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今日はメーアを抜け出して、ソトシゴト。またまた前回の清木場バンドメンバー、松本淳くんと一緒のレコーディングで、久しぶりのギターの弾きのみの仕事でした。変則的なレコーディングで、ドラムとパーカッション、ギターを一緒に録音してからベースを入れて、その後歌を入れてからギターダビングという行ったり来たりの状態だったので、かなり遅くなってしまった・・・・ドラムの淳くんは、ご自慢の秘蔵ラディック!アメリカンな感じの曲ならコレ!!と言うものらしいです。僕は、なんと初体験のテレキャスター・シンライン!自分でも意外なのですが、レコーディングでテレキャスターを使うのは初めて。これは、今日のアレンジ・プロデューサーの某氏所有のもので、アメリカンな感じならぜひともと言うわけで、持って来て貰いました。テレキャスターも丁度欲しいと思っていたので、色々と試して・・・と思ったのですが、結局ツイード・デラックスに直!!ボリュームペダルも無し!というのが一番だったので、、、かなり暴れるのかなって思ったのですが、シン・ラインのせいか、意外と温かい、扱いやすい音でした。でも、やはり慣れるまでは大変だったけど・・・それにしても、シン・ラインは軽いです。なんか、気軽に弾ける感じがいいですね。ただ、腰のあたりのコン!!て感じのアタックはあまり無いので、どう弾いてもさわやかな感じになりますが・・・それも味というものでしょう。ピックガードのデザインは、普通のテレキャスターよりも好きです。ソリッドボディのシン・ラインを作っている工房がありますが、それもなるほどという感じですね。いろいろ参考になったソトシゴトでした・・・
2007年11月29日
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24日の来音くんとしょーたくんのライブ、素晴らしかったですね!回を重ねるごとにグレードアップしていく様は、次回の期待でもワクワクしてきます。今日は、来音くんのレコーディングの続き。ほぼオケとメインヴォーカルが出来上がった状態にコーラスを入れる作業でした。レコーディングは本当に順調で、残っている曲もあとわずか・・・とは言え、レコーディング作業というのは調子が出てくれば出てくるほど、次々とアイデアが浮かんで来る物なので、いいところで区切っていかないと本気で終われなくなってしまいます。特にプライベートスタジオなんて持っているとなおさらです・・・・海外のアーティストが「約3年ぶりのアルバム!!」なんてざらなのも解る気がします。ずーーーーっとレコーディングしているんでしょうね・・・さて、今日はしょうたくんも登場してのレコーディング終了後、ロビーで休んでいたらすかさずしょうちゃんがスタジオのチューニングに、、、、もう、スタジオが空いている時(って早朝とか深夜とかですが・・・)休み無く工夫を繰り返しています。2時間ぐらい僕がウトウトしていたら、「よくなったみたい!!」という声が。音を確かめてみると、確かに位相がすごく揃ってる!!ちょっと溜まり気味だった低域もすっきりして、色々なCDで聞き比べてみると、今まで解らなかった位相の位置がもの凄く明確に解るようになった!レディオ・ヘッドとかミッシェル・ンデゲオチェロなんか聴いた日には大変な事に・・・あまりに面白くてず~~~~っと聴き込んでしまった・・・・いや・・・すごい・・・・こんな位相の良い状態は、あまり出会ったことがありませんよ・・・・どんな巨大スタジオでも・・・・負けない追求心と工夫で出来るものなのだな~と実感。これでアレンジがまた面白くなりそう!って、、、、本気で終われないレコーディングになりそうだ・・・・・
2007年11月26日
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レコーディングは続くよ・・・・どこまでも??写真は今日ダビングしていたラップ・スチールと来音くんのハーモニカです。ラップ・スチールは面白くて、レコーディングしていると瞬く間に時間が過ぎてゆきます。なかなかまだ慣れないんですが・・・・Ben Harperのようにはいかないものだ・・・でも、このラップ・スチールは1950年代のかなりビンテージなもので、いわゆるFenderのセカンドラインのものなので値段はやたら安かったのですが、音は素晴らしい!この時代のピックアップの賜物なのかなぁ。。。時代的に言えばブラックボビンの時期なのですが、材質的には同じものが使われているのではないかと思います。これに、MXRのオペアンを缶タイプに変えたものにツイードデラックスで鳴らすとかなり熱い音で歌ってくれます。ボリュームペダルはGoodrichで。スチールギター系の奏法は、歴史が長い分かなり多岐にわたっていて、ペダル・スチールに至ってはホント信じられないようなテクニックが沢山あります。まぁ、それはまたハマッてしまったらまずいので避けていますが、チューニングだけでも数え切れないぐらいの種類があって、楽しいし深いですね、、、、暫くは色んな音源や映像を穴の開くほど研究だ!なんて、またマニアックな話でしたが・・・・一緒に写っている来音くんのハーモニカですが、こっちこそ50年代だろ!!ってぐらいの風格ですよね。でも、まだ1年ぐらいしか使っていないのだとか。本人は「僕が使っているとギターもハーモニカもどんどんボロボロになっていくんですよ・・・そんなに使っていないのに・・・」なんて言っていますが、やはり本当に音楽を愛し、1日のほとんどを音楽で過ごしている事がうかがい知れますよね。楽器は道具ですから、使い込めばそれなりの風格が出てくるものです。さて、そんな来音くんのライブが明日、西麻布のCOLORS STUDIO「〒106-0031 東京都港区西麻布2-25-23 バルビゾン27 B3F TEL:03-3797-5544」にて行われます。同じく「唄い屋」のショータくんも一緒です。みなさんぜひ!!
2007年11月23日
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久しぶりの書き込みになってしまいました・・・ここ暫くはかなり目まぐるしい毎日を送っていまして・・・5日は、俊くんのシングルのマスタリングデータがロンドンから戻ってきたので、工場に入れる前の最終作業を某マスタリングスタジオにて。この日のエンジニアは約10年ぶりぐらいの再会になる旧友で、まだエイベックスが町田にあった頃、まだ、エイベックスが洋楽ばかりだった頃、に僕とm.c.ATらとともに邦楽アーティストをプロデュースすべく、頑張っていた時のスタッフです。あれから10年・・・・まさにエイベックスの激動を走り抜けてきたスタッフで、感慨もひとしお・・・・これが、感慨シリーズのスタートになろうとは思いもしませんでしたが・・・無事に作業はつつがなく終了し、あとは発売を待つばかり。そして、9日には新人アーティストのリズムレコーディング。ドラムは昨年の清木場バンドのドラマー、松本淳くんです。いつもながらのパワフルでグルーブ感溢れるプレイで無事素晴らしいオケが完成。翌々日にギターダビングを終えて、現在は歌入れとトラックダウンを待っている状態。これは、1月発売予定。そして、忙しさにかまけて少し飛び飛びの状態ですが、来音くんのアルバムも進んでいます。と・・・・言うか、自分で作っていて何ですが・・・・そうとうヤバイ!ちょっと凄いアルバムになりそうです!そして、、、、18日には斉藤さおりちゃんの20周年記念ライブ。メンバーは当時のメンバー、ギター鈴木“パパゴン”英俊、ベース山内和義、ドラム刀称暢朗、コーラス高橋Jackie佳代子&茂村泰彦に加え、キーボードに川村ケンちゃんに手伝ってもらい、少ないリハーサルながら素晴らしいライブとなりました。さおりちゃんのライブは3年前にもリユニオンとして行われたのですが、これがまた大変で・・・何が大変だって、約20年前の自分と向き合うわけです。まだまだプロになりたて、稚拙なプレイの数々ながら、これからプロとして頑張っていこうという小さな種から発芽するがごとく・・・細胞分裂が始まるがごとく・・・の異様なヤル気、頑張りのプレイと向かい合うにあたって、意外と単純には超えられない何かがあるものなのですよね。メンバーとも話していたのですが、意外と凄く、真面目に、頑張っていたのだな・・・と本当に、今の自分を反省させられるような、、、また、奮い立たせてくれるような、失ってはいけない大切な事を再確認させられる・・・そんな濃い内容のライブでした。さおりも当日はかなり緊張してようで・・・・終了後はまたまた感慨もひとしおで・・・・手伝ってくれたケン坊にも、本当に感謝です!そして、今日19日はまたまた駄目押しのように・・・・AMAZONSのライブ!!AMAZONSのツアーに回っていたのも斉藤さおりの数年後の事で、今から15年ぐらい前のことになるでしょうか・・・・本当に鍛えられたツアーでした。約3年間・・・・その時知り合ったメンバーは今でも第一線で大活躍しているメンバーばかりです。今回、僕は演奏では参加していないのですが、なんとバックを勤めたメンバーがドラム沼澤尚、ベース種子田健という清木場俊介くんのアルバムでも素晴らしい演奏を披露してくれたリズム隊にギターは間宮工さんと山本たかしさん、キーボードはこれまた古い友人の超売れっ子プロデューサー森俊之!!超凄腕メンバーによる演奏の素晴らしさも相まって、かつて必死でプレイしていた楽曲の数々をまた聴けるのは、重ね重ね感慨深いものでした・・・・久しぶりのライブに駆けつけた顔ぶれも凄くて、ゲスト参加した久保田利伸さんや藤井フミヤさんをはじめ、客席にはブラザーKONさんやm.c.AT,Birdさん、ミュージシャンもそうそうたるメンバー勢ぞろいで、久しぶりの復活を本気で楽しんで祝福している雰囲気に涙が出そうでした。いや、、、ここ数日、、、、本当に心震える、震わされる事がつづいて・・・・なんか幸せな気持ちで一杯です。
2007年11月19日
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朝~~~!!になるまで・・・・何をやっていたかと言うと・・・・スタジオのチューニングです。今日は某ロックアーティストのレコーディングエディット作業で来たエンジニアの山下くんを交え、朝まで色々とスタジオのチューニングに関して話し込んでいました。その後、このさわやかな朝日を浴びながら帰宅しましたがまた夜にはみんな集合して・・・・しょうちゃんは昼間からいろいろと改造作業。あ、、、そこで一つ判明したことが・・・・前の書き込みでChandlerはトリムでレベルが稼げずにイーブンだと書き込んでしまいましたが間違いで、+13dB稼げている事が判明しました。Chandlerに関しては、詳しい取り扱い説明書が無くて、しょうちゃんもモジュールを引っ張り出して回路とにらめっこ状態での解読なので大変そうです・・・なので、購入を考えている方。シンセなども問題なくつなげそうです。でも、こうなると返ってL,Rのレベル調整が大変になってきてしまいますね・・・まず、信号でセンターを出してからの作業となってしまうのもめんどうだし・・・しょうちゃんは、各チャンネルのボリュームもスイッチ式にしようか・・・などと考えていますが・・・おまけに、マスターフェーダーフルテンの状態でよいのか・・・という話にもなってきていて、、、、当然アナログミキサーなので、多少サチっている感じが出た方がって考えますよね、、山下君は僕としょうちゃんが食事に行っている間にあれこれ試したようで、、、「圭さん!ぼくはマスター7.5です!」と言う事で、、、7.5に一票。これは、エンジニアの人の好みもあるからな~~おまけにやっているジャンルにもよるし・・・・それよりも・・・話題は部屋鳴りの事におよんで・・・「低域の鳴りに関しての押さえ方は壁から10cmの空間を作ってその前にグラスウールの壁を作って・・」「いやいや、天井の鳴りが激しいから天井に吸音層を作って・・・・」などと朝まで激論大会が続いています。みんな本気モード。音を作る上でのこだわりはみんな凄いですね、、、って普通の人たちからしてみたらなんだそれ!!って感じですよね・・・この先、いろんなエンジニアの人たちからそれぞれの意見がでてくるんだろうな、、、なんて、、、マニアックな話ですみません・・・
2007年11月04日
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今日は某新人アーティストのキーと詞合わせ。本人の仮唄を入れながらの作業です。アレンジも同時に微調節。本格的な歌入れも想定した実践での作業なので、スタジオもいよいよ始動しました。デジタルでの仕様なので、コンピューター上でのバスづくりなど、なかなか慣れないところで少し戸惑いもありつつ、、、、でも、かなり順調に2曲のプリプロが完成。モニター環境や使い勝手などもやはり実践になると改めて気がつくところが多いですね。部屋の鳴りは徐々に調整するとして、、、まず気になったのはChndlerのトークバックがDIMではなくCUTになってしまうこと・・・・そんな専門的なマニアックな・・・・て話ですが・・・購入を考えている方は注意してくださいね。トークバックとはブースという歌やアコースティックギターなどマイクを立てて録る部屋と、コントロールルームとの会話をする回線の事なのですが、コントロールルームはかなり大きな音量でモニターしているので話を拾うマイクがハウリングを起こしてしまうために大概のスタジオではDIMという音量を下げる回路が作動するようになっています。しかし、CUTの回路だと完全にモニターがカットされてしまうので、コントロールルーム側のマイクスイッチを入れるとブース側の声が聞こえてこなくなってしまう、いわゆる一方通行状態になってしまいます。これだとかなりブース内とのコミュニケーションが難しいわけです。さて、、、、困ったものだ・・・・と思っていたら、しょうちゃんがトークバック回路のモジュールを取り出して、いとも簡単に改造してくれました!う~~む!!さすが!!しかも、今は遠くからコントロールできるようにリモートスイッチも作ってくれています。仕事早っっっ!!音の方は、さすがにヘッドルームの余裕がすごいのでダイナミックレンジがもの凄く広い!これは、まとめるのがかなりの技術を必要とするのでこれも勉強だ・・・・アレンジの方は問題なく出来上がったので、あとは本番のレコーディングを待つばかり。明日からはもう一組の新人のアレンジを開始しなくては・・・
2007年11月02日
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スタジオ大改装中!スーパーテクニカルエンジニアしょうちゃんの、連日徹夜の頑張りのおかげでかなり出来上がってきました。スタジオは見違えるようにすっきりしました・・・・いわゆるコンソールを無くして、パッチ関係もシンプルに。デジタル対応のスタジオになってきました。アナログももちろん大好きなのですが、長年の酷使によってかなりガリなどヘタって来ていましたからね・・・・アナログコンソールを中途半端なものを買い換えるぐらいだったら、いっその事無くしてしまえ!!ちょっと寂しい気もしますが・・・・これは何だと思いますか???これがアナログコンソールに繋がっていたパッチです。バンタムと呼ばれる形式のパッチなのですが、これ全部手作業で半田づけするんです。これはしょうちゃんの先輩エンジニア、我がメーアの取締役でもある宮原くんの手によるもので、まさに匠の技!本当にもったいない気もしますが、これもサヨナラです。約8年間、本当に良く頑張ってくれました。このスタジオを宮原君が本気で作ってくれたおかげで、色々な事が勉強できました。ラックも様変わり・・・これも時代の流れですね・・・・リニューアルして明日からいよいよ本格的に始動・・・・って、今日もしょうちゃんには無理言ってアレンジの直しとか出来るようにしてもらったのだけど・・・・でも、スタジオというのはセッティングが終わってもチューニングは長くかかるものです。これから何度も何度も音響的に試行錯誤をくりかえして、色々なアイデアを出し合い、色々なエンジニアの意見も参考にして完成されるものです。もう早朝ですがしょうちゃんは最後の追い込み・・・・妥協の無いスタッフの頑張りに支えられています!!
2007年11月01日
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