フォーカスチェンジ・フラッシュ

フォーカスチェンジ・フラッシュ

2009.10.21
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カテゴリ: カテゴリ未分類
★今日のフォーカスチェンジ♪


だって、私たちは、ひとつですから。


私は、10歳のときに、
重度の脳性小児麻痺だった、
妹を、5歳でうしないました。

13歳のとき、祖父が病気で
逝きました。

17歳のとき、親しい友人が、

2度目を実行に移して、
本当に逝ってしまいました。

20歳のときには、別の友人が、
投身自殺しました。

22歳のときには、大学の後輩が、
病死しました。


その後も、友人、知人、恩師らが、
さまざまなかたちで、
この世とわかれを告げました。

死に直面するということは、
人生とは有限であることを、


いつまでも生きているとは、
さすがに思わないけれど、
明日もとりあえず生きているだろう
という思いが、幻想に過ぎないことを、
私は、いやというほど知らされたのです。



私に強い罪悪感をいだかせました。

あのひとたちは、死んでしまったのに、
なぜ、私は生きているのだろう。

あのひとたちよりも長く生きる価値が、
私にはあるのだろうか…と。


生きているのに、抜け殻のような、
そんな時代を体験しました。

大切なひとたちが、この世にいない、
その虚脱感は、私をさいなみました。

なぜ、おまえは生きているのだ、と。


でも、あとを追うには
遅すぎたのです。

死に遅れてしまった私は、
生きることを
選ぶしかありませんでした。


あれから、年月が流れました。

いま、私の結論はこうです。

死に遅れてしまったものは、
そのひとたちの思いのぶんまで、
生きるしかないのだと。


それは、けっして義務でも
押しつけでもありません。

私たちは、あくまでも、
私たち自身の人生を生きます。

けれども、人生のなかで、
そのひとたちと出会うことは、
けっして偶然ではありません。

そのひとの思いは、願いは、夢は、
気づかぬうちに、私たちの内で、
ひとつになっているのです。


私たちも、遅かれ早かれ、
いつかは死にます。

生をまっとうして、私たちは、
そこで、先に逝ったひとたちと、
再会します。


そのときに、本当は、
あとさきの時間なんて
関係なかったことに、
気づくのでしょう。

死に、早いも遅いも
なかったことを知るでしょう。


だって、
私たちは、ひとつですから。

すべてのエネルギーの、
ほんの一部を、わけあって、
すべての時間の、ほんの一瞬を、
わかちあって生きるのですから。

その意味では、生と死は、
ひとつながりのものなのです。


どのみち、せいぜいが、
100年程度の差なのです。

この生身の人間としての、
有限の人生を、こころから
楽しんで生きましょうよ。



--かめおかゆみこ発行
   「今日のフォーカスチェンジ」
第872号(2006年3月21日発行)より


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Last updated  2009.10.21 16:57:24
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ぱんちゃん@ Re:達人の出番です!(12/07) 心配り。心痛い!なかなかできない。心配…
ぱんちゃん@ Re:こころが動かないときは(12/07) 三秒でもよい。二日坊主の私はいつも片身…
黒澤まちこ@ Re:「あなたが採用決定者です」(10/04) そうなんです。みんなが幸せなら私は幸せ…
くろさわまちこ@ Re:からだの問題だけではありません。(10/04) 上手く言えませんが、そんな感じ。私のな…
みゆ@ Re:「今にして思えば…」 本当にそうですよね 過去をふりかえるより…

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