かい君のよろず日記

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Sep 11, 2024
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指宿の町を訪れるのは数年ぶりだった。昨年亡くなった叔父と一緒の旅行で訪れたのが最後だ。 指宿は僕にとって因縁の町と言える。

話は50年以上前にさかのぼる。

僕の父親は僕が4歳の時に突如として蒸発してしまったのだ。母と0歳の弟と三人で父の帰りを待ったがとうとう帰って来なかった。僕が小学校の3年生になろうかといういうある日、家の近所の金物屋の慰安旅行でこの指宿に行ったそうだ。

そしてその時金物屋が泊まるホテルのフロントに僕の父親が立っていたというのだ。

「○○ちゃん、こんなとこで何してるんや、みんなずっと探してたで」

と金物屋が言ったという。

すぐさま京都の実家に連絡がはいり僕の叔父が、父を説得して京都まで引き連れてくる役目を負いここ指宿まで迎えに来たという。 数年前、叔父とこの指宿に訪れたが、その叔父も昨年亡くなってしまった。

ともあれ、指宿駅を下車して温泉に入ることにした。

指宿と言えば砂むし温泉が有名だ。しかし、二人とも以前行ったことがあったので、今回は隊長 が、「いぶすき元湯温泉」というところに行ってみたいと提案があった。隊長が、



といって駅構内にあるカウンターへ情報収集しに行った。

隊長はすぐに戻ってきて

「営業してるみたいけどちょっと歩かなあかんかも」

と言ってきた。

「どのぐらいの距離なんですかね」

と尋ねると

「歩いて10分ぐらいとちがうかな」

と隊長が答えた。

この日はめちゃくちゃ暑かったので

「ちょっと僕歩くのかなんし、タクシー代出しますんでタクシーでもいいですか」

といって駅前に停まっているタクシーに乗りこんだ。



「はいわかりました」

と老年の運転手は答えてくれた。車が動き出してから僕は、

「交番の前にポケモンのマンホールがあるらしくて人が集まっていましたよ、他にもポケモンのマンホールはあるんですか」

と運転手に尋ねると 

「ほら、ここの奥の堤防の手前のところにもありますよ」



「じゃあ、後で見に行ってみます」

と言っているうちにすぐに元湯温泉に着いたのであった。






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Last updated  Sep 11, 2024 04:47:59 PM
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