まりことリンリン~♪
PR
カレンダー
カテゴリ
フリーページ
キーワードサーチ
バックナンバー
購入履歴
新着記事一覧(全1713件)
過去の記事 >
とても興味深い一冊でした。 ミステリーとしては起伏がなく平坦で「このミステリーがすごい ! 」対象というのがちょっと?だけれど、 美術業界の仕組みを知ることが出来ました。美術界、 マネー界の仕組みを巧みに操る者が生き残る。 時代や場所によって価値、評価は異なる。 美術は信仰であり信仰する人たちによって価値が決まり値段が高騰 していく。信仰≒神に対する値段。作品、作家に対する敬意、 愛情、畏怖、驚嘆、きっと人それぞれ受け止め方はあれど、 感情を揺さぶる物として受け止める人たちがいる一方で、 金儲けの手段としか考えない者もいる。
確かにそう、美術品に限らず舞台芸術のチケットだって、 自らが観るためではなく端から転売目的の人も多いですからね( 美術業界とは規模が違いすぎるけれど)。