The Sky

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2007/08/06
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カテゴリ: 星・天文


 木星マニアの私としては、非常に嬉しい。

 もっとも、南中が19時頃と、決して理想的な条件ではないのだが。

 今年の木星は、見慣れた赤道付近の縞2本のうち1本が、非常に細かい
 乱流のような模様となり、低倍率では、まるで1本が消えてしまったかのよう
 に見える。

 大赤斑も、妙に丸っこくなってしまい、本当に、30年前の大赤斑を観ている
 ような懐かしさを憶える。

 ビデオ撮像後、時間の許す限り双眼装置で眼視観測を楽しむことにしているが、


 とにかく、長時間観ていても、目が疲れないのだ。

 目幅調整も慣れれば全く苦にならないので、木星・土星・月などは、本当に
 圧倒的な迫力を楽しめる。

 もちろん、星雲・星団も楽しいものだが、こちらは本当の対空双眼鏡の方が
 最適だ。

 末っ子には、単眼(普通の望遠鏡の接眼状態)で、木星を見せている。
 木星の衛星の数を数えさせると、一所懸命に数える。

 何度も見せていると「衛星の形(配置のこと)がちがう!」と大発見をしたかの
 ように、喜色満面である。

 子どもの頃は、観察した物を細かく分析する経験と能力に乏しいが、その分、
 「印象」は生涯残るものと、自身の経験から確信している。


 いまだに鮮烈な記憶として残っており、時折、ファインダー(望遠鏡に付属の
 照準用の小さな望遠鏡)で覗く月に、しばしノスタルジックな感覚を覚える
 こともある。

 春の観望会の時、中学生が持ってきた手製の望遠鏡を、活用するための
 工夫をアドバイスしたりしながら覗いたのも楽しかった。


 付録程度の望遠鏡でも、充分に使用可能だ。

 高額の大きな望遠鏡がなくても、充分に堪能できる天体はいくらでもある。





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Last updated  2007/08/06 10:38:56 AM コメント(2) | コメントを書く


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aki@ Re:ブラス万年筆 F字 / トラベラーズカンパニー(03/12) この様な書込大変失礼致します。日本も当…
kirk1701 @ Re[1]:パイロット万年筆 カスタム72 HM(01/23) akiさん、返信遅くなり申し訳ありません。…
aki@ Re:パイロット万年筆 カスタム72 HM(01/23) この様な書込大変失礼致します。日本も当…

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