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本のない、絵本屋クッタラ おいしいスープ、置いてます。 (ポプラ文庫 日本文学 463) [ 標野 凪 ]<内容紹介より>札幌にある『本のない、絵本屋クッタラ』はインクブルーの三角屋根が目印の、店主・広田奏と共同経営の八木が切り盛りする本屋兼カフェ。メニューは季節のスープセットとコーヒーのみだが、育児に悩んだり、自分の今の立ち位置に迷った客が今日もやってくる。名の通り店に本はないが、奏は客の話に静かに耳を傾けると、後日悩みに寄り添う絵本をそっと差し出す。それは時に温かく、時に一読しただけではわからない秘密をもっていて…。不思議な温かさを感じます。クスっとすることも。それは店主の奏と共同経営者の関係が大きいと思います。八木くんの正体を知った時は、軽く、いや、かなり驚きました。え???マジ?すごい設定だけれど、舞台が北海道というところでもしかしたらこういうお店もあるかもね、と思えてきます。馴染みのある絵本でも、見方、受け止め方で全然違った世界が見える。子どもも大きくなり絵本の大半は処分してしまったけれど、何冊か残っていたはず。引っ張り出してきて読んでみようかな~なんて思える一冊です。ところで・・・八木くんは何故にお店に出てきてはいけないの?別に出てきてもかまわないのではないかと思うのですが・・・飲食店を兼ねていると制限があるのかな。
2026.02.28
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方舟を燃やす [ 角田 光代 ]<内容紹介より>1967年生まれの飛馬が育った時代は、みんなノストラダムスの大予言を信じてUFOを待ち、コックリさんに夢中になった昭和のオカルトブーム真っ最中だった。戦後すぐ生まれの不三子は文化的な生活を知らずに育ち、マクロビオティックの食事で子育てをしたのに、娘や息子とうまくいっていない。高度経済成長期の日本に育ち、昭和平成を生きたふたりがコロナ禍の子ども食堂で出会った時、そこに生まれたものは何だったのかー。予測不能な世界を生きる私たちに切実な問いを投げかける角田光代の新たな代表作!私は飛馬と同年代です。ノストラダムスの大予言もUFOも信じなかったしコックリさんにも嵌らなかった。占いとかも信じない(ようにしている?)タイプですし。でも口裂け女だけは本当にいたらどうしよう塾の帰りに出たらどうしようーーーーと思っていたのを思い出しました。年代も住む場所も離れている飛馬と不三子。生活環境も信じるものも違う二人の話が交互に進む。何時この二人の人生は交わるのか、どう交わるのか。それが二人にとって何か岐路となるのか。何をどう信じて縋って生きていくのか。私にとって信じるもの・・・何だろう?
2026.02.23
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少し前に見たのですが相変わらずののんびりレポート。気が付けば、今日は雪組の大千秋楽トップ娘役・夢白あやさんのラストデー。昼間予定があったので配信は観ていませんがきっとキラキラ眩いばかりのオーラを発光させまくりだったことでしょう。「美しすぎた男」あーさ(雪組トップスター朝美絢)のあて書ですね。でもキラキラ衣装を着るわけでもなく、逆にお顔の美しさを際立たせるためにシンプルな衣装。個人的には少し拍子抜けでした。軽薄そうな口調もだし、もう少し男臭いお役を観たいものです。印象的だったのは、クラヴァットにこだわり何度か出てきた「クラヴァットが~」という台詞。あまりに記憶に刷り込まれすぎたせいか、スカーフ好きの私・・・翌日から数日はマキシツイリーを引っ張り出してきて胸元を華やかにしておりました退団公演の夢白さん、どこまでも華やかで美しいそしてご本人も絶対それをわかっていて、最大限に活かしていると思われる。こういう華やかを前面(全面でもあるな)に出したトップ娘役きっと好き嫌いが分かれるのだろうと思いますが、私は好きですジェンヌさんは皆さん姿勢がよくて立ち姿にほれぼれしますが、彼女の横から見た肩の位置、後ろ姿の美しさはそれはそれは美しくこれも彼女の武器だったのだなと思った次第です。彼女の姿を宝塚の舞台でもう観ることが出来ないのはとてもとても残念です…そしてこの公演で目から鱗だったのが華純沙那さん。新公、別箱ヒロイン経験者でかせきょー(華世京)バウでも上手いことは承知しています。が、ここまで役になりきるタイプでこんなにも上手かったのかっっっあまりの上手さに猛烈に感動目線、首、腕の動き、口元、全てが夫を亡くしても社交界の中心として君臨し続ける公爵夫人そのものでした。今公演でも新公ヒロインでしたが、そちらは夢白さんと比べてしまうと華やかさに欠けるというか相手役が研3の律希さんだったせいもあってかお姉さま感があったように思いますがこれはきっと本公演の役の影響が強すぎたのだろうと今なら思えます。そしてショーのエトワールの素晴らしさこれぞエトワール ここまで素晴らしいエトワールらしいエトワールは何時ぶりだろう。正直なところ、これまで彼女のことは上手いけれど華やかさに欠ける・・・?と思っていたのですが、180度印象が変わりました。そして今回注目していたのが新公初主演の律希奏さん。夢白さんのミュージックサロンにも出演していて推されているのだなとは思っていました。小顔でスタイル良し、「美しすぎた男」としてもピッタリ。加えてあの学年で歌も上手いとくれば、要チェックです。お芝居はロココの夢であまり見せ場はないもののショーでは歌で抜擢の部分あり、ロケットピックアップフィナーレのWトリオと推し推しですね。そんな推しっぷりのなかで一番驚いたのがロケットでの美脚ぶり。美脚通り越して細すぎではと思うほどの長くて細いおみ足。筋肉何にもついてないのではと思う細さでびっくりでした。その直後に黒燕尾にお着換えしてサイドから合流。あんなに細いのに燕尾も似合う。これ、かせきょーの後に次ぐ路線確定!?でもそれも納得だわと思いました。今頃はフェアウェルかな。退団者の皆さん、ファンの皆さん最後の時間をゆっくり楽しまれますように
2026.02.22
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桜待つ、あの本屋で (ハーパーコリンズ・フィクション ハーパーコリンズ・フィクション F29) [ 浅倉卓弥 ]<内容紹介より>世界のどこともわからない場所にその本屋はある。店の前には神秘的な桜が一本たたずんでいて、なかでは少女と三毛猫がコーヒーを淹れながら次の客が来るのを待ちわびている。この店に来られるのは後悔や悲しみを抱えている人だけ。店と客をつなぐのは一冊の本ー桜の季節そのページをめくったときに店への扉は開かれる。読書メーター読みたい本ランキング単行本部門 週間(2025/3/28~4/3)1位。とても柔らかい美しい表紙が魅力的。この本の世界を見事に映し出している。偶然に偶然がいくつも重なり奇跡の入り口が開く。どの話も切なくて淋しくて、でも最後に救いがある。この不思議なお店を営む少女と猫は誰?その答えは最後の章にありました。一際胸が詰まる、でもとても暖かい思いに包まれる終章でした。美しいファンタジーです。
2026.02.14
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先日、母娘3人で東京會舘ロッシーニテラスでアフタヌーンティーを楽しんできました。長女とは月1ペースで食事やスイーツを予約して楽しんでいるのですが次女は休みが合わなくてなかなか一緒にはいけませんでした。今回は、珍しく皆の予定が合ったので夫抜きの女子会あ、スイーツ中央のストロベリーショートの高さがあったのでその奥のスイーツが写ってない(ピスタチオのスイーツ)その写っていないものが、娘たち二人の一押しでした。東京會舘はスタンドではなく各自に大皿で提供されます。スタンドのほうが見栄えがするけれど、各自に提供さるほうが気兼ねなく取ることが出来て良いですね・リース・パリブレスト・冬のカフェラテムース・ピスタチオのフラッフィー・苺と魔法のキャンディー・ピスタチオとベリーのオペラケーキ・苺のムース・ふわもこ苺のショートケーキ・かぼちゃのブルテ・オレンジジャムのフロマージュブラン・ケーク・サレ (ほうれん草、コーン、さつまいも、パルメザンチーズ)・スコーン2種(プレーン/チョコチップ)・フルーツジャム・クロテッドクリームセイボリーもスイーツもどれも美しくて美味。私はケーキサクレが好きなので入っていて嬉しいカフェラテムースもかなり好みです。スコーンに添えたジャムも大変美味しかった。あ、強いて欲を言えば、プチマロンシャンテリーが入っていても良かったかも。ドリンクの紅茶の種類も豊富なうえにどれも美味しい。さすが東京會舘だね~、ホテルほど高くないのにクオリティ高いね~女子トークも弾みとっても楽しい時間を過ごせました。
2026.02.08
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クララとお日さま [ カズオ・イシグロ ]<内容紹介より>人工知能を搭載したロボットのクララは、病弱の少女ジョジーと出会い、やがて二人は友情を育んでゆく。生きることの意味を問う感動作。愛とは、知性とは、家族とは?ノーベル文学賞受賞第一作、カズオ・イシグロ最新長篇。若い方からおすすめされて読みました。正直、一度読んだだけでは正しく理解できていないのではないかと思っています。他の方はどんなふうに理解されたのかしらと思い読み終わってからブックレビューを読み漁りました。バッドエンドなのか、メリーバッドエンドなのか。相対的にメリーバッドエンドとの声が多いようでした。まあ、そうだろうと私も思います。AF(人工親友)のクララは満足しているけれど、人間ゴがあちこちに描かれています。ジョジーの母が顕著なのはわからなくもないけれど自分のAFはクララしかいない!とクララを切に欲したジョジーでさえあなたは人間の友達とは違う、と言い切るなんて。そして最後の節。ここをどう読みとるかによっても違ってくると思います。クララが「あの場所」に来たのはジョジーと別れてどれくらいたってからなのか。店長さんの身体的特徴から読みとってもいくつかの解釈がありました。私としては、それなりの年月が経ってから、と思いたいのですが、同じ場所で、店長さんがクララのAF仲間のローザと2年ほど前に会った。ローザの生活はクララほどうまくいかなかったようだ。というところから推し量れば、ジョジーと別れて間もなくなのではと思われます。また、人間とA Fだけでなく人間の中でも「処置済み」と「未処置」に区別され学歴、就業等の差別がされていることも読んでいて苦しくなります。でも、それではこの作品が嫌いなのか?と問えば、そうでもない。不思議な作品です。2024年に映画撮影され2026年公開予定のようです。記事を読みました。そこに画像がいくつかありました。ん・・・?「あの場所」でクララと店長さんと思われる女性が話している画像も。私が思っていた店長さん像よりも大分年配のよう。ということは・・・?それとも元々店長さんは年配だったのか。気になるところです。
2026.02.07
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