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2024.07.12
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バードリサーチの植田さんが「野鳥の不思議解明最前線」に「一般に鳥は昼行性のイメージがありますが、シギチドリ類は日中だけでなく夜も活発に活動しています」とリポートをしています。
オグロシギに関してスペインの研究者antiago-Quesadaさんたちの論文を紹介しています。
興味深いのが、「春のオグロシギは主に水田で採食しており、夜間は採食せずに日中のみ落ち籾を採食していることがわかりました。そして日中で得られるエネルギー量だけで1日にとる必要のあるエネルギー量をみたしていました。
それに対して秋の渡りの時期にはオグロシギは塩田でユスリカの幼虫を採食していました。そして春とは異なり夜間にも採食していました」「日中の採食で1分あたりに得られるエネルギー量は 0.27 ± 0.01 kJで,春の1.15 ± 0.03 kJと比べてかなり少ないことがわかり、そしてこの量は1日の必要エネルギー量より少ないのです」と述べている点です。
一般の図鑑類では、オグロシギは河口、湖沼、水田など主に淡水域を好み、ミミズ、ゴカイ、甲虫類などを捕食すると説明しているものが多く、春と秋の餌の違いや夜間の採食については触れていないものがほとんどですからご存じない方も多いものと思います。
(引用)
植田睦之.2014.野鳥の不思議解明最前線#106.
夜ごはんよりも昼ごはん?~採食量が不十分な時に夜の採食をするオグロシギ~.
(写真)









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最終更新日  2024.07.12 10:36:26 コメントを書く
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