'88 世界最強タッグ決定リーグ戦 | メタボの気まぐれ

全日本冬の祭典「'88 世界最強タッグ決定リーグ戦」は
新コンビの登場により何かと話題が多かった大会である。

ヒールからフェイスターンしたラッシャー木村は
ジャイアント馬場と組み、「義兄弟コンビ」を誕生させた。

7月にブロディが急逝し、パートナーを失ったスヌーカが
タイガーマスク（三沢光晴）とコンビを結成。

1979年オールスター戦以来のタッグ結成となる
ブッチャーとシンの最凶悪コンビが参加。

これは、ブッチャー＆シーク組以来の

ＮＷＡからはディック・スレーター&トミー・リッチ、
ダニー・スパイビー&ジョニー・エースが参加したが
この時期にＮＷＡは買収され、
事実上、ＷＣＷ代表選手となった。

もうひとつの米国メジャー団体・ＡＷＡからは
クラッシャー・ブラックウェル&フィル・ヒッカーソンが参加。

また、リーグ開幕戦に阿修羅原の解雇が発表され、
天龍のパートナーとして川田利明が抜擢される。

最終戦では案の定川田が狙い撃ちにされ、
孤立した天龍をラリアットでKOしたハンセン&ゴディ組が優勝。

この年統一された世界タッグ王座のベルトを

優勝チームのハンセン&ゴディ組が新王者となる。

この「リーグ戦開幕直前に王者チームが
ベルト返上→リーグ戦優勝チームが新王者」の形式は
以後1994年まで慣例となる。

なお、この大会に参加していた輪島はシリーズ終了後、