて男に会いに行かせた。
男は大きな中華料理屋を経営しているのだが
店は女房名儀で一銭もないと払おうとしない。

烈火の如く怒った寅だったが、ぼたんは
「その気持だけでうれしい」と涙を流すのだった。

そこで寅は、青観に事情を話して
絵を描いて貰って金にしようとしたのだが
「金のために絵を描く事は出来ない」と撥ね付けられた為
大憤慨して青観の家を飛び出してしまい
一方のぼたんも寅の温い思いやりを背に竜野へ帰った。

夏も盛りの頃、旅に出ていた寅はぼたんに会いに
再び竜野を訪れた。

ところが・・・

今回のマドンナ役を演じた太地喜和子は
東映6期ニューフェイスオーディションに合格し
当初は志村妙子という芸名で映画に出演しており
1963年に東映を離れ俳優座養成所15期生入団。

しかし杉村春子の芝居に衝撃を受け
1967年には文学座に入団した。
「欲望という名の電車」「近松心中物語」
「唐人お吉」などで杉村春子の後継者として期待が高まり
テレビドラマ「白い巨塔」の花森ケイ子役で有名となる。

太地は志村けんの大ファンであり
その縁で「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」に出演し
「志村けんのだいじょうぶだぁ」ではコントに挑戦した。

1992年、静岡県伊東市で乗用車が桟橋から
海に転落する事故により48歳で死去しました。


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Last updated  2013.03.21 06:59:55
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