ジオング | メタボの気まぐれ

ロボット、それは人の代わりに何等かの作業を
自律的に行う装置、もしくは機械の事。

機動戦士ガンダムに登場したジオングは
ジオン公国軍の試作機で、同軍が開発した
最終型ロボット兵器のモビルスーツである。

ジオン公国軍は一年戦争末期、ブラウ・ブロ、
エルメスの完成でようやく実用化に漕ぎ着けたが、
この時点では装置が大型だった為、
モビルアーマーサイズの機体にしか搭載できなかった。

高出力のスラスターによって機動。

後に脚部もドムに似た脚が開発される事となり
地上の有重力下でも使用できる予定であった。

本機の最大の特徴は前腕部の5連装メガ粒子砲であり、
前腕ごと機体から切り離し、敵の予想外の方向から
攻撃を行うオールレンジ攻撃が可能である。

一年戦争最後の決戦、ア・バオア・クー戦において
上腕の装甲と脚のない、全体としては80%の完成度だった
ジオン軍の最終モビルスーツであり、
ギレンは本機を未完成品だと判断している。

先の戦闘でガンダムに乗機のゲルググを

シャア・アズナブルは、キシリア・ザビから
パイロットの決まっていなかったこの機体を託された。

シャアはブラウ・ブロとの関連性に言及し、
キシリアはエルメスのサイコミュを部分的に取り
入れた機体だと説明している。

ア・バオア・クー要塞Sフィールドに出現した
連邦軍艦隊を、第34モビルスーツ隊と共に迎撃する事だった。

最初ジオングに不慣れな為にシャアの焦る描写が描かれ、
その状態でありながら、MS18機を撃破、
戦艦4隻を撃沈する戦果をあげた。

その後、ガンダムと本格的に交戦し、
ビーム・ライフルが4発命中しても
なお戦闘を続行する耐久力を見せたが、
最終的に相討ちとなり、頭部ユニットは
ア・バオア・クー内部で破壊された。