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2023/11/06
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◆地人書館は私の最も愛する天文書籍出版社。 今回動画は、例外的に宣伝動画です。 機能的な「天文手帳」とそれに合う万年筆を試します。
2021/11/30
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2020/10/15
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2020/10/13
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2020/10/08
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2020/10/04
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2020/09/22
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◆いつまでもエアコンや除湿器を使ってしまうのは昨年も同様。 今年も、秋を飛ばして夏から冬になるのだろうか? 温暖化が原因とされるところもあるが、私は個人的には懐疑的である。 観測年数が100年ちょっとでは、母集団が小さすぎ、判断は出来かねると 思うのだ。 今を「温暖期」と判断し、仮に対策を地球レベルを講じてしまった挙句、 100年後には「寒冷期」にでもなってしまったら取り返しはつかない。 「ガイア仮説」に賛同する身としては、もう少し地球のホメオスタシスを 信じたらどうだろうか?と思うのだが。
2019/10/05
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◆反日ばかりに傾注しているから、こんな番組しか作れないのだ。 大手民間企業を遥かに上回る資産を持ちながら、この程度の 番組しか作れない、否、作らないのは受信料を取っている以上、 詐欺に近い行為ではないだろうか? それなりにキチンとした学者を取材しながら、つまみ食いのような 適当な事実をつなぎ合わせて、CGにばかり金を使って出来た仮説は 全く新味もなく、あまりに稚拙。 この手の番組は、子供たちにとっては「イントロダクション」として 機能すべきであり、その点、私たちが子供の頃の「素晴らしい世界旅行」 (日テレ)などは、科学ドキュメンタリーも本当に素晴らしかった。 ああいう番組を見て「学習と科学」で五感で科学を体験し、あの頃の 理系クラス履修者は、30%ぐらいあった。 今は10%。民放TV局は「視聴率」が稼げない科学番組を敬遠するばかり。 受信料を取っている局こそ、こうした番組を誠実に作るべきだ。 ま、社屋内に中国のCCTVの出先があるくらいの売国団体らしく、 こうして日本の科学技術力を低下させることに努力しているのだろう。
2019/06/23
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◆「さすが!」と思ったのはこのケースである。 ベルトに装着して、開くと45度程度しか開かない。 で、ストンと双眼鏡本体をキャッチしてくれるのだ。 さらにケースを密閉するためのファスナーとは別に、 マグネット式の簡易開き止めがついている。 ちょこちょこ双眼鏡を取り出すシチュエーションでは こちらを使い、行き帰りにはファスナーを閉める。 こういう気遣いが嬉しいんだよね~。 対物レンズ口径は25mmだが、非常に明るく見える。 10倍モデルもあったが、視野をある程度確保したいので8倍を選んだ。 アイレリーフも長いので、眼鏡を掛けているカミさんにも使いやすい。 25mmという口径は、我々の世代の天文ファンには格別の口径だ。 子供のころ読んだ天体望遠鏡の書籍には、昭和初期、レンズ精度が 怪しい眼鏡用レンズを入手し、研磨精度の怪しい周辺部を避け、 レンズ中心部25mmに口径を絞って良質の自作望遠鏡を作り、 様々な観測を楽しんだ記事・書籍は多い。 ベランダの手すりなどに肘を固定して月を覗いてみると、 コペルニクスあたりの大きなクレータはしっかり判別できる。 夏の終わり。「走れ歌謡曲」から流れてくるムード歌謡に合わせて 歩いていると、東の空に「夏のオリオン」が昇っている。 この双眼鏡で、M42、そしてM45がどう見えるか、愉しみである。 DSCF0239 posted by (C)kirk1701 DSCF0240 posted by (C)kirk1701 DSCF0241 posted by (C)kirk1701
2018/08/21
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◆ウォーキングをしていると、特に海辺を歩いている時など、 遠くに浮かぶ漁船などを眺めてみたくなる。 我が家の双眼鏡は、基本的に天体用として揃えたので、口径が 大きい分、重くて大きい。 「コンパクトで高性能なもの」ということで、以前CP+で覗いて 気になっていたカールツァイスのものに決めた。 カメラのレンズもそうだが、カールツァイスのパッケージは非常に 満足感の高いもので、今回も蓋の裏の写真などに感動。 DSCF0237 posted by (C)kirk1701 DSCF0238 posted by (C)kirk1701
2018/08/20
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記事をネットで読み早速チェックしたが、価格はなんと50万超(笑) 今すぐ買う気にはならないが「いつかは・・・」と夢を育むのにはいい 価格帯だろう。 口径は50mm、倍率は7倍と10倍。 売上次第では製造中止になるのは?と心配になるような手の掛けようだ。 メーカーサイトに開発者のメッセージが載っているが、その中には 天体望遠鏡を担当していた方もいるようで、10年以上に亘り社内で プロジェクトが継続されてきたことに感心した。 ニコン自体、一眼レフでは今なおトップメーカーではあるが、世界的な 一眼レフ不況で悪いうわさも出ている上、半導体事業などはシリコン・ サイクルによっていつ谷に落ちるかもわからない。 そんな状況でこういう製品で勝負に出てくる「底力」は他の天体機材の メーカーにはなかなかない。 高橋製作所でさえ、旧製品の焼き直し程度であとはひたすら廉価版や 高齢超マニアの狭いセグメントを狙い撃ちした高額製品を乱れ撃ちして いるような状況で、市場に対するメーカーの混乱が続いている。 それでも天文機材の場合、最悪は自作する手段が残されている点、 希望はある。
2017/07/29
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「帰ってきたウルトラマン」の流れで「ウルトラマンA」も 観ているのだが、終盤45話「大ピンチ!エースを救え!」 でロストした人工衛星を、小学生たちが探そうと言い出し、 一人の子供が「自作望遠鏡」で夜空を掃天するシーンがあるの だが、この望遠鏡、子供の観望シーンが素晴らしいのだ。 この自作望遠鏡(5~6cmの屈折)が当時の天文少年の バイブル「天体望遠鏡の作り方」で紹介されている屈折経緯台 どおりの代物で、非常に良くできているのだ。 子供たち同士の会話で「お前の手製望遠鏡じゃまともに見えないよ」 とか「おいら、昼間のうちに望遠鏡買ってもらおう」などと 当時の子供たちには堪らないセリフがキッチリ織り込まれている。 「ウルトラマンA」は「帰ってきた~」よりも子供路線に走って はいるが、本作の脚本は石堂淑朗で、ドラマ部分が非常に丁寧に 描かれている。 特に少年のお父さんが「自分の誕生日だから」と酒をもう一杯 飲むか飲むまいかのどうでもいいシーンで、ちゃぶ台に並ぶ夕食の メニューなどは、今見てもなかなか味のあるものである。 終盤、超獣が少年の家を踏みつぶそうとする。 家に向かって走り出す少年。危ないと止める北斗。 「僕の望遠鏡が!」叫ぶ少年に「よし俺が取って来てやる」 ・・・この流れ。そう、望遠鏡は命よりも大事なものだったのだ。 結局家は潰されてしまい炎上。望遠鏡も・・・。 「TACが悪いんだ!」となじる少年。そして事件解決。 壊されてしまった望遠鏡を縁側で修理している少年のところに、 北斗が。 「これを持って来たんだ。"明るい"レンズだよ。」 と取り出したのは、小さな黒い箱に入ったアクロマートレンズ (画像でしっかり確認できる)。 「明るい」というセリフは残念だったが、カメラに詳しい人は それなりに多かったことに合わせたのだろう。 いや~ここまでリアルに天体望遠鏡を描いてくれた作品、珍しい。
2017/07/04
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連休明けのニュースでしきりと「黄砂が~」などと報道されている。 天文愛好家にとっては、既に今年は警戒を始めている。 木星の観望好機なのだが、今年はまだ観望していない。 こんな時は、ドブソニアンあたりの簡単な構造の反射を導入し、主鏡を ガンガン洗えれば黄砂も気にせず観望できるのだが、我が家の主力機は ほとんどが、補正板のマクストフ系や対物レンズのある屈折で、ともに ガラス面にコーティングが施されており、これに黄砂がつくと厄介なのだ。 黄砂、というよりそれに付着してくる硫化物などがコーティングを侵蝕する。 ある意味、どこぞの大陸国家の「兵器」のようなものだ(苦笑) 半世紀ほど前、日中国交化正常後より、中国内の砂漠を緑化することに、 多くの日本人技術者が尽力してきたはずなのに・・・。 領土拡大など野心ばかりの低俗国家よ。 まずは自国領土の緑化~肥沃化を考えて欲しいものだ。
2017/04/28
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「ポーン・スターズ」「ポーン・ピッカーズ」などのおかげで、リビングの TVには、大概ヒストリーチャンネルが映っている。 この1時間×10タイトルのシリーズは、主に天文現象による地球滅亡の 可能性を検証するもので、取材されている科学者の何人かが本当に嬉しそうに 被害の大きさを語るのが面白い(笑) このシリーズを観ていると、人類を始め地球上の生物は本当に「確率」のなかで 生かされているということが、実感できる。 浮遊惑星接近、ブラックホール接近、ガンマ線バースト直撃などどれに遭遇して も、ほぼ「瞬殺」されるしかない人類。 せめて地震や科学文明によるリスクには、可能な限り対策を講じるべきだと 改めて思う。 例えば、法律を弄ってまで高層化を可能にする住宅政策などを画策する政治家 には、こういう番組を観て、人間の無力さを自覚して欲しいものだ。 地球の内部構造を観ても、卵の殻のように薄い地殻の表面に棲む我々は、 もっと謙虚になるべきだろう。 そう言えば・・・オリオン座のベデルギウスが爆発するときのガンマ線バースト は大丈夫なのだろうか? 「方角がズレている」という科学者の見解を読んだことがあるが、結構ギリギリ で、超新星爆発の時の自転軸のブレを考えれば、結構ヤバいと思うのだが・・・。
2017/04/21
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※2/23 BBCニュースより 39光年さきの恒星系に惑星が9つ(BBC)見つかったとのニュース。 日本の報道サイトでは「地球型の惑星が7つ」と書かれており、真偽が わからないのだが、いずれにしてももう、惑星を持つ恒星系は決して珍しい ものではなく、先日のαケンタウリ同様、具体的な観測・探訪調査対象に なって来ている。 惑星自体を観測できないので、恒星の前を惑星が通過する時の光度変化で 観測しているようだが、その分、比較的近い恒星系が対象になる故、発見は とても身近なものに感じたりもする。 もちろん、39光年さきどころか、1光年先だって、私が生きているうちには 往復可能な乗り物は開発されそうにないが、望みを捨ててはいけない。 そう言えばヒラリー・クリントン氏が 「私が大統領になったら、米国が隠しているUFO情報を公開する」 と昨年選挙戦中に言っていたが、あれはどうなったんだろう? 地球外生命体の技術を伝授されれば、39光年先の惑星を訪ねることも可能に なるだろうに・・・。 それでも、自分の一生のうちに、どんどん天文常識が変わって行く。 素晴らしいことである。
2017/02/19
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昔は、カメラメーカーは「カメラ」を提供するだけで、一部メーカーを除くと カタログにすら「天体写真」に関する言及ななかった。 天体写真はあくまで天文ファンのものであり、例え固定撮影と呼ばれる簡易な 撮影方法であっても、門外漢の方々には難しかった。 デジタルになり、高感度化が進んでも、画質の問題、チップサイズの問題など で往年のフィルムカメラによる星野写真などには「美しさ」で及ばなかった。 しかしここ数年、フルサイズで天体写真用に特化したデジタル一眼レフも発売 され、高感度化もISO10000以上で使い物になる滑らかさの写真が撮れ るようになり、一気にハードルは下がった。 先日、ニコンのHPにある天体写真のコーナーを観て驚いた。 軽井沢で撮影されたオリオン座なのだが、空の暗さもあるとはいえ、ISO12800 で露出「5秒」を6枚重ねたその画像は、往年の「2時間露出」のものと較べ でも遜色のない出来栄えである。 デジタルの利点であるコンポジット(重ね合わせ)による利得UPを活用し、 5秒程度の露出であれば、焦点距離によっては赤道儀による追尾は必要ない。 ペンタックス(リコー)のアストロトレーサーなども併用すれば、かなりの 写真ファンが、星を撮ってくれるようになるだろう。 カメラメーカーのコーナーらしく「風景」として美しい天体写真(星景写真 などと呼ばれているようだが)に感心。
2017/02/08
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極軸のキャップは非常に簡単な樹脂製のもので、指でつまんで外すと極軸望遠鏡 の対物レンズが露出する。 問題点は、この対物レンズの上にカメラを取り付けたアリガタを取り付けた場合、 極軸望遠鏡は使えなくなる。 ポタ赤の利点である「フットワークの良さ」の要素である「手軽さ」には三脚 などシステム全体の「軽さ」があるわけで、そうなると、カメラを取り付けない で極軸調整しても、カメラの重みで狂うことは充分に考えられる。 結局、これに対応した中抜きのあるアリガタを別途調達した。 せっかくセールで買ったのに、こうして出費がかさむのは常だw さらに、ネットで調べてみると極軸望遠鏡と赤経回転軸の「ズレ」もかなりの 確率であるようである。 調整方法はあるようだが、こうなると内臓式の極軸望遠鏡よりも、他社製品や、 昨年春に購入した「AZ-EQ5GT 赤道儀 (Sky-Watcher)」のように、外付け方式 の方が調整もし易く、潔いかもしれない。 この冬は愚息が受験シーズンでもあり家庭内に風邪を蔓延させないために、無理 な観望・撮影は控えているが、3月になったら試写を行ってみたい。 - この項おわり - IMGP2599 posted by (C)kirk1701 IMGP2600 posted by (C)kirk1701
2017/02/02
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トランプ大統領が「宇宙政策」を発表?したようだ。 「今世紀末までに太陽系のすべての惑星を有人探査する」 朝、出勤の準備をしながら聞いていた時には「任期中に」と聞こえて、 トランプ氏の正気を疑ったり、「もしや地球外生命体から技術を得たか?」 などと訝しく思ったものだが、ネットで調べると結局「今世紀中」ということ がわかり、ラジオのコメンテーターが笑いものにしていたことが、逆に腹立た しく思えてきた。 84年後のことなら、太陽系内の有人探査は可能だと思うし、是非実現して 欲しい政策である。 まさか不動産事業の一環ではないだろうし(笑) ケネディ大統領の時の「1960年代に月、1970年代に火星に有人飛行」という 約束も、予算が戦費に回されるような国際情勢でなければ実現していたと 私は今でも信じている。 要は、予算。そして国際情勢が安定していることが条件だろう。 そんな時ちょうど、ナショナルジオグラフィックからのPRメールに 「太陽系外惑星探査」についての記事が。こちらは未だ無人探査機レベルの 話だが。 固形石鹸サイズの小さな探査機に、サッカー場14面分の帆を張り、レーザー を照射して飛ばそうというもので、光速の20%程度まで出るらしい。 目的の星はおなじみのアルファ・ケンタウリ。4光年程度の近さだ(笑) それでも、46年程度かけて到達するらしい。探査データの送信にさらに4年 掛かるとすれば残念ながら私は結果をあの世で聞くことになりそうだ(笑) 画期的な推進技術の登場を渇望する次第。 IMGP2337 posted by (C)kirk1701
2017/02/01
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運台のアリミゾに赤道儀側のアリガタを噛ませて固定する。 滑落防止ネジと、アリガタ側に凹みがあるので固定はしっかり出来る。 が、このクラスの製品に付属してくる固定用ネジは全てホームユース用の 量産品で強く締めると破損してまう。 特に冬場で気温が零度以下に下がる時は、樹脂のノブとネジの接合部が 驚くほど簡単に破損する。 後部キャップを外すと極軸望遠鏡の接眼部が露出し、電池カバーが外せる。 電源は 単三電池4本 または USB電源(5V)となっている。 充電池を使ってみたが動かなかった。 電池BOXに電池をセットするのはキツくて結構大変だ。 電池を支える樹脂製パーツも尖っており、ヤスリで丸めないとそのうち 手を切りそうである。 こんなものだと割り切るようにしているのだが、溜息が漏れる。 電源を入れると、ダイヤルスイッチで選択されている機能部分のみが ほのかに光る。 後ろから見て左側の矢印ボタンで粗動も可能だ。 IMGP2597 posted by (C)kirk1701 IMGP2598 posted by (C)kirk1701 IMGP2602 posted by (C)kirk1701
2017/01/31
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今回は本体と三脚の間のパーツ、運台も一緒に購入した。 この運台は写真用三脚に取り付けるネジと、天体望遠鏡用の三脚で標準的な ネジの両方がしようできるアダプタが付属してくる。 赤道儀本体の回転軸(赤経軸)を地球の地軸に合わせる必要があるので、 緯度目盛りと水準器の付いた運台は便利である。 水準器は市販の多くの赤道儀に付属してくる簡易なものだが、搭載荷重が 5kgのシステムゆえ全体が軽くなるので、三脚の沈み込みなどによる誤差は さほど心配はない。 緯度目盛りは目安であり、最終的には極軸望遠鏡で調整する。 緯度を調整する押し引きネジ(ボルト)は意外にスムースでロックレバーは 締めつけやすい大きさがある。 赤道儀本体はアリガタ/アリミゾで簡単に着脱できる。 IMGP2593 posted by (C)kirk1701 IMGP2594 posted by (C)kirk1701 IMGP2595 posted by (C)kirk1701 IMGP2596 posted by (C)kirk1701
2017/01/30
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カメラフィルターなどで知名度のある ケンコー から発売されている、 ポータブル赤道儀。「ポタ赤」などとも呼ばれいている。 カメラで天体の長時間露出を行う時に、撮影対象の天体の日周運動を 追尾するために特化した赤道儀である。 ガイド用の天体望遠鏡が不要なので、非常にコンパクトに収まる。 1970年代頃までは、学生が車を所有していることは稀で、空の暗いところで ガイド撮影を行うためには、電車で移動する必要もあり、コンパクトな ポタ赤は非常に便利だった。 そんな中、乾電池で作動し、ガイド用望遠鏡も不要なポータブル赤道儀・ スカイメモは発売された。 約半世紀が過ぎ、いまではケンコーは、カメラフィルターの他にもコスト パフォーマンスの良い赤道儀なども販売している一方、安価・粗悪な天体 望遠鏡を市場に垂れ流し、多くの天文ビギナーの夢を奪っているのも事実だ。 半世紀が過ぎ、各社からポタ赤が発売されるなか、一昨年のCP+で久々に このポタ赤の実物を観た。 私が若い頃の脆弱さは影を潜め、架台部はしっかりした鋳物で作られた 赤道儀は、搭載可能重量5kgと、軽い望遠鏡や双眼鏡などを載せることも 出来そうで気になっていた。 先月末、某望遠鏡ショップのセールで多少割り引きされていたので、つい 注文してしまった。 カメラ三脚にも設置できるが、やはり天体望遠鏡用のしっかりした三脚に セットした方が確実であろう。 IMGP2597 posted by (C)kirk1701
2017/01/29
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1月15日朝「電柱サイズ」ながら小型衛星を静止軌道に投入できる性能 では「世界最小」となるロケットの打ち上げは成功したものの、通信異常 により第2段ロケットの点火を断念、ロケットは海に落下したとのこと。 非常に残念な結果ではあるが、元々2段式だったSS520を「3段式」に 改造したあたりに無理があったのだろうか? いずれにしても、原因をよく分析して、この電柱ロケットの開発は続けて 欲しいものである。 さらにこのロケットの技術はすでに民間移転が始まっており、今後は民間で 開発継続されるとの報道もあり、こちらはさらに期待したい。 民間でコストを下げながら実運用が開始されれば、GPSがこれだけ必要と される世の中で衛星が不要になることは考えにくい故、予算(政治)に よって技術の進展が停滞することもないからだ。 IMGP2337 posted by (C)kirk1701
2017/01/09
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仕事の方も無理しない一方、趣味の方ものんびりと。 昨年の今頃は、朝2~3時頃起きだして、夜な夜な木星の観望・撮影を寒い ベランダでやっていた。 防寒着、ゆたぽん(レンジで温めるカイロ)などで間に合わず、遂には寝袋 まで投入し、身体の芯まで冷やしながらやっていた。 おかげで、出勤しても身体の芯が冷え、気合いで過ごしてはいたものの、 さすがに無理があったか、かなり疲れていたように思う。 どうちらにしても3月にならないと、シーイングが落ち着かないので撮影 しても大した画像は得られないのに、頑張っていたものだ。 今シーズンは割り切って、3月から観望・撮影することに決めた。 暖かい部屋で過ごすことで、余力が出来たのか体調は万全である。 年齢も考え、無理しないことが趣味を長く楽しむコツかもしれない。 IMGP1964 posted by (C)kirk1701
2016/12/24
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新聞では小さく報道されただけだったが、こういうロケットには期待できる。 「経済産業省 平成27年度宇宙産業技術情報基盤整備研究開発事業」を活用して 実施されるものだが、この手の予算(根拠法も含め)はお手盛りの場合も多いが それでも、税金の使い道としては、私は大賛成である。 JAXAのサイトに掲示された断面図によれば、確かに電柱程度のサイズである。 数年前からの「ディスカバリー・固体燃料」の流れに沿って、このロケットも 固体燃料を使用している。 注入・抽出設備の必要な液体燃料に比べると、固体燃料は「賞味期限」も含めて お手軽なロケットとも言えよう。 さらに質量はたった2.6t! このサイズなら、移動式のカタパルトでも発射できよう。 高精度の気象情報を欲している、各国に出張して衛星打ち上げでもすれば、 日本の株も上がると思うのだが。 さらにイザというときには・・・にも流用できるだろう。 是非成功して欲しいものだ。
2016/11/27
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中古入手。 口径25mm 6倍 と天体観望用としては口径不足の感もあるが、とにかく コンパクトなので、ビニル袋に入れてサイドテーブルにポンッと置いている。 肉眼では「う~ん」という明るさの天体を確認する時には、便利である。 PENTAXブランドの双眼鏡は、以前紹介した20×60のものがあり、 これは非常に快適だが、手持ちでの観望は厳しい。 こいつならば、ベランダに常設してある高さ調整のできる観望用イスに深く 座れば、月のクレーターぐらいはしっかり確認できる。 さらに、光量が充分な自然風景を観る時にはこれで充分。 視野も11度もあるので、散策に持ち歩くには最適だ。 光軸もしっかり合っており、焦点ノブの動作も滑らか。 本当にこの時代の光学製品にはいつも感動させられる。 BINO_PENTAX_6x25#1 posted by (C)kirk1701 BINO_PENTAX_6x25#2 posted by (C)kirk1701
2016/11/10
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連休は明け方の木星を観望しようと、望遠鏡をセットして朝3時起床。 ところが日中の好天とはうって変わって、明け方は雲が。 結局、観測準備~撤収の訓練をしただけになってしまった。 が、以前から書いている通り、これはこれで楽しいのだ(苦笑) 昨シーズンは、真冬の12~2月も頑張って明け方の木星観測を続けたが、 衝(最接近)が1ヶ月程度遅れる今年は無理せず、3月から本格的な観測に して、身体に無理な負荷を掛けないことにした。 その分、稽古や他の趣味にあてるつもりである。 また、暫くサボっていた星雲・星団の屋外撮影はするつもりで、機材のチェック などを始めている。 来年の天文手帳(地人書館)も買ったし、まだまだ心躍る天文の魅力。
2016/11/04
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2年2カ月ぶりの火星接近も終わり、宵の口に土星を観望できる時期だが、 高度が低く、正直あまり魅力的ではない。 木星は今年も冬になるので、また越冬観望&撮影になりそうだ。 その間の埋めるのは、この時期の未明に楽しめるオリオン座などの冬の星座 達である。 未明にはやっとまじめに観望できる気温に下がり、夏場独特の安定した大気 の向こうに美しく輝くベデルギウスや子三ツ星は、肉眼で眺めるだけでも 楽しいが、ひとたび望遠鏡を向けると、冬場のような揺らぎのない、安定して ディティールを見せてくれるM42(オリオン大星雲)などが素晴らしい。 1000mm未満の焦点距離の鏡筒で、星雲・星団の撮影も再開してみようかな。 また、深夜から未明が見頃になる、満月過ぎの痩せていく月も素晴らしい。 愚息が文化祭作品として「下弦の月」を撮るというので、協力した。 天候の関係で、キッチリ下弦ではなかったが「人間シャッター」の面目躍如w でそこそこの画像がものに出来たと思う。 moon_16-0826-0326 posted by (C)kirk1701
2016/08/27
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1970年代。 「学習と科学」の「科学」の付録の天体望遠鏡で、すっかり天文に魅入られて 小5の時には既に天体望遠鏡を手にしていたが、当時の世の中に溢れる「望遠鏡」 と名のつくものには全て興味を覚えるようになっていた。 TVCMでトミーが大々的に売り出したこの「ミックマック」 当然すぐに入手した。 当然、本格的な天体望遠鏡に伍す性能はないが、レンズやプラ鏡筒を様々組み合 わせる楽しさ、アタッシュケース風のスパイグッズを思わせる雰囲気が楽しく、 随分遊んだものだ。 何年もオクなどで捜していたが、今回非常に状態の良いものを入手できた。 1980年代になって、トミーから「BORG」というブランドでやはり豊富な パーツを組み合わせるコンセプトの天体望遠鏡がリリースされたが、この製品と 直接の繋がりはないようだ。 しかし・・・私にとっては自身も愛用しているBORGの「御先祖様」のような 気がしてならない。 MICMAC#1 posted by (C)kirk1701 MICMAC#2 posted by (C)kirk1701
2016/05/23
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今月末、約2年振り最接近する火星が夜半前に南中するようになってきたが、 残念ながら高度が30°ちょっとで、低すぎる。 低空ゆえ、それなりに大気が安定している夜に動画を撮っていても、火星が ユラユラと落ち着かない。 同じ夜に高度のある木星はバッチリ安定しているのに、悔しい限りだ。 さらに火星のすぐ隣にいる土星に望遠鏡を向けても、これまた高度が低く、 しっかりと撮影できない。 それでも、人間の眼の補正機能は素晴らしく、眼視観望ではどちらもそれなりに 楽しめる。 昨秋来、180mmマクストフカセグレンと時々128mmフローライト屈折と いう面子が主力で、主砲の250mmは全く出番が無い。 高度が低い惑星相手では、益々出番がなくなりそうだ。 こういう状況では「水道管」のように、小口径で良質の屈折で覗いた方が却って 面白い。 また、割り切って月や二重星などを楽しむのも良いかもしれない。 DSCF1940 posted by (C)kirk1701
2016/05/16
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3月末あたりから、気流こそ安定しているものの、薄い雲に覆われることが 多く、観望環境は悪い。 例年この時期はそうなのだが、たまにスッキリ晴れても「黄砂」の影響で 透明度は悪く、イライラが募る。 具体的に言えば惑星動画を撮影しているLumix LX100で2月には ISO800程度で撮影出来ていた木星が、ISO2000程度まで上げないと 同じ明るさにならない、というくらい酷い。 さらに深刻なのは、対物レンズや補正板などに付着する黄砂に含まれる様々な 化学物質や金属物質である。 今年の黄砂は、より眼に来るようで、体感的に昨年までとは違う。 中国はここのところ、過剰設備投資となっている古い設備をバンバン爆破して いることは報道されているが、その中になにか昨年までとは異なる物質が入って いるように思える。 何から何まで迷惑な国である。が、黄砂は実際に飛んでくるので対策を講じる 必要がある。 大活躍するのはカミサンに分けてもらった家庭用ゴミ袋。 数回で使い捨て(普通のゴミ袋として使用)にしているが、この「薄さ」が 非常に良い。 固定は洗濯バサミで挟むだけで非常にお手軽である。 望遠鏡自体のキャップを外し、観測状態のままこれを被せておけば、袋の薄さ ゆえに外気順応はしっかり出来るので、必要な時だけレンズや補正板を外気に さらせばよい、ということになる。 それでも、勿体なくて使えない鏡筒もあり、本当に迷惑な話だ。 IMGP0285 posted by (C)kirk1701
2016/05/04
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先週末、オズマ80を家族に覗かせ古いアクロマート鏡筒の雰囲気を感じて もらったついでに、同じアクロマート鏡筒で私の知る限りトップクラスの性能 も知ってもらいたくて、同じ木星に昨秋購入した「長光」を向けた。 「お~クッキリ!」とは愚息。 「確かにコントラストが高い。ちょっと暗いけど。」とはMT-130時代 から共に観望しているカミサン。 ファーストライトが冬場だった「長光」の本来の性能が見えてきた感じだ。 口径は60mmながらF20という、今では企画すらされないスペックに加え、 通常の市販品より高い透過率のコーティング、遮光環と低反射の鏡筒内塗装。 銘玉・谷オルソ6mmで200倍まで上げると、さすがに小口径で暗くは なるものの、木星の模様は大げさではなく平均的な150mm反射系に負け ないレベルで検出できる。 これは五藤光学の65mmアクロマートでも実感したが、光学系の良さは大前提 ながら「鏡筒自体の丁寧な作り」がモノを言う、ということだ。 さて水をあけられたオズマ80。このままでは悔しいだろう。 今回鏡筒を分解して初めて知ったが、内部の遮光環はなんと鉄製(!)で しっかり溶接され位置決めされている。 昭和のモノづくりの丁寧さには頭が下がる思いだ。 これを生かして鏡筒内の再塗装、光軸調整装置の改良、そして対物レンズの 再コーティングなどを施せば・・・などと考えも浮かんだ。 その後、撮影のため180mmマクストフカセグレンに交換して覗く。 (写真左下に転がっているしw) さすがに口径の威力を思い知らされる。 となると主力のミューロン250の再メッキが先か(苦笑) NAGAMITSU#1 posted by (C)kirk1701
2016/04/20
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この鏡筒のもうひとつの特徴は、対物レンズセルを三本のネジで鏡筒内に 吊っている点である。 子供の頃は気付かなかったが、これはコストダウンのためだろう。 鏡筒側ネジ穴を長円径にすることで、光軸調整を可能にしているが、これも セルのみで精度を出せなかった故の苦肉の策であろう。 子供の頃の私は、そんな「大人の事情」にも気付かず、友人たちの所有する 屈折望遠鏡のほとんどに光軸修正ネジがついていないことと比較し、より 本格的な望遠鏡を所有している満足感に浸っていたものだ。 実際、この光軸調整機能はかなり難物で、光軸自体の調整はネジを緩めて それぞれ前後に調整すれば良いのだが、固定しようとネジを締めた瞬間、 肉の薄い鏡筒自体が歪んでしまい、光軸がずれるのだ。 今回は、子供の頃は持っていなかった光軸調整用アイピースを利用することで バッチリ合わせることが出来る・・・なんてうぬぼれていたが、小学校時代と どっこどっこいの精度で諦めた(苦笑) 純正の鏡筒バンドで架台に取り付けると、トップヘヴィになってしまうので、 手持ちの他の鏡筒バンドとアリガタレールを使用して赤道儀に取り付けた。 ピント調整用のノブを上に向けているのは、ラック&ピニオン機構に負担を かけないためである。 グリス切れが多いビンテージ鏡筒への気遣いだが、この鏡筒はグリスがまだ しっかり残っており、要らぬお節介だったかもしれない。 さて、上弦を過ぎたばかりの月に、同じビクセンの「後輩」LV25mmを装着して 向けてみる。 う~ん、結構よく見えるじゃないか。そうそう、こんな感じだったかも! しばし思い出に浸り、家族にも見せ、お~し、次は木星だ! うん?木星が「彗星」になっちまったようだ。「尾」が見えるぞ(笑) これはあまりに記憶とは程遠い見え味で、暇を見つけてはしっかり光軸調整 してやらないとね。 Ozuma80#3 posted by (C)kirk1701
2016/04/18
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40年振りに覗く鏡筒。 レンズ表面はそれなりに綺麗だったが、映り込み具合からコーティングは あてにできないようだが、月ぐらいなら充分観望できそうだ。 オズマ80は、大阪万博の頃、1970年頃に発売された。 口径80mm、焦点距離910mmのアクロマート屈折望遠鏡である。 「オズマ」は中日ドラゴンズの悲運の強打者(巨人の星)から取ったもの かと、当時小学校高学年の私は最初に思ったのだが、実際は当時米国で企画 されていた、地球外生命体への電波送信~受信計画から取ったのかも知れず 未だ謎のままである。 特徴はこの2段式の鏡筒。子供たちには斬新だった。 実際は、1971年の火星接近に向けて口径60mm程度が庶民では普通 だった中、80mmの「大口径」での観測を、リーズナブルな価格で楽しむ ためのコストダウンを目的として、既にビクセンから販売されていた口径 60mmの「カスタム60」の経緯台を流用するための苦肉の策だったようだ。 それでも当時高級品だった広視界のエルフレ接眼レンズや、当時としては 太いドローチューブ、ガッチリとした三脚など当時のビクセンのポジション にしては豪勢な仕様だった。 私にとっては2台目の望遠鏡だったが、かなりの大きさに驚いたものだ。 40年振りに手にすると、両手で抱えていた鏡筒も、片手で楽々と持て、 時の流れに嘆息。 レンズはOK、ドローチューブは全く問題なく動く。 さらにこのドローチューブの内側のネジは、高橋製の現行品アダプタなども 取り付け可能な今でも通用する規格のもので、当時1眼レフボディを取り付け て写真を撮ることが出来たのも、この作りの良さのおかげだ。 Ozuma80#2 posted by (C)kirk1701
2016/04/17
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小学6年の頃から数年使っていた天体望遠鏡が、オークションに出ていた。 当時の現物は大学時代に従妹に譲ってしまったが、健在であることは確認 しているが、返してくれとも言いづらく、さりとて天文趣味にハマりはじめた 時期の色々な思い出が凝縮されており、もう一度触ってみたくて悶々としていた。 そんなタイミングで出品情報を見てしまったのだから堪らない。 「ジャンク」とあったのでどうかとも思ったが、元々「形だけあれば良い」 と思えるほど、形状のユニークさが印象的な鏡筒だったので落札した。 届いてみると、レンズは目視では酷いダメージも確認できず、それなりに 実用可能に思え、真面目に各部を点検してみた。 「調整すればそれなりに見えるかも?」 期待を膨らませて、稽古後のビールを楽しみながら、調整に入った。 全体写真は次回として、一興。 70年代のマニアの方ならこのカットだけで特定出来るだろう。 Ozuma80#1 posted by (C)kirk1701
2016/04/16
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3月中旬に国会で「日本死ね」を得意満面に引用していた山尾議員について コメントを書いたがあれから2週間程度で「地球5周分のガソリン代を経費計上」 「規定限度額を超える寄付を自身の資金管理団体に」など、辻元同様、金に纏わる 醜聞が報道された。 コイツ、腰かけとは言え元検察を売りにして、相手を責めるときには徹底的に やるクセに、自身の醜聞に関しては「調査中です」を繰り返す。 旧民主党~民進党定番のブーメランに笑ってしまった。 だから、醜聞や引用攻撃でなく法案で勝負すべき、だと思うのだが。 さて、このV-Block Filterは、比較的F値の小さいアクロマート屈折望遠鏡で 月・惑星など明るい対象を覗いたときに、対象辺縁部に生じる「ハロ」(滲み) をある程度排除することで、シャープネス、色彩、コントラスト、分解能を向上 させるものである。 カタログ値では、可視光域端の紫と青の波長(<450nm)をブロックし、その他の 波長は95%透過させる、とある。 入手する気にならなかったのは、EDアポ~フローライトなど、高額ながら対物 レンズ自体で色収差を抑えるタイプの鏡筒を既に持っており、いまさらアクロ用 のフィルタなんて・・・という認識だった。 が、道楽として半世紀近く前のアクロマート鏡筒や、眼視性能を重視してF値を 大きくとっている近年の鏡筒で遊び出すと、色々試してみたくなり、購入した。 残念ながら入手してからまだ晴天に恵まれず、効果が検証できていないのだが、 フィルタに関しては、過度に期待しないことが重要だ(苦笑) Hαフィルタのように機能限定なものは別にして、光害カットフィルターなどの 汎用的なものは、「無いよりはマシ」程度で満足すべきものだと思っている。 V-Block Filter posted by (C)kirk1701
2016/04/01
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経緯台モードにすると、両端に望遠鏡を取り付けることが出来るが、前述した ように、欲張らずに両方で10~15kgのものに抑えた方が良いと思う。 双眼鏡による星野観望も好きなので、天体望遠鏡+双眼鏡という組み合わせで 使うために、取り付け具を簡単に整えた。 双眼鏡を写真用三脚に固定するためのホルダー + カメラ店で購入したL型 ブラケット + アリガタ でPENTAXの20×60mmの双眼鏡を取り付けてみた。 一体型の取り付け具もビクセンなどから販売されているが、1万円以上かける のも現時点では馬鹿らしいので、しばらくこれで楽しむ。 反対側は、今回はバランス・モーター駆動の確認用にセレストロンのMAC90を 装着。 ウェイト軸の固定ノブを緩めて天体望遠鏡と双眼鏡の光軸を大体合わせる。 あとは双眼鏡側の調整ノブで微調整して、上下方向の光軸を合わせる。 左右方向は、双眼鏡を取り付けたホルダーとブラケットを締結したビスを 軽く緩めて調整する。 双眼鏡自体の倍率も低いので、あまり神経質になる事はない。 双方が天体望遠鏡で高倍率観測を前提とした場合、赤道儀付属のアリミゾの 精度があてにならないので、ガイドスコープ用の微動装置などをつけることに なるだろう。 振ってみると非常にスムースに動き、モーターによる駆動も問題ない。 大問題なのは、これも前述したが、水平方向の粗動を行うための赤経軸クラ ンプが、経緯台モードにすると隠れてしまい、また、手前にコントローラー ケーブルが接続されているので、非常に操作しづらくなる点である。 限られた電源(バッテリなど)を使用する屋外観望で、クランプを締めた状態 で、全てモーター駆動で動かすことを前提としているらしいが、実際の観望で は寧ろ手動で大雑把に観望対象に向けることも多いはずなのだが。。。 P1080005 posted by (C)kirk1701 P1080003 posted by (C)kirk1701
2016/03/25
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昨夜ようやく全天が晴れたので、恒例の木星観望の前に再度性能チェック。 室内でのシミュレーションで操作には馴れたので、実際の屋外観測と同じ ように暗くなったベランダでセットアップ。 極軸を大体合わせたところで、アライメントは1点。シリウスで行う。 シリウスに程近いM41を自動導入してみる。2′程度の誤差で導入できる。 次に木星を自動導入してみると、ファインダーの視野にも入らない。 1点アライメントではこんなものだろう。 この辺りは屋外で精密に3点アライメントしてからでないと、正当な評価は できない。 前記事でも書いたが、赤経軸クランプを操作する度に、コントローラーの ケーブルに触るのが非常に煩わしい。 さらにこのクランプ、経緯台モードにすると、操作自体が困難になる。 せっかくの経緯台機能が、台無である。 「自動導入用だから」という屁理屈だとしたら、天体観測の現実を知らな 過ぎる。 DRもないデッドコピー品の進化形ゆえ、仕方の無いところか。 セレストロンなどのコントローラーもそうだが、微動(兼粗動)キーは使い つらい。 速度選択をいちいちキー操作で指定する面倒さは、例えばタカハシのように、 ワンタッチで切り換えの出来る赤道儀を常用している身には辛い。 他の赤道儀に使うことも前提で、移動用のケースを購入した。 この赤道儀は極軸高度固定ノブがデカすぎて、幅があるのでこんなに大きな ケースになってしまった(苦笑) TRUSCOという商標のものだが、内部クッションが簡単に整形できたり、空気 抜きダイヤルがついていたり、なかなか使えるケースだ。 P1070995 posted by (C)kirk1701 P1070997 posted by (C)kirk1701 P1070998 posted by (C)kirk1701
2016/03/22
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本来、同じSynta社のBKMAK180(8kg程度)を載せるつもりで購入したAZ-EQ5GT なのだが、これまで書いてきたとおり、あまりに不安要素が多く、暫くはこの BLANCA100(5kg程度)などを載せて様子を見ることにしたい。 P1070991 posted by (C)kirk1701 さて、購入したその日に開梱して直ぐに判明した「異常」がこの写真。 方位調整ネジの芯がズレているのが、チラッと見ただけで判った。 早速ショップに画像をつけて問合せしたところ、ショップにあるものも同様と 画像付で回答を貰った。 16-0315#2 posted by (C)kirk1701 16-0315#1 posted by (C)kirk1701 ショップの対応には感謝しつつも、日本人の中にある「安かろう悪かろう」の 限界を遥かに超えた中華製品のレベルが悲しくなった。 この2本のネジは、芯がズレているので、鋳物で整形された突起を「捻じる」 ように締めつけることになる。 ネジ自体が脆弱なのだが、それでもかなりの力を掛けることもあり得る。 その上中華製の鋳物のレベルは「強度」なんて期待できない。 突起はある日、ポロっと欠ける可能性が高い。 要は、中国人の物づくり感覚は「形を整えて納品してしまえばいい」というもの なのである。これは仕事でも痛感しているが、こういう趣味の製品までこのザマ とは・・・・。 数年、酷い時は数回で壊れてしまい、ユーザーが虚しい思いをするなんて全く 関係ないのだろう。 仮に製作する人間がサル並みでも「品質管理」担当者が一人しっかりしていれば 良いだけの話である。 それが出来ないということは、この製品レベルがSynta社の企業意思によるもの なのだろう。
2016/03/22
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この赤道儀を購入した動機のひとつは、経緯台モードで使用できるところだ。 双眼鏡やニュートン式反射のように、観測中に鏡筒が回転して欲しくない場合、 また、空間制約の多いベランダなどでは、経緯台が有効だ。 他の赤道儀でも、赤経軸を立てれば経緯台としても使えるが、赤経軸が垂直に ならないものや、赤緯軸の両端に望遠鏡を取り付けることが出来ないものなど が多い。 その点、この赤道儀は、いくつか工夫が施されており、安定して経緯台として 使うことが出来る。 P1070987 posted by (C)kirk1701 赤経軸を動かす高度調整ネジはプッシュロック式だが、まだるっこしいので、 ヘクスキ―スパナ(付属品)を使用した方が早い。 P1070978 posted by (C)kirk1701 P1070979 posted by (C)kirk1701 赤経軸が垂直に立ったところでビスを止め、ガッチリ固定する。 アイディアは良いが、このビスがヤワ過ぎて、移動時などに折ってしまう可能性 があるので、経緯台として使用しない時には、引っ込めておくようにしたい。 P1070975 posted by (C)kirk1701 P1070980 posted by (C)kirk1701 バランスウェイト用のシャフトの先端に、もうひとつのアリミゾ台座を取り付け るが、シャフトに平面が設けられており、この平面にボルト先端を押しつけ固定、 さらに軸先端と台座をボルトで固定するのだが、回転止めの機能としては弱すぎる。 P1070988 posted by (C)kirk1701 両端に取り付けた望遠鏡の光軸合わせは、方位調整ネジと同様のヤワなネジで行う のだが、かなりバランスを取らないと、このネジでは苦しいだろう。 軸を挟んで両側の望遠鏡同士のバランスは、ウェイトシャフトの伸縮で行うが、 この固定ネジがまたチャチだ。が、経緯台モードでは軸方向に荷重は発生しない ので、大丈夫だろう。 P1070974 posted by (C)kirk1701 アリガタ台座は、いままで私が見てきた中では一番酷いものだ。 国産では、どんな安物でもこんなものはお目にかかれない。 鋳肌に塗装し、タップを立てただけのもので、とても大事な望遠鏡を預けるわけ にはいかない。 そもそも、中華製鋳物は、強度面では全く信用できないのだ。 カタログ値の搭載可能荷重の半分から7割程度に抑えた方が無難だろう。 P1070984 posted by (C)kirk1701 ※本記事内で中華製と書いているのは、中華人民共和国のものである。 中華民国(台湾)のものは光学製品でも国産品と互角の素晴らしい製品が多く、 私もここ数年、幾つか台湾製のアクセサリを購入、愛用している。 品質ばかりかロットごとに改良が加えられ、国産品を凌駕する日は近いだろう。
2016/03/21
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消費電力は11~16V 3A となっているが、実際は電圧はもっとシビアで、手持ち のメルテックのバッテリ(野外観測の定番品)はバリバリに充電しないと動作 しない。 結局、新しいバッテリを購入することになった。 各種ケーブルを接続するが、この時電源ケーブル基部の小さいネジが指にあたり 非常に痛い。キャップを被せるか、ネジの頭をヤスリで面取りする予定だ。 P1070994 posted by (C)kirk1701 赤経体と赤緯体をケーブルでつなぐ必要があるが、これは非常に邪魔だし、事故 の元である。 P1070967 posted by (C)kirk1701 国産機種ではこんな醜い様のものは既になく内蔵されているか、ロータリー接点 になっているのだが・・・。 コントローラーからのケーブルを繋ぐポートにのすぐそばに、赤経クランプが あるのには驚いた。「自動導入だからクランプは・・・」なんて屁理屈は通用し ない。 P1070982 posted by (C)kirk1701 電源スイッチはちょっと甘く、観測中に簡単に切ってしまいそうだが、この付近 に常時触る操作系はないのでいまのところは問題ない。 P1070976 posted by (C)kirk1701 電源ONでコントローラーに初期画面が表示される。セレストロンのものと酷似 したオペレーションだ(そう言えばセレストロンも中華資本となったとか・・・) 観測値情報(緯度・経度など)は保持される。 P1070989 posted by (C)kirk1701 アライメント(位置合わせ)は1~3点。 3点実施後は、北極星の見えない観測場所での極軸合わせのために便利な、 ポーラー・アライメントが可能になる。これは非常に便利だ。 が、先にも書いた方位調整ネジが脆弱過ぎて、搭載可能重量ギリギリでは怖い。 ソフト上は便利な機能でも、それを実現するためのデバイスの品質が追いつか ない・・・あの新幹線脱線事故を想わせる中華製の真髄だ(笑) アライメント後(アライメントを省略することも出来る)、目的の天体を指定し、 自動導入に入る。 念入りな極軸合わせ+3点アライメントを行ったとしても、肝心の三脚先端が 適当なゴムなので、操作で望遠鏡に触れたり、搭載鏡筒を変えたりすると狂って しまう・・・結局、三脚を換えた方が良い、ということになる。 三脚に取り付けるコントローラーホルダーは有難い。 が、エッジが立ち過ぎていて指が痛いので、角は全て面取りした。 モデルガンならエッジが立っているのも歓迎だが、指が触るところだけに、少し は気遣いが欲しい。 P1070977 posted by (C)kirk1701
2016/03/20
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使い始めて半月程経ったが、残念ながら天候に恵まれず、数回しか天体撮影 に使っていない。 それでも、LX-7に較べると数段上の動画が撮れるようになったのは確実で、 心配していたレンズも天体対象に限って言えば、期待以上。 先にも書いたとおり、Androidによる操作は便利な半面、撮影時に要する機材が ひとつ増えるので面倒だが、ウェブカメラをPCにつないで~の頃に較べれば、 遥かに楽である。 が、屋外観望を前提とすると特に冬場などでは、電気を使用する機器は思わぬ トラブルが発生し、赤道儀、撮影用PC、ビデオカメラなど、どれひとつ動かない 状態になっても撮影不能になるので、バックアップなどを考えると気疲れして しまい、屋外観望自体が億劫になってしまう。 本来、天体望遠鏡は電力ゼロで楽しめる機材であり、1980年代ぐらいまでは、 「電池が切れたら手動で追尾」なども出来たが、最近の機材は電源なしでは どうにもならない。 かと言って手動のみの経緯台だけでは、撮影は難しい。 オクで旧い手動赤道儀が人気なのもノスタルジーだけではないだろう。 写真は3/7の宵にBKMAK180+PENTAX XP-8mm+LX100で撮った動画を1枚だけ キャプチャーしたもの。 動画は驚くほど滑らかだが、撮影後、双眼装置に30~40年もののビクセンの ケルナー18mmで行った眼視観望では、さらにコントラストが高く、冬場とは 桁の違う気持ち悪いぐらい見え、翌朝まで余韻を楽しんだ。 やはり眼視観望は素晴らしく、動画はその記憶を呼び起こしてくれる。 JP_16-0317-01 posted by (C)kirk1701
2016/03/19
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自動導入機能などを司るコントローラー。 1980年代、日本のビクセン始め多くのメーカーが自動導入を競ってきたが、 ビクセンがモニタを大きくし、初心者に優しい方向に走る一方、セレストロン、 ミードなどの海外勢は、この2行程度のモニタで抑え、他の機能(星図ソフト との連動など)は、PCとの接続によって果たす方針で一貫している。 PCなしで全て完結するが、コントローラーが肥大してしまうビクセンだが、 これは社長が「企業理念に沿った判断」と公表しており、メーカーの姿勢として 大いに評価できる。 その点は、ミード、セレストロンも同様だ。 老舗のタカハシなどは、世の中の勢いに押されてTemmaなどを出し、私も使って いたが、デザイン、機能とも評価できるレベルではない。 「自動導入が必要な非熟練ユーザーは相手にしていない」ということだろう。 このSky-Watcher(Synta社)に関しては、デザイン・機能ともほぼ他社のデッド コピー品である。 エアガン同様、幾つかのメーカーの「いいとこ取り」である。 おかげで全くマニュアルを見ずに、ファーストライトを行うことが出来た。 例によって、カタログに表記されている精度には程遠い導入精度。 中華製品のカタログ値は「メーカー願望」という事実を再確認できた。 「ステッピングモーター搭載」ということが購入動機だったが、この動きなら 例えばビクセンのATLUXなどのDCモーターの方が、遥かに滑らかである(笑) ちなみに、ファーストライトの折り、「物干しざお」(三脚)を縮める際、 あまりの嵌め合いの悪さに力を入れ過ぎた挙句、親指の付け根を挟んでしまい、 内出血してしまった。 悪口ばかり書いているので、中華製の呪いを受けたか?(笑) せっかく褒めるところも一生懸命探していたのに・・・。 P1070966 posted by (C)kirk1701
2016/03/18
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天体望遠鏡の架台で重要な脚部。 常用しているベランダのEM-200は、鋳鉄製のピラー脚、ATLUXは堅牢なジュラル ミンでガッチリ。 EM-10の木製三脚も赤道儀本体に較べてしっかりしているし、もう一台のEM200の 木製三脚も伸縮機能すら省いた一本ものでさらに堅牢だ。 そういう三脚に慣れた身には、この物干しざお三脚は頼りない。 その上、三脚の開き止め機能に頭を捻る。 開き止めは、三脚を束ねる台座部分(鋳物)とそれぞれの脚の根元の鋳物部品が 当たることで機能を果たしている。 逆の力として、三本のアームがついたプレートを下からボルトで締めあげること で、三脚が開閉しないように固定する構造になっている。 ま、ここまでは判るのだが、この構造では、各脚を台座に取り付けているボルト に応力が集中するのは、素人でも判る。 にも拘らず、このボルト。太さも足りないし、材質はメッキはしてあるがどんな 材質かは不明である。 中国では、SCもSUSも気にしないことは仕事で日常的に経験済みである。 「金属は皆一緒」と思っているのだろう。 確かに製荷重であれば、この構造でも一応もつだろうが、搭載荷重15kg+本体8kg +バランスウェイト7kg=30kgである。不安だ。 もちろん、中華製製品のカタログスペックを真に受けて、これに15kgの鏡筒を乗せ るベテランはいないだろうが、初心者ならやってしまうかもしれない。 さらに、熟練観測者が設置時に極軸ズレ防止のためにやるように、組み上げた三脚 に体重を掛け、安定させる行為などをしようものなら・・・。 そっか、その場合は先に「物干しざお」がひん曲がるか(笑) どっちにしても赤道儀も鏡筒も無事では済むまい。 さらに防振に関しては、まったく期待できない。 この三脚構造、セレストロンの同程度のスペックの製品に酷似しているのだが、 向こう(恐らくオリジナル)はどうなのか気になるところだ。 P1070965 posted by (C)kirk1701
2016/03/16
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中華製の恐ろしさが身にしみた買い物だった・・・・ 野外観測用に、愛用してきたNew-ATLUX(SS2000版 ビクセン製)よりも少し低 スペックで良いから「軽いもの」で搭載重量が15kg程度のものが欲しいと思い、 雑誌やいろんな方のサイトを参考にこの機種に辿りつき、同スペックの国産品 などに較べて安価だったので、ダメ元で購入してみた。 日頃仕事では、中華製の凄まじい手抜きっぷりに散々泣かされているクセに、 趣味の天文となると、完全に思考停止してしまい、それなりに期待を膨らませて 納品を待ちわびてしまった。 届いてみると、なるほど手持ちのタカハシEM-10赤道儀(廃盤)と同じぐらいの 重さだ。ATLUXよりは遥かに軽い。 まず部屋で組立て、各部をチェックしようと開梱。楽しいひとときだ。が・・・ 最初の驚きは「ステンレス・スティールの堅牢な三脚」とあった三脚を持った 時である。 どこかで持ったことのあるような感触、爪で表面を弾いた時の音である日用品を 連想し、手伝ってくれていたカミサンに、 「ね、これ何かに似ていない?」 と触らせると、全てにのんびりしているカミサンが即座に 「物干しざおだ~」 と正解を発した。 そう、この三脚の足は、その辺の物干しざおと同じグレードだ~(泪) 今回は、中華製の恐ろしさを存分に書いていきたい。すごいんだから、コレ。 P1070967 posted by (C)kirk1701
2016/03/15
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外付けのストロボはなかなか可愛い。 さらにレンズ前面のリングを捻って外し、オプションの自動開閉式キャップを 取り付けることができる。 これは散策のときなどに非常に重宝する。 が、しばらくは天体専用になりそうなのだが。 望遠鏡への取り付けは、カメラアダプターか、写真の天文ガイド製のアダプタを 使用する。 コンデジは軽いので、ニュートン式にも取り付けやすい。 問題は、機械式レリーズが使えないことだが、代わりにWiFiの操作ソフトを Androidタブレットで起動し、操作する。 ピント調整などでは重宝だが、このWiFiが結構よく切れてしまう。 こうなると、Windowsタブレット+手持ちの天体用ウェブカメラで撮影しても 同じだとも思ってしまうが・・・。 一長一短、といったところか。 それでも、4Kも含む動画の解像度には大満足。 DSC_6448 posted by (C)kirk1701 DSC_6449 posted by (C)kirk1701 DSC_6450 posted by (C)kirk1701 P1070924 posted by (C)kirk1701 P1070925 posted by (C)kirk1701
2016/03/12
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3/9は部分日食に備えて代休を取り、朝から控えていたのだが・・・。 出動頻度の激減した太陽専用としている鏡筒、FS60C+コロナドフィルターは セットする気にもならない曇り空に加え、日食開始時刻には雨まで降り出した。 某雑誌に毎月投稿していた時期に較べ、太陽観測が激減した理由は、出勤時間を 早くしているため、継続観測が困難になったことと、使用していたワテックの カメラが故障し、そのままになっていたという怠惰な理由である。 今回、リハーサルを兼ねて久しぶりに覗く太陽面は、小さな黒点と割と目立つ ダークフィラメントが見て取れ、なかなか面白かった。 一口に天文趣味と言ってもなかなか幅は広く、私の場合は月・惑星派なので、 流星群や日食・月食などの「イベント」にはさほど興味が無い。 にも拘らず、出勤すると「昨日、観れましたか?」と暖かいお言葉を多数頂戴 すると、悔しがる振りのひとつもしなければならず、二重に悔しい(笑) このイライラは新赤道儀購入で晴らすか!(バカ) ※写真は2009年7月22日の部分日食 sun_20090722 posted by (C)kirk1701
2016/03/10
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現在常用している赤道儀、タカハシEM-200Temma2のリプレイスも検討中だが、 屋外観望用の赤道儀のリプレイスを早急に検討したい。 観望会などで常用しているビクセン・ニューアトラクスは搭載重量も大きく、 自動導入(スカイセンサー2000だが)は便利だが、かなり重く、余程気合いの 入ったイベントでなければ持ち出す気にならない。 タカハシのEM-10は、手軽に持ち出せるが搭載重量に不満のある上、自動導入が ないので「メシエマラソン」などには不適である。 勿論、私も愚息も敢えて目盛環による導入志向ではあるが、待ち時間を最短化 したい観望会や時間の限られた観望などでは、自動導入は欲しいところだ。 昨秋購入したBKMAK180は、かなり良く見えることが確認できたので、このスペック の割には軽い鏡筒(8kg程度)を乗せて、軽快に自動導入の出来る赤道儀。 スペックとしては、EM-200とEM-10の中間ぐらい。以前持っていたビクセンのGDP 程度のものが欲しい。 GDPは天文趣味を始めた友人に譲ってしまい手元に無く、後継のSXDシリーズは パルスモーター採用で気になるところだが、値段がタカハシ並になって来ている。 近い将来、かなり値の張る大型赤道儀は購入しなければならないので、今回は それなりに抑えておきたいところだ。 海外製品も豊富に入って来ているが、試したのは愚息用に購入したセレストロン の自動導入架台ぐらいだ。 魅力的なスペックのものもあり、実際使って試してみなければ、ということで、 今回は海外製になるかも知れない。 ギア材質、シャフト材質、組立精度など、私の場合は経験上タカハシの製品を 基準にしているが、この常識も目的次第ではオーバースペック(予算オーバー) になりがちで、もっと柔軟に考えても良いかもしれない。 DSC_5922 posted by (C)kirk1701
2016/03/08
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天文用(惑星動画撮影用)として入手。 4/3センサーを搭載している分、常用してきた LX7 より一回り大きいが、 質量は天体望遠鏡に取り付けても負担にならない程度に抑え込まれている。 写真下の左がLX100、右がLX7。 フィルタサイズは一回り大きくなっており、フィルタのステップアップリングを 利用して、望遠鏡に取り付けた。 センサーの大きさに加え、シーイングが良くなっていることもあり、試写では 素晴らしい木星動画を得る事が出来た。 4Kではファイルサイズが大きくなりすぎるが、シーイングが極上の時などは、 使ってみる価値はあると思う。 DSC_6442 posted by (C)kirk1701 DSC_6446 posted by (C)kirk1701
2016/03/01
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以前、雑誌のフォトコンに応募していた頃は、Webカメラを接眼部に取り付け、 PCで惑星や太陽の動画を記録していたが、数年前からは手軽で自己完結できる コンデジを使って手軽に撮るようになった。 結局、どう画像処理した像よりも、眼視観測・観望で自分の目で見る惑星など よりも感動するものはないと改めて思うようになり、コンデジで記録する動画も 画像処理用というよりは、観賞しながら実際に観た惑星像を思い出すための コンテンツとなっている。 愛用しているのは、天文適性の高いLumix DMC-LX7だが、昨年秋~冬にかけて 導入したBKMAK180やFS-128などで使っているうち、やや物足りなさを感じてきた。 4K動画なんかも非常に気になるので、ネットで調べてみると、同じLumixの 新型(といっても1年以上前のモデルだが)LX100というのが見つかった。 コリメート方式で撮影するので気になるレンズも、一応ライカだし、さてどう したものか・・・。 4月にはPENTAXから待望のフルサイズ機、K-1が出るし・・・。 取敢えず、オクで中古を入手し試してみることに。 DSC_5874 posted by (C)kirk1701
2016/02/27
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