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2021.05.19
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カテゴリ: 羅須地人協会時代
前回は賢治が麦畑で農作業に疲れて雲からエネルギーをとろうとする詩「疲労」をご紹介しました。
https://plaza.rakuten.co.jp/kenjitonou/diary/202105180000/

さて、この麦は大麦でしょうか、小麦でしょうか。

大麦は、ノゲ(稲や麦などの実のトゲ)が長く小麦より痛いこと、日本人がただ麦という場合、大麦をさすことが多いこと、から大麦とも考えられます。

一方、この詩が書かれた時期から考えると、穂が青いと書かれていることから、小麦とも考えられます。

当時の岩手県の農業指導の教科書によると、
小麦の出穂期は5/29~6/4
成熟期は7/9~7/15

大麦の出穂期は5/22~5/29


詩が書かれたのは6/18ですから、小麦の穂はまだ青く、大麦の穂は既に黄色くなっている可能性が高いです。

農業督励要項(岩手県内務部)1932年
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1915090





#宮沢賢治 #疲労 #小麦 #大麦





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最終更新日  2021.05.19 11:53:27
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