'90世界最強タッグ決定リーグ戦 | メタボの気まぐれ

ＷＷＥとの団体対抗戦「日米レスリングサミット」、
天龍らの大量離脱により波乱万丈の1年だった
全日本が1990年を締め括る
'90世界最強タッグ決定リーグ戦。

本大会は前述の通り、天龍らの大量離脱により
三沢・川田・小橋・田上の新世代が台頭。

また、日米レスリングサミットの
東京ドーム大会で結成された馬場&アンドレの
「大巨人コンビ」が参加し、大きな話題となった。

社名がＷＣＷとなった関係で全日本がＮＷＡ加盟を脱退し
代わりに新日本がＷＣＷと提携。

今まで全日本に参加していたリック・フレアー、
ザ・ロードウォリアーズらが新日マットに上がった為、

アンドレが、それまで新日と提携していたＷＷＥが
全日本と親交を深めたのを切っ掛けに
新たなる戦場として希望したという経歴があった。

参加チームは全日本代表が三沢光晴&川田利明「超世代軍」
ジャンボ鶴田&田上明「鶴田軍」
馬場&アンドレ「大巨人コンビ」
ラッシャー木村&マイティ井上「国際コンビ」

米国からはＮＷＡ、ＡＷＡの残党である、
スタン・ハンセン&ダニー・スパイビー
ドリー&テリー「ザ・ファンクス」
ディック・スレーター&ジョー・ディートン

全日常連外人のテリー・ゴディと

分厚い壁を越えた国境タッグを結成。

プエルトリコのＷＷＣからは
アブドーラ・ザ・ブッチャー&ジャイアント・キマラ

ＷＷＥ所属、ダイナマイト・キッド&ジョニー・スミスの
ニュー・ブリティッシュ・ブルドッグス

インディー団体からスカイウォーカー・ナイトロン&
ブレイド・ブッチ・マスターズの
ザ・ランド・オブ・ジャイアンツ
ダグ・ファーナス&リッキー・サンタナらが参加し、
世界最強タッグの名を何とか維持した大会となった。

東京ドーム大会で結成された馬場&アンドレの
「大巨人コンビ」は途中まで全勝の快進撃だったが、
馬場が左大腿骨亀裂骨折の重傷を負いリタイヤ。

最終戦でウイリアムスが残り1秒で
ハンセンからフォールを奪い「殺人魚雷」が初優勝した。