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2013.05.08
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カテゴリ: 寅さんシリーズ
男はつらいよ 翔んでる寅次郎.jpg



 上出来だよ 花婿さん どんな顔してた?」


1979年8月に公開されたシリーズ第23弾
「男はつらいよ 翔んでる寅次郎」
今回のマドンナは倦怠感のある
独特なしゃべり方で有名な桃井かおりである。

北海道を旅する寅次郎(渥美清)は
同じく一人旅の娘・ひとみ(桃井かおり)と知り合い
彼女が旅館のドラ息子の毒牙に掛る所を救い
ひとみと一夜の宿を共にする事になった。

ひとみはある会社の社長の息子・邦夫(布施明)との

寅次郎から賛沢だと窘められる。

数日後、ひとみと邦夫の結婚式が豪華に行われたが
人形の様な花嫁姿に耐えきれなくなったひとみは
ウエディングドレスのまま式場を飛び出し
思わず寅次郎から聞いていた柴又と言ってしまう。

花嫁姿のひとみがやってきて、とらや一家は大騒ぎ、
そこへ寅次郎がひょっこり帰ってくるが
ひとみの母・絹子(木暮実千代)が迎えに来ており
そんなひとみは頑として家に帰ろうとせず、
気持が落ちつくまで“とらや”で預かる事にした。

ひとみの家の者は彼女が式場から逃げ出したのは

その話をひとみは笑い話として報告するが
寅次郎はまた勘違いしてしまい胸が時めいてしまった。

ある日、ひとみを訪ねて邦夫がやってきた。
失恋の経験豊富な寅次郎は邦夫に
「失恋も人生経験のひとつ」と慰めるのだった。


自動車修理工場で働き出し
彼はひとみを悪く言う父に反発し
家を出た挙げ句に会社も辞めて
好きなひとみの住む町で暮らそうと決心したのだ。

邦夫の知らない一面を見てひとみは心を動かされ
改めて邦夫との結婚を決意する。

そして二人は仲人を寅次郎に頼んできた。

寅次郎にはつらい話だが逃げ出すわけにはいかない。

傷心の寅は数日後、例によって柴又を後に
旅にでるのだった・・・

今回のマドンナを演じた桃井かおりは
1971年に映画「愛ふたたび」で浅丘ルリ子の妹役でデビューし
ATG映画「あらかじめ失われた恋人たちよ」にて
ヒロインを演じ本格的に映画デビューを果たす。

萩原健一の強い要望からテレビドラマ
「傷だらけの天使」のゲスト出演でを皮切りに
倉本聰:脚本の「前略おふくろ様」の海役が
当たり役となりお茶の間でブレイク。

1977年公開の「幸福の黄色いハンカチ」では
それまで過激な役が多かった桃井の
新たな一面を引き出した作品として高評価され
第1回日本アカデミー賞助演女優賞、
ブルーリボン賞などを受賞した。

またひとみの母・絹子を演じた木暮実千代は
銀幕の大物女優で1949年の映画「青い山脈」で
妖艶かつ軽妙な演技で毎日映画コンクール
助演女優賞を受賞した。

そして1953年「祇園囃子」では主役を演じ
生涯に亘って350本以上の映画に出演した他、
テレビCMに出た女優第一号でもあり
ジュジュ化粧品のマダム・ジュジュ
三洋電機のサンヨー夫人として長年親しまれた。


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Last updated  2013.05.08 21:07:17
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