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2021.03.19
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宮沢賢治の花巻農学校教師時代の北海道修学旅行復命書を読み解いています。
復命書はこちらです。
https://plaza.rakuten.co.jp/kenjitonou/diary/202102150000/

一行31名は、1924(大正13)年5月18日夜に花巻を出発。鉄道と青函連絡船を使い、途中函館、小樽を見学しながら、車中泊2日の強行軍で5月20日午後、札幌に到着。北大植物園、中島公園を見学、札幌駅前の山形屋旅館に宿泊。21日はビール工場、製麻工場、北海道帝国大学、中島公園の植民館(拓殖館)を見学し、札幌駅午後4時すぎの列車で苫小牧に向かいました。

前回は車窓から見た、農家住宅改善についての考察でした。

賢治先生の北海道修学旅行 30 車窓から農家住宅を考える
2021.03.18
https://plaza.rakuten.co.jp/kenjitonou/diary/202103180000/


(引用開始)

(引用終了)

列車の窓からは、石狩川が見えました。次に列車は、カラマツとドイツトウヒの林の中を走ります。北海道らしい景色に生徒たちはたびたび歓声をあげて喜んだことでしょう。
カラマツは岩手県にも多い樹木ですが、線路沿いに広大に広がる林地は、北海道らしさを感じさせます。
ドイツトウヒは、前日に札幌の植物園でも生徒を感動させました。

賢治先生の北海道修学旅行13 北大植物園の芝生に感激する生徒たち
2021.02.28
https://plaza.rakuten.co.jp/kenjitonou/diary/202102280000/

画像は線路沿いではありませんが、札幌市郊外の道路沿いの針葉樹の絵はがきです。


札幌市中央図書館デジタルライブラリーより
http://gazo.library.city.sapporo.jp/


(引用開始)

(引用終了)

旅行をすると、わずらわしい現実から離れて精神状態が新鮮になり、美醜を見分けて素直に美を感じとる心がうまれるようです。

(引用開始)
若し生徒等この旅を終へて郷に帰るの日新に欧米の観光客の心地を以てその山川に臨まんか孰れかかの懐かしき広重北斎古版画の一片に非らんや。
(引用終了)



次回は農村景観改善のため、どんな樹木を植えたらいいか、賢治先生が考えます。

https://plaza.rakuten.co.jp/kenjitonou/diary/202103200000/


#宮沢賢治 #修学旅行 #稗貫農学校 #花巻農学校 #札幌 #車窓 #カラマツ #ドイツトウヒ





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最終更新日  2021.04.18 04:52:16
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