無色透明

無色透明

2006.03.08
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カテゴリ: 自然
朝から夕方まで、すばらしい天気だった。
朝7時半に家を出て、帰って来たのは夕方の6時。
一日中、山の中にいた。
何もない空っぽの一日だった。

知り合いと、彼女が数日前に知り合いになった夫婦。
夫は23才のイスラエル人。
妻は28才の日本人で、妊娠六ヶ月。

彼女が妊娠中と聞いた時、とても天柱石は無理だろうと思った。
ヤクスギランドの150分コースがちょうどいいだろうと言った。

ゆっくりコースを歩き始めた。
150分コースと太忠岳の分岐点に来た時、彼女はまだ元気そうだった。
では、行けるところまで行って引き返そうということになった。
ゆっくり登った。
途中から急な坂になる。
ここが一番きついところ。
でも、なんとかそこを越えられた。
ここまで来たら、もう最後まで行かないともったいない。
ということで、結局、天柱石まで行ってしまった。

高校生の団体が10人ぐらい来ていた。
他に3人。

2人連れもすぐに降りた。
残ったのは我々4人と若い男の子1人。

彼は絵を描いていた。
天柱石の真下で昼食。
風は強かったが、青空が広がっていた。

どういう訳か、ここからよくトッピーを見る。
トッピーとタイミングが合っている?
靴を脱ぎ、裸足になって、のんびり昼寝。
体がジンジンする。

風が冷たかったので、わりと早めに岩から降りる。
いつもはもっとゆっくりするのだが、今日は超スローペースで登ってきたので、あまり時間の余裕もなかった。
普通3時間ぐらいで登るコースを4時間半近くかけて登った。
下りも3時間ぐらいかかった。
妊婦さんは、こちらが思ったよりも身軽だった。
以前、器械体操をしていたとか。
若い夫は、ぜんぜん楽勝の雰囲気。
故国の鼻歌交じりでクライミングしていた。
彼等の両親よりも自分の方が年上だった。
ショック!

知り合いも元気だった。
自分が一番疲れた?
なにしろ二ヶ月近く家に引き籠もっていたので、かなりハードだった。
ウォーミングアップに150分コースを歩くつもりで来たら、突然、天柱石になった。
少し無理をしてしまった。
下りの途中から右膝が痛くなった。
若い頃の古傷で、ハードになると痛み出す。
驚きはしないが、妊婦さんと2人だけ杖をつきながら降りる。
下りは杖があるとかなり楽になる。
杖は適当に落ちている木を拾う。

下りの途中で、屋久島に住むイギリス人の男性に会う。
彼の奥さんは日本人で、2人の子供は地元の小学校に通っているとのこと。
一年ほど屋久島に住んでいるらしいが、初めて会った。
ところが、同行した夫婦は既にどこかで会っていたようだ。
彼は超健脚で、頂上まで行って、また我々に追いついた。
最後は5人で話ながら歩いた。

イスラエル人の夫は、ほとんど日本語を喋れなかった。
現在はイギリスに住んで、シュタイナー系の有機農業の勉強をしている。
奥さんもそれに関係するところで働いていた。
奥さんはアロマテラピーもやっていた。
途中で会ったイギリス人は、屋久島では屋久杉の木工所で働いていた。
日本語もかなり喋れた。
イギリスでは針灸をやっていたらしいが、日本では日本の免許がないとできないらしい。

日本語と英語のミックスで話したが、思ったよりも英語が理解できなかった。
理由は、彼がナチュラルスピードで話してくれたから。
そして、肉体が疲れると集中力がなくなって、聞き慣れない言葉は理解しにくかった。
話したい単語も、突然、記憶から消えてしまった。
肉体のエネルギー状態が、明らかに精神的なエネルギー状態に影響した。
ただ、意識が頭の後ろにあるのは変わらなかった。
ここ二ヶ月、毎日、自分を見つめながら日記を書いてきたことによって、意識はきちんと自分を見守る状態にキープされていた。

ただ、朝から何も食べずにクタクタになると、食べることが唯一の楽しみとなるのがわかった。
でも、頭は空っぽ。
楽しく笑って、カラッとしたもの。
悩みなどは何もない。
ただ暑くて、汗がしたたり落ちるだけ。
久しぶりの汗で、気持ちいい。

天気が最後まで保ってくれて、さわやかな一日だった。
仕事でもなく、知り合いなので、利害得失はゼロ。
自我になりそうな記憶は何もできなかった。
ただ事実だけが記憶されていた。

帰って、食事をして、風呂に入って、寝た。
極めてシンプルな一日だった。

森の中では、屋久島固有種の大五加葉黄蓮(オオゴカヨウオウレン)がたくさん咲いていた。
こんなにたくさん咲いていたのかと驚くぐらい。
それから、本土の沈丁花の原種のような花も咲いていた。
沈丁花に似た強い香り。
しかし、花はあんなにたくさんはついていない。
原種は、何であれシンプル。
辺り一面に強い香りが満ちていた。

春は花の季節。
リンゴ椿も咲き始めていた。
これからサクラツツジや山桜が美しい季節になる。
新緑と共に、これからの季節は草木が楽しめる。
初々しい春の初め。
お薦めの季節到来。
本格的なシーズンの幕開け。

『そこここに 春の香りの 充ち満ちて 初々(ういうい)しさの 開く春かも』

これが431日目の心境です。






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Last updated  2006.03.09 17:28:03
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Re:431日目 - 春の森(03/08)  
藍&ai  さん
kimiさんが屋久島の山を歩いている頃。。と言っても午前中の
ちょっとした時間。。藍も自然公園をウォーキングしながら
今ごろkimiさんは山を歩いているんだな~と思っていました。

イスラエル人の奥さまは、アロマテラピーをされるのですね。。
藍もアロマテラピーには興味があります。。
イギリスに行きたいのもそれを実際に体験したいから。。
いまも時々アロマの効用を使って癒されています。。。

kimiさんは、山道を歩いて適度に身体は疲労して、でもこころは
リフレッシュできて素晴らしい日を過ごされたのですね。。~♪

(2006.03.09 19:36:14)

Re[1]:431日目 - 春の森(03/08)  
光のkimi  さん
藍&aiさん
>kimiさんが屋久島の山を歩いている頃。。と言っても午前中の
>ちょっとした時間。。藍も自然公園をウォーキングしながら
>今ごろkimiさんは山を歩いているんだな~と思っていました。

>イスラエル人の奥さまは、アロマテラピーをされるのですね。。
>藍もアロマテラピーには興味があります。。
>イギリスに行きたいのもそれを実際に体験したいから。。
>いまも時々アロマの効用を使って癒されています。。。

>kimiさんは、山道を歩いて適度に身体は疲労して、でもこころは
>リフレッシュできて素晴らしい日を過ごされたのですね。。~♪
-----
自然はいいよね。
一日、自然の中にいたら、完璧に頭がクリアーになった。
すばらしい!
やはり、時々は自然の中に入った方がいいね。
屋久島にいてもそうだから、都会の人は・・・

(2006.03.10 00:44:58)

屋久島イメージング  
せきせき さん
自我のない一日は事実だけの記憶なのですね。
屋久島日記で、尚、毎日5分のイメージングが楽しくなりそうです。

イメージの話に戻ってしまうのですが、イメージをしている最中に、「無理だ」と、持ち出してしまうこともあったのですね。
私は一番捉われやすい、「痛み」ですが。

屋久島へ上陸して、山を登っている最中に、今のように、
足が動かなくなり、膝があがらず、小刻みにずり、まっすぐ歩けなくなり、振るえがくる。
その歩き方と痙攣に、山を通る人がジロジロ見ている。誰も助けてくれず。
気持ち悪くなり、リュックから、嘔吐用袋を出している(イメージングの中でも、用意しているのが笑えますが)

今まで過ごしてきた、私の傷つき、苦しみの世界でのパターンの持ち越しです。

で、そういう状態にイメージがなったとき、今までは、すぐ中断していたのです。
でも、ホームワーク後は、そのままイメージを続行。
イメージの中のその状態で、痛くてゾクゾクしている姿を見守ることにしました。
イメージを見守っている私というのも、おかしいのかな?

私はイメージを、元気で屋久島にいることだけが、「楽しむ」と勘違いしていたようです。
そう、元気になりたいという逃避が、見え隠れしていた事に気が付いてしまいました。
今の状態から、逃避しようとしても、元気にはなりませんよね。

イメージの中の屋久島で、フラフラになっても、見守っていると、その状態が嫌じゃなくなるのですよね。
私の「今」の中に、屋久島がより存在している感じがします。
って、このイメージングはまずいですかね?
イメージの中で、非苦が生まれてしまったら、それを「駄目だ!」って見捨ててしまうより、見守ることにより、私が震えながら歩いていることが、非苦ではなくなるの、いいかなあと思うのですが。
・・・まあ楽しみますね。 (2006.03.10 11:40:32)

Re:屋久島イメージング(03/08)  
光のkimi  さん
せきせきさん
-----
意識の中に、これまでの体の状態が染みついているんだね。
だから、屋久島できちんと歩けないんだよ。
それは意識の癖。
条件づけ。
つまり、過去からの思い込み。
体に対する思い込みが、そのようなイメージをつくってしまうんだね。

もう少し軽やかな意識で、「もっと楽に歩けるよ」「試しに歩いてごらん」と声をかけてみたら。
「そんなに重たそうに歩かなくてもいいんだよ」「軽く歩こうと思えば歩けるんだよ」とアドバイスしてあげるといいかもね。
すべては思い込みだから。
決まっていることなんて何もないから。
あなたが自分で決め込んでいるだけだから。
自分で自分を縛る以外に拘束するものは何もないんだから。
ただ波動が遅いということがあるだけ。
だからタイムラグで時間がかかるということがあるだけ。
意識は、今ここで完全にフリーなんだから。
弱気は、みんな過去の癖だよ。
単なる癖。

(2006.03.11 01:14:25)

春もいいなあ♪  
えっちゃん さん
私の屋久島生活は、
4月の中ごろから始まって、3月の始めに離島したから、ちょうど春の屋久島を知らないなあ。
私のいた年の4月から6月は雨ばかり。
離島する3月の初めに、記念にと安房川の源流の方までドライブに連れて行ってもらった時は雪。
4月からの木の芽流しが始まるまでのとっても短い屋久島の春。
春に会いに行きたいなあ。 (2006.03.11 01:36:18)

Re:春もいいなあ♪(03/08)  
光のkimi  さん
えっちゃんさん
>私の屋久島生活は、
>4月の中ごろから始まって、3月の始めに離島したから、ちょうど春の屋久島を知らないなあ。
>私のいた年の4月から6月は雨ばかり。
>離島する3月の初めに、記念にと安房川の源流の方までドライブに連れて行ってもらった時は雪。
>4月からの木の芽流しが始まるまでのとっても短い屋久島の春。
>春に会いに行きたいなあ。
-----
最近は気候が狂っているからね。
どんな天気になるのか予想がつかない。
まあ、日々感謝をして大切に生きるということかな。

(2006.03.11 10:05:12)

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