PR
フリーページ
カレンダー
コメント新着
キーワードサーチ
今や別に嬉しくはないですが19日はわたくしめの誕生日でした。
で、お食事に行ってきました。本当はすぐにブログに載せたかったのですが、写真をしっかり撮ったもののカメラを職場に置いて帰ってきてしまって写真がアップできないのです~。
で、写真は後日ということで、今回行ったのは大阪は京町堀の「natural dining
TORAMARU」という、お豆腐料理のお店です。
ここは4度目になるかな?今まではランチを食べに行ったのですが今回初めてディナーを楽しみました。
お店が靱公園の横なのでランチだと緑を見ながら食べれてなかなかいい雰囲気なのです。でもランチはおきまりのランチメニューコースしかないんですよね。って言っても、ランチも美味しいんですけどね。1000円でけっこうおしゃれで美味しいお料理を楽しめるお店です。
で、バースディーの話はここまでで、私の崇拝する灰谷健次郎さんの本を紹介します。
「子どもへの恋文」(大月書店)

「はじめに ~子どもがくれた私の履歴書~」から
こんにちの世相の、子どもや少年たちの悪しき様相をとらえ、子どもに対して楽天的に過ぎると眉を吊り上げる人たちがいることを承知の上でいうのだが、子どもをいつもいつも教え導く対象としてとらえ、果ては、法でもって子どもを従わせようとする大人たちの貧困さと、子どもが持つ楽天性がせめても閉塞した社会と人間関係に、もはやかろうじて光と笑いをもたらしている事実を、あなたがたは、どうとらえ、どう考えるのか。 わたしは問うてみたいのだ。・・・略
かつて私は約3年間にわたり、子ども達は信じているある架空の生き物と手紙のやり取りを続け、それを保育の総合活動として取り組んだことがあります。
それをある大会で報告する機会が数回ありましたが、その必要性と重要性を理解してくれる人と、反対にこのすさんだ世の中にそんな夢のようなファンタジー的な活動を取り入れたところで、小学校に上がれば厳しい現実に子ども達は直面しなければならないのに・・・と否定的にとらえる保育者、教育者が必ずいました。
私は、こんな時代だからこそ、このような子どもの想像力と表現力、感性を豊かに広げていく保育が重要なのです、と自分の考えをきっぱりと伝えてきたつもりですが、悲観的なとらえ方(というわけでもないかもしれないけど)ばかりに走る人が、子ども相手の仕事をしていること自体が不安になります。
この本の中には、子どもの鋭いもののとらえかた方や、まさに楽天的なとらえ方、またおそらく大人が気がつかないくらいの繊細さ、たくましさ・・・こどもの持つ偉大な心と言葉が溢れています。
この本の中に紹介されている次の詩は「マコチン」という童話にも書かれているのですが大好きです。
まね くろだまこと 2年
みんなはちょいちょいよその子の
「え」や「し」まねするけど
おれはまねはだいきらいや
ひとがはつめいしたことを
そのまままねするのはいやらしい
みんなのこころのなかには
くろいふくをしたまねのかみさんが
ひひひとゆうてすんでんねんやろ
「マコチン」という童話もすばらしく、かなり昔に我が子の通っていた園のバザーで見つけて買ったのを、何度も何度も子どもたちに読み聞かせていたら、本がぼろぼろになってきて最近買いかえました。もちろんぼろぼろになった本も大切に持っています。早速今年も年長のこども達に読み聞かせました。
1冊を一気に読むのはちょっと長いようなのですが、毎年子ども達は最後まですごく集中して聞くのです、というか、聞いているうちに、どんどんはまっていくようです。
この流れで童話マコチンも紹介しちゃいますね。

ここ最近は特に、人はいったいどうなってしまったのだろう、どこへいくのだろう・・・と思うような事件が後を絶たないですが、これから成長していく子ども達にもっともっと灰谷さんの文学に触れてほしいと思います。
大人もね。