かい君のよろず日記

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Sep 26, 2009
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カテゴリ: 旧道のすすめ
 旧道という言葉を耳にしたことは、あるだろうか。文字通り廃れた旧の古い道という意味である。しかし、旧道という、どこかノスタルジックを感じるこの言葉の響きに僕は惹かれてしまったのである。旧道はかつて、唯一生活の手段としてそこに存在したメインストリートであった。何百年にわたり使われ続けた、今となっては旧道と呼ばれるその道は、数々の数え切れないほどの人々が行きかっていた。その多くの人達は、生活するための物資(たとえば、その多くは食料だった)を運んでいた。また、戦のために旧道と呼ばれるかつてのメインストリートを多くの兵士や武士が歩いて、馬に乗り通り過ぎていったことであろう。現在の旧道は、古い町や村の中心を今でも通っている。まさしくそれは、生活の要として今も使われている。

 旧道は、現在ではほとんど使用することができなくなっているものも数多くあるのだ。車の乗り入れは、もちろんのこと、「通行止め」の標識どうどうと立てられているところも多々ある。そんな忘れ去られてしまいそうな旧道をもう一度踏みしめて訪ねてみようと思う。
 旧道の多くは、古い谷沿いや、山を取り巻くように取り付けられた厳しい峠道であったりする。でもそれは、味気ない大きな、まっすぐなトンネルで、あっという間に通過するのではなくて、峠なら少しずつ少しずつ高度をかせいで行き、川沿いの谷なら川の流れに逆らうことなく、辛抱強く川を回り、やがて平野へと出て行く美しい日本の景色の中で旧道は生きてきたのである。
 失われつつある旧道を少しでも多く訪ねてみたいと思うのは、何の不思議もないはずである。





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Last updated  Sep 26, 2009 09:25:29 AM
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