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2026年05月21日
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前日のNYはトランプ大統領がイランとの交渉が最終段階と発言したことなどで3指数揃って1%超の上昇。長期金利は4.58%に低下。マグニフィセント7は総じて堅調。SOX指数は4.5%に上昇。ラッセル2000は2.5%の上昇。WTI原油先物は99ドルに下落。金銀銅は反発。引け後に決算を発表したNVIDIAは市場予想を上回る結果だったものの、時間外では1%の下落。



https://jp.wsj.com/articles/ai-is-distorting-practically-everything-about-the-economy-c55c24b2?mod=hp_lead_pos9

為替は不安定な展開が続いていますが、幸い、ドル円相場に左右されるような株式市場ではなく、ドル建て日経平均は今月遂に節目の400ドル到達。ドル建ての数字が意識されるのならばここで一旦売り圧力も強まりそうです。為替水準は決算を出した外需企業の想定レートが大体150円ですから、150円までの円高は容認されそうです。

NT倍率に関しては今月一時16.4倍まで上がり、過去最高を更新。もうSOX指数が過去最高なので、ここも過去最高になるのは当然と言えるかもしれません。どれもこれも「過去最高」なので、売ってくる人がいない真空地帯というのが、バブル的相場のイケイケ感の源泉です。

まだ高水準には違い無いものの、先週からさすがに低下基調でTOPIX優位に。差が開きすぎた反動もありますが、理由の一つは長期金利の上昇が続いているからと言えます。

5月SQが過去最高値で終了し、6月のメジャーSQに向けてコールの建玉を見ると65000円のコールが5000枚を超え一番多くなっています。一方、プットは5万円が圧倒的な1.2万枚。もし下がり出すと次々とプットの売り手による先物売りヘッジが始まって早いのでしょうけれど、今のところ日経VIも34ポイント辺りと(高いのは高いですが)3月前半のような60ポイントなどに比べると余裕があります。やはりメジャーSQが近くなると高くなるかもしれません。

売買代金は連日の10兆円超えで先週は過去最高の12兆円に乗せましたが、うち2.4兆円はキオクシアHD(285A)一社で実現するという無茶苦茶な相場。これが色々な意味でAI相場が成せる技なのかもしれませんが「音楽が鳴っている間はとにかく踊り続けろ」の典型例と言えそうです。勿論、終わった後の寂しさは大きくなるのでしょうけれど。

それでも無理矢理考えてみると、プライム市場の配当利回りは2.2%で、長期金利の2.8%とだいぶ差が付いてきました。勿論、アメリカなんかはS&Pで1.1%程度、長期金利が4.6%ですから大きな差があり、むしろ日本はまだ差が拡大する余地があると言えます。ただアメリカの場合はグロース株が圧倒的なウエイトを占める一方、日本の方は未だPBRが1.8倍程度に止まってバリュー株のウエイトが大きいところ。そこの利回りが下がってきているのは気になるところではあります。

自社株買いの総額は過去最高だった昨年の22.3兆円を上回る規模で発表されているようです。一応6年連続の増額が意識されている模様。確かに昨年懸念されたトランプ関税に対する警戒は無くなりましたが、ホルムズ海峡という別の懸念がありますけれど。

発表されたMSCIは古河電気工業(5801)など3銘柄が予定通り採用された一方、JAL(9201)やエムスリー(2413)など14銘柄が除外。思いの外除外が増えました。こうなってくると日本から資金が抜けるのではないか・・・とも思いましたが、普通にしっかりでした。あと、日本精工(6471)とNTN(6472)の日経平均の空きの補充は、市場ではアシックス(7936)やシマノ(7309)などが見込まれているようです。


新興市場は「中立」に。昨日のグロース指数は一転大幅反落で1000ポイントに接近。ここまで牽引してきたドローンや宇宙関連株が売られました。売買代金は2999億円と大活況。ただPowerX(485A)やQDレーザー(6613)といった一部の銘柄に資金が集中し、キオクシア化。動くところだけ動くという感じですね。


【注目銘柄】

FIG(4392) は昨日連日の大幅高。グループ会社が台湾企業とTSMC向けとみられるAI半導体検査装置を開発と発表し、連日のストップ高で大化けしています。元々九州の工場向けに搬送ロボットなどを提供していましたが、更に結びつきが深化する感じ。またGO(581A)のIPOを受け、タクシー配車アプリ関連株としての位置付けもあります。


フジクラ(5803) は昨日連日の大幅安。14日に発表した決算に加え、19日に発表した中計が共に高過ぎる期待値を上回ることができずに急落。高値から一気に半値近い水準まで売り込まれています。それに歩調を合わせて日経平均も5連敗。ここまでこれだけ上がってきたのですから、水準的には不自然でも無いのですけれど。





なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。





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Last updated  2026年05月21日 08時59分20秒
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