円盤生物アブソーバ | メタボの気まぐれ

動物虐待

それは不当な暴力をふるったり、
その習性・性質を無視して扱ったり、
保護責任があるにも拘わらず
遺棄や飼育放棄したりする行為を指す。

この弱い動物たちを虐待し、
私が絶対に許せないと思ったウルトラ怪獣がいた！

それは、ウルトラマンレオに登場した
円盤生物第3号・アブソーバである。

体重：900グラム～1万トン

金星と水星の生物や物質が合成して産み出され、
赤い身体を持ち、クラゲのような姿をしている。

石油が好物で、本体からパイプを伸ばして
コンビナートから石油を全て吸い取る。

長い触手から火炎弾と4千度の火炎放射、
本体の上部にある目から破壊光線を放ち、
青い有害ガスも吐く。

第42話「レオが危い! 暗殺者は円盤生物」では
クラゲ型の円盤形態で地球に侵入し、
赤い怪光と共に付近一帯に地震を起こす。

彼が傷ついた犬、猫、小鳥たちを保護している
小屋を中心に巨大化して街を破壊し、
防衛軍も返り討ちにする。

英行は他の動物たちと同様に
アブソーバを献身的に世話するが、

体力を回復するなど、英行を仮初の宿として
利用していたに過ぎなかった。

ゲンとトオルに発見された後は小屋に放火して巨大化し、
英行に保護されていた動物たちを焼き殺したうえ、
トオルと英行を人質に取るなど、卑劣な手段を使う。

レオとの戦いではレオキックを受けても動じなかったが、
最後は同じ箇所にタイマーショットを受けて墜落し、
アブソーバは木っ端微塵に吹き飛ぶ。

人間のように何もする事ができない弱い動物を虐待した
我らがレオが憎い悪を滅ぼした瞬間であった。