ラッコの映画生活

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2009.04.26
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カテゴリ: カテゴリ未分類
トウキョウソナタ
黒沢清
TOKYO SONATA
Kiyoshi Kurosawa
119min(1:1.85)
(桜坂劇場 ホールCにて)


1月に見て、まだレビュー書いていませんでした。なかなかの秀作。橋口亮輔の『ぐるりのこと。』、是枝裕和の『歩いても 歩いても』の2本と合わせて最近の家族物の日本映画として比較している人もいて、その大方は『歩いても 歩いても』をいちばん評価し、この『トウキョウソナタ』をいちばん下位に位置付けている。『ぐるりのこと。』は結局見に行かなかったけれど、予告編から想像するに軟弱過ぎる感じ。だいたいタイトル最後に「。」を付しているのが気に入らない。モーニング娘でもあるまいし…。とは言っても見ていない作品の評価はできないからこれは除くとして、自分としては黒沢作品は是枝作品より遥か遥かに良い映画でした。

家の中に風が吹きこんで新聞紙が飛ばされる。カメラがスーっと横にパンしていくと外は突然強い雨が降り出し、開いた窓から雨が入っている。急いで窓を閉め、濡れた床を拭く女。彼女はふと何を思ったか、窓を再び開くと雨に濡れるがままに身を任せるのだった。

こんな出だしだったと記憶しているけれど、いきなり見ている自分は「映画という世界」に引き込まれる。「映画の物語の世界」という意味ではなく、自分は映画を見ているのだという「映画という世界」にだ。



そんなお父さん・竜平なのだけれど、ある日突然会社(計測器メーカーのタニタということになっていた)をリストラされてしまう。総務部長(だったか課長?)だった彼、仕事の調整役、いわばなんでも屋で、具体的専門職ではないからハローワークでの再就職も難しい。

(つづく)







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Last updated  2009.04.26 02:46:43
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