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2026年05月26日
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前日のNYはメモリアルデーでお休み。イラン戦争終結期待感からドイツDAXは2%の上昇などでEU圏は総じてしっかり。半導体株であるインフィニオンが買われ連日牽引。アメリカの長期金利は時間外で4.48%に下落。WTI原油先物は時間外で91ドルに下落。




そしてイラン情勢に関しても、また投資家の期待感を誘うようなトランプ大統領の発言。何度も何度も合意をほのめかされては裏切られていますけれど、今回もまた素直に反応している状況です。やはり世界的にAI的なアルゴトレードがはびこっているのでしょうね。普通の人間ならば、とっくに呆れて反応しなくなっているはずです。

そういったいくつかの好材料が重なって日経平均は5日間で高値から4500円程下げましたが、一気に最高値を取り返す形。ただ業種別では1/3の銘柄が下がっており、日経平均が2000円上がったような体感温度でないのは、これまでも幾度となくあったパターン。半導体に資金が奪われています。

その最たるものが21日のキオクシアの売買代金3兆円。つい3年前には市場全体の売買代金が3兆円程度でしたし、何なら3兆円出来れば良い方でした。それがたった1銘柄で実現されるとは隔世の感ですね。

アメリカの長期金利も4.5%をあっけなく上抜き、三角持ち合い上放れ。丁度パウエル議長の任期が終了して債券市場が不安定なタイミングでもあります。イギリスは政権が不安定で上がりやすいですし、日本はお金が無いくせに夏場に電力補助金をやると言っているので上がりやすいです。今世界的に債券を買うべき理由がありません。

またNVIDIAばかりに気を取られていますが、孫社長が狙っていたAI半導体のセレブラスがIPOし、公開価格の倍近い初値を付けて一気に時価総額10兆円規模。そして6/12にスペースXの上場が報じられており、NASDAQ周りは超新星が次々と誕生していく気配です。この超新星の輝きが他のスター株の輝きを圧することによる資金吸収がまた気になります。

日本株も最高値を更新しましたし、強いのは強いです。外国人投資家の買いが継続して、アベノミクス開始の13年以降累計した買い越しのピークは15年の18.8兆円だったということですが、足元ではそれを更に上回る20兆円に達してきたということです。

ところが本質的に日本株が買われているのであればMSCIから14銘柄も除外され11銘柄純減するのはおかしいです。あくまで世界全体の株式市場が上がっているだけで、当時より更に日本株が強気に見られているわけではないでしょう。まだこれから増えていくかもしれませんけれど。当時より株価が倍以上になっているのですから、買越額も40兆円くらいにならないとダメですね。

日経平均に関しては、先週はフジクラショックが相場を冷やしました。元々NT倍率が過去最高ということで、何らかの反転きっかけを伺っていたのでしょうけれど。それを救ったように見えるのがキオクシアHD超絶好決算。まあ海外同業の結果から見ても超絶好決算自体は十分見込まれていましたが。何と言っても、売買代金が連日脅威の1兆円超え。

ただそもそも皆電力不足問題を忘れてしまっているような感じがします。AIのためのDCは電力を爆食します。その供給不足問題でアメリカで建設が遅れているという話もあったのに、構わず資金が投じられ続けています。AIが成長するのは事実として、青写真通りのスピードで成長は続くのでしょうか。

一方、より本質的な問題が長期金利の上昇。NVIDIAやキオクシアの株価が止まらないように、最高値を更新しているものはドンドン上がっていくものです。次は単純に3%という節目が意識されてきます。今週の最大の注目ポイントは金利でしょう。

本日引け後にまた最新のものが出ますが、先々週末時点の信用倍率は前々週6.9倍→6.8倍とほぼ横ばい。買い残は過去最高の6兆円に乗せました。2,566億円増えましたが、キオクシアだけで500億円超増えた計算に。まあ一応毎度の言いぐさですが、6兆円でも売買代金や株価が多かった06年当時の3倍くらいになっているのですから、実態面では大した話ではありません。騒ぐ人は騒ぐでしょうけれど。




新興市場は「中立」。昨日のグロース指数は続伸。Core指数が宇宙関連株中心に買われて年初来高値を付けて牽引しました。売買代金は3389億円と大活況。グロースも一部の銘柄に資金が偏重していますが、それでも核となる銘柄が出来るのはグロース市場にとっては有り難いかもしれません。


【注目銘柄】

太陽誘電(6976) は昨日ストップ高。足元で村田製作所(6981)や日本ケミコン(6996)といった電子部品株が買われており、同社も買われました。太陽誘電と言えば、かつてはCD-Rのメーカーというイメージでしたが、時代に合わせて変われる企業が強いというのは当たり前ですね。


イオン(8267) は昨日続落で年初来安値更新。ライバルセブン&iHD(3382)の鈴木元会長の訃報が飛び込む中、小売は肌感覚からも値上げ疲れによる国民の消費意欲減退と、包装資材などの値上げによるコストアップが小売企業を苦しめている感じです。BtoC銘柄は買えないという感じ。イランの地政学リスクが本当に解消されると期待されるのであれば、小売株が一段安する道理は無いように思いますが。



・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。



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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。





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Last updated  2026年05月26日 08時42分13秒
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