全171件 (171件中 1-50件目)
ゼネコン大手4社の鹿島、大成建設、大林組、清水建設の社長さんたちは12月20日に苦渋の決断をしたんです。慣れ親しんだ「談合」と言う単語をこれからは死語にすると言うんです。会社に存在していた「業務」と呼ばれる部署を閉鎖して担当者を配置転換させるそうです。これからは、法令順守(コンプライアンス)を徹底しないと自分の会社が世の中に理解して頂けないと社長さんたちは考えたんです。談合が無くなるとなんとなく寂しいと思いませんか。こう言うありふれた光景が、歴史の闇の中に消えて行くんです。猫が昔 勤めていた会社で、職場が変わったんです。友達の会社から電話が掛かってきて、「銀座の○○と言う喫茶店にこれから集合して」なんて言うんです。猫が到着すると、もう7社の猫と同じ仕事をしている人たちが集まっていました。そうして、喫茶店の奥の部屋で集会が始まるんです。取り纏め役の人が司会進行をして行きます。「あ、猫さんは始めてですね。」「すみません、ここではメモは厳禁ですから」「それと一緒にやりたくなければ灰皿をひっくり返して話の前に部屋から出て行って下さい」そんな風に言われると興味深々に成るじゃないですか。猫は言われた通り、手帳を鞄の中にしまいました。「今度の、○○の入札ですが、霞ヶ関の○○は最低価格○○ 上限○○くらいで収めて欲しいとの威光です」「だから、各社何トン欲しいか調整します」「各社でまず希望量を申し出てください」そんな風にして、各社の入札で取る量が割り当てられて、札入れの予定価格が決められて行ったんです。「ふーーん、こんな風な仕掛けになっていたのか」なんて世界不思議発見のようなものですね。そうして、会社に帰って結果を報告します。そんな時は、報告された人は聴いたような聴かないような素振りをするんです。「そうか、泥は猫が被るんだな」なんてなんとなく雰囲気でわかるんです。そうして、日本国の中で、今日も明日も同じような光景が繰り返されていたんです。それでも、1月4日から独占禁止法と言う法律が改正されて施行されます。刑罰が重くなって、調査官が会社に土足で入って来れる様に改正されたんです。そう言う背景で、大手ゼネコンは高々と「談合」に決別の宣言をしたんです。長年、その道で仕事をしてくると寂しいものですね。そうして、その「業務」の担当者たちは鼻歌を悲しげに唄いながら職場を異動して行ったんです。悲しげな唄を貴方も聴いてみますか?白鳥朝詠さんが書いて、都はるみさんが唄った歌がモチーフなんです。「好きになった人」1.さようならさよなら 元気でいてね 好きな二人は いつでも逢える たとえ別れて 暮らしても 役所なんかにゃ 行かないわ 待って待って 待っているのよ 独りでいるわ さようならさよなら 好きになった人2.さようならさよなら 指切りしてね 固い約束 忘れはしない ネゴをしたのも 決めたのも そうねあなたと このわたし 好きで好きで 好きでいるのよ 黙っているわ さようならさよなら 好きになった人3.さようならさよなら 泣いたらだめね つらい気持は あなたもおなじ ひとり待ってる わたしには お縄逃げて 帰ってね 早く早く 早く帰って 笑ってみせて さようならさよなら 好きになった人素敵な唄でしょう、そう思いませんか。そうして、大手ゼネコンの「業務」の担当者たちは、銀座のあの喫茶店の裏の部屋に集まって、「どんな風に談合を決別しようか」なんて調整をしているんです。勿論、そこでもメモは厳禁なんですけどね。
2005年12月29日
もうそろそろお正月ですね。お正月の楽しみは最近は時代劇をじっくりテレビで見るのが楽しみですね。それでも、猫はお酒に酔い潰れることが多いので、ビデオに録画してゆっくり鑑賞しているんです。今朝、電車の中で車吊り広告で、ベルーナ提供の新春ワイド時代劇の広告を眺めていたんです。「天下騒乱」徳川三代の陰謀鬼となり、義を守り、剣に生きた男たちがいた。荒木又右衛門 村上弘明柳生十兵衛 中村獅童土井利勝 西田敏行2006年1月2日(月)午後2時から一挙10時間放送なんて書いてあったんです。猫の好きな番組で、見たいなと思っているんです。猫は別にテレビ東京の宣伝マンではないんですが、あらすじのさわりをすこし・・・天下を統一した徳川家康が病に倒れた。老中・土井利勝は将軍・秀忠と家康の元に駆けつける。死の際に、家康はある秘事を告げる。 「利勝は、わしの隠し子だ。」この日から利勝は、家康の遺志を継ぎ、徳川の太平のためには、“鬼”にもなると誓う。家康の死後、三代将軍の跡目争いが激化。再び世は天下騒乱の気運が・・・。家光を支持するのは、利勝と乳母の春日の局。弟の忠長には、母・お江与と利勝の政敵・本多正純がつく。忠長を溺愛する母とそれに倣う父・秀忠。両親の愛を受けたいと、人一倍学ぶ家光だったが、逆にそれが疎ましさを増していた。この争いに乗じて、奥州の異端児・伊達政宗、阿波の古狸・蜂須賀蓬庵(小六の子)、故太閤秀吉の子飼いの福島正則らが、脆弱な徳川幕府を転覆させようと眼を光らせていた。猫はその内容を見ていて、やがて電車の動きに合わせて眠りについたんです。しばらくして猫は目を醒まします。もう、二子玉川の駅の近くだろうかと周囲を見回したんです。猫の眠気眼の視界に車吊り広告が入ってきたんです。ところが・・・ところが・・・何やら題名が変わっていたんです。どんな風に異なっていたか、みなさんにそーとお知らせしましょう。「ヒューザー新春ワイド時代劇」と提供する会社の社名が異なっていたんです。それから題名が・・・・「天守崩落」 建築主たちの陰謀なんて書いてあって・・・通してご覧になりますか?「ヒューザー新春ワイド時代劇」『天守崩落』 建築主たちの陰謀鬼となり、利を守り、金に生きた男たちがいた。設計士 妹歯 秀次施主 大嶋 進黒幕 外河 健2006年1月2日(月)午後2時から一挙10時間放送なんて、書いてあったんです。猫は最近は時代劇が大好きなんです。今年の正月は是非この番組を見てみたいなんて思っているんです。貴方も、こんな波乱万丈な物語って好きですよね。猫と一緒にご覧になりませんでしょうか?なんて思っていると、電車の中で「次は渋谷!渋谷!」なんて野暮なアナウンスが聞こえてきたんです。
2005年12月28日
あなたは松山猛さんって知っていますか?もう30年位前にテレビからこんな唄が流れてきたんです。『家をつくるなら』と言うCMソングなんです。時代は高度成長期の真っ只中で、庶民がどういう家をつくろうかと具体的に考えられるようになっていたんです。そう言う時代背景でこの唄は加藤和彦さんの心地よいメロディにのせて流れて行きました。どんな唄だったか思い出してみますか。『家をつくるなら』作詞 松山猛1.家をつくるなら 家をつくるなら 草の萌えるにおいのする カーペットをひきたいと 思うのであります2.家をつくるなら 家をつくるなら 天体観測をする 透明な屋根だって 欲しいのであります3.家をつくるなら 家をつくるなら 小鳥がとびかうし 花だって咲いてる ベットが欲しいのであります4.家をつくるなら 家をつくるなら 太陽を盗んできて オーブンとランプにして ストーブにしてしまおう5.家をつくるなら 家をつくるなら 長い髪と黒い瞳 キラキラ星の無口なやさしい あの人をお嫁さんに したいものであります 家をつくるなら 家をつくるなら 家をつくるなら 家をつくるなら松山猛さんって、家をつくるならパナホームで小鳥や花の咲き乱れたそんな美しい家を建てたかったんですよね。最近、猫が耳にする内河健(ないがわ けん)さんが同じ唄を歌うと少しだけ異なって唄っているんです。内緒ですが、ちょっとだけ、内河さんの唄を聴いてみますか。「興味がない!」まあ・・そんな冷たいことを言わないで本人は真面目に真剣に唄っているので聞いてあげてくださいな。『家をつくるなら』内河健編詩1.家をつくるなら 家をつくるなら 鴨と葱のにおいのする 客の気をひきたいと 思うのであります2.家をつくるなら 家をつくるなら 建築確認をする 無審査な会社だって 欲しいのであります3.家をつくるなら 家をつくるなら みせかけだけの お姉さんの歯のような 建築士が欲しいのであります4.家をつくるなら 家をつくるなら 鉄骨を減らしてきて 計算の数値をかえ 安上がりにしてしまおう5.家をつくるなら 家をつくるなら 短い髪と黒い心の ギラギラ顔のおしゃべりなうるさい あの人を仲間に したいものであります 家をつくるなら 家をつくるなら 家をつくるなら 家をつくるなら内河健さんの家つくりってなかなかのものでしょう。作曲の加藤和彦さんがニューバージョンで編曲してもう少しするとテレビのCMで流れてきますよ。総合経営研究所の新しいCMソングになるんです。貴方も、どうか熱唱してくださいね。出だしは松山猛さんと同じで♪家をつくるなら♪からですからね。
2005年12月25日
東北道那須インターから那須街道に入って湯本方面に走って山道を登るとその山はありました。標高1915mの白い硫黄の匂いのする噴煙を上げる活火山茶臼岳。頂上からは那須野ケ原の広大なパノラマが広がり、山頂近くは高山植物が咲き乱れます。貴方も一度登ってみませんか・・・素敵な山なんです。金曜日の朝10:00頃でした。突然、猫の携帯電話がなったんです。「金ちゃん、今何処にいますか?」『どこ・・? 会社で仕事してますけど』「嘘!那須塩原の駅のトイレかどこかに隠れているんでしょう」『????』「昨日、メール入れたときに遅れずに行くと言ったじゃない」『行きますよ、間違いなく』『明日、土曜日は6時に家を出ます』「金ちゃん、違うよ」「今日、今日ですよ」『ゲッ』『新幹線の切符とホテルの予約券9月2日となっていましたよ』「あのねえ、今日は9月2日」それでも、猫は金曜日朝から密度濃い仕事の予定を作っていたんです。結局、午後から戸塚に仕事に行って、終わったのが16:30分でした。それから、猫はホテルに向かいました。鞄は会社に置いてきたんですが、服装は背広にビジネス用の革靴を履いていたんです。那須塩原に着いたのが19:02分でした。そこから、東北本線で黒磯に向かいました。ホテルは黒磯からタクシーで約30分の新那須にあるサンバレー那須と言う素敵なホテルでした。到着が20:20分で、食事の最終時間に10分前と言うぎりぎり状態でした。そのホテルの出来事はまた別の機会に報告するとして、翌朝バスで茶臼岳の入り口に向かいました。その場所から、標高2000m弱の茶臼岳を目指しました。登山客の列が続いていきます。その中を猫は背広で革靴で山を登って行ったんです。バンダナにリックに登山靴でステッキを持った山男と山女が猫をじろじろと見るんです。それはそうですよね、背広にネクタイでビジネスシューズの猫のスタイルは異様な服装に見えるんです。それでも、猫は茶臼岳の頂上に立ちます。「よく、そんな服装で登ってこれましたね」馬鹿にしてるのか、誉めているのか解りませんね。猫はポジティブだから、全て誉め言葉と受け取っていたんです。カルデラの外輪を通って、峠小屋を猫は目指しました。そして、朝日岳にまた挑戦します。その頃、山は俄かに雲が立ち込めて雷鳴が轟きました。そんな風に、猫は突然の何処に行くのかも知らないで山を登っていたんです。貴方は、わかってくれましたか?どうして、猫が革靴を履いていたのか・・・そうして、その計画性のなさにお母さんが怒りの声を猫に浴びせたと言う事を・・・今度、貴方も猫と一緒に山に登ってみませんか?岩陰で、ズボンを下ろして用を足すときの防護壁の役割くらいは果たすと思うんですけどね。
2005年09月05日
すみません、この話 申し訳ないんですが、その1から読んで頂けますか。話のイントロが長くなったんですが、やっぱり猫の最近の話なんです。実は、猫 お母さんに携帯電話を買ってあげたんです。買い物に一緒に出かけたときに、「金太郎が居なくなった」「何処にいる」なんて怒り顔をされるんで、その防止の為が目的だったんです。そうして、悲劇は突然と猫の上に襲ってきたんです。猫のお母さんは、その携帯電話をご活用になって、何か困ったことがあると直ぐに猫の所に電話でご注進をするんです。会社で会議していると、突然 携帯電話が鳴り出して「金太郎、猫が食事を食べないけど大丈夫か」なんて掛けてこられても困るんですけどね。(そう言うことは、ここだけで決してお母さんには言うことは出来ませんけどね。)そうして、四六時中お母さんの監視の目が猫に注がれるように変貌していったんです。そうすると、猫の携帯電話にメールが洪水のように入ってくるんです。「金ちゃん、なんで遊んでくれないの?」「金ちゃん、最近 冷たいよ」なんてのはまだ良いんですが、中には・・・「金太郎、早く来て」「金太郎、来ないとばらすぞ」なんて、もう脅迫のようなメールになっていくんです。そうして、猫はあまりの剣幕にその人たちのところに出かけることにしたんです。『お母さん、今度の土曜日は出勤ですから会社に行きます。』なんて、折れた煙草のような会話をして、出かけたんです。携帯電話は切るとお母さんに叱られますのでマナーモードのままにして置きました。そうして、こっそりと友達の家に出かけたんです。玄関で「金ちゃん、寂しかった」なんて言われてもね・・・『それで、用事は何!』とつめたい言葉使いで聞いたんです。「逢えないから寂しかった」なんて結構調子が良い物言いなんです。それから、ご用事リストを作って貰って猫は作業に取り掛かりました。TVの位置を別の部屋に変更して、パソコンの位置も希望の場所に変更したんです。ステレオが雑音が出ると言うので調整をしました。そうして、『申し訳ないけど、もう帰って良いですか』と聞いたんです。そうすると、本命が登場したんです。「実は、パソコンの机を購入した」と言うんです。組み立て式のPCの設置台でした。『もしかして、これが本命だったの?』『解りました、直ぐにやります』と答えて作業を黙々と実施したんです。マナーモードの携帯のバイブレーターが動くんです。着信はお母さんからでした。それでも、出るわけにはいかないじゃないですか。黙って無視するしかないんです。そうして、3時間ほどで全ての作業が完了したんです。あの人は、部屋の中で着替えをして、猫の胸の前で、「ここはこれでいいの」なんて甘えてのたまうんです。ご洋服の生地が薄くて、短くてねえ・・・そんな風に猫のお母さんに内緒の休日が過ぎて行って、猫は思っていたんです。『猫に、もしも・・・何々が出来たなら』そう思っても、猫の身体は一つで、本当に愛する人は、今のところお母さん一人なんです。男はそんな時に、もしも・・・なんて自分の身体が分身出来たらなんて考えるんです。そんな時、何気にあの唄を歌っているんです。『もしもピアノが弾けたなら』 もしもピアノが弾けたなら 小さな灯を一つつけ 君に聴かせることだろう 人を愛した喜びや 心が通わぬ悲しみや 押さえきれない情熱や だけど僕にはピアノがない 君と夢みることもない 心はいつでも空まわり 聴かせる夢さえ遠ざかる アア アー アア ……… 遠ざかる貴方もこんな風に情感を込めて唄を歌うことがありますよね。多分・・・きっと・・・『おおおお・・お母さん、猫の金太郎 只今から直ぐに帰りますからね。』休日の出勤って結構辛いものですよね。
2005年07月25日
猫はカラオケで唄を歌うとき、こんな風に考えているんです。人間の声の質と言うのは、人それぞれに個性がありますね。その声の質を、もっとこんな風になればと考えても無いもの強請りになりますね。だから唄は、自分の神様から頂いた声で充分で、大切なのは曲を譜面で理解することと、詩を自分なりに相手に伝えるように感情表現することだと思っているんです。それで、カラオケでまず選曲して曲が流れるまでに自分をその唄の世界に浸します。たとえば「無縁坂」をリクエストすると、年老いた母親をもう背中に背負って、上野の不忍池の近くに自分がいると言う雰囲気に変えているんです。そうして、その唄が何を伝えたいかと全体の詩の雰囲気を単語でなくて詩全体を理解して歌い始めます。そんな風に考えて唄を歌うようになったのは人生経験が豊富になった最近ですね。一曲、歌い終わると自分はその曲の中に完全に入っているんです。年老いた母親の静脈の浮いた掌や、思い出が走馬灯のように浮かんでくるんです。貴方はそんな歌い方をしませんか?そう言う雰囲気で歌が心に沁みこんでくる曲があるんです。悪友なんてふざけたペンネームをつけている 阿久 悠さんが作詞して西田 敏行さんが歌っている「もしもピアノが弾けたなら」と言う唄なんです。唄を歌うと言うことは、こう言うことなんだと何気に感じさせてくれる「猫大好きフリスキー」のような素敵な唄なんです。貴方も、一緒に歌ってみませんか?『もしもピアノが弾けたなら』1.もしもピアノが弾けたなら 思いのすべてを歌にして 君に伝えることだろう 雨が降る日は雨のように 風吹く夜は風のように 晴れた朝には晴れやかに だけど 僕にはピアノがない 君に聴かせる腕もない 心はいつでも半開き 伝える言葉が残される アア アー アア ……… 残される2 もしもピアノが弾けたなら 小さな灯を一つつけ 君に聴かせることだろう 人を愛した喜びや 心が通わぬ悲しみや 押さえきれない情熱や だけど僕にはピアノがない 君と夢みることもない 心はいつでも空まわり 聴かせる夢さえ遠ざかる アア アー アア ……… 遠ざかる話のイントロが長くなったんですが、やっぱり猫の最近の話なんです。実は、猫 お母さんに携帯電話を買ってあげたんです。買い物に一緒に出かけたときに、「金太郎が居なくなった」「何処にいる」なんて怒り顔をされるんで、その防止の為が目的だったんです。そうして、悲劇は突然と猫の上に襲ってきたんです。あああーーー、この話、また長くなりそうなので続きは又の機会に・・・。
2005年07月18日
世の中って、千差万別ですよね。人間の幸せなんて、本当はどうなれば幸せかと言う定義が不明確ですよね。貴方は「けち」と言う言葉を聞いたことがありますよね。「けち」と言う漢字は「吝嗇(りんしょく)」と書きますね。なんでもお金第一で、むやみに自分以外には金品を惜しむ人のことを、誉めるか貶すか解りませんが、人は「けち」なんて称号を送るんです。今朝の猫の家の出来事なんです。お母さんが、猫にこんな風に話しかけたんです。「金太郎、ほら、私の友達のM子さん知ってますね。」「M子さんの家、今 ご夫婦の危機だと言うんです。」「原因は旦那さんが<けち>で、M子さんにお金を自由にさせてくれないそうです。」「金太郎、なんか良い知恵がないか」なんて質問をされたんです。『そんな馬鹿な・・、男が働いた給料は基本的には奥さんのものでしょう』『男が取り上げて、奥さんに必要経費しか渡さないなんて、この世の中には存在しないでしょう』「それが、現実にあると言います」『信じられませんね、それじゃ猫のようにお母さんから毎月お小遣いを恵んで頂いている人じゃない男が世の中には存在するんですか』「そうじゃ、そこでじゃ、問題は・・」「M子さんの旦那さんのけちをどうしたら治すことができるか、金太郎の知恵を借りたい」『奥さんのお小遣いとか、洋服を購入するお金も経費に入っているでしょう』「それを、くれないから問題になっている」「給料もボーナスも旦那さんが、幾ら貰っているか教えてくれないし」「光熱費とか食事代とか必要経費と言って、毎月この金額の範囲で家計を女の裁量でやりくりしろと、その旦那は言う」『お母さん、会社の給料と言うのは、男と女の協力した結果でしょう』『今の時代ですから、それでも、男は全てを女に預けますよね』『そうやって、女は苦労してやりくりをしてくれるんじゃないですか』『男は、そんな女に感謝して生活しますよね』「金太郎、ところが<けち>と言う人種はそんな風に考えないらしいよ」『そんな男とはさっさと別れた方が幸せだと思いますよ』「そうも、いかないだろう」「そこで、知恵じゃ、知恵を出せ!」『うーーーん』なんて会話をしていたんです。そうして、結論が出ないまま、猫とお母さんは買い物に行きました。近所のイトーヨーカ堂に行ったんです。猫は少しネクタイとかワイシャツを買いたかったんです。ところが、お母さんに、これを買っても良いですかと聞くと、お母さんがこんな風に答えるんです。「金太郎、自分のお小遣いの範囲で自分の財布から出して買いなさい」それでも、それでも、猫のお小遣いはもう底をついて来ていて、買うことができないんです。男の働いたお金は本当は誰のものなんでしょうか?猫はその時・・ほんの少しだけ・・・M子さんの旦那さんの話を思い出していたんです。一瞬ですよ・・・お母さん。
2005年07月16日
更新を中止した何にもないHPにお出で頂きありがとうございます。自分勝手で大変申し訳ありません。それで、折角ですからお出で頂いた奇特な方に少しでも笑って帰って頂けたらと、HPを休業中の身ではありますが、独り言を少し書かせて頂きます。猫は最近も毎週、日曜日にお母さんと二人で近所の教会に出かけているんです。猫のお母さんは、熱心な信者なんですが、猫の方は、お母さんのお付でついて行って、正直まだ洗礼も受けてないんです。神父さんには、お願いをしているんですが、年齢になって会社を辞めてからでも良いでしょうとなかなか許可が降りないんです。先週の教会のミサでの出来事なんです。カトリックのミサは一定の様式に従って進行するんです。簡単に述べると、入祭の儀式があって、聖書の抜粋を祭壇で読み上げて、それからパンを信者全員で神父様から頂きます。そうして、閉祭の儀式の後、教会の連絡事項などの報告がされて、約1時間でミサは終了するんです。その日も聖書の抜粋の読み上げがあったんです。その内容はこんなことだったんです。『列王記』の抜粋なんです。ある日、エリシャはシュネムに行った。そこに一人の裕福な婦人がいて、彼を引き止め、食事を勧めた。以来彼はそこを通るたびに、立ち寄って食事をするようになった。彼女は夫に言った。「いつもわたしたちのところにおいでになるあの方は、聖なる神の人であることが分かりました。あの方のために階上に壁で囲った小さな部屋を造り、寝台と机と椅子と燭台を備えましょう。おいでのときはそこに入っていただけます。」ある日、エリシャはそこに来て、その階上の部屋に入って横になった。エリシャは、「彼女のために何をすればよいのだろうか」と言うので、従者ゲハジは、「彼女には子供がなく、夫は年を取っています」と答えた。そこでエリシャは彼女を呼ぶように命じた。ゲハジが呼びに行ったので、彼女は来て入り口に立った。エリシャは、「来年の今ごろ、あなたは男の子を抱いている」と告げた。猫は、聖書の中に書いている内容が真剣に勉強してないんで、よく理解できないんです。だから、いつか勉強して早く洗礼を受けてお母さんを喜ばせたいと考えているんです。そう言う、状況で早朝のミサの み言葉を懸命に理解したいと思って考えているんです。それでも、それでも、頭脳明晰でない猫は、理解力がどうしても弱いんです。そうして、猫は思っているんです。『もしかしたら、猫は聖人になれるかもしれない』なんてね。(神様、お母さん、ごめんなさい。猫の剣道の構えはジョウダンが得意なんです。)
2005年07月15日
貴方は「復讐するは我にあり」なんて小説を読んだことがありますか?読んでない人の為に、少し内容をお話しましょうか。九州の日豊本線 築橋駅の近くで柴田種次郎、馬場大八の惨殺死体が発見されます。容疑者は運転手の榎津と呼ばれる男だったんです。榎津はバー「麻里」のママ千代子を強姦した容疑が掛けられてともかく評判が悪いんです。その当時榎津は吉里幸子と同棲していました。そうして警察の追及を逃れて宇高連絡船の甲板に遺書を残して偽装自殺をしたんです。榎津は熱心なカトリック信者だったんですが信仰を何時しか無くして悪の道に入っていったんです。神学校で盗みを働いて少年刑務所へ送られ、その後は犯罪と服役を繰り返します。逃亡者となった榎津は浜松の貸席「あさの」に滞在をして、自分は大学教授だなんてのたまわったんです。そうして、裁判所、弁護士会館を舞台に、老婆から息子の保釈金をだまし盗ったり、知り合った老弁護士を殺して金品を奪うなど悪の限りを尽くすんです。それでも浜松の「あさの」の女主人のハルは、榎津に抱かれて「あんたの子を生みたい」と肉体の快楽に溺れていったんです。しかし、榎津はそんなハルを絞め殺して家財を全て売り払ってしまうんです。まさに、恩を仇で返すと言うのはこの男のことなんです。そうして逃亡の果てに逮捕されて、ついには絞首刑となってしまうんです。榎津って悲しい、男の性に彩られた究極の悪人なんですね。そんな風に小説の全編に渡ってこれでもかと言う悪の話を「復讐するは我にあり」なんてタイトルで書かれていたんです。話は、全く異なるんですが、もう1週間になるんですが、猫の家の近くに二羽の赤ちゃん鳩が住み着いたんです。猫の家のお姉ちゃんが、「鳩の子供がいる」なんて猫に報告したんです。『お姉ちゃん、鳩は可愛いけど身体に病原菌を持っているのが多いので、家の猫たちに悪い影響があると困るので無視しなさい』と猫は言ったんです。「このままじゃ死んじゃうかも知れないので可哀想だ」と言うんですが、猫の言いつけを守ってくれました。それでも、猫は夜になってそのことが気になっていたんです。お姉ちゃんに内緒で、植木鉢の台にしているプラスチックの皿に水を汲んで子鳩のところに持って行ったんです。それから、朝になってまた様子を見に行きました。周辺に糞を撒き散らしていたんですが、二羽の鳩は元気に座っていたんです。それで、猫は心を鬼にして、二羽の鳩を両手で掴んで、JRの線路の横の草むらに連れて行ったんです。『ここで待っていれば、お母さん鳩が見つけてくれるから』と二羽の鳩に言い聞かせたんです。それでも、やっぱり心の中で、家の猫たちの身に病原菌でも飛散されたらと言う思いもあったんです。綺麗事を言っても、猫の心は鬼のように冷たいものだったんです。そうして、その夜も夜中に猫は気になって子鳩が住んでいた場所を見にいったんです。子鳩は帰って来ていませんでした。食事がなくてのたれ死にしたかなと悲しい気持ちが込み上げてきたんです。それでも、お姉ちゃんの手前、妙に妥協する訳には行かなかったんです。そうして、猫は月曜になって会社に出かけました。会社で仕事をしているときは子鳩のことなんてもう忘れていたんです。猫が家に帰ってきました。そうすると、そうすると、あの二羽の鳩が、元の場所に座っていたんです。『ゲェ!!』猫は驚きました。まだ、歩くだけで飛ぶことのできない子鳩なんです。何処をどうやって帰ってきたのかと考えました。それでも、また悪魔の声が聞こえてきたんです。そうして、猫はまた水だけを持っていって鳩のところに置いて帰ったんです。翌日、猫は朝 新聞を取りに、玄関へでて見たんです。なんと、猫の家の玄関に、その二羽の子鳩が座って猫の方を恨み深い目で見るんです。正直、猫はそんなに悪人ではないんです。それでも、それでも、その二羽の子鳩の目は、猫に向かって「復讐するは 我にあり」なんて語りかけてくるんです。貴方はそんな何気ない日常の一こまに恐怖を感じたことがありませんでしょうか?悪意はないのに、他人から「復讐するは 我にあり」なんて言われたことはありませんでしょうか?猫は今、また、鳩を家に飼うわけにはいかないと悪魔の心を持って、あのプラスティックのお皿に水をなみなみと汲んで持って行っているんです。猫って、あの死刑囚の榎津みたいに悪人なんでしょうか?
2005年07月01日
貴方は子供の頃にターザンの物語を読んだことがありますか?アフリカの奥地で生まれて、ゴリラを母親と思って、ジャングルの中で育ったターザン。やがてターザンの上に数奇な運命が訪れてくるんです。そうして、自分が本当はイギリス貴族のグレイストーク伯爵の息子だと知るんです。それでもターザンは文明社会に背を向けて生まれ育ったジャングルに帰って行きます。ターザンの叫び声が似合うのは密林の中ですよね。そうしてターザンは今日も密林の奥で「ア ア アー」なんて雄叫びを上げて・・話はがらりと異なるんですが、昨日の夕方の19:00時頃猫は渋谷のハチ公前を急ぎ足で歩いていたんです。夕方ですが、東京はじとじとと蒸し暑かったんです。猫はサラリーマンの定番の背広にワイシャツでネクタイ姿だったんです。ハチ公前で猫の目の前をお嬢さんが歩いてきたんです。服装は、サンダル履きでレースの極端に短いスカートを穿いていました。正確に言うとスカートと言う状況ではなくて、レース地の布を腰に巻いていると言う方が合致していたんです。そうして、お臍を見せてみ胸の上に僅かばかりの布を巻いていました。乳房は上側の半分近くが露出しているような服装だったんです。こう言う服装だと、あの植草先生ももう興味を示さないんではなんて考えていたんです。それから、正直な話ですが、『涼しそうだな』と羨ましくも思ったんです。女性はこう言う風な服装が許されるから少し不公平だとも考えました。猫は自分の服装に視線を落とします。来週から、「コテカ」をつけて会社に行こうかなとも思って、政府のクールビズ政策の推進にもっと協力しなければなんて、周辺の暑さがそんな妄想を助長して行ったんです。やがて、猫の目線に目の前のその美しきお嬢さん以外にも数名の同じような服装のお嬢さんが目に入ってきました。月曜からもっと暑くなると、あのお嬢さんたちはきっと・・・きっと・・み胸に巻きつけた小さな切れ端も外すんだろうなと想像が広がってくるんです。そうして、渋谷駅の構内で「ア ア アー」なんて雄叫びを上げて、ペットにはチンパンジーのチーターちゃんなんて連れてそのうち道元坂の交差点を象に跨って進軍して行って・・・猫はそんな風に、渋谷の街頭で女ターザンを眺めているんです。眺めている猫自身は、捨て身のコテカだけを身につけて、省エネだなんて叫んでいるんです。貴方は想像してくれますか、環境庁の小池大臣が、ジャガーの毛皮を腰に巻きつけて「クールビズの定着」なんてのたまって、獅子髪の戦争好きのおじさんが、コテカを身体の中心部に一本だけ身につけて、「国会の室温は28度で良い」とのたまっている光景を・・・そんな風に猫は渋谷の街頭で女ターザンに出会って、想像の世界を旅して家に帰ってきたんです。家に帰ると愛するお母さんが玄関にお迎えをしてくれたんです。ところが、ところが、猫はその時、見たんです。猫はきわめて冷静にお母さんに声を掛けたんです。『お母さん、家の中から出てくるときはパンティーだけで出てこないで、せめてブラジャーも つけて頂けませんか。』そうすると、お母さんがのたまうんです。「暑いもん・・」「なにが悪い」なんて・・その時、猫の耳に確かに聞こえたんです。密林の奥でターザンが「ア ア アー 」なんて雄叫びを上げている声が・・貴方も、女ターザンに突然遭遇したことがありませんでしょうか?
2005年06月26日
猫は今日、仕事で埼玉から高崎に向かう国道17号線を走っていたんです。沿線には華やかなネオンの大規模なパチンコ屋さんが点在しています。昼ひなかから駐車場は満車で、いったいどんな人がされているのかなんて何気に考えていたんです。ところが、一方で廃屋となっているパチンコ屋さんも所々に点在しています。華やかそうに見えても、あの業界も生存競争が激しいんだなんても思いました。そう言えば猫は学生の頃は、博徒と呼ばれていたんです。暇ができるとパチンコ屋に出かけて、100円の元手で煙草2つ稼いで満足なんてみみっちい博徒ですよね。それから、麻雀店にも入り浸りで泊り込みで熱中していたものです。賭け麻雀ってその頃も法律で禁止されていたんですが、誰でもいくらかは必ずお金を賭けてやりますよね。身分不相応な金を賭けると身体の中から熱気が出てきます。博徒の興奮なんでしょうかね。男はこんなスリルと興奮がたまらない快感なんです。それでも、猫は生活が掛かっていましたから、汚い麻雀を練習して打っていました。金回りは良くなるんですが、それに比例して友達を失っていくんです。猫は性格的にのめりこむタイプなので、そう言う賭け事になにやら危険な匂いを感じていました。あるとき猫は冷静になって周辺を注意して見回したんです。ご夫婦で喧嘩が絶えなくて、経済的に疲弊している家は決まって、旦那さんが競輪や競馬やパチンコや麻雀にのめりこんでいるケースが多かったんです。その頃の猫は子供好きで、自分の子供が欲しかったんです。猫のお母さんが神のように猫の子供を産んでくれました。感激しましたね、もう天に昇るような気持ちでした。猫のような馬鹿な男の子供を産んでくれたお母さんはマリアさまの生まれ変わりだなんて思ったりもしたんです。そのことを機に、猫は全ての賭け事にバイバイしたんです。そのときは煙草を吸うのも子供の為に長生きして責任を果たさなければなんて考えてきっぱりと止めましたね。猫、齢 22歳の冬のことなんです。それから猫は今でも賭け事はやりません。パチンコも麻雀もあれからは一切やったことがないんです。ゴルフも握ったりするのは、しませんし、嫌いです。昔博徒の血は、囲碁をするときに少しだけ騒ぎます。将棋とか囲碁は基本的にはお金を賭けてはやりません。それで、あのぞくぞくする快感は、身体の隅に置き忘れているんです。パチンコは、パチンコ屋さんの前を通ると繁盛しているお店を見ただけで、『これは確率的に勝てない』と考えるんです。競馬や競輪はルールさえ知らないんです。猫はそんな風に、博徒から足を洗って暮らしているんですが、根っこはきっと好きなんだと思っています。それでも、危険なものには近づかないようにしようと気をつけています。宝くじは、神の声が聞こえたときに購入します。「金太郎、買え!」と言う声が聞こえない時は購入しませんね。それでも、神様は大部分 猫を裏切りますね。猫はそんな理由で賭け事の無い世界で生きているんですが、博徒の血は仕事の中で度々経験します。ぞくぞくするような快感が猫を包むことは仕事の上で幾らでもあるんです。周辺を見渡すと、競馬やパチンコの大好きな人は沢山います。冷静になって考えると、ハデハデしいネオンの看板の一部が自分のお金から拠出されていることに気がつきますね。あの繁盛しているパチンコ店の柱の一部が自分のお金で作られているなんて気がつきますよね。公共のTVの電波を使って、競馬予想をやっている解説者の人たちは自分が不幸と言う害毒を流していることに気がつかないんです。猫は仲良し夫婦がそのことが原因で涙の別れなんて場面が見えてくるんです。そんな訳で、博徒の猫は賭け事が大好きなんですがやらないんです。そんな猫って女々しい男なんでしょうか。競馬好きの貴方はどう思いますか。そんな風なことを考えながら国道17号線は延々と続いていたんです。今日の仕事は、なんとなく上手くいったかなと思っていたんですが、ぞくぞくした興奮は生まれてきませんでした。
2005年06月25日
貴方は魔術ってみたり、自分が試したりするのが好きですか?魔術は魔術師が貴方の潜在意識の中に入ってきて心の中に働きかけをしていきます。貴方の意識はこの潜在意識への働きかけに反応して意識を変化させることになるんです。意識は、貴方の行動に影響を与えます。魔術によって引き起こされた意識の変化で貴方は変貌を遂げていくんです。人間は誰でも宇宙の中の色んな力を使うことができるんです。魔術で精神と肉体が互いに深く結びついてくると、霊的なことを重要なこととは考えなくなるんです。そうして優れた魔術師は、集団的な潜在意識を刺激して廻りの大勢の人の意識に入ってくることができるようになるんです。 話は変わるんですが、猫は奇妙な性癖があるんです。もう10年くらい前のことになるんですが、猫はお母さんと子供たちと新宿の伊勢丹デパートに出かけていたんです。デパートの中で、実演販売をやっていたんです。手品のネタを実演しながら販売していたんです。「金太郎は、この手の販売に直ぐに引っかかるから」とお母さんと娘が言うんです。確かに猫は好きですから、一心不乱に眺めていたんです。それから、家に帰ってきて、家族に集合を掛けるんです。『ここに取り出した函は、これこの通り種も仕掛けもありません』「やっぱり・・・買ったんだ・・」『この新聞紙の切れ端をこの函の中に入れます』『あら!不思議』『あの新聞紙の切れ端が、これこの通り』『一万円札に変わりました??』あれ??変わってない??確か、こんな風にすると一万円に変わったはずなのに??「ばーーか、本当にそんなこと信じたの」「そんな函で、新聞紙が一万円札に変わるなら、仕事なんか行かなくても暮らせます」「もう、金太郎は宇宙的な馬鹿だから」そこには、人間の潜在意識に働きかけて集団の心を自在に操る老練な魔術師は存在しなかったんです。それは一昨日の夜のできごとだったんです。猫は父の日プレゼントで子供たちやお母さんから素敵な贈り物を頂いたんです。お母さんからは、甚平セットを頂きました。猫は全部、嬉しかったんです。それで、その甚平を着て眠っていたんです。甚平って、両脇を紐で括っているんですが、肌触りが良くて、涼しいし夜眠ると快適なんです。そうして、猫は前の紐をしっかりと結んで眠ったはずだったんです。ところが、朝 目が覚めると甚平の前が肌蹴てお腹が見えるようになっていたんです。猫は不思議な気持ちになって、甚平を眺めたんです。正面を括っている紐が根元から無くなっていました。何が一体起こったのかと思ったんです。横に眠っていたお母さんが、「おや?金太郎 甚平の紐はどうした」なんて聞くんです。そんな風に聞かれても、本当は猫の方が同じ質問をしたかったんです。その時、猫のお腹の横に猫のトロ君と慎之介が眠っていたんです。『もしや・・』なんて猫は考えたんです。そうして、周辺を捜索したんです。ところが、お母さんが折角猫の為に買ってくれた甚平の前紐は跡形もないんです。この猫の家に魔術師がいるんではと猫は思ったんです。それでも、誰がその潜在意識に働きかけることができる大魔術師か解らなかったんです。そんな疑問を抱いたままに、陽が登って猫は会社に向かいました。そうして、猫は今会社から帰ってきたんです。家の糖尿病の猫に定番のインスリンの注射を打って、それから猫たちのトイレを掃除してあげたんです。猫はトイレに転がったウンチをみると誰のものか解るんです。慎之介は大きいウンチで、トロ君は山羊の糞のような形状でなんて氏名が特定できるんです。そうして、そうして、猫はある物体を目撃したんです。トロ君のウンチが何故か繋がっていたんです。砂スコップで少し砕いてみたんです。そうして、猫は知ったんです。猫の家に存在する大魔術の技術を保有している偉大な猫の正体を・・・『トーーロ君』『どうして、どうして、猫の大切な甚平の紐を消滅させる技を掛けたんですか』なんてね。貴方もそう言う大魔術をご家庭でご覧になったことがありますか?
2005年06月24日
貴方は健康食品について興味を持っていますか?最近の食品群を眺めているとどんどんと進化していますね。美しき女性たちは究極の美なんて肥満を避けているんです。猫は正直、少しふくよかな体型の女性が好みなので残念に思っているんです。スーパーで食品にポップがついていて、肥満は健康の大敵と赤いアテンションが書いてあるんです。肥満を防止するのに、肝心なのは体脂肪を増やさず、エネルギーを燃焼させること。つまり運動してカラダを動かすことが美しき身体の線を作る近道ですと言うんです。そうしてそれらをサポートするためにキトサン、ウーロン茶、ポリフェノール、シトラス、セサミン、カプサイシン、カフェインなどの成分をバランス良く身体に吸収することが大切で・・だからこの製品を買って飲んでくれと脅迫をして行くんです。美しき女性たちは懸命にキトサンとは何か?セサミンとは何か?と勉強をされるんです。猫はそう言うことが、仕事ですから理解をする必要があるんですが、最近は主婦の人たちの方が詳しい場合があるんです。実は今日の話は、猫のお母さんの話なんです。多分 知識源は近所のお仲間との井戸端会議だと思うんですが、お母さんも健康食品にはまっているんです。1年位前に、突然主食が変化したんです。朝・昼・晩と主食がおからに変貌を遂げました。もう明けても暮れてもおからを購入して食べているんです。『お母さん、おからって美味しいですか?』と聞くと・・・「まずい!」と口を歪めて応えられます。それでも、「人間の身体で健康のもとは快食快便だ」と言われるんです。「おからは繊維質が多くて無駄なたんぱく質が少なくなっています。」「だから、これを食べると身体が快調になる」と言うんですが・・・まずいものを我慢して食べることはないと思うんです。ところが、そのおからが2ヶ月して納豆に変化してきたんです。「小腸の中に乳酸菌の善玉菌を沢山生息させると身体の調子が良くなる」と自信たっぷりにのたまって、朝・昼・晩と納豆を主食にされるんです。それから、また2ヶ月が経過すると今度は野菜ジュースを飲むように変貌を遂げるんです。「金太郎、人間はやっぱり野菜を沢山たべないと元気にならない」「だから、金太郎も野菜ジュースを飲め」と脅迫されるんです。そうして、次にヨーグルトへと変化して行きます。「金太郎、この間テレビで脱脂粉乳に乳酸菌を加えて食べると痩せると放送していた」「だから、無脂肪ヨーグルトを自分で製造して食べるのが良い」とまた変わってくるんです。直近は野菜食になっています。時々、納豆やヨーグルトを挟んで食事をしているんですが、主食は野菜ですね。それでも、見ているとこれでもかと思うほどよくお食べになるんです。『お母さん、あんまり人の話しに踊らないでバランス良く何でも食べるのが良いと思いますよ』『あとは、大切なのは腹八分目が良いと思うんですが・・』「五月蝿い、いちいち余に指図するな」「お腹一杯、野菜を食べて健康なんだから良いだろう」とのたまわれるんです。それでも、猫は知っているんです。お母さんのお腹は少し乳房の下から膨れて来ていて美しき女性の体型と離れているんです。『お母さん、少し最近太ったんでは』『多分、4kgほど体重が増えていませんか』「うぬ! 5kgじゃ!」『なにか、最近の健康食品の選択・・失敗しているんでは・・』なんて猫が言うんですが、聞く耳持たずの状態なんです。貴方は健康食品に興味がありますか?美しきボディラインを守るために努力しているんでしょうか?猫のお母さんのように、日々変貌を遂げてなんてことになっていませんでしょうか?
2005年06月21日
もう15年位前になるんですが、猫の亡くなった親父さんは浪曲が好きで、風呂に入るといつも大きな声で唸っていたんです。<妻は夫を慕いつつ、夫は妻を慕いつつ><頃は六月中の頃、夏とは言えど・・・>なんて、親父の願望だったんですね。猫はまだ小さかったので、『何を唸っているのかな』なんて考えていました。その頃の猫はビートルズですね。あけても、くれてもビートルズ一色でした。年を経てくると唄を歌うときに言葉の中に自分を投影してくるようになるんです。そうなると日本人はなんたって演歌ですね。演歌って日本人の心を歌うのにもっとも最適な唄だと思うように変わってくるんです。猫が娘とカラオケに行くとモーニング娘ですね。<モーニング娘が イェイェ、イェイェ!>なんて歌うと娘が猫に言うんです。「お父さんの唄は何を歌ってもこぶしが入る」なんてね。感情が乗ってくるとこぶしが知らず知らずに入ってくるんです。最近、猫は毎週日曜日は教会のミサにお母さんと出かけています。ミサって好きなんです。毎日営業で他社と戦っていると、時には嫌なこともしなけりゃならないじゃないですか。そんな荒んだ猫の心を清らかに清めてくれるんです。今朝も猫はお母さんと朝のミサに出てきました。あなたは讃美歌って唄った事がありますか?カトリックのミサは清々しい讃美歌で始まります。引っ込み思案の猫なんですが、声だけはでかい声で歌うんです。澄み切った声で本人は唄っているつもりなんです。音大を首席で卒業されたようなお嬢さんの美しいソプラノが響いて2番から猫たちが歌い始めます。猫の声も大きいのでよく響くんです。猫の隣に少し年配の昔のお嬢様が座っていたんです。<キリストの平和が 私たちのこころの><すみずみにまで ゆきわたりますように>なんて歌います。早朝から大きな声を出すと、気持ち良いですね。猫は荘厳な気持ちに酔っていたんです。お隣の昔のお嬢様が猫に小さな声で呟くんです。「すみません、讃美歌にはこぶしを入れないで下さい」なんてね。演歌は日本人の心なんです。それでも、それでも、教会では讃美歌を唄うときはこぶしを入れないようにしましょう。素直な猫は、直ぐに反省しているんです。『これからは、猫は讃美歌にはこぶしを入れないようにしよう。』なんてね。みなさんも、注意して下さいね。
2005年06月19日
猫は正直、コリコリしたお肉が詰まっているソーセージが好物なんです。それで、スーパーに行くとよくソーセージの売り場の前で足を止めます。猫のお母さんはそう言う猫の習性をよく熟知していて、「金太郎の好きな『ねのじ』のソーセージを買ってあげますよ」なんて言ってくれるんです。『ねのじ』のソーセージは決して安くはないんですが、猫には大の好物なんです。話は変わるんですが、最近お母さんから猫は相談を受けているんです。それでも、なかなか上手く解決をしてあげられないんです。そうすると、「何故解決案が出てこないのか」と糾弾されるんです。会社から帰って直ぐにその話題を出されると正直嫌なんですが、いつも考えているわけではないんでなかなか見つからないんです。先月は猫の家に田舎からお母さんの妹がやって来て、お母さんは二人であちらこちらと徘徊をしていました。「今日は横浜の赤レンガ倉庫に行ってきた」「今日は新宿まで買い物にでてきた」と報告を毎晩二人から聞くんですが、楽しそうな顔をみるのは疲れが飛んでいきますね。猫のお母さんは実は一卵性双生児で歳を経ても体型も顔立ちも身体のラインも全くコピーのようなんです。それが家の中で、服装をチェンジされるんで、どちらが本当の猫のお母さんなのか解らなくなりますね。それでもよく見ると鼻の横に小さな黒子が妹の方にあったんで、それで区別をしているんです。それで、悩みはその双生児の妹の大きな子供のことなんです。事業をやっていたんですが、なかなか不況で経営が上手くいかなくなったんです。それで、店をたたんでサラリーマンをやると言うんです。本人はなんでもやるからと言うんですが、実際問題なかなか良い仕事につけないんです。そのことでお母さんが猫になんとかしろとご命令を発します。知り合いの社長さんに一人雇ってくれと頼めと言われるんですが、これがまた男の世界はそう簡単にはいかないんです。実は今、猫も一人だけ猫の仕事場で雇用しよう考えて良い人材を捜しているんですがこれはと思った若い人に声を掛けても、「今の会社で頑張りたい」と転職してくれませんね。猫がお気に入りの男はやっぱりその会社で必要な人とマークされているんです。別に難しい採用基準じゃなくて、やる気があって、話すことが上手くて、心の根っこが優しい、他人に愛される性格の若者を求めているんです。そのことをお母さんも知っているので、「猫の求めている人材にぴったりだから妹の子供を雇え」と言うんです。そうなると、公私混同になるので猫にはできませんね。それでも、あの会社に頼めとか、ここでも良いからなんて矢継ぎ早にご命令を発せられます。仕事を探している人なら経験があると思いますが、相思相愛なんて今の時代はなかなか難しいものですよね。一方で若い人材を求めている猫がいて、その周辺に新しい仕事を求めている若者がいる。それでも、それがなかなか結びつかないんです。昨晩もお母さんの糾弾が続くんです。「早くなんとか良い仕事を見つけろ」「金太郎はやる気があるのか」「私の大事な妹のことが好きではないのか」なんてのたまわれますね。猫は実はソーセージが大好きなんです。スーパーの店頭で『ねのじ』のソーセージを見つけると足が止まるんです。そんな風に猫の大切なお母さんの双生児の妹も大好きなんですが・・・双生児の大きな子供の将来を託されると悩みが深いんです。田舎から都会に出ても良いと言ってくれると、まあ何とかなるかも知れないんですが、そのことが幸せに繋がるだろうかと考えると責任が持てないんです。就職の斡旋なんて、人生の大事な指針の一つですから簡単に『あらよっ』といかないじゃないですか。それでも、それでも、お母さんは、「まだか」、「まだか」と鞭を振るうんです。ソーセージの大きな子供のことで悩む猫の心境、貴方は少し解ってくれますよね。
2005年06月18日
男は男なりに一生懸命やっているつもりなんです。それでも、女の本当の期待には応えられません。男はピンチの時に、冷静になろうと考えて、当事者以外の回りの人への影響や、経済的なことなんて考えます。女は、そのものずばりを行動で要求します。なりふり構わず、女の期待に応えるのが正解なんでしょうか?女は男のそんな仕草をどこかで逃げ口上だなんて追及します。こんな時こそ、集中して仕事を頑張るのはやっぱりその現象を逃げているんでしょうか?猫には正直、解からないんです。猫は昨日から病院にお見舞いに出かけていました。顔を見るなり、なじられると辛いですね。それでも、そんな気持ちにした猫が悪いなんて反省はしているんです。猫のお見舞い返しの唄、聞いて頂けますか。自分でも暗い、内容だなんて嫌になるんです。読んで頂いた人に不愉快な思いをさせてしまいますね。お見舞い返し1.お見舞いなんて 笑わせないで 休日に来て 休日に帰る 表面づらを なぞっておいて 何があんたに 解かると言うの2.可哀想なんて 笑わせないで 一日、二日じゃ 短過ぎる 病室の床の 冷たさを 何にもあんたは 知らないくせに3.カウンセリングなんて 笑わせないで 心の痛み 心の傷を 知ったかぶりして 言葉に出して 何をあんたは 学んだと言うの4.忘れてしまえなんて 笑わせないで 地獄知らずに 担ぎもしないで 血反吐吐きつつ 這いずることなく 何をあんたは 気楽に生きて5.金を稼ぐなんて 笑わせないで どこかで修羅場を 逃げてるくせに 愛しさ本当に 伝えたいなら 全てをあんたが 捨てて見せて6.お見舞いなんて 笑わないから 休日だけでも 構わないから 寂しさと不安を 消して欲しい どうかもう少し 傍にいてね猫は思うんです。女は自分の命を掛けて、大切な子供を守ります。そうして、その尺度を男に求めます。男は大局的に冷静に家族全員を守ろうとします。それって、やっぱり心のどこかに逃げが入っているんでしょうか?猫は「馬鹿」、「間抜け」なんて罵詈雑言を浴びても正直、わからないんです。それでも、『守らなくてはいけない』なんて猫なりに真剣に対応しているつもりなんです。お母さんの期待には応えていないんでしょうか。逞しき母親の貴方もピンチの時に、何も考えずただ盲目的に行動する男を望んでいるんでしょうか。男がそんな時でもする仕事は本当に、悪なんでしょうか。
2005年06月17日
貴方は日常の生活の中でそそっかしいと思うことがありませんか。猫は後先をを考えないで本能のままに行動するタイプの生き方なんで、よくあるんです。少し前ですが、渋谷の街中で看板を見つけてお店の中に入ったんです。入り口の壁に大きな鏡が取り付けてあったんです。それからカウンターの向こうに3人の美しいお嬢さんが不似合いの洋服を着て立っていたんです。猫は店に入って、その大きな鏡をじっと眺めたんです。ところが、鏡は幾ら覗き込んでも猫の姿を映しているだけでした。猫は不思議な気持ちになってきました。いつもなら、鏡の向こうが透き通った状態で、奥の部屋の長椅子に腰掛けたミニのガウンのお嬢さんたちが大勢座っているはずなんです。猫が前列の少しふくよかなスタイルの3番のお嬢さんを指名するんです。そうすると、鏡の向こうのお嬢さんが立ち上がって暖簾を潜って、店の中のドアーを開くんです。「こんばんは、ご指名ありがとうございました」なんて声を掛けて猫はお嬢さんに手を引かれてドアーの中の廊下の方に歩いて消えて行くんです。そう言う仮想の想像の世界に猫は佇んでいたんです。ところが、カウンターの横に不似合いなレジスターが置いてあったんです。そうして、そのカウンターの向こうの美しきお嬢さんが優しく猫の声を掛けられるんです。「背広は5百円、ワイシャツは百円と本日は割引ディーになっています」なんていうんです。そう言えば、お店の奥にスカートやワイシャツが整然とハンガーに架けられて並んでいたんです。猫は不思議そうな気持ちでそのお店の入り口に顔を覗かせました。『ファッション・・・クリーニング?』『ファッション・・マッサージじゃないんだ?』なにやら猫は途方もない勘違いをしていたようなんです。こんな風にお店の看板が、そのお店の業態を明確に表示していないと感じたことなんて貴方もきっとありますよね。実は、話は先週のことなんです。猫の会社は健康保険を使用した利用状況を葉書で個人別に通知してくるんです。お医者さんに掛かってもどのくらい治療費が掛かったか総額が把握できないので、その内容を定期的に知らせてくるんです。それはそれで、無駄な治療がされてないかなどと知ることができて良い事だと猫は思っているんです。『あそこの歯医者って結構高いんだ』なんて、それを見ると良く解りますね。それで、なんでもかんでもお医者に行くのはよそうなんて思ったりしているんです。そうして、それは猫の家の家族の病院に行った治療費まで網羅しているんです。それで、猫は家に帰ってお母さんにも見せているんです。悲劇はそんな状態で発生したんです。突然・・・それは本当に突然と災難のようにやってきたんです。いつもの優しいお母さんの顔が豹変したんです。「金太郎!」「やい、金!」こう言うようにのたまわれるときは猫は危険だと長年の習性で理解しているんです。「金太郎!なんじゃ!これは」『?????健康保険の治療記録ですけど??なにか???』「なにかじゃない、何を考えているんだ」「ここを見ろ!」とお母さんが指差すんです。『なにか、不具合がありましたか?』「ここに、病院の名前が記載されている」『そうですね・・それが?』「どうしてこんな風に記載するんだ」「みろ、ここを」と指差す場所を猫は眺めたんです。そこには、○○肛門専門クリニックと記載されていたんです。「こんな風に記載すると、私の病気が直ぐに解ってしまう」「直ぐにやめさせなさい」『お母さん、疣痔の治療したんだから仕方ないでしょう』「金太郎は、女心がわからない」「こんな風に掛かれると恥ずかしいでしょう」誤解を生じないようにご説明すると、猫のお母さんは羞恥心と言う日本語の単語を辞書から削除して生活しているような女なんです。それでも、げに 女心はまか不思議なものですね。猫は叱られながら思っていたんです。『看板の文字は適切にそのお店の業態を表現してはいけないんだ』なんてね。貴方の健康保険証にはどんな病院の名前が記入されているんでしょうか?
2005年06月16日
今晩は、やっと猫の壊れたパソコンが本日ヨドバシカメラから帰って参りました。故障は予想通りの原因で、メビウスの冷却ヒーターに猫の毛が絡んで、温度コントロールが出来なくなった為でした。壊れたサーモを取り返して冷却ファンを分解清掃して頂いて無事に修理完了とのことでした。それで、また下らない猫の話にお付き合いを頂きたいと思っています。話の始めは例によってイントロなんですが、貴方は竹久夢二と言う放蕩者のことを知っていますか?夢二は岡山駅からJR西日本の赤穂線に乗って邑久と言う駅で降りて、千町平野を車で6分ほど進んだ場所の酒屋の息子として生まれました。時代は明治17年と言う日本の夜明けの頃だったんです。夢二は学生時代を東京の早稲田の雑踏の神田川のフォークソングの世界で暮らしていきました。やがて、趣味で描いた「筒井筒」と絵が展覧会で入選して世の中に存在を知られるようになっていきます。24歳になって最初の結婚がたまきと言う美しきお嬢さんでした。そうして、二人の間には可愛い男の子が授かります。それでも、性格の不一致って表向きの理由で二人は協議離婚をしたんです。正直、大正ロマン華やかな頃、夢二は放蕩の限りを尽くしていたんです。そう言うことをすると、いかに優しい女性でも鬼に変貌を遂げますよね。そんな人生のいい加減さに反して夢二は次々に素晴らしい画集を発表したんです。その頃ですね、「宵待ち草」の詩なんて書いたりしたんです。そんな時に美人画のモデルに多く描かれている彦乃ちゃんと出会ったんです。夢二はまだ若かったんですが彦乃ちゃんとの仲は人目を忍ぶものだったんです。ところが、彦乃ちゃんは夏目雅子のように病に倒れたんです。そうして、美人薄命の言葉通り 25歳の短い生涯を終えてしまったんです。夢二は涙を流しましたね、彦乃ちゃんが死んだ後、色んな女性と浮名を流したんですが所詮、彦乃ちゃんの代用品でしかなかったんです。晩年の夢二は彦乃ちゃんの思い出の一杯詰まった榛名山、伊香保の湯の町をこよなく愛したんです。それでも心の傷を癒すことはできませんでした。♪伊香保 湯の町♪なんて鼻歌を歌っても夢二のような感受性は猫には無いんですけどね。話は、がらりと変わるんですが、実は猫、6月14日の夜はその湯の町に滞在していたんです。露天風呂に入って、『二の腕の元湯の飛沫雷映す』なんて俳句の一つでも捻っていたんです。お湯から上がると、定番の宴会が始まるんです。それにしても、お嬢さんのスカートってどうしてこんなにも短いものなんでしょう。浴衣を着た猫の膝の上にお座りになると直にお嬢さんのお尻が猫の太股に接触するんです。そうなると、男は単純ですから鼻の下が伸びてくるんです。伸縮自在なんですよ、男って・・・宴席には素敵なお嬢さんが合計6人お見えになっていたんです。猫はなんとなく少し歳をお召しになったお嬢さんと何故か目線があったんです。男はそんな時、自分に都合の良い様に物事を考えてしまいます。「こちらにいらして・・」なんてのたまわれているように感じたんです。それで、猫は膝の上のお嬢さんの静止を振り払ってその年配のお嬢さんの隣に位置を移動したんです。歳はもう40歳を少し超えているんでしょうね。それでも、女性にお歳を聞くなんて野暮なことはできないじゃないですか。そのお嬢さんは嬉しそうな顔をして、猫に営業用のキッスなんて挨拶代わりにされるんです。それから、お嬢さんの使っていたライターを「貰ってください」と言って手渡すんです。正直、猫も100円ショップで購入した新しいライターを持っていたんです。それで、始めはなんとなく断ったんです。それでも、温泉宿の夜って地球が動くと同じように更けていくじゃないですか。そうして、お酒を呑んで男と女の会話をして、カラオケをご一緒してなんて進行していくと定番のストーリーが自分の意志と無関係に進行して行くんです。「お部屋に行ってもいいですか?」なんて艶っぽく迫られると拒否できる男性を猫は見たことがないんです。そう言う瞬間って、愛しいお母さんのことも頭の隅にも浮かんできませんね。(お母さ---ん、ごめんなさい)そうして、お部屋の中で、悲しい悲恋の話なんて相槌を打ちながら聞いていくんです。物語の中の主人公が誰だか猫にはわかりました。結構、有名人の方なんです。それでも、その男の名前は口にはしませんでした。お嬢さんが若かりし頃、恋をして涙に濡れた別れをしてなんて悲恋物語って何時聞いても悲しいものなんです。それから、話のエンデングには部屋の明かりは明るすぎるじゃないですか。そうですよねえ、経験者のこの話を物好きに読んでくださっている貴方も思いますよね。それでも、猫は正直理解ができてなかったんです。女が「このライターを受け取って」と本当の意味が・・ライター遊びって危険ですよね。子供は決して真似をしてはいけないんです。この温泉宿にも、やがて朝がやってくるんです。そうして、猫は今、考えているんです。女性のライターは決して受け取ってはいけないんです。あれっ!!この話、どこかで隣の猫の金四郎君と猫が入れ替わってしまったみたいです。お母さん、金太郎はお仕事で大変だったんです。身も心も温泉宿で疲れ果てて帰ってきたんです。猫の金太郎は、田舎で子供の頃からあの酒屋の息子の竹久夢二のような放蕩者になってはいけないなんて反面教師で教えられて育ってきたんです。例えそのお嬢さんが彦乃ちゃんのように美しかっても、『決してお嬢さんからライターは頂かないようにしよう』と思っているんです。信じて頂けますよね、猫の愛するお母さんだけは・・・
2005年06月15日
『耳乃環(じだかん)に勾玉飾る入社式』なんてふざけている訳ではないんですが、新しく希望に燃えて会社に入社した若者にとって入社式って一生の思い出になりますよね。ある会社で、社長が壇上に上がって訓示なんて垂れていたんです。「我が社の社是は、『誠実を旨として、和を重んじて公私の別を明らかにする』と言うことです。近年、企業での不祥事が数多く報道される中で、この心構えを各人がますます重視することが求められています。当社も企業としての透明性を高め、法令順守の徹底を図っております」やっぱり、社長たるものご立派なご挨拶を述べられますよね。この会社は日本有数のエリート会社で、グループにも素晴らしい会社を輩出しているんです。車の事故をひたすら、運転する人の性だと主張を曲げない会社や、販売したマンションの土地が土壌汚染していてもひたすらお隠しになるような素晴らしい会社が綺羅星のように連なっているんです。獅子髪の総理が分割民営化したなんて胸をはる日本道路公団さんが発注した鋼鉄製橋梁(きょうりょう)の工事に事前の話し合いがあったのではなんて疑惑が生まれてきたんです。メーカー最大手の縦河ブリッジに天下りした道路公団のOBが、その会社の幹部の人と相談していたんです。今度の工事は何処にやって貰おうかなんて凄い権力があるんですね。それでも、予め道路公団の人たちと打ち合わせ済みですから簡単ですよね。橋梁工事のメーカー営業担当者の皆さんはその天の声を素直にお聞きになるんです。年間発注額が約1000億円の道路公団の工事で、逆らうわけには行きませんよね。この場で縦河の責任者は工事発注予定表をもとに個別工事ごとの落札予定会社や、入札に参加するだけの協力会社など、各社への割り振りを台本を見せながらご説明をされたんです。この調整内容は縦河の責任者から道路公団側に伝わっていくんです。そうして「K会」(旧紅葉会、17社)と「A会」(旧東会、30社)の営業担当者は台本をしっかり暗記して舞台の上で巧みな演技を見せてくれていたんです。話は変わるんですが、猫のことなんです。猫が前の前に勤めていた会社のことなんです。人事異動があって、その部に配属が決まると、猫撫で声で友達の会社から声が掛かってくるんです。その頃の猫はまだ自分の仕事が何をするのかまだよく解ってなかったんです。集合が掛かって、猫が出かけるとその場所は料亭の奥の部屋でした。12人くらい猫と同じ職種の人たちが集まっていたんです。初めてですから猫は要領が解らなかったんです。「ああ・・、金太郎さん、ここでは手帳に皆さんの話はメモを採らないで下さい」『はい、わかりました。』「これから、話すことに反対の方は灰皿をひっくり返してここから出て行ってください」「最後まで話を聞いた人は、反対しないで下さい」なんか、不思議な雰囲気の会議でした。新入りには反対だと言う雰囲気はなかったんです。そうして、「○○日をXディにすることに賛成してくれますね。」「会社に帰って、趣旨を徹底してくださいね」なんなんだ、この会議はと思いました。猫は、それでも何がなんだかよく解らなかったんです。そうして、あることは自由競争だと錯覚していたんです。会社で朝早く、猫が出勤して書き物をしていたんです。電話が掛かってくるんです。「金ちゃん、決めたことは守ってね」それでも、仕事ってある意味喰うか喰われるかの世界じゃないですか。猫は電話のサジェッションを無視しようと思ったんです。そうして、猫は自分の考えで、取り決めの通り行動しませんでした。その行動が終わって、直ぐに呼び出しの電話が掛かってきたんです。そこは、ビルの一室でした。いきなり、「なにやったんだ?」「ふざけるな」と罵詈雑言が飛び交うんです。猫が何をしたかは当事者しか知らないはずなんですが、バレバレになっているんです。『こっちも、身体張ってるんだ』と猫も反撃したんです。「それが、どうした」なんてつめたい言葉を投げられました。『なんで、自由競争なのに自分で考えて行動してはいけないか解らない』と開き直りました。それでも、直ぐに何故か猫は次の異動で別のセクションにご配転です。そうして、猫は今考えているんです。あれは、一体何だったんだろうか?もしかしたら、猫もあの人たちと同じ行動を演じていたなら、今、新聞にK会、A会メンバーなんて記載されて天下の大犯罪人になっていて、手錠をはめられ留置場に座らされていたかも知れませんね。猫は知っているんです。新入社員の入社式で、「当社は企業としての透明性を高め、法令順守の徹底を図っています」なんてご挨拶をしている人が、あの会合の席で、主導権を発揮してみなさんをリードしていたご立派な人だったことを・・貴方はそんな場面に遭遇したことはありませんか?そう言うとき、貴方はどんな行動をされるんでしょうか?
2005年05月30日
それにしても、最近のトイレって綺麗ですよね。ウォッシュレットってお尻にお湯が噴射して気持ち良いですよね。猫の家は何故か昔からトイレのドアーを閉めない習慣があって、お母さんなんて便器に座ったままで、「金太郎、洗濯が終わったから早く干してこい」なんてご命令を発せられます。猫は、『はい、ただいま すぐに』なんてお答えをするんです。それでも、一人でトイレに入ったときにたまにセンチメンタル・ジャニー(感傷旅行)を便器の中を見ながらすることがあるんです。猫のセンチメンタル・ジャニーの話なんて聴いてくれますか。あのーーう、もう食事は終わりましたよね。昔、猫が住んでいた家は、ガタビシャの大きなだけの家でした。田舎ですから、時々村廻りの劇団がやってくるんです。それで、猫の家の二階に寝泊りなんてしていて、猫が子供の頃に二階に上がって行くと芝居の稽古を一生懸命やっていました。それで、家の外に台所と風呂場が一緒の建物があって、そこには庭を通過して歩いて行くんです。トイレは2箇所あって、猫の家族が使用するトイレと、住み込みの職人さんたちが使用するトイレと棟が離れてあったんです。トイレと書くと清潔そうですが、所謂 田舎のポッチャン便所なんです。便所には家の外の廊下を通って行くんです。入り口に蹲踞(つくばい)が置いてあって、手ぬぐいが風にゆらゆらゆれていたんです。そうして、便所用のスリッパに履き替えて、小便器は2つ並んでいてその奥に大便の部屋が2つありました。大便の部屋の床はギシギシ音を立てて、穴から覗くと、壷の中に糞尿の海が見えました。紙が部屋の中に四角い箱に入って置いてあるんですが、これが固くてね・・。大便器に座った姿勢で窓の外を見ると、大きなイチジクの木が見えて、毎年夏になると美味しい実がなるんです。子供心に、この大便を吸ってこの実は大きくなったのかななんて考えていたんです。ある日猫は少し考えことをして便所に行ったんです。少年の頃って空想の世界に浸ることがあるじゃないですか。猫もその時は、そう言う空想の世界を旅していたんです。足元に注意が散漫になって、大便器の穴に足を取られたんです。子供ですからまだ小さくて、あっと言う間に便器の間から、糞尿の海に落下したんです。あの場所ってすさまじい場所ですね。入った人でないと、なかなか想像できないと思うんですが・・・臭いと言う感情は無いんです。正確に言うと溺れると言う感情なんです。上は便器の穴が見えているんですが、とても高くて上がれませんね。側面の少し高い位置に、汲み出し口の蓋の隙間に灯りが見えるんです。大きな声を上げて救いを求めたいんですが、子供心にも少し格好がわるいじゃないですか。そうして、猫はその場所でメタンガスの洗礼を受けて考えるんです。『うーーーん』なんて余裕は無いんですがね。そのうち、お袋がやって来たんです。声を掛けようかと思ったんですが、動作が素早いんです。便器の上にいきなり座り込んで、モンペを下げて座り込むんです。その瞬間に猫は大きな声を上げたんです。『お、お、おかあさーーん』なんてね。何事かと思ったお袋ですが、車は直ぐに停まりませんね。芥川文学ならここで、蜘蛛の糸が上から落ちてくるんですが、それは液体の糸だったんです。すみません、本当に食事はもう終わってますよね。それから猫はお袋の素っ頓狂な声を聞いてバタバタと言う足音を聞いて、やがて汲み出し口から助けの手が差し伸べられたんです。猫は今、家のトイレの前に立っているんです。涼やかな水音がして、水洗便器の中が波立つんです。便器の色は青くて、3リットルくらいの水を湛えているんです。この水の中で、溺れることが出来るんだろうかなんて何気に考えていたんです。猫のセンチ メンタルなジャニーの話なんですけど、貴方もこんな経験がありますか。きっと、黙っているだけでありますよね。それでも、それでも、トイレは清潔に変貌を遂げても・・・センチって臭いです。
2005年05月28日
「論説」なんて書くと何やら難しいことのように思えますよね。たまにみなさんのHPにお伺いさせて頂いて、日記とか独り言を読ませて頂くんですが、猫の頭では高尚過ぎて理解困難な論説にお目に掛かります。みなさん、素晴らし過ぎますものね。大体が猫の頭は技術系には興味を示すんですが、国語の力が極端に弱いんです。学生時代に3馬鹿大将なんて呼称を誰からとも無く頂きましたからね。それでも、政治・経済ではないんですが、とても興味を持って読ませて頂いている人がいるんです。朝日新聞記者の西村欣也さんの記事なんです。朝日のスポーツ欄でコラムを時々担当されるんですが、直ぐに彼の書いたものだと猫には解りますね。表面でなく心理とか、斜めの視点で文章に仕上げていくんです。猫は正直、大好きなんです。貴方も、一度、西村さんの文章に出会うと虜にされると思いますよ。オリンピックでの野球のシーンなんです。西村節はこんな表現をされます。「このシーンに、日本チームが抱える弱点が凝縮されてあった。」『実は、迷ったんです』松坂は正直に告白した。『結局は捕手任せでサインに従いました』松坂は23日の予選、対韓国戦に2点本塁打を浴びた。しかし、この3位決定戦ではここまで李選手を3三振に打ち取っていた。試合の流れを左右する決定的な場面でバッテリーの狙いが一致しなかった。松坂の気持ちの中では真ん中高めの速球を要求してきた鈴木捕手とは違った感触を持っていたのだろう。鈴木捕手は、「松坂はやはり速球だ」、「だからここは高めで空振りを」と思ったようだ。こんな風に心理状況を取材に基づいてコラムに表現していくんです。だから猫も、いつかこんな風な文章が死ぬまでに書けたらなんて望んでいるんです。そうそう、今日の話なんですが、またいつもの他愛無い猫の経験した話なんです。実は、火曜日の夜、猫はメールに誘われて広尾のあるお店に出かけたんです。その店は、猫の苦手な部類の店でした。『○○会で予約入っていますか?』「はい、お二階でみなさんお揃いです」と言われて部屋に案内されました。いつものメンバーはもう席について赤い血のような液体を口にしていました。ボーイさんが「何になさいますか?」と聞くんで、『焼酎をお願いします』と答えると何やら爆笑なんです。「お客様、当店には焼酎は置いておりません」『不思議な店だ』と猫は思ったんです。それから、遅れて席についた猫にフランス料理の皿がつぎつぎと運ばれてきたんです。正直、猫はこの手の料理は好きではないんです。それでも、営業のプロですから笑顔をみせますね。(顔で笑って心で泣いて・・)そうして、猫も仕方なく、いやいやで、他にないから、血の盃を手にしたんです。場面はその時から始まるんです。猫の隣に座った色男の社長が、猫に話しかけるんです。「金ちゃん、今 恋愛をしていますか?」「私は金ちゃんもよく知っている通り、中途半端が出来ない男なんです。」「実は、女房と別れようと思っているんです。」「今、お付き合いしている女は、なんか私の為に神様がこの世の中に作られたような気がするんです。」「趣味も、食事も、考え方も私と何でも合致します。」「それで、本気で離婚して結婚したいんです。」『それじゃ、あの愛妻君はどうするの?』『今まで苦労を一緒にしてきた社長の同志じゃなかったの』「金ちゃん、実は私がこんな気持ちになって、今 家庭内別居をしているんです。」「女房には私が会社を興した時から苦労を掛けたんですが・・」「私は恋愛を不真面目にしたくないんです。」『本気なの?・・・』「そう、金ちゃんは恋愛をしているの」『正直、お母さんの他にお付き合いしている女性はいますよ』『それでも、猫はその人の為に自分の家庭を壊すことはしませんね。』『男は、たしかに歳をとってきた女房より若い女性に心を移すこともあるけど・・』『やっぱり、自分の責任があるから、ある線を踏み越えては女房が可哀想でしょう』『守ってやるべきだと思いますよ』「それは、違う」「金ちゃんの恋愛が本物でないからそんな風に言えるんだ」「私はできない」「女房も子供も家庭も捨てても、あの人との生活を選択したい」「それが、本物の愛だと思う」そんな風な猫の友達の究極の愛の「論説」を拝聴していたんです。そうして、猫のいかなる引止めの言葉もあの人には聞く耳持たないと言う雰囲気だったんです。それで、猫は話が終わってこんな風なことを話したんです。『社長、実は猫は前にも社長のような話を聞いたことがあるんです。』『話したのは、猫の父親です。』『親父は確かに究極の愛の「論説」を話して聞かせてくれたんです。』それでも、そんな理論を実践された後の、母親はどうなって、子供はどうなって、家庭はどんな風になるか猫は体験的に知っているんです。『社長、あなたのご意見は、そうかも知れないが、女房を不幸にして子供を不幸にして、家庭を壊して、何が愛じゃ!』『いかなる、理論も綺麗ごとを並べた自分のエゴだと思うよ』『今まで築いた家庭は絶対に壊してはいけないんです。』『究極の愛は、「忍耐」と「男の責任」には敵わないものなんです。』『絶対に離婚はしないで、もう一度女房を自分が大切にするようにしてみろ』なんて二人の会話は平行線を辿るんです。貴方は自分の中に究極の愛なんて今でも求めているんでしょうか?神様がくれた、愛しい女房や子供のことが間違いだったなんて言えるんでしょうか?そう言う自分勝手の論説を振りかざして生きると いつか、回りまわって自分の上にその場面が登場してくるようになると思いませんか?猫は朝日新聞の記者の西村欣也さんの論説を読むのが好きなんです。それは、究極の愛の「論説」ではなくて野球の「論説」なんですけどね。
2005年05月27日
男性のみなさん、ランジェリー売り場って好きですか。猫は駄目なんです。時々、お母さんの後をついていってその場所に迷い込む事があります。あそこは、男性にとっては地獄ですね。なんか回りの女性が、妙な目線で猫の方を眺めます。そういう目線って気の小さい猫には耐えられませんですね。日曜日、猫はスーパーに出かけました。3階のダイソーに買物を楽しみに出かけたんです。そこでは、群馬県の道路地図と4文字熟語の本と簡単英会話のCDを購入しました。それから、1階の野菜売り場に降りていきました。野菜売り場にその美しい女性はいたんです。しいたけの販売コーナーでお話をしていました。「やっぱり、しいたけは国産ですよね」「中国産は大きくて綺麗だが、香りがないですね」なんて講義をされていました。猫は興味があったんでその人の話を聞いていたんです。「野菜で産地を偽装するなんて、消費者を馬鹿にしている」「私はそんな業者は許しませんよ」なんて厳しいお言葉をのたまわれます。猫はそんな女性に出会うとご立派な人だと感心してしまうんです。目線は尊敬の眼差しになっているんです。それから、猫は2階の衣料品を販売しているコーナーにやってきたんです。そのレジの前に、美しき女性達の為のランジェリーが並んでいるんです。あの美しい潔癖な女性が、その場所にやってきたんです。紫色のフリルのついたブラジャーを胸に当てて陶酔の表情を浮かべます。そのブラジャーは周辺のお肉様を寄せて集めてというコピーで売られているんです。その女性がブラジャーを胸に当てて猫の方に目線を送るんです。「どう、似合う」なんて声は聞こえないんですが、猫もそう言う目線をされると答えざるを得ないんです。「とても、素敵ですね」なんて目線でお返しをします。それでも、猫は考えているんです。その女性の胸の実体よりどうみてもそのブラジャーは大きいととしか感じません。あの胸でどうしてあんなに大きなカップを選ぶんだろうかなんて疑問を感じていたんです。猫はそうして思うんです。嘘を許せない女性達は、何故こんなにも誠実で美しいんだろうかなんて考えていたんです。あの美しき奥様が、清楚な慎ましやかな乙女の時代に、恋焦がれた男が、プロポーズするんです。「私の永久の恋人になってください」なんて気障な言葉を口にして必死にアプローチしたんです。そうして、誠実な美しき女性は、清楚なままでお嫁に行くんです。そうやって、僅かの年月を、猛烈な年月の経過に変えて、「あんた!!」「やい!金」なんてのたまわれるように変身されるんです。猫はそういう女性達の変身の行く末をみて暮らしてきたんですが、それでも、それでも、嘘を許さない女性達は、何故こんなにも誠実で美しいのでしょうかと考えているんです。美しさに魅せられた猫はスーパーを出てそっと呟くんです。『もしかしたら、貴方の方が、偽装表示じゃないでしょうか?』なんてね。そう言えば、猫のお母さんは裸のときはそんなにみ胸が大きくないのに、洋服を着ると何故か、物凄く大きなみ胸に見えてくるんです。美しく貴女は僅かの偽装表示も許すことが出来ないですよね・・・多分
2005年05月25日
昔、中国の傲来という島にそびえる花果山の頂上の岩から猿が生まれました。その猿は暴力的ですぐにお山の大将になりました。それから、中国の奥地に仙人を訪ねて、弟子入りして妖術の修行を始めたんです。 厳しい修行が終わって、その猿は48の体位・・じゃなくて72の術とキント雲と言う乗り物をもらったんです。意気揚々と花果山に帰ってくると、そこはアルカイダたちのテロリストで占領されていたんです。猿は憶えた妖術を駆使してテロリストたちを撃破したんです。そうして、段々に権力者の階段を登って行きました。権力って人間でも猿でも同じですが手に入れると傲岸不遜になりますね。まるでどこかの国の獅子髪の総理のようになっていったんです。郵便局の民営化だ、靖国参拝だなんてことはしなかったんですが、天界の桃を盗んで食べたり素行が悪くなったんです。お釈迦様が怒りましてね、こんな風な宿題を与えました。「私の右手から飛び出して手の届かないところまで飛んで行けたら猿の神様にしてやる」と言われたんです。猿はキント雲に乗って旅立っていったんです。もう、どれくらいきたのかなと思うほど飛ぶと雲の向こうに大きな5本の柱が立っていました。「よーーし、俺が来た証拠にこの柱に悪戯書きをして帰ろう」と言って落書きを書いたんです。「お釈迦様、行ってきましたよ」「これで、俺を猿の神様にしてくれますね」と報告したんです。ところが、ところが、お釈迦様が左手を猿に見せると、そこには猿が落書きした「斉天大聖到此一遊」なんて文字が書いてあったんです。これって、有名な孫悟空の話ですよね。貴方も子供の頃に読んだことがありますよね。話はがらりと変わるんですが、猫の家の話なんです。今日も朝から猫は一日中忙しかったんです。朝7:00からお母さんが教会に出かけると言うのでついて行きました。帰ると、今度は猫のトイレ砂を買って来いと言われて、その後は、家具を修理しろと言われて、マイペットで部屋の拭き掃除なんてご命令になるんです。それでも、猫は『はい、はい』と逆らわないで従順な態度を見せているんです。それは、猫のお母さんが粗暴な振る舞いで時には我は神じゃなんて風情を見せるんですが、可愛いところもあるんです。それで、猫はお母さんがどんなに猫を顎で使用人として使っても、本当は猫の方がお釈迦様だと心の底では考えているんです。夫婦ってどちらかが押すとどちらかが引いてそうやってバランスをとりながら暮らして行きますよね。粗暴な言葉を投げつけて、キント雲にまたがって飛び回っているお母さんが孫悟空で、猫がお釈迦様でなんて思うと心が安らぎますよね。ところが、ところが、先週の土曜日に猫はお母さんに内緒で友達の家に頼まれごとで出かけたんです。『今日は仕事だ』と言い訳をしていたんです。それはそれで、無事に任務を遂行して猫もそのことは内緒にしていたんです。そうして、そうして、さっき、お母さんがポツリとのたまわれたんです。「金太郎は、いつも鷹揚に構えていますが、金太郎の会社からこの間、家に荷物が送られてきましたね」「金太郎の会社は、女名前に改名したみたいだから・・・」貴方は孫悟空の話を知っていますよね。たしか、暴れまわる猿にお釈迦様が両手を広げて諭すんですよね。そうすると、もしかしたら・・・お釈迦様はお母さんかも知れないと猫は脇の下に汗を浮かべていたんです。お母さんには悟られないように気をつけてなんですがね。貴方のご家庭で孫悟空とお釈迦様の演技はどちらがされているんでしょうか?
2005年05月22日
貴方は蟷螂(かまきり)って昆虫のことが好きですか?よく見るとなかなか獰猛な顔をしていますね。三角頭にどんぐり眼、侍のように虚勢をはって鎌なる武器を見せびらかして・・どうみても、キムタク系の顔には見えませんね。近所のJRの線路脇の雑草の中に泡のような卵があって、そこから親父にそっくりな子供が、鎌を手に持ってうじゃうじゃと生まれてくるのを見ると何やら猫は考えてしまうんです。それに、その鎌をいつも振り回して、誰にでも通り魔のように襲い掛かってきますね。理性とか知性とか所有してないんじゃないかなんて言うと、例えば電車の中に座っていて、腕の先に鎌を隠している蟷螂男が、五月蝿いなんて凶暴に猫に襲い掛かってくるかも知れませんね。話題少し変わるんですが、本当に最近、猫のメールはどうなってしまったのかと思うほど美しき女性名のメールが多く入ってきます。一日に20件くらいそう言うたぐいのメールが入ってくるとうんざりするんです。内容は読まないで消去するんですが、時には女性の局部写真なんていきなりデーンと送られてくると、覗くことさえ罪悪感にさいなまわれるんです。お母さんや、猫たちが横で覗き込むこともあるんで、どうか少しご配慮を賜れば猫は幸せなんですけどね。そうそう、蟷螂の話が少し脱線しそうですね。話を戻しますが猫が生態的に興味があるのがSEXのシーンですね。出会い系メールの怪しい文面に誘われたか知らないんですが、美しき女性の背後に乗ってバックスタイルで蟷螂君がSEXを始めたんです。女は罠をかけて待っているんです。精子の放出が終わった瞬間に、女は怪しく蟷螂君を食べてしまうんです。自分の身体が食べられていることに気が付かないで男の蟷螂君は幸せを感じながら永遠の命を落としていくんです。もしかしたら、これが究極のエクスタシーかも知れませんね。決して子供さんはこう言うS&Mのような真似をしないようにしてくださいね。そうそう、今朝の猫の話なんですが、他愛無い話なんです。猫はお酒が好きそうにHPには書いているんですが、正直な話・・・好きなんです。一番は焼酎で、日本酒は悪酔いするので飲みませんね。それでも、夏になるとやっぱりビールが一番美味しいですね。もしかしたら、親父の遺伝なのかも知れないんですがビールを何杯飲んでも酔ったりしませんね。しているのは酔った振りだけですね。ビール会社って猫は意外と内部事情に詳しいんです。猫の一番上の兄貴があるビール会社に勤めていたんで、工場に出かけると沢山只で飲ませて頂きました。それでも、当時の王者は麒麟の絵の描いたラベルを貼っていた会社でした。「驕る平家も久しからず」なんて、言いますが、やがてスーパードライが突然と誕生するんです。そうして、時代のニーズに答えた会社が朝日が昇るような勢いを見せるんです。長く続いたビール業界の覇権がガラガラと音を立てて崩れて行きました。天下は浅草橋のウンコビルの会社に変わって、また時が経過して行きます。三つ鳥と言う会社が、「ホップス」と言う怪しげな商品を開発します。酒税法の盲点をついた始めての発泡酒の始まりなんです。そうして、旧王者は「淡麗」と言う味を改良した究極の発泡酒を開発してあっと言う間に王者を回復します。そうなると、現王者も黙っていませんね。赤いラベルの「本生」で後を追ったんです。やがて、発泡酒は本来のビールの市場を侵食して行きます。国税局は慌てましたね、ビールの予定していた酒税が大幅にダウンしたんです。それで、慌てて法律を修正したんです。お金持ちの味方、貧乏人の敵と呼ばれる霞ヶ関の大蔵官僚の小ざかしい知恵の成果なんです。ところが、ビール業界も考えるもんですね。九州で地元のみ発売なんて、掛け声で今度は業界最下位となった札幌屋ビールさんが「ドラフトワン」と言うエンドウ豆タンパクを利用した擬似ビールを製造したんです。昨年の2月に発売すると、これが爆発的に販売量を伸ばして行きました。そうして、それぞれが後に続けとばかりに新製品を開発して発売を始めます。猫は実は今手にしているんです。お母さんが猫のために購入してくれた三つ鳥さんの「スーパーブルー」と言う商品なんです。切れ味爽快! 麦芽2倍でおいしさをアップ!なんてキャッチコピーがデザインの中で踊っているんです。発泡酒に小麦スピリッツと炭酸を入れた飲み物なんです。価格が6缶パックで624円ですから1缶当たりでは104円と言う優れものなんです。蟷螂の雄は子孫繁栄のために、女性の背中に乗ったバックスタイルでSEXをして精子を放出した瞬間に、女房に食い殺されると言います。ビール会社は、会社の負けられない一念で開発を重ね、新製品を投入していきます。それでも、幾ら販売しても本来のビールで得ていた利益は生まれてこないんです。それでも、それでも、そう言う帰結が解っていても、開発者は次の製品開発に命を燃やして行くんです。ビール好きの貴方は蟷螂の雄に幸せがくると思いますか?自分の身を食いちぎってまで執念を燃やす蟷螂たちの戦いって凄いと思いませんか?お母さん、できたらできたら、せめて、猫に・・・・『良妻やせめて呑ませて発泡酒』なんてお願い出来ませんでしょうか?いえ、決して逆らっている訳ではないんですけどね。
2005年05月21日
猫はその時、お酒で酔っていたんです。その人は、猫の目で見ても素晴らしい魅力的な女性だったんです。仕事に責任感があって、誰にも負けないなんて頑張り屋さんだったんです。それでも、神様はその人に不幸と言う十字架を科せられるんです。その人が猫に寂しそうに聞くんです。「金ちゃん、一生懸命頑張ってきたんだけど、どうして私にはこれでもかと不幸が襲ってくるんでしょうか?」なんて聞くんです。猫はそんな不幸な女性の話を聞くと黙っていることが出来ないんです。その人にカウンセリングを始めているんです。旦那さんは、その人より2歳年下でした。その人が、何となく守ってやりたいと思って一緒になったんです。やがて、自然の営みで二人の間に女の子が生まれました。幸せな一時を過ごしていたんです。その人はお仕事をするのが好きで、創意工夫をして所謂出来る女なんです。家庭でも、全て彼女が仕切っていて旦那さんは従者だったんです。子供たちが大きくなったころ、あの優柔不断の旦那が外に女を作りました。家に帰って来なくなりました。女は私ほど尽くす女はいないと自信を持っていたんです。一時の戯れなんだと自分に言い聞かせていたんです。ところが、旦那は帰って来ませんでした。彼女は相手の女性を知ったんですが、顔もスタイルも知性もどんなに比較しても自分の方が優れていたんです。そうして、二人は離婚したんです。その人が「どうして?」、なんて猫に聞くんです。よくあるパターンなんです。猫には処方箋が直ぐに書けるんです。猫は彼女のSEXについて聞きます。「ある年齢になったら、正直面倒くさくなってきた。」「来る者、拒まずなんて状態です」と答えます。「旦那さんが望めば拒否はしないが、自分から求める事なんてしない」と言われます。仕事の良く出来る、母性愛の強い女性が陥る不幸坂の悲劇なんです。猫はその人にマネージメントと言う概念を教育するんです。男を上手く操縦する、これって馬鹿にできない女性の必須課題なんだと教えます。『まず、パーフェクトな仕事女になるのを止めなさい。』『貴方がいてくれるから今の私がある』なんて旦那さんに歯の浮くような台詞を話しなさい。人生は映画のワンシーンで貴方はその映画に主演しているただ独りの女性だと考えなさい。SEXは来る者、拒まずではいけません。SEXはある年代になると演技なんです。夜は娼婦の演技を学びなさい。嫌でも、その映画に出ている以上は素敵な演技が要求されているんです。男はそんな演技を知ってか知らずか、我が女房を可愛い女だと錯覚して行くんです。そうして、この女の為に、苦労をさせないようにしたいと頑張るんです。ドジの仕事の報告は男には安らぎなんです。ウルトラCの難易度の着地報告は夫婦の間では不要なんです。そうして、着地失敗の話を聞いて、男は「今度は頑張れ」なんて優しい声を掛けてくれるんです。貴方が頑張れば、頑張るほど、旦那さんは息苦しくなってきて、つかのまの安らぎを求めてしまうんです。私がいないと、駄目な旦那さんも家族も生活に困るなんて思っているのは貴方の只のマスターベーションなんです。貴方の愛した旦那がそんな男のはずがないんです。スーパーウーマンの貴方が動けば動くほど不幸坂の歯車は回転を始めるんです。もしかしたら、懸命な貴方の仕事ぶりが本当は悪かも知れないんです。結婚生活って映画のワンシーンなんです。貴方は主演している只、独りの女性なんです。この演技を上手くできることを女性のマネージメントと言うんです。猫のこの話を信じる人で、夫婦仲が思うようにいかないなんて言う人に一度騙されたと思って、夜、薄いネグリジェなんか着て、サイドブレーキを手にして「欲しい」なんてのたまってみて貰いたいんです。多分、貴方が想像していた以上の効果があると思うんですが。猫はこんな話をその不幸坂を転げる女にしているんです。すみません、横に眠っていても構いませんが、猫には、猫には、応用をしないで下さいね。
2005年05月20日
虚勢を張って、強い女を演じてきた猫のお母さんなんですが、最近なんか変なんです。休日には、べたべたと猫に擦り寄ってくるんです。「辛いことがあっても、金太郎が横にいてくれたら、元気がでる」なんて、一世紀ほど聞いたことのない台詞をのたまうんです。猫だって、心配になるじゃないですか。『お母さん、何かあったんですか?』『心配事があるんですか?』と聞くと、「うーーうーーん」なんて首を振るんです。そんな訳で、何処に行くにも、「金太郎、一緒に行こう」とイントネーションの後ろを高めてのたまわれます。お母さんに、悲しい思いをさせる訳には行かないんで、猫は『はい、解かりました』と従順に従者を演じているんです。家の隣がスーパーなので、二人で手を繋いで出かけて行ったんです。猫は最近、衝動買いが多いことで、買物の権利を奪われているんです。お母さんも実は、買物のあと、レシートを下のお姉ちゃんにチェックされているんです。家計簿につけて、週1回お姉ちゃんから報告があるので、なにやら伸びやかに買物ができない環境に陥っています。「これは、無駄です」なんてチェックされると楽しくないですね。二人だけで、舌なんかだして、「イーーっ」なんて、憎まれ口ですね。そんな環境下で、お母さんが買物を始めて行くんです。まず、野菜売り場で価格のチェックをやってから、半端物の棚のチェック、今日の特売品なんて流れ作業のように動いて行くんです。それから、乳製品売り場、豆腐・おから売り場を通って、肉のコーナーに出て行きます。牛・豚・鳥と順番に目線を送って、素早く猫の持っている籠に入れて行きます。そのとき、何故か講釈がつくんです。「金太、これねえ、あそこの店では幾らだったのよ」なんて言った後、小さく胸を張るんです。さらに進んで、魚コーナーに入って、目線を送っているんです。そこから、味噌とか醤油、砂糖、塩なんて定番のコースを通って、パンのコーナーとお菓子のコーナーを通って、レジに猫を並ばせておいて、突然野菜コーナーに何故か引き返して、行くんです。猫だって大助・花子の大助のように、何か自分の意志で買いたいと思って、話し掛けたいじゃないですか。それで、勇気を振り絞って、お母さんに進言することがあるんです。『お母さん、あちらのコーナーにお味噌の特売品がありましたよ。』『500gで298円だから、安いですよね』「みた!!!」会話はそれで、終わりなんです。『砂糖なんですが、会社に持って行きたいので、ひと袋買いたいですが』「駄目!!!」「今日は高い」お母さんは猫と同じ視界で、店内を歩いているんです。猫は必死で籠を持って、後ろをついて行っているんです。それでも、それでも、お母さんは、全ての価格を瞬時で掌握しているようなんです。猫が店内で素晴らしい新発見したことを、話しても、「チェックした」なんて、冷ややかに言われるんです。猫は、思っていたんです。コンピューターが発達して、パソコンで計算なんてさせると瞬時に答えがでてくるじゃないですか。それでも、いかなるコンピューターよりも、女性の頭脳って優れていると思っているんです。それに、このコンピューターは好きな場所に、好きなように移動さえすることができるんです。女!・・・それは、神が作った最高のコンピューターかも知れないなんて畏怖しているんです。レジの時の、眼光も鋭いですね。いかなる動作も、価格の表示も瞬時に是非の判断を入れながら計算しているんです。「ちょっと、お姉さん、その大根」「100円のタイム特売ですからね」なんて声が飛ぶんです。そうして、猫はレジの袋を手に持って歩いて家に帰っていくんです。その道すがら、PDCAのサイクルは回って、お母さんの戦果のレポートが、猫の耳を通過して行くんです。貴方の家でも、そんな素敵な移動するコンピューターって所有してますよね。ちょっとだけ騒音が、五月蝿いですけどね。
2005年05月18日
あなたは、除福さんって人を知っていますか?時は万里の長城を作った秦の時代の頃なんです。全盛を誇った始皇帝は永遠の若さを保つために不老長寿の万能薬を求めました。始皇帝は中国の山奥や遠い島に仙人が住んでいて不老長寿の薬を持っていると言う噂を聞いたんです。それで、その薬が欲しくて家来に捜して来るように命じます。除福ちゃんもそんな命令を受けて、小さな船で東の島をめざしました。海は荒れていたんですが、なんとか除福ちゃんは到着したんです。そこは因幡の白兎の伝説の地でした。一生懸命捜したんですが、ついに除福ちゃんは仙人も不老長寿の薬も見つけることが出来なかったんです。出雲では素敵な女性にはめぐり合ったんですけどね。除福ちゃんが懸命に捜索をしていた頃、始皇帝は猜疑心が強くなって、だんだんに郵便局を民間運営にしたくないと自分の意見に反対する人達を左遷させるような暴君に変身して行ったんです。そうして郵政官僚や国民の反発を招いてついに・・・彼は政治クーデターを恐れるようになって行きます。ストレスが溜まってついに50歳で死んでしまったんです。あの人は還暦を過ぎても、大腸にポリープが出来ても元気ですけどね。不老長寿の薬を捜していた除福ちゃんは、長生きをしたんです。彼は、死ぬ前についに不老長寿の妙薬を見つけることができたんです。それは、実在する薬ではなくて、人間の養生の教えだったんです。人間が長生きするために必要なことは、贅沢な食事を好きなだけ食べないで、野菜や少しのお酒や粗食と言われるような食事をバランスよく食べて、いつも廻りの人に感謝して、他人を許す気持ちを持って、ストレスを溜めないで暮らして行く・・そう言う生活習慣を身につけることだと解ったんです。この猫の話を読んで頂いている奇特な貴方は、もう、不老長寿の妙薬の実態を身につけていて、除福ちゃんのように捜し回らなくても良いですよね。話の本筋はここからなんです。実は、昨日の夕方のことなんです。猫のお母さんが夕食の準備を始めたんです。そうして、猫に袋へ入った「フロウ」を手渡すんです。「フロウ」と言うのは、猫の田舎の方言かも知れないんですが、大角豆(ササゲ)のことなんです。高松では豆のことを「フロ」と呼ぶんです。お母さんが涼やかな声で、のたまわれたんです。「金太郎、このフロウの筋を採りなさい」『はい、解りました』と猫は答えます。「フロウ」の端面を指で千切って両側の筋を採って行きました。筋は樹皮に似ていて、なかなか頑固なんです。それでも、一生懸命採って、筋を採った「フロウ」を調理ボールの中に入れて行きました。『お母さん、作業完了しました』と報告すると、「ほう、ほう、よく出来ました」なんて言ってくれたんです。実は猫、昨日は昼間に爪切りで爪を短く切っていたんです。それで、親指の爪の間が、「フロウ」の樹皮を剥いた時、切れたようになって痛かったんです。それでも、お母さんの喜ぶ顔がみたいじゃないですか。懸命に作業をしていたんです。ところが、ところが、夕食になったとき、お母さんが「フロウ」を湯がいてマヨネーズをつけて出してくれたんです。そうして、フロウを食べて、口から樹皮を出されるんです。「金太郎、筋を本当に両側採りました??」と猜疑心に満ちた表情に変貌したんです。猫は、親指と爪の間を傷めるくらい、懸命に作業したんでそんな風に言われると悲しいですね。それでも、間違いなく長い樹皮がお母さんの口の中から出てくるんです。猫は悲しい気持ちに襲われたまま、こんな風に呟いたんです。『フロウ、長樹か??』なんてね。貴方は十六大角豆(じゅうろくささげ)の莢(さや)の樹皮のような筋を採るのが得意ですか?「フロウ 長樹」なんて考えたことはありませんでしょうか?
2005年05月15日
貴方は辛子(からし)とか山葵(わさび)って好きですか?猫は正直、大好きなんです。昨日も会社の帰りにお母さんに電話したら「何処にいる?」なんて聞かれて『スーパーの近くだ』と答えると、「待っとけ!」と言われて二人で合流して買い物をしたんです。夕食は寒いからおでんだと言うので、辛子とついでに好きな山葵を買いました。そういえば山葵って素敵な漢字ですね。学名はアブラナ科の多年草。もともとは日本の特産品でしたね。確か静岡県が発祥の地で伊豆の山奥に群生していたものを、山奥の美しい娘に教えて貰った男が、富士山の渓流の水辺に生え、栽培を始めたんですね。根茎は太く表面に多数の葉痕があり、辛みが強く香気があって徳川幕府の丸秘の香辛料として普及して行ったんです。葉は根生し、径約10センチメートルの円心形で柄が長いなんて、誰でも主婦の皆さんなら知っていますよね。話はがらりと変わります。猫は若い頃は、ビートルズの歌が好きだったんです。猫の場合は、曲より詩に惹かれました。ジョン・レノンの書く詩って美しくて心を打ちましたね。何か、当時の猫の心の中を投影したような詩が多かったんです。それでも、時が変遷すると次第に演歌の世界に自分と投影する場面を多く見るように変わって行きました。猫の好きな歌で、よくカラオケで唄うので歌詞は譜面を見ないでも諳んじている歌があるんです。その歌は古い歌なんですが、唄うときに特定の女性をいつも思い出すんです。唄ってみましょうか、ここで・・・千家和也さんの作った歌なんです。<かしこい女じゃないけれど>1.歳の違いがどうだと言うの 人の噂がなんだと言うの あなたと私に愛さえあれば 可愛い女にかわってみせる 姉さん女房をきどるほど かしこい女じゃないけれど2.ずっとしあわせあきらめてたの 落ちるとこまで落ちかけてたわ あなたが悲しい過去持つように 私も心に傷あとがある あなたの支えになれるほど かしこい女じゃないけれど3.たった今からおまえと呼んで 決してあなたの前には出ない 好みの髪型好みの服で 可愛い女にかわってみせる 姉さん女房をきどるほど かしこい女じゃないけれどこれでねえ、川崎の○○と言うスナックのママさんのことを頭の中にイメージしていつも考えているんです。ライバル多かったんですけどね。猫は唄うときにサビの部分を大切に唄うんです。この歌では、「かしこい女じゃないけれど」の前の歌詞が多分サビの箇所ですね。「姉さん女房をきどらない」「あなたの支えになれない」なんて、気の利いた表現で猫の心をピリッと引き締めますね。まさに山葵(わさび)の利いた表現ですよね。江戸っ子は、気が短いので山葵(わさび)のことを省略して(さび)なんて呼びますね。お寿司を握って貰って、「大将 サビ利かして」なんて あなたも頼んだりしますよね。昨日の夜はおでんだったんで、辛子でよかったんですが、猫の家の内情は複雑でして・・実はお姉ちゃんが、今でも山葵(わさび)が苦手なんです。それで、たまに握り寿司なんてするじゃないですか。そうすると、全てに山葵が入ってないんです。猫はそんな時、何故かあの歌のことを考えているんです。川崎のママちゃんのことを思い出して、♪あなたが悲しい過去持つように私も心に傷あとがある♪なんて、思い切りサビを利かせて唄おうと考えているんです。あなたも演歌のサビの箇所って心に沁みますよね・・多分『おかあさん、猫の握り寿司、サビをもっと利かしてくれませんか・・』
2005年05月14日
進藤ヒカル27歳、今や囲碁界で敵無しと言われるほどの棋士に成長しているんです。北海道旭川の自宅の押入れで血染めの碁盤を目にして棋聖藤原佐為(sai)が乗り移ったのが小学1年生の時でした。それから、碁石を手にしてsai相手の特訓が続きます。旭川東高校の数学教師の親父を相手に囲碁の実践練習を積み重ねて、小学2年生で全国小学生名人になったんです。それでも、猫は知っているんです。その時のヒカルは大部分が重要な局面でsaiの手を借りていたんです。そうして、ヒカルは旭川の碁会所に出没して、練習に明け暮れました。「鉄は早いうちに打て」なんて、可哀想な親父を旭川に単身で残してお母さんと東京を目指しました。新日鉄に働いていた菊地康郎さんが、会社を辞めて囲碁の道場を作っていたんです。ヒカルはその道場に入門したんです。入門した時にsaiはもう消えていたんです。ぼんやりと友達を失って囲碁に熱中しないヒカルに菊地先生はスプーンを投げてしまいました。それから、一年が経過して菊池先生がヒカルにこう言ったんです。「自分でやる気にならなきゃ駄目だ」「人真似の碁は打つな、所詮<借り物>になる」なんてね。そこから、ヒカルは自分の借り物でない囲碁を目指すようになります。ヒカルの打つ碁は、戦う碁、接近戦で読み負けない力を蓄えて行きました。今、進藤ヒカルは27歳になって、囲碁界最高の打ち手に成長しています。神の一手を極める為に、努力を続けているんです。倉田厚名人39歳、彼も北海道の函館本線の沿線、美唄で生まれました。岩見沢の碁会所で力をつけて、東京を目指しました。安藤武夫先生の門下生になって修行したんです。若かった倉田くんももう結婚して子供がいるんです。奥さんは原幸子4段なんです。そうして、ついに進藤ヒカル棋聖対倉田厚名人の対局が実現します。そこにはsaiなんてもういないんです。二人だけの神の一手を極める戦いだったんです。勝敗は、どちらが勝ったんでしょうか?朝日新聞に今、二人の熱戦譜が掲載されているんです。興味のある人は棋譜を眺めてみて下さい。そして、猫はみたんです。悔し涙を流している進藤ヒカルの顔を・・・涙がまたヒカルを一層成長させるんです。囲碁フアンの貴方もそう思いますよ。
2005年05月12日
連休の日曜日、猫はいつもより少し早く家を出て、お母さんと教会に向かいました。ミサは10:30分からだったんですが、15分程早く到着しそうで、二人でのんびりと手を繋いで歩いていたんです。お母さんが、いつもと変わって優しそうな声で話し掛けるんです。「金太郎、私は安心だ」「家の困り事があると、金太郎に頼っていれば全部やってくれるから」「田舎の家で町内会があって、妹の旦那が役員をやって欲しいなんて言われているそうです。」「妹は、もう少し待って欲しい。」「もう直ぐ、東京から姉夫婦が帰ってくる。」「帰ってくると、会長でも副会長でも、なんでも引き受けるからなんて時間稼ぎをしているそうです。」「金太郎は、そう言うことが得意だから任せて、なんて答えているんですよ。」そんな風に、猫のことをお祭り男みたいに言われるのは心外なんですが、お母さんに言われると反論できないんです。それでも、あんまり猫に全面的に頼られると、もし万一交通事故なんて猫が遭うと困ると思うんです。それで、猫はお母さんにこんな風に話し掛けたんです。『お母さん、人間は何が一寸先にあるか解かりません』『万一、猫が急に死んだりしたら、うろたえないように自分で対策を考えて置いて下さいね』それを聞いて、お母さんは「そんなことは絶対にない」「考えるのも嫌だ」なんて聞こうとしないんです。猫は、道すがら考えていたんです。これから、猫がこの道路を横断していて、後ろから暴走する車がやってきて、猫の身体をぺしゃんこにするなんてことがあったら・・・多分、猫はこんな風に行動すると思っているんです。『神様、運命って猫は信じています。』『それでも、』『それでも、』『このままでは死に切れません。』『どうか、あと6時間で良いですから猫を生かして置いて頂けませんか』神様は、必死の猫の訴えを聞き届けてくれて、6時間の猶予を与えてくれるんです。猫は活動を開始します。葬儀は、身内だけで質素にの方針で、教会の神父さんに頼みに行こう。相談事は、友達の○○さんに連絡してやって貰おう。生命保険は都民共済と、会社の団体保険と、アメリカンファミリーに連絡して手続きをしなければ。墓はお母さんの家の墓で良いと伝えて、子供達には仲良く、家を分けるように言わなければ・・それから、田舎の親族にはここまで連絡しておくか・・・次々と最後の業務を懸命にこなして行くんです。お母さんは、猫の亡骸の横で、涙を浮かべて呆然としているだけなんです。そんな風にあっと言う間に、約束の時が過ぎて行って、猫は汗だくだくで時計と睨めっこして頑張っているんです。考えてみれば、最後の6時間って短いものなんです。本当にあっと言う間にやってくるんです。そうして、そうして、信号が赤から青に変わって、教会が眼の前に迫ってきたんです。今朝の教会までの、道すがら途中からせわしないんです。そうして、猫の横に、お母さんが笑顔で腕を絡ませて幸せそうな顔を浮かべていたんです。猫はそんな風な想像をしていて、神様に思わずお願いをしたんです。『神様、やっぱり6時間45分に延長してくれませんでしょうか』なんてね。貴方は突然の災難で、安楽に死ぬことができるんでしょうか?
2005年05月11日
今週の月曜日のことなんです。猫はGWが終わって、『さあ、頑張ろう』と思って、通勤電車の始発のホームに立っていたんです。『大阪の脱線事故が報道されていたんで、多分先頭車両か2両目に並べばゆっくりと座れるんじゃないか』と甘い考えを持っていたんです。ところが、それは儚い夢だと直ぐに解りました。どの号車の列も溢れんばかりの人が並んでいたんです。『どこに並ぼうかな』と無駄だとわかっても考えていました。その時、不思議なアナウンスが流れてきたんです。「本日の始発から9:30分の間、最後尾の10両目を女性専用車両にさせていただきます。」奇妙な放送が流れたなと思いました。それでも猫は好奇心が強いので、最後尾まで探検に出かけたんです。そこは、女だけの楽園のような光景でした。猫は誰も身体検査をしてくれないのに不適格の烙印を目線で押されるんです。猫たちの乗ろうとする号車は何処も猛烈に込み合っています。最後尾の車両だけ、美しき女性陣が座席に座ってお化粧なんて始められるんです。これは、もしかしたら逆セクハラの一種かなと思ったりしたんです。それでも、確かに現実となって、女性専用車両は鎮座していたんです。女性専用車と言うのは、今から5年前の忘年会のシーズンに京王電鉄が木・金曜日の深夜に限って導入したんですよね。まるで悪魔が来たりて笛を吹くような決定の仕方だったんです。ところが、その試みが美しき女性陣に大好評を博したんです。真似をする猿って何処の国にも存在しますよね。痴漢被害が多くて困っていた、あの花の埼京線が続いて採用を決定されたんです。それから、今日ですね。東京都内の私鉄電車がいっせいに女性専用車両の導入を決定されました。まあ、猫の尊敬する美しき女性がそのことで喜んでくれるなら、男は我慢と忍耐を合体するしかないですよね。それでも、猫は混雑するホームに立って考えていたんです。多分、明日は9号車が妊婦専用車両に変身して別に妊婦でもないのに、お腹の大きな王女さまたちがお乗りになって・・・明後日は8号車も老人専用車に変身して、昨日までゴルフに熱中した老人たちが杖をついてホームに立つんだろうか。その次の日は、7号車が低幼児の専用車両に変身し、その又次の日は、6号車が障害を持った人の専用車になって・・・そうして、5号車は病気の人たちの専用車になり、4号車は離婚した女性と男性の混合車両になって、まるで車内でお見合いをさせようと誰かが策略を巡らしたような専用車輌が出現するんです。それでも、4号車は夜だけなんですが、酔い客専用車両に変更されて、残った3号車はなんとイケメン・独身専用車輌なんて書いてあるんです。そうして、ついに2号車と1号車だけが専用車両の名前がついていなくて、自由に乗ることが出来るようになったんです。ところが、ところが、1号車と2号車の車両には不思議な呪文が書いてあったんです。たった一言なんですけどね『カーブ走行時に注意!!』なんて書いてあったんです。猫はそれでも、そんな風に専用車輌を大奮発して女性や弱者を守ろうと考えている東急電鉄にお勤めのみなさんのことが大好きなんです。そうして、そうして、猫は考えていたんです。明日は・・明日は・・背広を脱いで、スカートにブラウスを穿いて会社に行こうかななんてね。貴方も一度女性専用車両に乗ってみませんか?窓ガラスは鏡に取り替えられていて、硝子の枠に化粧水やファンデーションなんて並べてくれているんですよ。きっと・・・
2005年05月10日
貴方は悠久の歴史を刻んで育まれた中国雑技団の演技をご覧になったことがありますか?実は猫、一度上海に雑技団を見に出かけたことがあるんです。それでも、その時は電車の脱線事故では無かったんですが、中国の要人が無くなったと言うニュースが流れて、JRの人と異なって喪に服することにしたんです。それから何年かして猫は日本で雑技団の演技を見る機会がありました。物凄い演技で感動したんです。娘たちの演じるシーソージャンプ「娘たち」、究極のバランス芸「銀色の空想」、カーペットを回す芸「チャイニーズ娘」、リングを回転させる「青春のメロディ-」、中吊りの芸「夢飛行」、アクロバットの極地「根」なんて演目が続くんです。簡単に話を直すと雑技団と言うのはサーカスを芸術の域まで高めた人間の極地の芸と言えますよね。話はがらりと異なるんですが、東急田園都市線の急行に渋谷から乗って三軒茶屋駅の次の駅に二子玉川と言う駅があるんです。多摩川の鉄橋の東京よりにある素敵な街なんです。昔、太宰治が入水自殺した浄水場が近くにある河縁の街なんです。この駅のことを東京では二子玉川と呼ばないで「にこたま」と省略して呼ぶんです。話は、またまた変わります。とり止めがないですね、まあ 猫がお酒を飲んでほろ酔いで書いているんで少し我慢して読んでくださいね。最近のホーム炬燵って家具調になっていますね。だから、冬場はホーム炬燵として使用していますが、もう5月ですから只の家具として猫の家では食卓に使用しているんです。丁度、居間に置いていますからテレビから2mくらいしか離れていないんです。また、話は変わるんです。自分でも嫌になってきますね。キーボードを叩きながら話題がどんどん異なって行くんです。今しばらくお付き合い下さいね。猫は普段の下着は小象の鼻の位置を固定するために、ブリーフ型のものを穿いているんです。本来は、綿の短パン型の下着を穿くのが好きなんです。それで、休日はそう言う短パン型の所謂パンツを穿いているんです。それは今朝の出来事なんです。猫は朝の5:00に家の猫のトロ君の激しい攻撃を受けて目を醒ましたんです。それから、洗濯をして物干しに干します。その後は、猫たちのトイレを掃除して布団を片付けて、食事をあげてと流れるように業務をこなしていたんです。7:00丁度にお母さんが目を醒まして、二人で朝食をとりました。TVは相変わらずJR西日本の体質を糾弾しています。猫はパジャマのままでPCの電源を入れてメールの確認をしていたんです。突然ニュースがプロ野球のセパ対抗戦の結果を伝えます。その時、猫は短ズボン型の下着を穿いていたんです。それはブリーフに較べて開放的なんですが、小象の位置が固定しないと言う欠点があるんです。そうして、お母さんの座っている場所に近づいて行きました。TVから2m離れた位置に家具調のホーム炬燵が食卓として置いてあったんです。猫はTVを見るためにその炬燵の台の上に思い切り、勢いよく腰掛けたんです。貴方は中国雑技団の芸を見たことがありますか?身体がどうなっているのかと思うようにアクロバティックな動きを見せるんです。猫は中国雑技団のメンバーではないんですが、その時 股間の小象がアクロバティックな動きを見せたんです。東急田園都市線の沿線に二子玉川と言う駅があるんです。その駅のことを東京の人は何故か省略形で「にこたま」と呼ぶんです。家具調炬燵の上に思い切って腰掛けた猫は小象のアクロバティックな動きを理解していませんでした。そうして、そうして、猫は・・・何故か・・・悶絶していたんです。お母さんが優しい声で「金太郎 どうしたの?」なんて声を掛けてくれたんです。猫はその時、悶絶して炬燵の上で『お尻の下に「にこたま」が挟まれて』と言って・・・その後『ウーーーウ』なんて呻いていたんです。貴方はなんとなく状況を理解して頂けたでしょうか?猫はそれから、こんな風に呟いたんです。『悲劇の<にこたま>か。』なんてね。それでも、優しいお母さんはそんな男の悶絶する苦しみが理解できなかったんです。貴方もそんなことってありませんでしょうか?
2005年05月08日
もう、何年も前になるんですが、猫が台中の農家に泊めて頂いたときのことなんです。農家の横の池に住んでいる蛙や蛇を捕まえてきて美味しい料理をご馳走になったんです。その時、台湾人のお爺さんにこんな風な話を聞きました。「昔々 中国に5人の兄弟が住んでいて長男は中国に住んで、次男は韓国に住んで三男は台湾に住み、四男はベトナムに住み、末っ子の五男は日本に住んだ」「なんだかんだと兄弟喧嘩をすることはあっても所詮兄弟なんだから仲良くしなくてはいけない」こんな話でした。それを聞いて猫も『その通りだ』と思いました。なんだか凄く心の奥にその言葉が残っているんです。最近、日韓両国が領有権を主張している竹島(韓国名・独島)をめぐって、島根県議会で「竹島の日」を制定する条例案が提出され制定されましたよね。一部の政治家たちが「竹島は日本の領土」と発言したことに対して、韓国で激しい反日デモが繰り広げられるようになりました。同じころ、中国で、尖閣諸島の魚釣島(中国名釣魚島)に日本の民間団体が設置した灯台を日本政府が国有財産化すると発表したことに反発して激しい反日デモが起こります。TVの画面を通じて中国や韓国のデモの様子が伝えられて、日本人の中に何故?って気持ちが生まれてきますよね。猫は竹島のことも魚釣島のことも正直よく解らないんです。ただ、なんで今の時期にこう言うことをこれでもかと問題にする人たちがいるんだと何やら危険な匂いを感じているんです。国会では、ごそごそと憲法改正の準備が進められて、イラクへの自衛隊の派遣について誰も是非の議論もしなくなって、獅子髪の総理は靖国神社に参拝を続けて、突然に出雲の神々は竹島が島根県に帰属するなんて条例を作って、なんだか妙に思いませんか?猫は中国の人たちのデモを見ていて考えているんです。政治的はスローガンを翳しているんですが、あの若者たちの根っこは異なっているのではと・・中国は急激な発展で、経済的にも豊かになっているんですが、自由は貧富の差を大きく見せるんです。そう言う、若者の目に日本人が高慢で、金でなんでもできると考えている不遜な人間に見えているんではないでしょうか。猫が旅した大連も青島も上海も・・、夜の盛り場やカラオケ店で、商社のやりての支社長が「どの娘が気にいりましたか?」なんて聞いて、飲まして 抱かせて 握らせての前世紀の手法で商売をされている姿を目にしたんです。彼らは真のパートナーとか国の交流と言う概念を消し去って、自分だけが、自分の会社だけがと思って商売をされているんです。自分の子供と同じ歳くらいの若い中国のお嬢さんをホテルのお部屋につれて行く、日本人を横目で眺めている血気の中国の若者の心に何が宿るか考えればわかりますよね。上海で、大連で旅の恥は掻き捨てのように振舞って集団買春なんて糾弾される日本人がいるから、彼らの根っこに日本人は嫌だと言う感情が生まれて育っているんです。だから猫は、まずそう言う姿勢の日本人を日本人自身がもっと糾弾して、大きな意味で兄弟の国の人間だから、自分の家族と同じ思いで付き合いをすると言うマナーを学んで実践することが大切だと思うんです。デモを見て、中国や韓国の若者はと悪く考えないで、自分の周辺を見直してもう少し思いやりのある友達付き合いをしないといけないと思うんです。誰かが確かに、右よりの思想に誘導しようと言う意図は見えるんですが、そんなものは自分自身が冷静に何が正しいかと言う視点で考えていけば間違った誘導には乗らなくて済みますよね。猫の家に、『この所有者は誰だ』と言う大福餅が一つあるんです。兄弟はお互いに自分のものだと思うんですが、それを口にしないことが喧嘩をしないで済む条件だと知っているんです。そうして、決してそれは僕のものだと主張しないで、神棚に飾っているんです。賞味期限過ぎると腐ると思うんですが決して口にはしませんね。それにしても、宇宙って本当に広いものですね。猫は何故か宇宙から地球を眺めているんです。日本列島と朝鮮半島の中間辺りに小さな小さな島があるんです。それは、まるで大福餅のように見えたんです。そうして、猫は呟くんです。『あの大福餅も神棚に飾って置くか』なんてね。
2005年05月07日
猫はいつものように朝の通勤でJRを待っていたんです。今日は連休の間の一日ですから電車は空いていると勝手に猫は判断していたんです。ところが、ホームはいつもの通り大勢の乗客で混雑していたんです。ホームに電車が入ってくると電車は何故か定位置に停まらないで約60mオーバーランをしたんです。若い運転手さんが、申し訳ない顔をしてバックして定位置に電車を誘導したんです。猫は数日前の出来事もあるので、気をつけて欲しいと思いました。それでも、若い運転手さんは必死ですね。遅れた1分の時間を取り戻そうと懸命に速度を上げたんです。ホームを出て、次の駅までの途中に大きなカーブがあるんです。若い運転手さんは速度を上げようとするんですが、安全が第一ですよね。説教部屋のことが少し気になったんですが、事故を起こしてはみなさんに申し訳ないと思いとどまるんです。それに、今日の電車は左側の車輪の振動防止バネが少しおかしくて電車は蛇行動を起こしていたんです。いつもと同じ速度でとカーブの手前で減速したんです。ところがブレーキが上手く動作しないんです。それでも、120kmまでの速度では電車は脱線しないなんて鉄道学校で教えてもらっていたんです。それでも、何故か電車は振動を大きくしてレールから脱線したんです。一両目が空を飛んで、2両目も飛んで行きました。若い運転手さんは驚愕します。そうして、事故は発生したんです。JR東日本の本社に第1報が飛び込んできます。JR東日本って本社の電話はパートの女性が取次ぎをするんです。「場所は、時刻は、怪我人は、死者は」と要点をてきぱきと聞くんです。そうして、彼女は社長に連絡をすると直ぐに、警報1号の指令を発令します。「○○駅で脱線事故発生!」「死者がでている」「警報1号を発令します」なんて彼女の判断で全社に緊急通報を流します。隣町の駅の区長がその指令を受けると、電車の緊急停止を自分の判断で命じます。「電車を停止して、○○駅に全員救護に向かえ」と手際が良いんです。それから区長は非番の職員に緊急招集をかけます。ところが、その指令が来る前に、大部分の非番の職員は○○駅に向かって車を走らせていたんです。あとは、その職員の奥さんと子供さんですね。旦那が頼む前にもう介護に必要なものを準備するために近所の薬局に走っていたんです。たまたま、少し離れた駅の職員さんは職場のコミュニケーションの為にボーリング大会をしてその後に2次会、3次会と企画していたんです。それでも、そう言うことは無視ですね。誇り溢れるJR東日本の鉄路を守るプロの集団なんです。もうバイクに2人乗りや自家用車にまたがって、○○駅に応援に向かっているんです。離れていても、同じ会社の仲間で、自分の会社の一大事だと身体が自然に動くんです。ボーリング会場にはキャンセルをしていなかったんです。それでも、いつもJRのみなさんが使ってくれるボーリング場はテレビのニュースでそのことを把握しているんですね。頑張ってなんて祈ってくれていたんです。2次会、3次会の予約の入っていた店でも頑張れなんて声援を送っているんです。半径200km以上離れている駅では、職員が黒い喪章をして、乗客のみなさんに「申し訳ありませんでした。」「全力で救護に当たります」と頭を下げるんです。そうして、事故現場にはあっと言う間にJR東日本の職員が到着して、その奥さんたちやもちろん非番の人も全員勢ぞろいで懸命に救護に当たり始めて、その子供たちや爺さん、婆さんさえも応援部隊となって到着するんです。その頃、本社ではパートの電話交換手から報告を受けた社長が全員を集合させて指示内容を決めていたんです。そう言う、指示が出る前にJR東日本の職員さんは自分が何をしたらよいか理解して、全員が一糸乱れぬ結束で行動を起こしていたんです。実際は、電車が前輪の空気バネの故障で脱線し近くのマンションの庭に激突して死者1名で怪我人40名の事故だったんです。それでも、人命は何者より大きいとこの会社のみなさんは理解しているんです。勿論、その電車に乗り合わせたJR東日本の職員さん2名は現場と本社の連絡と現場の救護に大活躍をされていました。猫はそんな全社一丸となって乗客の命を守る姿勢で懸命に働いてくれるJR東日本の職員さんの行動を見ていて考えていたんです。この会社の電車にこれからも乗ろうなんてね。貴方もこんな頼もしいJR東日本と会社のことがきっと大好きですよね。そうして、こんな危機管理体勢をどうやって会社に根付かせたんだろうかと他人の振り見てなんて勉強させて頂いていたんです。
2005年05月06日
猫のお母さんが籤運が強いなんて話を、前にしたことがありますよね。ちょっと繰り返しでくどいんですがもう一度させて下さいね。それはねえ、つい昨日 何故そんなにも籤運が強いのかと言うルーツを目にしたんです。それで、その籤運の強さの秘密をお伝えしておきたいんです。最近のお母さんは、懸賞に応募する事もなくて、冷ややかに眺めているご様子でした。ところが、先週のことなんです。久し振りに、お母さんが猫に新聞を見せて言うんです。「金太郎、このお皿が欲しいから応募葉書に書いてくれ」なんて言って、葉書を5枚持ってきたんです。こう言う葉書を書くとか手紙を書くと言う作業は何故かお母さんは決まって猫にさせるんです。別にお母さんの痔が汚いからではないんです。失礼!! 字が汚いの間違いでした。お母さんは口述で、横で言葉を発せられてそれを猫がアレンジして書面に書き写すんです。まあ、そんなことはどうでも良いことなんですが、お皿の懸賞なんですが、応募葉書を書いている途中で「どこに飾ろうか」なんて、もう自分のもののような言い方をされるんです。『お母さん、こう言う応募は、1万人くらいの人が応募してくるんです。』『だから、応募したから当選するという事ではないんですよ』なんて話したんです。それでも、お母さんは、もうそのお皿が自分のものになったと信じているんです。先日、猫も会社の仕事で企画物の懸賞をやったんですが、プロの懸賞マニアの人が沢山応募して来られるんです。「官製はがきで応募下さい」の掲示を無視して絵葉書や葉書の縁に和紙を貼り付けてくる人や、中には一発勝負で封書で応募してくる人もいるんです。猫はそんな風に工夫した人は正直無視します。たった一枚の葉書に「当選したらいいなあ」なんて慎ましやかに書いてくれている人を中心に選んでいくんです。細工をした人は、思惑がみえみえで少し嫌な気持ちになるんです。(御免なさい、実際は公平に抽選していますからね)それでも、お母さんの命令で合計5つの懸賞に5枚応募したんです。4月30日の締め切りですから、抽選はこれからのはずなんです。中にファッション時計の応募と言うのがあったんです。色が5種類で、それぞれが1個づつ当選するんです。これなら、多分1万分の5の確率だななんて思っていたんです。「やい 金太!」「なんで、黄色を申し込んだんだ」「私が赤を好きなのを知っているでしょう」お母さんが、猫の書いた葉書を見て大きな声で叱るんです。猫は冷静に答えたんです。『お母さん、赤や青や黒は誰だって欲しがるでしょう』『黄色を欲しがる人は多分少ないと思いますよ』『所詮、葉書一枚です。確率が高い方が』と答えたんです。「金太郎、だからお前は駄目だ」「そんな風な考え方は敗北主義だ」なんて怒り出すんです。そんな風に、すべてのものはもう自分のものだなんて初めからその気になっているんです。昨日、少し早いんですが、初めての当選ですと言う封書が届いたんです。新横浜のプリンスホテルのアイスショーの招待券が2枚送られてきました。それから、今日、あの黄色の時計が送られてきたんです。『良かったですね、お母さん』『やっぱり、お母さんは凄い籤運が強いんですね』なんて感心して話したんです。ところが、ところが、お母さんは、こう言うんです。「金太郎、あのお皿がまだ来ない」「どうなっているんでしょうか?」なんて本気に到着を心配しているんです。『あれはね、30日が締め切りだから、多分5月の連休明けですよ』と言うと「遅い!」なんて膨れるんです。たった、5枚の葉書で全部自分のものだなんて、どうしてこんなにも幸せに考えることが出来るんだろうかと疑問を持ったんです。話はここからが本題なんです。長いでしょう前置きが・・・昨日のお昼に猫は、お母さんと二人で少し離れた場所にあるスーパーで買い物をしていたんです。美しきお嬢さんがスーパーのトップの場所で新製品のサントリーの偽発泡酒を販売されていたんです。6缶パックを購入すると大きなサイコロを転がすゲームが出来ると言います。サイコロの出た目の数だけ試飲缶をプレゼントしてくれるんです。面白そうなので、猫はお母さんに頼みました。『籤運の強いお母さんが、サイコロ転がしてください』とお願いをしたんです。「よっしゃ!!」なんて、自分の出番だと声を掛けてお母さんがサイコロを持ちます。こう言うときは決して猫にはやらしてくれないんです。お母さんが自信満々にサイコロを転がしました。そして・・そして・・と書くと誰でも6の目がいとも簡単に出たと思うでしょう。ところが、ところが、サイコロの目は非情にも1の大きな赤ピンとなったんです。『お母さん、敗れたり!』なんて、なにかその時 正直な気持ち猫はホッとしたんです。そのあと・・そのあと・・猫は見たんです。籤運の強い女の性(さが)、恐ろしき執着心を・・・お母さんは、その美しきお嬢さんに優しい声をお掛けになったんです。「ちょっと、あんた!」「1缶だったから、あと5缶サービスで頂戴!」それは、人様にお願いする言葉ではなかったんです。驚愕するお嬢さんを無視して、お母さんは嬉しそうに全部で6缶の試飲缶を手にされていたんです。猫は確かに見たんです、恐ろしい籤運に強い女の真実のルーツを・・・そうして、何となくなんですが、お母さんが猫と結婚した理由が想像できたんです。貴方の愛する人は果たして籤運の強い女なんでしょうか?
2005年05月05日
最近、猫は相撲を観戦に行きませんね。昔は、会社をおサボりして、両国の国技館にお昼から遊びに行きました。会社の相撲好きな人を連れて出かけたんですが、眠る人もいるんです。それでも、取り組みの度に一勝負100円玉を賭けて勝負するんです。小錦がいて、貴乃花がいて、曙がいて、若乃花がいます。なかなか楽しい物なんです。時は移ろって行きます。もう、2010年になっているんです。久し振りの両国国技館は超満員の観客で溢れていたんです。序の口、序二段、三段目、幕下、十両、幕内と力士の体型が変化して行くんです。鍛えられた男の肉体って美しい姿ですね。幕内に入って取り組みは白熱してくるんです。幕下13枚目の取り組みはイラク人のフセイン山とアメリカ人のブッシュ海の対戦だったんです。昔々からの因縁の対戦なんです。場内は大変な盛り上がりでした。ブッシュ海の荒業バンカーバスタが炸裂したんです。あえなくフセイン山は撃沈してしまいました。次の対戦は、イスラエル出身の十戒山とパレスチナの茣蓙の海の対戦でした。猫は茣蓙の海を応援したんですが、あえなく自爆してしまいました。それから、日本人の松井川とキューバ出身の今虎山が戦って松井山が勝利します。やがて、モンゴル国の東横綱が登場して、ハワイの西横綱と対戦するんです。観客はスタンディングオべレーションで足を踏み鳴らします。国家が演奏されて、レザー光線が舞って戦いの火蓋は切られるんです。観客席はアフリカ勢やアメリカ勢、中国や韓国やトルコやヨーロッパの人たちが集団をなして応援をしているんです。それでも、日本の若者の群れは少なく、あの昔隆盛を誇った二子山部屋さえ豪州部屋と名前が変化しているんです。千秋楽の国家の演奏は<星条旗よ永遠なれ>が流されて、全農は表彰式にお米の変わりにパンを提供しているんです。インドの力士とパキスタンの力士の対戦はあたかも核戦争のような壮絶な試合になるんです。そうして、本場所が始まると、16:00からのNHKの衛星放送は世界中の関心の的になっているんです。両国国技館の回りの幟は各力士のものに国旗が印刷されているんです。そうして、世界各国の旗がはためいて、今日もまた大相撲大盛況なんです。そうやって、貴方は少ない桝席の切符を手に入れて、国技館の中に入って桝席に案内してくれる人に10ドル紙幣をお捻りで手渡すんです。観客席では世界各国のお国料理が見られて、なごやかな談笑が浮かんでいるんです。振れ太鼓はアフリカの怪しいリズムに変わって、懸賞さえバーチャルの表示装置で掲示されるんです。モンゴル部屋の隆盛の後は、アフガンとケニヤ部屋が猛烈に追いかけているんです。我が日本国は、幕内力士3名と言う悲惨な状況で、もう貴乃花の勇姿も見られないんです。全ての取り組みが終わって世界の人たちが肩を組んで国技館を後にするんです。そんな観客の中に貴方と貴方の家族が紛れ込んでいるんです。隆盛を極めるインターナショナルな大相撲、貴方は観戦に出かけてみたいと思いませんか?切符なかなか取れないんですけどね。
2005年05月04日
貴方は、今の世の中で「貨幣」が、もしも無かったら困ると思いませんか?「貨幣」って考えてみると不思議な物ですよね。「貨幣」って、財産やサービスの価値を測定する尺度であって、別の言い方をすれば、財産やサービスを他の人と円滑な交換をする手段と言えますよね。太古の昔は物々交換の世界で、豚4頭と牛1頭を互いの合意のもとに交換していたんです。それが、「貨幣」と言う物ができて豚1頭は10万円、牛が1頭40万円なんて簡単に取引が出来るようになって行きました。始めは美しい貝殻や毛皮などを「貨幣」として扱っていたんですが、やがて人間は金や銀などの貴金属に「貨幣」の役目を担わせたんです。そうして、人間は船を作り、車を作り、飛行機を作って世界各国の人たちと自由に貿易をするようになって行きましたよね。商人たちは世界を単位に取引をするようになると相手の地域でも通用できる「貨幣」が必要になってきたんです。お互いの地域で通用する「貨幣」を市場で交換したんです。そんな事情で為替の取引市場が出現したんです。「為替」って「かわす」と言う言葉が変化して「かわせ」と呼ばれるようになったんですよね。メソポタミア文明のころに、もうすでに為替市場って存在していたんです。それから、更に貿易が大規模になってくると「貨幣」を持って行かないで信用のある大商人が「この者の取引は私が請け負います」と言う書状を持たせたんです。この書面を「信用状」と呼ぶようになって、それから「為替手形」へと進化を遂げて行ったんです。まあ、そんな難しい話は猫には似合いませんね。只、一つだけ「貨幣」と言うのは財力を現す指標だとだけ憶えて置いて欲しいんです。今日の猫の家の出来事なんです。猫はお母さんと二人で小旅行をしたんです。ホームで電車を二人で並んで待っているんですが、連休でも結構お客さんが並んでいたんです。電車がホームに入ってくるとお母さんは突然、素早い動きを見せるんです。決まって、空いている座席を見つけて座っているんです。猫はそんなお母さんを見て、『女は何故にこんなにも逞しく変貌するんだろうか』なんて考えていたんです。いかなる電車に乗っても、その行動は変わらないんです。『昔のしとやかな、おとなしいお母さんは何処に消えたんだろうか』と、流れた時を遡ったりしていました。そうして、無事に夕方 家に帰ってきたんです。家の近くに人気のパン屋さんがあるんです。「明日の朝のパンを買って帰る」とお母さんが言うんです。猫は荷物を持っていたんで、お母さんの後ろに続きました。そうして、パン屋さんで、4種類くらいの猫の好みでないパンを買ってくれたんです。「貨幣」をレジに出して、お母さんが支払いをします。それから、お母さんが猫の方を見て、こんな風にのたまわれたんです。「金太郎、私が買ってあげるからね」なんて言うんです。そう言えば、最近は何を買ってもお母さんは「私が買ってあげる」と言うんです。猫はそんな風に言われたとき、ふと考えるんです。「貨幣」は・・・「貨幣」は・・・何時から全て、猫のもとを離れて行ってお母さんの所属物に変貌したんだろうか?貴方の家でも、鮮やかな手さばきで大魔術「貨幣の瞬間移動」なんて見せてくれる女性がいませんでしょうか?お財布を覗きながら、「少し私のお金を補充してあげるわね」なんてのたまったりしていませんでしょうか?
2005年05月03日
貴方は、イタリアの天才画家、レオナルド・ダ・ヴィンチさんが描いた最後の晩餐と言う絵を憶えていますか?絵を描いて欲しいと頼んでも、ダ・ヴィンチさんは変わり者ですからなかなか描いてくれないんです。それでも、たった一人だけあの人のためならばと言う人がいたんです。ロドヴィコ・スフォルツァ公と言う人なんです。彼が、ダ・ヴィンチにイエス・キリストの最後の日を描いて欲しいと頼みました。そうして、ダ・ヴィンチは「よっしゃ!」と言ったかどうかは解りませんが、描き始めたんです。ミラノのサンタ・マリア・デル・グラツィエ修道院の食堂の壁に描き始めたのは4m高さで9m幅の恐ろしくデカイ絵だったんです。1495年ですから、今から約500年前のことだったんです。作品を描くのが遅い、ダ・ヴィンチには珍しく約3年の月日で完成させたんです。ヨハネによる福音書13章21節に登場するイエス・キリストの最後の日の食事風景を描いた「最後の晩餐」。このとき、キリストは「この中の一人の弟子が私を裏切る」と予言します。そうして、映画「パッション」の世界が訪れてくるんです。貴方もこの話を知っていますよね。話は、変わるんですが、糖尿病の治療をしている猫の家の金太郎のことなんです。お母さんは、毎日「介護日誌」なんて几帳面に記録しているんです。朝は、6:30分に病人用の缶詰を一缶、プルトップを開いて、約半分をお皿に盛ってやります。それから、次がこれも糖尿病患者用のカリカリを秤で17g正確に測定して与えます。食事が終わると、15分後に猫が金太郎のお尻にインスリンの注射を顔色を見て2ccから3cc注射します。金太郎は注射の後、少し横になって眠ります。それから、次に10:00丁度に次の食事が始まります。缶詰の残った半分をお皿に盛って食べさせます。ただねえ、このときトロ君や慎之介がそれを狙って食べにくるんです。そういう、強敵をガードしながらですから意外と難しいのです。16:00にまたカリカリを17g計量してお皿で食べさせます。そうして、19:00にはもう一缶の缶詰の蓋を開いて半分を食べさせます。その食べている状態や、水を飲んだ量や、おしっこの量まで克明に日誌に記入しているんです。『お母さん、そんなに生真面目に介護すると精神的に安らげませんよ』と猫は言うんですが、猫の言葉は無視されるんです。もう、そう言う生活を何ヶ月も続けているんです。一心不乱ですから、ある意味では猫の金太郎は幸せものですよね。そうして、猫が会社から家に帰ってくると、介護日誌を見せながら、「今日は金ちゃん、元気だったよ」と嬉しそうに報告されるんです。それから、猫が焼酎を飲んで、夕食を食べて風呂に入ります。風呂から入って、疲れているときがあるじゃないですか。猫は布団を敷いて横になるんです。『お母さん、一緒に寝ます』と声を掛けると、お母さんもにこにこ猫の横にやってくるんです。そうして、・・・ところが、ところが、突然とお母さんが、声を上げて時計を見るんです。「ご免、ご免」なんて言って猫の横を離れて行くんです。時刻はもう、23:00になっているんです。お母さんは、残っている缶詰の半分を金太郎のためにお皿に移して、言うんです。「金太・・」「最後の晩餐じゃ」なんてね。貴方は知っていますよね、レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた世界遺産の壁画を。イエスは信頼している12人の弟子たちの中に「私を裏切るものがいる」と言ったんです。その時、猫は布団の中で、一人で『お母さんは、ユダなんだろうか?』なんて呟いていたんです。貴方もそんな風に、その気になっている時に裏切られたことってありますよね。多分・・
2005年05月02日
貴方はカレー料理って好きですか?猫は正直、汗をかきながら食べる凄まじく辛いカレーが大好きなんです。それでも、カレーと一口に言っても奥が深いですよね。カレーのことを語るにはやっぱりインドですね。猫の住んでいる街にもインド料理のお店があるので、本場の味を味あうこともできるんです。スパイシーなタンドリーチキンの入ったカレーをふかふかのナンの上に乗せて食べる。少しだけこってりしていて、まろやかでコクのある辛いカレーはやはり美味ですよね。もともと、カレーって北インドの宮廷料理で、インドでは指先で摘まんで食べていますよね。この食べ方がまた素敵なんです。最近は、日本でも簡単に作れますよね。グリコさんやハウスさんがカレーのルーを甘口、中辛、辛口なんて好みに合わせて販売していますね。林檎と蜂蜜を入れて子供さん好みの味なんて家庭でも料理しますね。それでも、猫は本当に自分が食べたいカレーは家庭では食べられませんね。全て、子供たちが主人公で甘口の『これがカレー?』なんて、味のものを自分の意志を隠して『美味しい』と、のたまって食べているんです。木曜日の朝のことなんです。お母さんがこんな風に言うんです。「金太郎、今晩はカレーを作るから」そう言えば、木曜日は猫の家のお姉ちゃんが旅行しているので、お母さんと二人だけの夕食なんです。もしかしたら、猫の大好きな激辛カレーを料理してくれるかなと期待したんです。そうして、家に帰るとテーブルの上に野菜の天麩羅と牛蒡の卵とじ状の料理が並んでいたんです。『お母さん、カレーどうしたんですか?』猫は一応お母さんに聞いたんです。「スーパーに買い物に行ったら気が変わった」と無造作にお答えになるんです。それから、「そんなにカレーが欲しいなら明日 間違いなく料理してあげるから」と明言されたんです。そうして、金曜日の夕方、お母さんと二人で近所のスーパーに買出しに出かけました。猫の頭の中は、もうインドの風景が広がっていて、激辛をスプーンで掬って、カレーを食べている場面の空想に浸っていたんです。始めは確かに、カレー用の肉をスーパーの籠の中に入れていたんです。カレー好きの猫としては嬉しいじゃないですか。期待はどんどん、膨らんでいったんです。ところが、ところが、レジに並んだお母さんの籠の中は、完全に変貌を遂げていたんです。『あのーー、お母さん、カレーは??』「ああ、カレーねえ、気が変わった」「今晩は、マグロ丼にする」「美味しいぞ、金太郎」なんてのたまうんです。悲しい性(さが)で、猫は逆らえないんです。『マグロは、大好きです』と答えるしか猫には選択肢が与えられてないんです。そうして、そうして、今日、ついにお母さんが、買い物の途中で詔(みことのり)を発せられたんです。「あんまり、金太郎がカレー、カレーと欲しそうにするから・・」「今日の夕食はカレーにします。」やっぱり、猫の愛するお母さんですね。猫の心の中を全てお見通しなんです。やっと、本物のカレーにありつけると感動に震えたんです。それでも、お母さんの購入したのは角切りの牛肉でなくて、ベーコン状の牛肉でした。まあ、細かいことは言わないようにしようと感動の方を優先して考えたんです。そうして、そうして、ついに、夕食にそのカレーは姿を現したんです。『あれっ???』『なんだこれは・・』確かにそこには猫の好きなカレーの匂いは立ち込めていたんです。それでも、それは姿を変貌させていたんです。ライスの上に、さらさらの感じで乗っていたんです。『こう言う食べ方もあるのかな?』と猫は無理に納得しようとしたんです。そうして、スプーンでその薄いカレー状の液体を掬ったんです。辛さが全くありませんでした。『これじゃ、お姉ちゃんの好きな味以上だ』と猫は正直思いました。顔はあくまで笑顔ですね。それはそうでしょう、お母さんが一生懸命料理してくれたのを見ているんです。それで、目線を下からお母さんの顔を眺めて食べていたんです。「おや、金太郎、何か不満があるのか」『いえ、そんなことは、カレー作ってくれてありがとうございました。』と一応感謝の気持ちを口にしたんです。猫はそのとき、腹の中で考えていたんです。『これって、カレーじゃないなあ』『こってりして、激辛のカレー味で、大きなじゃが芋が入っていて人参が入って・・』『なんで、こんな味に変貌を遂げたんだろうか?』なんて考えていたんです。お母さんが言うんです。「金太郎、あんまり辛いのは痔になりますとお医者さんから言われた」「少し、あっさりした感じにしたんですが、どう??」と聞くんです。猫はそれを聞いて、お母さんの行っている病院の若い先生の顔を思い浮かべていたんです。そうして、藁人形に五寸釘を打ち込んでやりたいなんて思っていたんです。そんな風に猫の大好きなカレーは空の彼方に飛んで行きました。お母さんの残声が耳に残っていたんです。「おや、金太郎、あんなに好きなカレーを残したんですね」なんてね。貴方もそんな経験がありませんでしょうか?空想の好物が空を飛んで行く様に消えて行った思いなんてありますよね、きっと・・
2005年05月01日
貴方はスーパーの家電売り場に置いてあるマッサージ機に座ったことがありませんか?最近のマッサージ機って、本当に凄い機能を保有していますね。プロのマッサージのお嬢さんが裸足で逃げて行く様な代物に進化していますね。機能だけでも、なんと11種あって、もみ、たたき、ローラーをお好みに合わせて組み合わせることができるんです。 それに『全身コース』『肩コース』『腰コース』のコース選択も出来ますね。 後は、もみ玉の上下移動の位置を3段階に調節し、肩をしっかりもみほぐせるし、 「たたき」「ローラー背筋」「ローラー部分」の上下のもみ玉幅が3段階に変えられるんです。背もたれも約120°~160°の角度で調節できるし、フットレストも上下しますね。 更に、機能はアップして、フットマッサージ (脚もみ・指圧)とか、 ふくらはぎマッサージもついているんです。 足首からふくらはぎをたっぷりと包みこみ、ギュッギュッと絞るようにつかんでもみんだり、 足の指から甲をつかむようにもんだり、つま先・かかと・土踏まずを疲れをとるように刺激してくれるんです。どうですか、こう言う言葉の連続だけで、もう貴方の腰の疲れとか肩のコリなんてなんかすっきりしませんでしょうか?実は猫、マッサージって人にしてあげるのが好きなんです。だから、もしもこの話を読んでくれている貴方が「肩こった」なんてのたまわれると、本当は直ぐに飛んで行って猫の手で揉み解してあげたい気持ちなんです。そうそう、今日の話は、そんな優れものではなくて、骨董品のマッサージ機の話なんです。5月になると時々今でも思い出すんです。猫が勤め始めて貰った初めての給料とボーナスの思い出なんです。給料がたしか2万8千円で、その中からアパートの家賃と食費を除いて1万円だけお袋に「今まで、ありがとうございました。」とだけ書いたメモを同封して渡したんです。お袋は涙を流して、神棚にそれを乗せましたね。思いの丈はよく解らなかったんですが、自分がそんな立場になると少しだけあの時の涙の意味が解るようになりましたね。ボーナスは当時としては破格で14万円ありましたね。その頃は、まだお母さんとは同居してなかったんで、考えたんです。これも、親父とお袋に送ろうと思いましたね。そうして、2台電動のマッサージ機を注文したんです。猫の田舎のお袋用と、お母さんの田舎のお袋用で送りましたね。でかいレザー張りで中央に肩もみレバーがついているだけの機能のものなんです。それでも、当時としては最新鋭のマッサージ機だったんです。金額は秘密にしていたんですが、一台7万円でした。今見ると機能はなくて、電気ばかりくって骨董品ですね。それでも、お袋が二人とも電話してくるんです。親父と二人で代わり番号にそのマッサージ機に座っていて、その瞬間が幸せを感じるなんて泣かせる言葉をのたまうんです。あれから、時代は変遷して猫の愛する馬鹿親父とお母さんのお袋は空に昇って行ったんですが、それでも、田舎に帰るとどちらの家にも大事にその骨董品のマッサージ機を置いているんです。『お袋さん、最近のマッサージ機は凄いから猫が買ってあげるのでもう新しいのに変えよう』と言うんですが、猫のお袋は頑固ものでねえ。「このマッサージ機が一番良い」「これさえあれば・・・」とガンとして言うことを聞かないんです。そうして、骨董品と化したマッサージ機が猫の田舎とお母さんの田舎に今でも鎮座しているんです。貴方は初めての給料で、何処かへ遊びに行こうと計画しているんでしょうか?楽しい旅行になると良いですね、貴方は初めて貰った給料は貴方自身のものですものね、楽しんで来て下さいね。それでも、そんな猫の我儘を黙って聞いてくれたお母さんのことが猫は今でも大好きなんです。本当は、お母さんが一番なにか買って欲しかったと思うんですけどね。
2005年04月30日
猫の住んでいる街を、夜23時頃歩くと風情が急激に変化しています。黒服のお兄さんが大勢並んで、「お店に入りませんか」なんて声を掛けてくるんです。そうして、煌びやかなネオンの中で、ピンクの系統の若いお嬢さんの写真が手招きをするんです。この街はいつからこんな風に変貌を遂げたのかななんて考えますね。堅気の仕事をしている人には何となく違和感が生じるんです。それは、多分新宿歌舞伎町にその筋の手入れが入りだしてからでしょうか。歌舞伎町浄化作戦なんて、石原の爺さんが進めているんです。それでも、河の水は堰き止めるとどこかに流れて行くんです。お水のお仕事をされている人たちも生活が掛かっているんです。そうして、水は流れて何処何処行くのなんて流れてきたんです。新聞に猫の住んでいる街が全国一番に治安の悪い街なんて記載されているんです。猫はこの街の人たちは人情が厚くて、誰も素敵な人たちだと思っているんです。それでも、レイプに窃盗、果ては殺人、強盗なんて犯罪が沢山あるんです。役所が歌舞伎町を浄化すると、溢れた水はまたどこかに流れて行くんです。それが、よりによって猫の街になるなんて・・話は変わるんですが、猫の会社の近くにラブホテルがあるんです。その事は別に構わないんですが、それでもねえ・・猫が朝、『今日は頑張るぞ』と空元気をだして、会社に向かっていると美しきお嬢さんが「昨日の晩は頑張ったぞ」なんて背中に書き込んで、そのホテルを出てくるのに遭遇するんです。それから、猫が疲れて会社を出て家に向かうとまたそのホテルの生垣の間からお嬢さんが男と二人ででてくるんです。疲れが何故かどっと猫を襲うんです。昨日の晩のことなんです。猫は20:00頃会社をでたんです。そのホテルから二人の男女が出てきたんです。男は50歳くらいで、女は30歳くらいでした。その女はピンクの短いレインコートにはち切れそうなジーパンを穿いていたんです。ホテルの出口でお金を数えて財布を取り出してにっこりしてしまわれたんです。男は左側に歩いて行って、女は右側に歩いて行ったんです。正直、猫は美しきその女性をうっとりと眺めていたんです。そうして、たまたま偶然に女は猫の進行方向を歩いて、駅に向かいました。猫も当然、会社帰りですから、駅に向かって歩いたんです。駅について、猫はキヨスクで夕刊ゲンダイを購入して、尼崎の電車事故の記事を読もうと考えていたんです。あのピンクのレインコートの女は目線から消えて行きました。それから、しばらくして猫は渋谷の雑踏を歩いていたんです。またもあのピンクのレインコートの女が猫の眼前に出現します。『あれ、あの女性だ』なんて、男ならなんとなく興味があるじゃないですか。それでも、雑踏は猫の興味をかき消してしまいます。どこかに見えなくなってしまったんです。それから猫は、渋谷から田園都市線で長津田まで帰ってきたんです。猫の頭の中にはあの女はもういなくて、イチローと松井選手の成績のことしか残っていなかったんです。長津田駅のホームで横浜線の電車を待っていたんです。ホームの片隅の喫煙所で電車待ちの間、猫は煙草に火をつけます。ところが、ところが、あの女性がやってきたんです。『あれっ、猫の乗った電車だったんだ』『女性はSEXの後は、幸せな良い顔してるなあ』なんて、何気にその人をみて考えていたんです。そうして、電車がやってきたんです。尼崎の電車と異なって、電車はいつもの定位置に停車したんです。猫は慌てて電車に乗ったんです。その女性も何故か猫の乗った車両のドアーの場所に入ってきたんです。至近距離で約1mなんです。なんと言う偶然だろうかと思いましたね。そうして、猫は自分の家のある駅について電車を降りました。いつの間にかその女性は猫の視線から外れて、姿を見失ってしまったんです。あの女性は、あのホテルで、あの50歳くらいの男性と・・・なんて男は馬鹿だから想像なんてするんです。そうして、駅のエスカレータを登って家に向かって歩いていたんです。定番のお母さんへの帰るコールなんて携帯電話を掛けていたんです。ところが、ところが、猫の目の前にまたもあの女性が出現したんです。ねこの歩いている10m前を偶然に歩いていたんです。見間違えなんてしませんね。ピンクの短めのレインコートにお尻のはち切れそうなジーパンを穿いて、ローヒールのサンダルなんて履いていると幾ら猫でも解りますね。これはまたも偶然かと思いましたね。それがねえ、別に猫は小説を書いている訳ではないんです。信じる、信じないはこれを読んでくれている皆さんの勝手なんですが、その女性は猫の家の2つ隣のIさんの家に「ただいま!」なんて声を出して入って行ったんです。最近、猫の住んでいる街は日本で一番治安が悪いなんて新聞に書かれているんです。それで、猫は考えているんです。♪河は流れて何処何処行くの 水は流れて何処何処行くの♪この歌の歌詞の「水」は、「お水の人」のことなんだろうとかな・・・それから、20秒後に猫は『お母さん、ただいま、猫 帰って参りました』と大きな声を上げていたんです。貴方の街は治安は安全なんでしょうか?お隣のお嬢さん、元気に暮らしているんでしょうか?
2005年04月28日
猫が中学生の頃に、英会話の授業で<原語で歌おう>と言う講義がありました。勉強嫌いの猫も、この授業だけは好きだったのを憶えているんです。たしか、ビートルズのイエスタディとか韓国のフォークソングのイムジン川なんて唄いましたね。韓国の唄なんて、ハングル解からないじゃないですか、カタカナでルビ打って意味も解からずに唄いましたね。♪イムジンガン ノンチューム ソンリュウム ノウリュウシャン♪なんて唄っていた記憶があるんです。やがて、日本語の意味が解かりますと感動しましたね。今でも憶えているんです。イムジン川イムジン川 水清く とうとうと 流れ 水鳥 自由に 群がり 飛び立つの 誰が 祖国を 二つに 分けてしまったの 誰が 祖国を 分けてしまったのこんな内容の唄だったんです。日曜日、猫はお母さんと教会の帰りに小田急デパートの8階の催し物会場に行ったんです。「九州の物産展があるので、見に行こう」と誘われたんです。猫は九州なら美味しい焼酎があるはずだと期待して尻尾を振りながらにこにことついていきました。それでも会場の何処にも、焼酎は出品されていませんでした。お母さんは、何かに興味を抱きます。そのお店は、行列ができていたんです。猫のお母さんは、意志が無くてただ、行列ができていると直ぐに並ぶと言う欠点があるんです。「金太郎、なんだろうか?」「買ってみようか」なんて、猫に声を掛けます。そう言うときは、猫に並んで買いなさいと言う暗黙の指示なんです。猫は、『解かりました』と返事をしました。旗がたっているんです。熊本名産<いきなりだご>と書いてありました。猫は作っている工程を眺めていたんです。さつまいもを厚切りにして、その上に紅芋餡と普通の芋餡を栗のように乗せて、小麦粉の皮で包みます。そうして、蒸し器で蒸し焼きにして作っていたんです。行列の出来ている理由は、この蒸し器での作業に時間が掛かるからだったんです。15分ほど、お隣の女性とお話をして並んでいました。お母さんが、にこにこして帰ってきました。「どう・・」なんて聞かれました。それから、猫の前の人に聞いて行くんです。「何個、買われますか?」「25個買います。」「ああーーそれなら次の蒸篭が仕上がるまで無理ですね。」なんて言って、お店の人に声をかけます。「すみません、この人 25個注文です。」「その次の人は20個です。」「だから、そこに残っている4個を先に私に頂けませんか?」「待ち時間、ご迷惑かけませんから」なんてズウズウしいんです。お店の人と猫の前で待っていた人が考えこみます。それから、納得顔で「良いですよ」なんて答えが返ってきます。それから、猫にこう言うんです。「金太郎は、本当に機転が利きませんね。」「考えれば解かる事でしょう」と批判をされます。猫はなんか強引な気がしたんですが、『すみません』とお母さんに謝りました。そうやって、猫の家に<いきなりだご>を4つ買って帰ったんです。いきなりって言うから、<直ぐにできる団子>と言う意味のようです。(熊本市秋津の一休本舗製造 @140円です。宣伝マン猫)さっそく一つ頂きました。これが、また絶妙の美味しさだったんです。素材が活きて、口の中でハーモ二ィを奏でるんです。『凄い美味しさですね、並んだ甲斐がありました』なんて嬉しそうに話しながら食べていたんです。そうして、猫とお母さんと、仕事に行っているお姉ちゃんのものとで3つに分割されました。買ったのが4個ですから、もう一つ残っていたんです。猫は楽しみに水屋の中に隠していたんです。夕ご飯が終わってしばらくして、猫はしめしめと思って水屋から残っている1個を取り出しました。ところが、ところが、その、猫がこんなに楽しみにしていた<いきなりだご>が、二つに分割されていたんです。猫は周辺を見渡します。お母さんの顔を直視しました。お母さん、にっこり笑ってVサインなんてするんです。祖国を分割されたほどの思いはないんですが、この団子二つに分割されているんです。猫は思わずあの唄を思い出しているんです。イムジン川の唄なんです。 北の 大地から 南の 空に 水鳥 自由に 群がり 飛び立つの 誰が 祖国を二つに 分けてしまったの 誰が 祖国を分けてしまったの猫には、その答えは直ぐに解かったんです。
2005年04月27日
貴方は戦後のスーパーヒーロー金信洛(キム・シンラク)さんを知っていますよね。白黒の街頭テレビの前は凄い人だかりで今のサッカー日本代表の試合のような状態だったんです。戦争で打ちひしがれた男たちは彼の一挙手一投足に酔いしれたんです。何しろ屈強のアメリカ人を空手チョップでバッタバッタとなぎ倒すんです。ルーテーズがいて、フレッド・ブラッシーがいて相手もそうそうたる強者でした。猫もかすかに記憶の中にその試合の模様が残っているんです。それでも、不思議な気持ちがしていましたね。あんなに強い空手チョップと言う武器があるなら初めからその武器を出せばいいのにと思ったんです。ところが、あの男はゴングが鳴ると一方的に攻められるんです。そうして、耐えて、耐えて、時刻が丁度20:45分くらいになると伝家の宝刀 空手チョップを相手の首元に見舞うんです。そうして、ジエンドを迎えるとテレビの終了時刻になって、コマーシャルが入って格闘の興奮は来週に続いて行くんです。そう言うスーパースターがあっけなくヤクザさんのドスの一突きで39歳の命を奪われて行きました。天下無敵の空手チョップはその時どうしたんだろうかなんて不思議な感情を持ったことを憶えているんです。そうして、猫は子供心に日本人は耐えて、耐えて、最後に怒りをぶつける生き方に共感を持つ人種なんだと思いましたね。その昔の源義経しかり、大石内蔵助しかり民族の心の奥にそう言う感情が育まれているんだと思っているんです。今日の猫なんですが、たまの休日ですから猫がお昼ご飯を作ってお母さんと二人で食べたんです。食事が終わるとお母さんが買い物に出かけようと言ったんです。健康に良いからと二人で自転車を15分ほど漕いで買い物に出かけました。一番初めに入ったお店が、ユニクロですね。お母さんがズボンを購入したいと言うんでにこにことした笑顔でついて行ったんです。お店に入ると、シャツ売り場を徘徊し始めたんです。『ズボンを買うと言ったのに?』『これは、40分コースだな』と心を切り替えて待つことにしたんです。赤が良いか、黄色が良いかなんて臨時のファッションショーが延々と続くんです。正直な話、女性用の服の売り場に40分立っているのは、男には苦痛以外ないんです。それでも、お母さんは、自分の喜びは猫の喜びだと錯覚の世界を旅しているんです。そうして、ついにズボンの場所に行って、2本を購入してサイズ合わせをしてもらったんです。にこやかにカーテンの間から顔を出して嬉しそうな顔を見せるお母さんと、耐える猫の街頭テレビの画面は続いて行くんです。それから、丸井の7階に行って洋服の生地の染料止めを購入します。これも正直な話、男は興味がないんです。お母さんの笑顔はますますにこやかに変貌して、猫の呼び方が変化してくるんです。「金太!」「やい!金」なんて呼びませんね。「金ちゃん」「金太郎ちゃん」なんてイントネーションを下げて呼ぶんです。それから、業務用の製菓材料の店に入ってパン粉を買ってきます。ここまでは良いんですが、店頭の測り売りの山クラゲの講釈と料理方法なんて延々と質問しているんです。猫は拳を握り締めて・・耐えているんです。その後はデパートの地下売り場で、野菜を購入して、鮮度がどうだ、自然食だなんて猫に対して講釈をしてくれるんです。自然食だって食べてしまえば同じだとおもうんですけどね。決して口には出しませんよ。それから、いつも行く肉屋に行って、お店の人とお喋りが始まるんです。猫は目線を外さないように気にしているんです。もう、脚は疲れてガタガタして休みたいんです。それでも、笑顔ですね。口元は少し唇が震えているんですけどね。「金太郎ちゃん、今日は楽しかったね」「買い物しっかり持ってね」なんてお母さんは呟いて猫の腕に腕を絡ませてくるんです。本当は、もうこの辺りで猫は伝家の宝刀の空手チョップでもお見舞いしたいんですが、耐えて忍ぶんです。猫はこんな風に休日のひと時を「忍耐」と言う文字をOJTで学んでいるんです。貴方は、スーパースターの金信洛(キム・シンラク)さんの勇姿をみたことがありますか?そう言う生き方って、きっと好きですよね。帰り道、猫はお母さんにこんな風に話しかけるんです。『買い物の荷物を持つのは、猫の勤めです。』『お母さんが喜んでいるのをみるのが、猫の一番の幸せです』なんてね。そうして、猫は決してヒーローにはなれないんです。
2005年04月26日
貴方は西条八十さんの作った「かなりあ」と言う歌を唄ったことがありますか?素敵な歌なんですよ、一度猫と一緒に唄ってみませんか?「かなりあ」1.歌を忘れたカナリアは 後ろの山に棄てましょか いえいえ それはかわいそう2.歌を忘れたカナリアは 背戸の小薮に埋けましょか いえいえ それはなりませぬ3.歌を忘れたカナリアは 柳の鞭でぶちましょか いえいえ それはかわいそう4.歌を忘れたカナリアは 象牙の舟に銀のかい 月夜の海に浮かべれば 忘れた歌を思い出す話はがらりと異なった話なんです。猫はお酒を飲むのが好きなんです。この独り言を書いているときも決まってお酒を飲んでいるんです。それでも、営業をやっていますので、自分がベロベロに酔うような飲み方はしないんです。お客さんを接待するときは、ビールで乾杯して、直ぐにお湯割り焼酎に切り替えしますね。焼酎ってグラスで飲むんで、何杯飲んだか解るんです。大体、グラスに4杯が猫の適量なんです。それ以上飲むと、接待しているのか、されているのか解らなくなるんです。だから、お猪口で飲む日本酒は意識して飲まないんです。それと、スナックではウイスキーに似せてウーロン茶を作って貰って誤魔化しますね。だから、家でも焼酎をなるべくお湯割で飲むんです。酔いが早く回って直ぐにさめるんで、これだと後で身体が楽なんです。それでも、気温が上がってくると、始めはビールを一杯だけ飲みたいですね。土曜日、東京は結構気温が上がって、会社が休みだったので何となくビールが飲みたくなったんです。そう言う、猫の気持ちをお母さんは察知してくれるんです。「金太郎、ビール飲みますか?」とお昼ご飯の前に聞いてくれるんです。『それじゃ、缶ビールを一缶だけ』なんて甘えて言ったんです。お母さんが言うんです。「金太郎、暑くなってきたんで、ビールが欲しいかなと思って買っておきました。」「それにしても、最近のビールって安いですね」と言って、冷蔵庫からビールを一缶持って来てくれたんです。ところが、ところが、なにやら、猫がみたことがない銘柄なんです。<のどごし生>と表示されていて、麒麟麦酒のキリンの絵が描いてあるんです。猫は表示を真剣に読みました。原材料:ホップ・糖類・大豆タンパク・酵母エキスと書いてあって、アルコール分5%と書いてあるんです。『大豆タンパク??』『なんじゃいこれは?』なんて奇妙な感覚に襲われます。『これって、お母さんビールなんですか?』「そうよ、でも6缶で598円と安かったです」『えっ!一缶100円しないのか』そうして、猫はグラスに注いでそのビールもどきと言う液体を飲んだんです。それから、猫は考えていたんです。猫は別にビールを飲みたい訳ではないんです。発泡酒で充分満足なんです。それでも、それでも、アサヒのビール「スーパードライ」でなくてキリンビールの発泡酒「淡麗」でなく大豆タンパクですから・・・・♪歌を忘れたカナリアは・・・♪ビールの味をいまや忘却した猫は・・♪ビールを忘れた金太郎は・・♪猫は悲壮な気持ちで「かなりあ」の歌を唄い始めたんです。その歌は、決して西条八十さんが作詞したものではないんです。お母さん、たまには、たまには猫に本物ビールとは言いませんから、発泡酒を飲ませて頂けませんか・・貴方はビールなんて言いながら、本当は何を飲んでいるんでしょうか?本物のビールの味を忘れていませんでしょうか?
2005年04月25日
貴方は両耳に格好良いピアスを着けていませんか?最近の若い人たちはオシャレのセンスが素敵ですね。猫の若い頃は男はピアスなんてしていませんでした。オシャレといったら、お袋が山へ柴刈りに行くときに着用していた毛糸で編んだロングの「ちゃんちゃんこ」着て学校に行っていたくらいですね。そう言えば、あの球団の4番バッターで海坊主のような男も趣味の悪いピアスなんて着けて「死んだつもりで挑戦する」なんてのたまわっていますよね。セリーグの繁栄のために、せいぜい大型扇風機役を演じてくれたらなんて念じているんです。ピアスってどんなものか貴方は知っていますか?簡単に言うと耳たぶに穴をあけて装着するタイプのイヤリングですよね。猫のお母さんがしているのは、穴を開けないで着けるクリップタイプとスクリュータイプのもので、これはピアスとは呼びませんね。ピアスのルーツは縄文・弥生時代まで昔に遡っていきます。身体に入れた刺青(タトゥー)と同じで「魔除け」が目的ですね。太古の人たちは耳の穴から悪魔が入るのを防ぐ目的で耳の穴の周囲に耳飾を着けたんです。古墳の発掘場所から「耳環」や「金環」などと呼ばれる環状、輪状のもの沢山出土してきますよね。悪魔よけの意味ですから簡単に取れると困るんです。それで、人間は考えるんです。「耳玉」と呼ばれるいくつかの玉を紐などで連ね、外耳に固定する装身具を作ります。「垂飾付耳飾」という環状に鎖が着けたものや、その鎖にさらに飾りを着けたりしてついに耳たぶに穴を開けるように進化していきます。ピアス誕生の瞬間なんです。鎌倉の大仏の耳にも大きなピアス用の穴が開けられていますよね。その頃はピアスなんて呼ばれてなくて耳(じとう)なんて呼んでいたんです。だから、仏様の耳に開けている穴のことを、耳朶環(じだかん)と言いますよね。耳たぶの耳飾りは知恵や幸運を呼ぶと言い伝えられて、現在の若者たちにも「ピアスをすると賢くなる」と仏陀さまが伝えたんです。そう言う意味で現代の若者はもしかしたら敬虔な仏教徒であるのかもしれませんよね。話はがらりと変わるんですが、先日、猫の会社で会社説明会が行われたんです。来年の就職のために学生さんに会社の概要を説明する会なんです。大勢の学生さんが集まってくれたんです。こう言う仕事は、会社では人事の担当者が行っているんです。猫は外出先から会社に帰っていたんです。説明会が終わった学生さんたちが、大勢会社から出てこられたんです。この中から、また何十人かが来年新入社員ですなんて挨拶をされるんだと頼もしそうにその集団を眺めていたんです。ところが、ところが、会社の玄関を出ると男の学生さんが奇妙な動作をするんです。いきなりポケットからなにやら取り出して、耳の周囲で作業を始められたんです。そうなんです、あの敬虔な仏教徒の証であるピアスを装着しているんです。猫はそれをみて、その学生さんに声を掛けたんです。『学生さん、あと50m先でピアス着けて頂けませんか』なんてね。それとも、心正しい仏教徒であるならば、堂々と「我は仏陀の弟子じゃ!」なんて胸を張って輝かしいピアスを両耳にセットして会社に入ってきていただけないでしょうか?貴方は、こそこそとしないで会社説明会にピアス着けて来られますよね。
2005年04月24日
考えてみれば結婚するって不思議なことですよね。見知らぬ男と女が出会って、人生を共にしようという契約を交わす。人間はなんのために結婚するんでしょうか?現代社会では結婚などしなくても人類は繁殖することができて、男と女は充分に性的な幸せを求めることができますよね。それではどうして、男と女は性の自由を捨てて、たった一人の異性に拘束される結婚をするんでしょうか。愛とか倫理では説明しきれない人間の結婚の条件について猫のつたない経験の中で求めた謎を解いてみたいんです。貴方は結婚して迷宮の捕われ人になったんでしょうか?それとも幸せごっこの主人公を演じたり、悲劇のヒロインなんて演じているんでしょうか?話はそう言う高尚な話じゃないんです。なにしろ、猫の話ですからね。人間は千差万別で、それぞれの結婚観って異なっていますよね。そんな中で猫は、こんな風に考えているんです。お母さんが、勇気を振り絞って猫の住んでいた安アパートを訪ねてきます。考えてみたら、金も名誉もなんにもない男のところに将来性を買ったとでも思ってきてくれたんでしょうか。世にも奇特な女性ですよね。そうして、その頃のお母さんはまだ子供ですから料理も何にも出来ないじゃないですか。それでも、一途に猫のことを信じて、信じて、信じて・・・人間ってそんな風に自分のことを欲得なしで信じてくれると、放って置けないものですよね。猫は正直、思ったんです。『この女を不幸にする訳にはいかない』猫のような馬鹿な男についてこようとする女、心の底から信じる女を不幸にしたら、猫の人間性を疑われますよね。そうして、猫は愛情とか恋愛とか言う気持ちでなくて、猫が幸せにしてみせるなんて男の誓いを心の底に抱いたんです。『お前の将来は猫が責任を持つ』『日本で二番目に幸せだと思える女にしてみせる』なんてお母さんに話したんです。「解っている、だからついて行きたい」「貧乏でも頑張る」こう言う台詞って、20歳前の男女の会話じゃないですよね。そうして、猫は多分今まで、その始めの台詞を守ってきたつもりなんです。多分、これから先もきっとそうあり続けるでしょう。猫たち夫婦はそれからもう何十年と暮らしてきたんですが、多分日本で何番目かは幸せだと思えるようにお母さんを大切に扱ってきましたね。そんな風に考えると、男と女の結婚は30億人の中から赤い糸で結ばれて一緒になったなんて絵空事だと思うんです。性格がそこそこ一致さえしたら、お互いが相手を思いやると言う気持ちさえあれば上手く行くもんだと思いますね。最近、よく鴛鴦夫婦と言われた人が協議離婚なんてするじゃないですか。いろんな言い訳を話して、男の方が悪い、いや女の方が悪いなんて話をするじゃないですか。そう言うことって本質は異なっていると思うんです。たとえ、恋愛感情とか愛とかなくても、相手を信じる、とことん信じる。そんな信じる相手を自分が大切に守るなんて思って暮らすだけで、夫婦って幸せになれると思うんです。だから、もしも離婚なんてする場面になると、自分が心をそんな風にコントロールできなくて、意志が弱くて、約束を守れなくて・・とただそう言えば良いことですよね。荒馬を乗りこなすのも、賢い馬を手なずけるのも全部自分の生き方次第ですよね。だから、猫は結婚しない症候群の若い人たちに言いたいんです。お金は後からやってくるんです。二人で暮らせば、なんとかなるもんなんです。あまり、不安がらないで、『こいつを幸せにしてみせる』と決めたら、押し倒してSEXをして、心をもう動かさないで結婚した方が良いと思うんです。人間なんて、宇宙からみたら所詮小さな蟻なんです。蟻同志がくっついて、精神的な大人になって二人で助け合って暮らして行く。単純なものですよね。ぐずぐず、結婚したあとの生活のことを考えて結婚GOに躊躇している貴方、頑張って婚姻届に印鑑を押してみませんか。
2005年04月23日
家に帰ったら、会社の嫌な出来事を持ち込まないようにしようと猫は心に決めているんです。それでも、夜眠っていると寝言なんかで、つい出てしまうんです。朝、お母さんが言うんです。「金太郎、なんか仕事上手くいってないのか?」なんて何気に質問なんてされるんです。猫は『そんなことはないよ』『男は苦しくても基本的に仕事は楽しいと思っていますよ』と答えるんです。それでも、猫のお母さんは「いつも苦しそうに呻いていますよ」「心配ですね」なんてのたまわれます。お母さんには言わないんですが、正直な話猫の仕事は上手く行ってないんです。1月から3月まで売上が伸びませんでした。ずいぶん種まきしたんですが、成果が出てこないんです。そうして、4月ももうそろそろ終わりです。毎日、会社のパソコンの売上表を見るんですが、本当に低空飛行を続けています。なんとかしなくてはと焦ると悪循環に入って行きます。このままでは、6月の中間決算は酷い結果になりそうなんです。電車の中で何気に『六月期不可能の文字多き辞書』なんて口元に浮かぶんです。今までの猫の持っている辞書には不可能の文字なんて記載されてなかったんです。それでも、世の中の不幸は猫だけを避けて通ってくれませんでした。『苦しいけどなんとか前向きに考えて打開しなくては』と考えているんです。今朝の出来事なんです。猫の家の糖尿病の金太郎猫が、インスリンを打っても元気がないんです。ぐったりとして直ぐに眠りにつこうとするんです。お母さんが、「金太郎の様子がおかしい」なんて言います。そうして、「9時に獣医さんのところに連れて行く」なんて言います。本当は猫が、金太郎を連れて獣医さんのところにいきたいんですが、売上のことが気になって会社を遅刻する訳にはいかないんです。猫の見立てでは、金太郎はもしかしたら肝臓障害を起こしているのかなと心配していたんです。それでも、お母さんに金太郎のことをお願いしました。「苦しくても頑張ってね」なんて猫の心の奥を見透かすようにお母さんはのたまって、仕事に行くように準備をしてくれたんです。そうして、お母さんはこんな風にも のたまわれたんです。「本当に金太と猫の金太郎は一身同体なんだから」「猫の金太郎が身体をだるそうにしていると、金太も身体をだるそうにしている」「と、言うことは」なんて言われて・・・猫の金太郎の足元を指で押して、「足元が疲れているみたいだ」と言って、猫の方に目線を移して・・・猫に裸になって「横になって上を向け」と言って、猫の脚の付け根をマッサージなんてしてくれたんです。そうすると、金太郎の方がニャンなんて鳴いて元気なそぶりをするんです。猫は、お母さんのお尻の下でこれまた『にゃん』なんて鳴くんです。そうして、猫は身支度をして家を後にしたんです。猫は駅までの道を歩きながら考えていたんです。『一身同体か?』なんてね。それでも、その時の猫の足元は妙に軽やかだったんです。『今日も、頑張るか』『ファイト!』と空元気の声を上げていたんです。『六月期不可能の文字見えぬ辞書』なんてね。
2005年04月22日
貴方はゴミ出しってやっていますか?猫は最近、毎日の日課になっているんです。昔は行動表なんて手帳にゴミ出し日を記入していたんです。月曜は生ゴミ、火曜は資源ゴミ、水曜日は瓶と缶、木曜日は燃えないゴミ、金曜日はまた生ゴミなんて一週間のスケジュールが決まっているんです。それでも、最近は身体が記憶してますから手帳に記載する必要がないんです。火曜日は朝早く大阪に出張が入っていたんで、月曜の夜に人気が無くなってから新聞の束を集積場に運んでいったんです。新聞の束って結束すると結構重いんです。一袋が約15kgくらいあるんです。それを3束運ぶんです。猫の家は現在、新聞は朝日新聞の朝刊と夕刊、それと帰りの駅のキヨスクで購入する夕刊ゲンダイと猫の鳴き声が五月蝿いと言われる義理で購入している聖教新聞の4種類とっているんです。2週間くらいで溜まりますね。それを朝日新聞から貰った袋につめてビニール紐で十字結束して運び出すんです。どんなに忙しいときでも、これだけはお母さんにはさせませんね。自分で持つと正直重いんです。それで、こんな重いものをお母さんに持たせる訳にはいかないと決めているんです。お母さんは「金太郎 手伝うよ」と言ってくれるんですが男がそんな重いものを女性に持たせるなんて出来ないことですよね。そうして、猫は考えているんです。『猫は頭が馬鹿なので、力でお母さんに奉仕するしか手段がない』『このゴミ出しは猫の天職だ』と信じて行動しているんです。ゴミ出しが終わるとねえ、お母さんが「ういやつ」なんて猫撫で声で誉めてくれるんです。男はそんな女性の感謝の言葉っていつ聞いても嬉しいものですよね。それでも、それでも、猫のお母さんは更に過酷な要求にエスカレートして行くんです。「金太郎、ゴミ出しの袋はダブルにしろ」「結束の仕方がゆるい」「新聞はもっと整然と重ねろ!」なんてのたまうんです。<ゴミ出し>単純そうに見えても奥が深いんです。そうやって、猫はパーフェクトにお褒めを得ようと努力しているんです。貴方も毎日、ゴミ出しなんてやっていますよね。たった、一度でも仕事にかまけて大切な奥さんにそう言うお仕事をさせたことはありませんよね。多分、貴方も同じように、生ゴミ、資源ゴミ、燃えないゴミなんて集積場に運んでいますよね。『今日は木曜日か?』『もうそろそろ、人気もない時間になったので生ゴミ運んでこようと』お母さんは、今晩 ご褒美くれるかな。
2005年04月21日
結婚しない症候群なんて、最近の若い人たちは結婚年齢が高くなってきていますね。若いお嬢さんに気軽に声を掛けるのが苦手と言う男性も出現していますよね。昔はそう言う人のために田舎には仲人さんと言う人がいたんです。世話好きでねえ、あの家の娘と、この家の男の子は相性がよさそうだなんて自分の感性で考えるんです。そうして、少し実物よりお綺麗に写ったお見合い写真なんて手にして忽然と出現するんです。そうして、実も知らない男と女が瞬間のお見合いなんて1ペアの合コンで「気に入りました」なんて結婚まで仕上げてみせるんです。結構、技術も必要なんです。実は、猫も3回経験があるんです。ところが、しばらくして性格の不一致なんて言われて、破局を迎えたんです。猫は男と女には破局はないと信じているんです。やっぱり、結婚生活での二人のお互いの努力と相手を思いやる気持ちに問題があると思うんです。そう言う、二人の協力があれば、本当はいかなる男女も上手くいくものなんです。些細なすれ違いを修復する技が習得できてないだけなんです。それでも、自分が仲人をして破局した夫婦をみると悲しいですね。そんな経験が繰り返されると、もう仲人をしようかと言う意欲が失せてくるんです。昨日、猫は大阪の街を徘徊していたんです。夕方、17:30分の新大阪発ののぞみで家に帰ってきたんですが、帰り道で悲しい知らせを受けたんです。猫が尊敬していた先輩が死亡したとの連絡でした。家に帰って、お母さんにそのことを話したんです。「そう、あの人は、金太郎と私の仲人だから、お通夜に行って下さい」なんてお母さんが言うんです。『仲人??』猫は少し不思議な気持ちになりました。正直な話、猫たち夫婦には仲人さんはいないはずなんです。お母さんが、猫の住んでいたアパートに転がり込んできて、そのまま居ついただけのはずなんです。『なんで、あの人が仲人なんですか』猫はお母さんに聞きました。「昔、猫の家にあの人が一升瓶を手にしてやってきたでしょう」「金太郎、酒を飲もうなんて玄関で大きな声を上げて・・」『そう言えば、そんなことがあったかな』あのとき、あの人は「なんだ、金太郎」「女がいるのか」なんて言いましたよね。そうして、「会社勤めなら、悪いことは言わないからちゃんと籍を入れてあげなさい」と言ってくれたんです。「それから、二人して結婚式の準備をして金太郎が私を入籍してくれましたよね」「あの人が家に来なければ、もしかしたら私たちは同棲のままで破局していたかもしれないんですよ」『そうか、そう言う意味であの人は金太郎の仲人さんになるのか』なんて初めて思いあたったんです。そうして、今日猫はあの人のお通夜に列席してきたんです。焼香のときに、『仲人さん、ありがとうございました』なんて感謝のお別れをしてきたんです。それでも、不思議なものですよね。世の中に何十億人の男女がいて、その中からたった一人の女を選ぶなんて、宝くじの当選確率より当たりは難しいですよね。猫は今、思っているんです。『よかった、大当たりだった』なんてね。これで、もしもあの高圧的な「金太郎!」「やい、金!」なんて呼ばれなくて・・「ゴミだししてきなさい」「洗濯はまだ終わらないの」なんて言われなければ多分早死にしていることでしょう。そんな風に猫はお母さんと一緒になれたことを感謝しているんです。『猫の仲人さん、安らかにお休み下さい』『あなたの眼力は正しかったとお母さんがのたまっております』猫はそのみ言葉の後に続けと強制されて復唱しているんです。
2005年04月20日
貴方は干支って知っていますか?干支って昔々、中国の殷の時代に王充(おういつ)さんと言う人が考えたものですよね。その当時は学校も無かったので、みなさん勉強できなくて数字が解らなかったんです。それで数字を動物に喩えて王充さんが教え始めたんです。そうして、その当時の人たちは簡便法で動物の名前で数字を憶えていったんです。鼠(ね)、牛(うし)、虎(とら)、兎(う)、竜(たつ)、蛇(み)、馬(うま)、羊(ひつじ)、猿(さる)、鶏(とり)、犬(いぬ)、猪(い)なんて今でもみなさん使うことがありますよね。日本では干支と十二支を同じものに考えて使っていますが、もともとの十二支は木星の軌道を表現したんです。木星って十二年掛けて太陽の回りを廻っていますよね。それで、地球からみていま木星はどこの位置にいるかと表現するために周回軌道を十二等分した数値の表現体と言えますね。そこから、丑三つ時とか子の刻なんて日にちや時間を表現するように単位表現として進化を遂げて行ったんです。今では、漢字が難しいので動物の干支の方だけが残って子(ね)が鼠、丑(うし)が牛なんて単純に呼ばれてきています。そんな風にルーツを考えてみると、考えた王充さんって本当に頭の良い人ですよね。そうそう、そんな難しい話ではなくて昨晩の猫の家の出来事なんです。猫が夜、仕事を終わって家に帰ると、お母さんのご機嫌が麗しくないんです。いつもは「金太郎、寂しかった」なんて迎えてくれるんですが、口をろくにきかないんです。『お母さん、何かあったんですか』と猫は心配げに聞いたんです。お母さんは、目線を机の上に投げて、そっと指差すんです。その方向に、一枚の葉書が置いてありました。なんでもない、移転通知の葉書なんです。それに、送り主は男名前で書いてあったんです。猫は、手にとって文面を読みました。特にお母さんを不機嫌にさせるものではないと思ったんです。ところが、ところが、その葉書に万年筆で添え書きが書いてあったんです。新しい家にやっと引越しできました。また、遊びに来てくださいね。・・・・・の、あとに・・・いつもありがとうございます。お風呂も広くなりました。この文面の後ろにあの恐ろしい「ね」と言う文字が書いてあったんです。いつもありがとうございます。お風呂も広くなりました「ね」。猫は、その「ね」を見て驚愕したんです。『なんで、「ね」を書くんじゃい』なんて思いますよね。お母さんの目線を避けて、慌てて手紙ケースの中に投げ入れたんです。あとは、作り笑いですね。それでも、動揺して口元が少し震えているんです。『お母さん、今日はまた一段と美しいですね』なんて話題を変えようと試みたんです。別に猫とお母さんの干支ではないんですが、我が家の二人の関係を一番簡単に表現すると、お母さんが「虎」で猫が「牛」と言う関係なんです。なんとなく、両者の力関係が理解頂けるとおもうんですがね。お母さんは、猫が懸命に変えようとしている話題を聞きながら、何気にこんな風に呟くんです。「金太郎、さっきの人ねえ」「男の癖に、女言葉使うんですね」猫は、そのぽつりと洩れてきた み言葉を聴きながら、内面で『ね、うし、とら』の恐怖に恐れ慄いていたんです。貴方も何気にたった一文字だけで、そう言う恐怖を感じたことってありますよね。
2005年04月16日
全171件 (171件中 1-50件目)


