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生きることの尊さをかみしめたい人たち、「サラリーマン」生活に何か自分らしさを見失いそうになっている人たち、特に「企業」の論理に苦しんでいるお父さんたち、ぜひこの母の生き様をみてください。女性像としては、きっちりと自分らしく、生きる価値をまっすぐに示してくれていると思いますよ。 「女性陶芸家の草分けであり、骨髄バンク立上げに力を尽くした神山清子。今も信楽で日々窯を焚く女性の真実の物語」とチラシにあります。 田中裕子(そう、おしんを演じた方でしたね)さんの好演だけでも見る価値があります。白血病との闘いのドラマとしては、涙も流さざるを得ないかもしれません。「どうかドナーの登録を」と息子賢一役の窪塚俊介さんが語ります。まだ骨髄バンクがなかった時代の一つの愛の物語でもあります。 久しぶりにすがすがしいヒロイン神山清子像を描いたスタッフに拍手。映画は、もっともっと、こういう女性像を、描くべきだとも思います。生活のリアリティに欠ける「純愛」なるものは、この女性像の前には、たちうちできないでしょう。
2005.02.27
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何なの>このコトバ?! 実は、迷いや弱気を吹っ切るコトバなのです! 「朝鮮人でもええのんか?」とたづねた彼女に、彼は応えるのでした「ニワトリの足はハダシだ」と。 海に出る息子に父は、勇気づけるのです! 「ニワトリの足はハダシダ」と叫べと。この彼(父)は潜水夫です。 物語は、知的障害の息子(サム)が警察官僚の汚職事件に、その特異な数字記憶能力のゆえに巻き込まれることを縦糸としつつも、舞鶴の地で生きていく庶民のヴァイタリティーを闊達に描く良品です。 新人の先生に、子どもが語ります。 「先生、しんどいのんか?しんどかったら、ちょこっと休んだらええネン」(サムも語ります、同じコトバを) 「先生、しんどいのんか?しんどかったら、ちょこっと休んだらええネン」 この先生の母は、「辞めたら、あんたの生きる道は、ないデ」と若い娘に残しています。この子らと生きることが、本当のあなたの生きる道なのダと。 汚職などの設定は、私には必要ないものでした。この2つのコトバだけで、いまの私には充分でした。 知的障害の青年を騒動に巻き込む設定を私は好きになれませんが、この土地に生きていくのダというたくましい庶民を描く監督(森崎東)が好きです。 少しだけ心を休めることのできる、いい映画でした。
2005.02.24
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