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2022年10月22日
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それらを受けた日経平均は朝方から売りが先行。26900円を挟んだ推移となりましたが、前日安値を割り込んだところでは下げ渋り。

後場も買い戻しから始まり前場高値手前でのスタートとなりましたが、戻り待ちの売りに押される流れ。時間外でアメリカの長期金利が上昇し円安が一段と進みました。そのまま引けにかけてじり安となり、安値圏での引けに。日中値幅は116円で今年最小。TOPIXは安値引けでした。売買代金は2.5兆円台と少なめ。REIT指数は反落でまた3月以来の安値に。


投資判断は「買い」。金曜のNYはウォールストリートジャーナルが「FRBが12月会合でこれまでより小幅な利上げを検討する公算」と報じ、3指数揃って2%超の反発に。その後出たサンフランシスコ連銀デイリー総裁も「過度な金融引き締めによる自発的な景気低迷は回避すべき」と発言したことが追い風になりました。それらを受けた日経平均先物は27150円と週明けの日本株も堅調なスタートが予想されます。

それでもまだ底値圏にあるアメリカ株ですが、私は来年こそこんなもんじゃないアメリカ株の下落が待っていると考えています。それはドル売り、株売り、債券売りのトリプル安で、特に足元のドル高バブルの崩壊がアメリカ経済に痛撃となると考えています。そうなると円高に振れて日本株も当然影響を受けますが、アメリカに比べればまだマシなのでは、というのが今のところの見立てです。

実際、全般的に日本株に優位性のある展開になっています。8月末からの騰落率を比較すると、金曜の下落分を加味できる日経平均先物は△3.4%、TOPIX先物は△3.3%に対して、NASDAQは△8.1%、S&Pは△5.1%となっています。ちなみに香港ハンセン指数も△18.8%。一方、NYダウは△1.4%、ユーロストックス50は△1.2%で、案外欧米の大型株は健闘しています。

最近の話題は、珍しくゴールドマンサックスが日本株に対して強気のレポートを出したこと。厳密に言えば強気ではなく「世界の株の中ではマシ」という内容ですが、やはり世界の投資家が既に売っていること、割安感、円安などを理由に、あくまで相対的に強いパフォーマンスが得られる、というもの。まあいつもの後出し的な感じも否めないのですが、言っていることに間違いは無いとは思います。

厳しい言い方をすれば、日本の投資家が「もうアメリカ株しかない」「レバナスだ」とブームを作ってしまったことがアメリカ株の大天井シグナルでもありました。確かに円建てでは案外ダメージを受けていない米国株投資ではあるのですが、恐らく来年辺りはその為替部分も反転する(=日本人投資家が諦めて売却円転する)ことで「簡単な投資先などない」ことを改めて思い知らされるのではないでしょうか。

為替に関してはドルインデックス自体はまだ高値圏にあることには変わりありません。アメリカのインフレ率が収まるまで、第二のプラザ合意も期待は薄く。アメリカの金利推移に比例したものになりそうです。
https://jp.tradingview.com/symbols/TVC-DXY/

WTI原油先物に関してはドル高や景気減速懸念から改めて戻り売りの流れ。その他の銅や穀物などもドル高から安値圏にあります。

一方、個人的に気になっているのはREITの弱さ。REITと言えば地銀などの金融機関が大好きな金融商品でもありますが、どうもこの辺りが米国債投資で損をした金融機関の利益相殺売りを浴びている印象です。

まあ金融不安まで心配する必要は無いでしょうけれど、地銀再編が加速するかも知れませんね。ちなみに株の方ではアメリカで公益株が、日本では電力株が売られる一方、高利回りのJT(2914)やメガバンク株などは買われていますから、やはりREITという商品の需給の悪さが目立ちます。




新興市場も「買い」。金曜の東証グロース市場指数は続落。引き続きアメリカで長期金利が上昇し、グロース株に売り圧力が出やすいことが重石になっています。

ただ今週はアメリカ株の決算発表が進みます。決算の数字自体もさることながら、注目すべきはどれくらい自社株買いをしてくるか。企業としては来年から自社株買いに課税されますし、また更に金利が上がっていくことを想定すると、今のうちに借入をして自社株買いをしておいた方が良い→駆け込みが増えるのではないかという期待感があります。こういった個別企業の需給から地合が安定してくる流れに期待します。

特に金利上昇をモロに受けるNASDAQの方は、ギガテック企業中心に自社株買いが期待されます。アークイノベーションファンドは足元で過去5年での最安値を更新。持ちこたえられず個人投資家中心に資金の引き上げが加速度的に進むと厄介です。


【ポートフォリオ銘柄】

BlueMeme(4069) は反発。AIによるシンセティックデータ自動生成プラットフォームを提供する米ジンロケット社とパートナーシップ締結と19日に発表しましたが、目立った反応は無く。ただ10月に入ってからは着実に下値切り上げの展開が続いています。一目均衡表の雲のねじれ部分が近づいていることで、そろそろ一段上放れも期待できそうな場面でもあります。


トヨタ(7203) は反落。2000円を挟んだ攻防が続いていますが、ドル円が150円に乗せた割には弱い動き。金曜は逆にニトリHD(9843)が強いなど、為替はほとんど意識されていませんね。木曜に出た貿易収支では自動車の輸出が復調して赤字縮小となっており、足元の生産回復は見える一方、今年度の世界生産計画をまた引き下げ。引き続き半導体不足が重石になっています。


【注目銘柄】
ソシオネクスト(6526)


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。





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Last updated  2022年10月22日 15時27分09秒
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