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2019.01.19
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カテゴリ: 音楽





このところ、チョン・キョンファ、サラ・チャン、ヒラリー・ハーンと、女性ヴァイオリニストのステージをたてつづけに見てきたが、日本人の女性ヴァイオリニストだけはなかった。
前橋さんのステージを以前から一度見てみたいと思っていた。最近、日経新聞の「私の履歴書」で連載していた。この連載で取り上げられるということは、すでに功成り名を遂げた人で内館牧子風に言うと「終わった人」。そんな御年は75歳の超ベテランはどんな演奏を聴かせてくれるのだろう?

そんな興味深々のステージは、毎日新聞社が小児がんと闘う子供たちを支援するキャンペーンとして行っているイベントの1つである「生きるコンサート」。 会場の横浜みなとみらいホールの1階の前から9列目中央という特等席に座り、前橋さんの登場を待つことに。

コンサート前半は全日本学生音楽コンクール受賞者の小中学生の演奏だった。
そして後半は売り出し中の若手ピアニスト=金子三勇士によるリストのピアノ協奏曲第1番。その後休憩をはさんでトリの前橋汀子の出番だ。

神奈川フィルのチューニングも終わり、真っ赤なロングドレスの前橋汀子が現れた。裾を手でたくし上げてややぎこちない足取り。大丈夫?かなり高いハイヒールを履いているぞ。

曲目はメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲。ポピュラーな名曲中の名曲だ。
ほとんどオケの前奏もなくヴァイオリンのメロディーに突入。むむ、ヴァイオリンが泣いている。ゾクッときて目頭が熱くなる。存在感抜群のヴァイオリンだ。のっけから涙ぐんでしまうとは思わなかった。ああ、これが前橋汀子の音色なんだなあ・・・と何の根拠もないまま納得してしまった。

そんな弾き姿に見とれながら聴いていたら、あっという間に全3楽章を聴き終えてしまった。
「終わった人」ではなかった。75歳にして現役バリバリの演奏家だった。

アンコールは自ら得意とするバッハの無伴奏パルティータから「ガボット」。長年弾き続けてきた曲なのだろう。どこか包容力を感じさせる演奏だった。

それにしても、最近聴いた女性ヴァイオリニストのアンコールはすべてバッハだった。無伴奏のヴァイオリン曲の名曲ってそうないのだろうな。

というわけで、前橋汀子のヴァイオリンの年輪を重ねた芳醇な響きは、私の胸に深く刻み込まれたのでありました。

最後に一句。  「  寒き日の  胸温める  ヴァイオリン  」





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最終更新日  2019.01.19 14:28:55
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