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今日は、午前中は昨日の句会のまとめをした。午後は、来客があったり、日経パソコンを読んだり、日曜日に撮ったビデオを見たりして過ごした。写真は、一昨日撮ったコハクチョウの写真をもう一度。雪の伊吹山をバックに早崎ビオトープの内海に群れる数百のコハクチョウの姿はいつまで見ていても見飽きることのない美しい光景であった。純白に 気品湛える 小白鳥早崎内湖は、農地増強のため、昭和40年(1965年)に干拓が始まり昭和47年(1972年)に完成した。土地面積89ヘクタール。出来上がった農地は湖面より低かったので常時排水ポンプが必要で米作は当初から赤字続き。そのため、農業をあきらめゴルフ場はじめ各種産業への転用を進めたが成功しなかった。遂に平成13年(2001年)実験的に元の内海に戻すことになり、その年の収穫後,全体の20%に当る17ヘクタールの田に水が入れられた。それから4年、コハクチョウはじめ水鳥の飛来が年々増えてきている。(ex. コハクチョウの数:2003-4年40羽、2004-5年200羽、2005-6年500羽)
2006.01.31
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今日は句会。午前中は出句する5句の選定と推敲を行った。午後の句会には13名が参加して行われたが、私の成績は前回と同じく悪かった。投句5句のうち、先生に選ばれたのは1句だけで、仲間からもう1句選ばれたが、3句は誰からも選ばれなかった。先生に選ばれたのは、次の句。 名画説く 学芸員の 咳一つ仲間に選ばれたのは、次の句。 鴨泳ぎ 潜り浮かぶを 見てゐたり誰にも選ばれなかったのは、次の3句 青天に 雪の眩しき 伊吹山 鷽替の 中に真の 紙の鷽 潮満ちて 干潟の鴨の 足隠す「鴨」は冬の季語であるが、「干潟」が春の季語であることは知らなかった。今日の最高得点者はTさん、彼は先生から3句選ばれた。特に人気のあったのは次の句。 棲み分けて 岸に百態 鴨の池 卓弘句会終了後は、近くの料理屋「松留」で新年会を開いた。写真はその模様。
2006.01.30
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今日は、大阪自然保護協会主催のイベントで、「琵琶湖へ水鳥を見に行こう」というイベントに参加した。絶好のお天気に恵まれ、いろいろな珍しい鳥に出会うことが出来、最高に楽しい一日であった。参加者13人を乗せた車は8時15分大阪城公園駅前を出発、新御堂筋、名神を通って9時15分大津SAで休憩したあと、米原から北陸道に入り、長浜で降り、琵琶湖岸に沿ってさざなみ街道を北上、早崎ビオトープを通過して10時45分湖北町水鳥公園に着いた。到着早々タイミングよくオオワシが山のふもとの木に止まっているところを見ることができた。数百メートルほど離れているが、肉眼では無理。20倍の双眼鏡で辛うじて見ることが出来る程度だが、望遠鏡で見るとくちばしから足の色まではっきりと見えた。オオワシを見たあと、湖北野鳥センター(展示館)の職員から説明を聞く。琵琶湖の湖北町にはコハクチョウ、オオヒシクイをはじめ多くの水鳥や野鳥が越冬のため飛来する。展示館には多くの鳥や魚の標本・写真が展示されていて、オオワシのビデオが映写され、特定地点での水鳥の様子が実況されていた。コハクチョウは今年は多く飛来しており905羽だそうだ。オオヒシクイ(カモの仲間=大菱食い)は664羽だとか。その他この付近に多いのはオオバンで8000羽も来ているという。なお、今琵琶湖で一番多い鳥はカワウで3~4万羽。竹生島など糞害がひどいところも多く害鳥視されているそうだ。一通りの予習を終え実際に湖岸に出かけ水鳥を見る。オオヒシクイ(カモの仲間=大菱食い)が沢山見られる。オオバンがやはり多いがいろいろなカモがいる。まさにカモの博物館のよう。展望所で昼食を取っていたら、コハクチョウが数十羽飛んで来て優雅な舞を披露してくれた。感激。そのまま湖水に着水。結局、昼食時間を含めて2時間15分を湖北野鳥センターで過ごしたあと、待望のコハクチョウの聖地、早崎ビオトープへ移動した。ここでは、コハクチョウ数百羽の群れを見た。雪をいただいた伊吹山を背景にコハクチョウの群れが浮かぶ光景は何にたとえようもないくらい美しくのどかなものだ。つくづく自然の造詣の偉大さに感動する。まだ真っ白になりきっていない幼鳥も混じっていたりして、いつまで眺めていてもあきることはない。さらに、憑いていたことは、この池でナベヅルとヘラサギの姿を見ることができたことである。ナベヅルは黒い身体だがくちばしがきれい。ヘラサギは長くて先が広がったくちばしが特徴的。どちらも珍しい鳥だそうだ。結局、このビオトープで約1時間を過ごし、2時ちょうどに帰路に着いた。帰りの車中からも伊吹山の姿がきれいに眺められた。大津SAでコーヒー休憩を兼ねて今日見た鳥を報告する「鳥合わせ」を行い、記念撮影をして、再び車に乗り込み、5時10分無事大阪駅に到着した。参加者全員、満足度120%の楽しい探鳥の一日であった。今日見た鳥は下記の通り。38種。ただし、私が見たのは25種くらい。オオワシ、トビ、オオヒシクイ、キンクロハジロ、ホシハジロ、オナガガモ、ヒドリガモ、カルガモ、オカヨシガモ、コガモ、オオバン、バン、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、ゴイサギ、カワウ、ハマシギ、ミコアイサ、カワアイサ、ユリカモメ、モズ、コハクチョウ、ナベヅル、ヘラサギ、ジョウビタキ、タゲリ、ホウジロ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス写真は、水鳥公園の看板、琵琶湖のコハクチョウといろいろなカモ、ビオトープの芦や蒲とコハクチョウ、伊吹山とコハクチョウ。数百の 白鳥群るる 湖北町それにしても、コホクチョウにコハクチョウとは巧くできている。ビオトープ=生物の生息場所
2006.01.29
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今日は、午前中は、日経パソコンを読んだり、俳句の資料をまとめたり、テレビで俳句王国を見たりして過ごし、午後は所用で神戸へ行った。日経パソコンでは、デスクトップのクイック起動の使い方やIMEの効果的な使い方などを知った。今日の写真は、3日前大阪城の梅林へ行ったときのもの。まだ、蕾の状態で花は一輪も咲いていない。昨年は、正月に開花した木があったのに、ずいぶん遅れている。蝋梅はやっと満開近しと言ったところ。写真は、全景、白梅の蕾、紅梅の蕾、満開近い蝋梅。まだ固き 梅の蕾の 紅の濃し
2006.01.28
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今日は、午前中は、今日提示する切手リーフの作成やいろいろな雑事(書類の整理など)をして過ごし、午後は、中央会館での郵趣サロンに参加した。郵趣サロンは、初めに、新入会員3人の紹介、3月の3サロン合同例会の案内、1リーフ展の投票・開票・結果発表などがあり、Aさんのリーフが最高点となった。私は、2006年の年賀切手を出したが選外となった。ここでは、企画・構成よりも、珍しい切手(高価な切手)を使ったリーフに点が入りがちであり、Aさんのリーフは、菊切手の台湾消しという珍しいものであった。1リーフ展のあとは恒例の盆回しが行われ、私も、欲しい切手やカードなどをいくつか購入した。パズル・ゲーム関連切手、並び数・連数日の消印、鳥の切手・カードなどである。皆、原価ないしそれ以下で入手できた。会場風景(参加者43名)、1リーフ展出展作品(20点)、最高点のリーフ、2位のリーフ、私のリーフ。梅だより 梅の切手の 貼られゐて
2006.01.27
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今日は午前中は、大阪歴史博物館で開催されている特別展「日本のわざと美」を見に行き、午後は、所用で門真へ出かけた。「日本のわざと美」展は、重要無形文化財とそれを支える人々との副題があるとおり、日本の伝統工芸におけるトップクラスの作品を鑑賞するとともに、それを支える人たちの重要性を再確認する展示会である。人間国宝、団体の代表的作品215点とそれを支える保存技術21件の資料が展示されていた。午前中であったためか来館者は少なく、ゆっくりと鑑賞することができた。展示品の種類と数は展示順に次の通り。1.金工(鋳金、蝋型鋳造、茶の湯釜、梵鐘、彫金、肥後象嵌、鍛金、銅鑼、日本刀、刀剣研磨) 31点2.木竹工(木工、木象嵌、竹工) 14点3.陶芸(色絵磁器、彩釉磁器、釉裏金彩、染付、白磁、青白磁、青磁、錬上手、三彩、鉄釉陶器、鉄絵、無名異焼、志野、瀬戸焼、常滑焼、備前焼、萩焼、唐津焼、琉球陶器、民芸陶器) 36点4.人形(衣裳人形、紙塑人形、桐塑人形) 7点5.漆芸(蒔絵、螺鈿、沈金、蒟醤、彫漆、傑漆、輪島塗)18点6.載金・撥鏤 4点7.手漉和紙(雁皮紙、名塩雁皮紙、越前奉書、土佐典具帖紙、細川紙、本美濃紙、石州半紙) 10点8.染織(有職織物ほか34種)96点9.保存技術(琉球藍、烏梅、おさ、杼、蒔絵筆、漆刷毛、漆濾紙、研炭、玉鋼、和紙漉き用具、阿波藍、植物染料、からむし、苧麻糸、漆精製、浮世絵木版) 23点全215点の作品のうち、半分は染織で占められていたが、着物や布地は女性には垂涎の品だろうが、男性である私には興味はなくよくわからなかった。私として、特に見ごたえがあったのは陶芸部門。いずれも名品揃いでいくら見ていても見あきないものであった。もちろん、金工、木竹工、漆芸の作品もすばらしいものばかりだ。これらの展示が先にあって後半は染織ばかりだったので、一通り見た後、また最初に戻って見直した。ともすれば、最終の作品を作った作者の名だけが表に出ていてそれを支える技術や人々のことを忘れがちであるが、名品の裏には、作品を支える多くの技術があり、わざ師がいることを知らなければならない。こうした技術の展示はパネル展示となっているが、作品ばかり見ていると見逃してしまうかもしれない。説明の文字も小さい。これら裏方の技術を紹介するのも今回の展示の目的であるなら、通路などではなく、もっと目につきやすい場所と方法で展示したらよかったと思う。写真の作品は、酒井柿右衛門の濁手枝垂桜文鉢、上野為二の一越縮緬地友禅訪問着、平田郷陽の「遊楽」、秋山信子の「大月」、早川尚古斎の「矢羽根文様六稜花籠」、紅花餅作り、今泉今右衛門の「色絵吹重ね珠樹草花文様」、伊勢型紙、月山貞一の刀「太阿月山源貞一彫同作」伝統の わざの冴えあり 日本の美 私は、毎年秋に行われる日本伝統工芸展を見に行っていて、その技術・芸術性の高さに感動しているが、今回の展示品はすべて人間国宝の作品なのでレベルは高く、それ以上に感動した。
2006.01.26
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今日は、午前中は大阪城の早朝探鳥会に参加し、午後は、大阪天満宮で行われた鷽替神事に参加し、その後その情景を句に詠み句会を開いた。大阪城探鳥会には昨年1月に初参加してからちょうど1年になる。昨年は始めて参加して多くの珍しい鳥を見て感激したが、今年は鳥の数が少なく昨年のような感動はなかった。これは、大阪城だけでなく全国的な傾向だが、理由はわからないらしい。大阪城公園の南側の工事は終わったらしく路面が舗装され新しい木々が植えられていた。その一帯だけ何かよそよそしく浮いている感じがし、周辺に馴染むのに時間がかかりそうだ。今日見た鳥は下記19種。カイツブリ、カワウ、ササゴイ、コサギ、ヒドリガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、キジバト、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、ジョウビタキ、ツグミ、シジュウカラ、メジロ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス コサギは大阪城公園の南西の池にいた。カワセミも来るそうだが今朝は着ていなかった。ジョウビタキもそこにいた。ササゴイは堀の石垣に止まっていたがわかりにくかった。写真は、南西の池付近で鳥を探す参加者たち。帰りに梅園に立ち寄ってみたが、梅の蕾はまだ固く開花している木はないようだ。蝋梅は8分咲きくらいか。大阪天満宮の初天神の日に行われる恒例の鷽替(うそかえ)神事は、私としては二度目だが、句会の仲間とともに楽しく参加した。学問の神様なので受験生の悲願の絵馬がたくさん掲げられ、本殿では巫女さんの神楽が奉納されていた。鷽替は、神主から受け取った鷽替札を参加者同士交換し合い、それを何十回も繰り返し20分後に最後の交換を行って自分の札とする。何枚かの札には金、銀、土、木製の鷽像と交換できる印が押されているのであるが、なかなか当らない。写真は鷽替の様子。鷽替の 人を選んで 選ばれて鷽替には俳句の先生も来られていて、鷽替を楽しんだあとは、これを題材に句を作り即席句会を行った。参加者は先生を含め7人と小人数だった。私は好調で先生選8句の中に3句も入った。 鷽替に 常連の顔 ちらほらと 鷽替の 人を選んで 選ばれて 鷽替札 女性ばかりと 替へてをり仲間には下記も選ばれた。 鷽替の 謂れを聞きつ 列に立ち
2006.01.25
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今日は、国立国際美術館で開催されている「プーシキン美術館展」を見に行った。十時の開館時刻の少し前に着くと少し行列ができていたが、ゴッホ展のときのような長いものではなかった。100人くらいであろうかすぐに入れた。ゴッホ展のときには入るまでに10分ほどかかったと思う。入場後は混雑はまったく感じないでゆったりと2時間ほどかけて見て回った。今回の展覧会は、正確には「プーシキン美術館シチューキン・モロゾフコレクション展」という通り、ロシアにある「プーシキン美術館」の中のセルゲイ・シチューキン(1854-1936)とイワン・モロゾフ(1871-1921)というロシア人実業家が収集したフランス近代絵画のコレクションを、日本で始めて展示するものである。フランス絵画のコレクターとしては、ドイツのオストハウス、イギリスのコートールド、アメリカのバーンズ、日本の松方、大原などが有名だが、シチューキン、モロゾフの両人はトップクラスのコレクタターと言ってよい。特に、マティス、ピカソが無名の頃の作品を多く購入しパトロン的役割を果たしたことは特筆すべきである。今年は、日露通商150年の年に当り、これを記念した展覧会で、殆どの作品が日本初公開とのことである。印象派の絵画50点のほか版画25点も同時展示されていた。展示は、次の8つのセクションに分かれていた。1.印象主義 モネ、ルノワールとその周辺 ドガ、ルノワール、フォラン、タウロー、ラファエリ、ピサロ、モネ、シスレーなど11点2.セザンヌと新印象主義 シニャック、クロス、ギョーマン、エルー、マンギャン、セザンヌなど7点3.象徴主義 ゴーギャンとゴッホ シモン、シャヴァンヌ、ゴーギャン、ゴッホ、カリエールなど7点4.ナビ派とアンティミスト ピサロJr、ヴァロットン、ボナール、ヴュイヤール、ジュールダン、ドニなど8点5.マティスとフォービズム ピュイ、マルケ、レーマン、マティスなど7点6.フランス近代版画 マネからピカソまで 版画25点7.ピカソとキュビズム ルソー、ヴラマンク、ドラン、ピカソ、ブラックなど10点50点の作品はいずれも大作で、見ごたえのあるものばかりであったが、特にいいと感じたのは、3.ゴー^ギャンの「浅瀬」、4.ボナールの「洗面台の鏡」、ドニの「ポリュフェモス」、7.ルソーの「モンスーリ公園の眺め」など。ただ、版画は暗い作品ばかりで、日本の浮世絵に比べ鮮やかさに欠け、本画のような迫力もなかったので、私はあまり好きではない。もっとも一点だけを見ればそれなりにいいのかも知れないが、50点もの素晴らしい本画を見たあとなのでそう感じるのかも知れない。殆ど素通りした。今回の展覧会で驚いたのは、作品はすべてガラスのない額に入れられていて、絵と観覧者の間には何も遮るものはない。作品に触れることができないように、1メートル幅の高さ10センチくらいのステージが設けられているだけである。しかし身を乗り出して触れようとすれば触れられなくもない距離である。外国の美術館では、絵の前で模写をすることも許しているほどだから、ガラスのないのは当然かも知れないが、日本の美術館では大抵ガラス越しである。今回は、余程日本人の観覧マナーのよさを評価してくれているのであろう。写真は展示品の一部。ドガ「写真スタジオでポーズする踊り子」、ルノワール「黒い服の娘たち」、マティス「金魚」ルノワールの 「黒い服」見る 黒コートモネ「白い睡蓮」、ゴーギャン「彼女の名はヴァイルマティといった」ルソー「モンスーリ公園の眺め」、ピカソ「アルルカンと女友達」ちなみに私は、駅前第2ビルB1にあるチケット屋「ドリーム」で1100円の入場券を買って行った。現在は前売券は売られていないので、正規に入るより300円安い。
2006.01.24
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今日は、ほとんどの時間をパズル関係DVDを見て過ごした。このDVDは、パズル会の友人Oさんがパズルに関係のあるテレビ番組を録画して、必要部分のみを集めて編集したもので、21日に見た続きである。こちらには1枚に28の番組からの映像4時間分が納められている。内容は、回文(逆さことば)、アナグラム、ドミノ倒し(ピタゴラスイッチ、めざマシーン、全自動朝支度)、スピード計算法、逆さ絵、円周率記憶、逆さ歌、多胡輝の頭の体操、誤変換、超記憶幼児教育、ルビンの壷風花置き、など多岐に亘るが、特に興味を引いたのは、逆さ歌、超記憶幼児教育、ドミノ倒しなどであった。逆さ歌はメロディも歌詞も逆さに歌い逆再生すると元の歌になるもの、超記憶は、凄いスピードで幼児にものを覚えてさせ右脳を鍛えるもの、ドミノ倒しはいろいろなバージョンのものが静かなブームになっているということを知った。今日の写真は、昨日見た「前田藤四郎展」と「やきものの狛犬展」のもの。前田藤四郎(1904-1990)は、知名度はあまり高くないが大阪が生んだ版画界の重鎮。私は名前すら知らなかったがこの展覧会で初めて、優れた版画作品を沢山残されていることを知った。160点に及ぶ作品が3つの時代に分類して展示されていた。1.モダニズムの渦の中で2.沖縄での変貌から戦後まで3.木目、旅、風刺、そして永遠の青春どの時代の作品もそれぞれ個性的で味わい深い。写真は、空中遊戯(1930)、紅型(1939)、美女と野獣(1930)写真は、婦人帽子店(1930)、今日は今日は(1973)、美しきエスプリ(1931)、時計(1932)ガイドする 学芸員の 咳一つ前田藤四郎は、生涯「三文版画」に徹し、名声とか地位に無頓着で中央画壇を嫌ったことが知名度の低い原因だが、その作品は高く評価されるべきであると思った。「やきものの狛犬展」は、陶磁製の狛犬を216点所蔵している愛知県陶磁資料館から代表的な40点を選び展示されたもの。狛犬は普通は石で作られるが、瀬戸・美濃地方では陶器で作って神社に奉納するする風習があったそうだ。狛犬にはそれぞれ特有の風貌や装飾があって見比べると面白い。写真は、館の前の看板、黄釉、灰釉、鉄釉の狛犬。
2006.01.23
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今日は、淀川探鳥会に参加した。昨日より暖かくない風もなくよく晴れたいいお天気になった。今年最所の探鳥会には10数名の人が参加した。淀川を十三側から見るのだが、12月のときと同じく天気がよすぎて逆光となり、鴨の姿は見えにくかった。満潮に近いこともあり、鴨の数は12月のときよりずっと少なかったが、鳥の種類としては、下記29種が見られた。カイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ホシハジロ、オオバン、ユリカモメ、イソシギ、チュウヒ、チョウゲンボウ、キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ツグミ、ホオジロ、オオジュリン、カワラヒワ、ムクドリ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス今日始めて見た鳥は、イソシギとカワラヒワ。あるいは見たが忘れているかも知れない。カモの特徴は大分わかるようになってきたが、他の小鳥はまだまだ見分けられない。写真は、淀川岸で探鳥をしている会員と鴨の群れ。潮満ちて 干潟の鴨の 足隠す探鳥会のあとは、西中島南方から地下鉄で心斎橋に出、昼食を取ったあと、大阪市近代美術館で開催されている「前田藤四郎展」を見、その後、東洋陶磁美術館で開催されている「やきものの狛犬展」を見た。これらの報告は後日に・・・
2006.01.22
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今日は、午前中テレビでNHK俳句と俳句王国を見た以外はほとんどの時間をパズル関係DVDを見て過ごした。このDVDは、パズル会の友人Oさんがパズルに関係のあるテレビ番組を録画して、必要部分のみを集めて編集したものである。先日のパズルの会合で頒けてもらったのだが、1枚に35の番組からの映像4時間分が納められている。内容は、パズル玩具、知恵の輪、パズルゲーム、数学マジック、黄身返し卵、からくり人形、フォトモザイク、からくり箱、錠前、秋山仁の数学教室など多岐に亘るが、特に興味を引いたのは、25年前に流行したルービックキューブが昨年あたりからまた世界的な大ブームになっているということである。特に驚いたのは、6面揃えにのスピード競技で凄い記録が出ているということである。3×3×3のキューブでは10数秒で揃える人が続出していて、最高が11秒台。4×4×4のキューブでは、50数秒というから驚き。日本の林祐樹という19歳の若者は世界一の記録を持っている。アメリカ在住の日本人牧角章太郎という15歳の少年も凄い。目隠しをして揃えたり、片手で揃えたり、右手でボール2個をジャグリングしながら左手で揃えたりもできる。凄い人がいるものだ。ちなみに、20数年前は最速記録は1分以上だったと思うし、数年ほど前まで20数秒であった。6面揃えるのに、平均100回くらいはキューブを回転させなければらないので、キューブの回転は1秒間に6~7回ということになる。指先の訓練が賜物だ。写真はルービックキューブ各種(ミニ、ルービック、リベンジ、プロフェッサー)ルービック 揃はぬままに 冬の暮私は、25年前のブームのとき、6面揃えるのに5~6分かかっていた。今は手順も忘れてしまった。4×4×4のキューブも買ったが面は揃えることができない。
2006.01.21
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今日は、午前中はほとんどパソコンの前で過ごし、午後は所用で神戸へ行った。パソコンでしたことは、1.自分のブログ日記をダウンロード(DL)するしてエクセルに貼り付けること、2.岩土さんのカワセミや鳥の写真をDLすること、3.古いハードディスク(HD)の内容を全部新しいHDに移すこと、古いHDのスキャンディスク、4.俳句まとめの見直し、5.名所1000のフォルダ分け、6.「ネットで百科」の閲覧 など。岩土さんは2004年9月からカワセミや鳥の写真を毎日5~10枚ご自分のブログに発表されている。これまでにカワセミ2354枚、その他の鳥1074枚にのぼり、私はすべてDLさせてもらった。いずれも高性能カメラで至近距離から撮られたすばらしい写真である。よく毎日いい写真が撮れるものだと感心する。下記はその一例。寒翠や パソコン動き さくさくと古いHDのスキャンディスクをしようとして気がついたのだが、windowsXPにはスキャンディスク機能はないのだろうか。古いパソコン(win98)では、よく強制終了をしてその後の起動時にスキャンディスクをしていたが、新しいパソコンはまだ強制終了の経験がないのでスキャンディスク機能がないことに気づかなかった。windowsXPではスキャンディスクをしなくてもいいのだろうか。
2006.01.20
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今日は、午前中は新大阪の回生病院へ昨年受けた胃カメラの結果を聞きに行き、午後は、東大阪市へ「囲碁とその仲間たち展」と「小さなおもちゃ館」を見に行った。胃カメラで見ると、胃の内面にはこぶのようなものがあり正常とは言えないが特に悪いということもないとのこと。その時採取された組織にはガンはなかったとのことで安心。「囲碁とその仲間たち展」は、大阪商業大学の主催で5年前から毎年テーマを変えて開催されている。今回の囲碁展では、いろいろな碁盤(路数、材料、形、用途)、碁石(材料、色、大きさ、形状)、碁笥(材料、形状、装飾)、書籍・雑誌(百科事典、年鑑、棋譜)、書画、囲碁グッズ(時計、扇子、置物、湯呑等々)が展示されていた。囲碁の描かれた浮世絵も14枚集められていた。囲碁の仲間たちとしては、オセロ、チェス、十六武蔵、狐と鵞鳥、五目並べ、3目並べ、立体4目並べ、9人のモリス、ソリテア、ダイヤモンドゲーム、マンカラ(アフリカ碁)などが紹介されていた。本展の会場は、大阪商業大学アミューズメント産業研究所で近鉄小阪駅から北東へ徒歩7分。会期は2月11日まで、会期中無休。入場無料。写真は、パンフレット(左)とカタログ(1500円)の表紙(右)「小さなおもちゃ館」のパンフレットはその会場においてあった。場所は八戸の里駅前で徒歩10分ほどで行けるとのこと。グリコのおまけの玩具などが見られるとのことで、さっそく見に行った。館の看板は、「豆玩舎ZUNZO」となっていてちょっとわかりにくかったが、それが正式の名称のようだ。入場料500円を払って入ると、客は私一人。まずはビデオを見て、ということで見る。ここの展示物は、宮本順三氏(1915-2003)のコレクションで、氏はグリコのおまけを作っていた人だそうだ。1935年グリコに入社し、広告課おまけ係に配属され、おまけや引換え景品(点数を集めると点数によって景品がもらえる)の企画、試作などを中心になって行ってきた人なのである。仕事の傍ら日本中、世界中から集めた小さい玩具がところ狭しと展示されている。懐かしいものもある。客が私一人だったので、宮本氏の孫に当る人からいろいろな話を聞かせてもらいながら展示物をゆっくりと鑑賞した。開館2年半になるそうだが、今まで知らなかったのはあまりPRがされていないからだろう。客も小学校の団体が主で個人客は少ないそうだ。公立の美術館や役所にはパンフレットを置かしてもらえないので周知がしにくいとのことであった。詳しいことは当館のホームページを参照されたい。写真はそのパンフレット懐かしき グリコのおまけ 寒緩む
2006.01.19
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今日は、午前中は、キッズプラザ関係の報告書・申請書などを作成したり、その他雑事で過ごし、午後は、ミナミを歩き、久しぶりでなんばパークスを見物したあと、高島屋で開催されている「奥田元宋回顧展」に行った。なんばパークスでは、ヌードルシティでラーメンを食べたが、関東風だったので少し塩辛かった。なんばパークスはオープン後しばらくは大変な賑わいだったが、今日は平日でもあり真冬でもあるせいか人波はまばらで、たくさんあるテナントは皆ひっそりとしていた。中には閉店したところもあるようだ。奥田元宋(1912-2003)は、1984年に文化勲章を受けた日本画家の重鎮で、銀閣寺の襖絵を描いたことで有名。赤色を基調とした絵は、「元宋の赤」と呼ばれている。今回の展覧会では、夫人の小由女(さゆめ)の作品(人形)とともに40数点が展示されていた。展示は3つの部門に分かれていた。1.自らの表現を求めて 初期の絵は、赤に拘らず自由な絵を描いている。2.赤の風景 「元宋の赤」の始まりは秋嶺紅樹、圧巻は、紅嶺、白章、春燿、綵苑の4点組みの大作。特に綵苑がきれいであった。3.月と元宋の芸術 元宋の風景画にはほとんどの絵に月が描かれていて画面を引き締めている。円熟期の作品が10数点展示されていた。小由女夫人の人形は、彫刻の要素の入ったもので、初めて見たが大変きれいな作品である。曲線もきれいだが、色も澄み切った色で美しい。写真は、作品の一部。人形は小由女の作品。「花ひらく南房」「炎王図」「舟の旅人」「花冷え」元宋の 赤見る赤の 冬帽子「新雪一の倉」「月の別れ」「煌嶽」「彩渓淙淙」 「紅嶺」「寂静」「海の詩」「蝶」元宋展を見たあと、同じ階で開催されていた「みやざき展」で、昨日ビッグジョンさんが紹介されていた「あくまき」を見かけたので買った。420円だった。
2006.01.18
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今日は、午前中は昨日の句会のまとめや、PIPクラブの報告などで過ごし、午後は、小嶋ヒューザー社長の証人喚問を見た。証人喚問は、質問には「刑事訴追に関係するので」としてほとんど答えなかった。何かを隠しているということがありありと感じられた。今日のテレビは、阪神大震災11周年、ライブドアの証券取引法違反、宮崎勤被告の最高裁判決など大きな事件があった。本当に毎日、いろいろな事件があるものだ。今日の写真は、大阪城の北西側から見た姿。堀や石垣を除いて、マンションから見る姿とほぼ同じである。大阪城 内堀囲む 冬木立
2006.01.17
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今日は、午前はキッズでのインプリ会議、午後は今年初めての句会の日であった。インプリ会議では、前月に引き続いて、文化庁関連NPO代表の津屋氏からボラインティアのあり方について話があり、後半は参加者同士のグループ会議となり、与えられたテーマ「キッズプラザにおいて、インプリはなぜ必要か、何をすべきか、どのようにすべきか」について話合った。グループは6つでき、我々のパソコングループは8人で、Tさんを司会、Yさんを書記に選んで進められた。話合いの中で、昨今の子供が犠牲になる事件が多発する問題が出て、これは子供と大人のコミュニケーションの不足から来ているという意見で一致した。インプリの使命は、一般的には遊具と子供達とを結ぶ案内役であろうが、もっと基本的なものは、少しでも子供と大人とのコミュニケーションを増やすことではないか思われる。また、自分勝手な子供をどうして協調させるか、団体の中での遊び方のルールを学んでももらうのも重要な課題であることなどの意見が出た。話し合いの結果は紙にまとめられ、6つのグループから順に発表が行われた。各グループともうまくまとめられていたが、キーワードを、1.コミュニケーション、2.環境づくり、3.子供の目線の3つに絞った我々の班のまとめが一番よかったと思う。写真は、各グループの発表を終り講評をする津屋氏ボランティア 苦労もあれど 冬日和午後は、引き続いて、PIPクラブの活動が予定されていたが、私は句会と重複していたので、クラブ活動の方は欠席した。今年初めての句会は、14名が参加して行われたが、私の成績はよくなかった。投句5句のうち、先生に選ばれたのは1句だけで、仲間からもう1句選ばれたが、3句はだけからも選ばれなかった。先生に選ばれたのは、次の句。 一年の計 元旦に 定まらず仲間に選ばれたのは、次の句。 去年今年 エジプトミイラ 蘇生待つ誰にも選ばれなかったのは、次の3句 外堀の 鴨の行く当て ありやなし 百合鴎 群れて川面を 独占す どっぷりと テレビに漬かる 三が日今日の最高得点者はNさん、彼は先生から3句選ばれ内1句が特選、他の2句も仲間から選ばれていた。特に人気のあったのは次の句。 去年今年 積みたる本の その儘に 幸男
2006.01.16
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今日は、関西ぱずる会宿泊例会の2日目。8時に起床、食事のあと、9時から例会が始まる。出席者は19名。まずは、恒例の各自の年賀パズルの披露から。みんな独創的なパズルを作るものだと感心する一方、これらパズルを昨日までの2週間たらずの間に全部解いて来る人もいてさらにびっくり。私の難問も解かれてしまっていた。解のよしあしを争うものもあり、私は、Y氏の数字パズルとK氏のことばパズルとで最良であった。年賀状パズルのあとは、通常のパズル情報の交換、作品の紹介など。パズル展へ行った報告、自作パッチワークの紹介、立体ジグソーパズルの紹介、いろんなものを組んだオブジェ、錯視、本の紹介などがあり、自作パズルの販売もあって、正午2日間の日程を終わった。写真は、例会の一こまと回覧品の一部。珍しき パズルに酔ひて 小正月
2006.01.15
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今日は、午前中NHK俳句、俳句王国を見た以外は、午後からの宿泊例会に備えて年賀パズルの解の検討や持参品の準備に費やした。午後は雨の中を宿泊例会の会場へ向かった。会場に着くと、各自持参のパズルを机の上に並べる。みんな思い思いのパズルを手にとる。難しい組木に挑戦する人、パズル書を見る人、スライドパズル、ワードパズル、パズル的なおもちゃを触る人などさまざま。夕食をはさんでさらにパズル三昧の時間が続く。年賀パズルを実作したものの紹介があったり、自作パズルや購入パズルがあれこれと机の上に出される。裏返しパズル、20の扉ゲームなどのように一人で楽しむゲームがあったり、や104カードゲームなど数人で遊ぶものもあり、大いに盛り上がる。早い人は12時ごろに寝間に行くが、遅い人は4時ごろまで遊んでいる。写真は、その一こま。仲間寄り パズル三昧 冬の夜
2006.01.14
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今日は、一日中年賀状パズルを解くことでほとんどの時間をつぶした。明日、明後日とパズルの宿泊例会があるのでそれに持参するためだ。すぐ解ける問題もあるが難し過ぎて解けないものもある。パソコンでプログラムをしても解けない。その他、16日の句会に備え俳句作りと推敲を行ったり、パソコンのマニュアルを見ながら新しいソフトの勉強をしたりした。今日の写真は、大阪城の堀に来ている鴨。いろいろな種類がいるが、これはハシビロガモのようだ。外堀の 鴨の行く当て ありやなし
2006.01.13
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今日は午前中は、いろいろな人へのメールを書いたり、パソコンソフトの勉強をしたりして過ごし、午後は、所要で神戸へ行ったついでに、神戸サンチカに立ち寄り、バーゲンを覗いて、気に入ったジャケットとコートを買った。サンチカは月末から改装工事に入るそうで、各店とも売りつくしセールと銘打っている。この店はいいセンスの品物を置いているが普通のときは値が高く手が出ず見るだけにしている。ジャケットもコートもいい生地でサイズもぴったり、すぐに気に入った。ネーム入れも宅配代もサービスしてくれ、いい買い物をしたと思う。サンチカの セールでブレザー 初買す
2006.01.12
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今日は、キッズプラザでの活動日。午前中は団体、午後は親子連れだったが、お客さんは少なく、子供たちとゆっくり接することができた。広場では、「しゅっぽっぽ」というソフトが人気。工房では、自分が作った犬の人形のはがきがもらえるので喜んでいた。「しゅっぽっぽ」というゲームは面白い。ばらばらになっている線路を敷いて列車を通すものであるが、列車が来るまでにゴールまでの線路を引かなければならない。爆弾が仕掛けられているところを避けたり、登り坂を避けたり、列車が通ったあとの線路を使ったり、いろいろな仕掛けがあるのではらはらどきどきしながらゲームができる。列車はトロッコ、汽車、電車、新幹線の4種類あり、順に速度が速くなるが、トロッコを選べば幼児でも楽しめ、新幹線を選べば、大人でも難しい。48のマスのいくつかに線路があり、1コマをクリックすると90度回転する。さらに田型の中央をクリックすると4コマが90度ずつ回転する。これを使って線路を移動するのである。問題の場面は稚内から那覇まで50題あり、だんだん難しくなる。私は10問目の水戸がとうとうクリアできず先へ進めなかったが、今日一緒に活動した他の二人はクリアし、うち一人は名古屋まで進んだ。下図が、場面の一部。(いずれも開通後)犬の絵の 葉書に子等の 初笑ひこのゲーム市販されているかとWEBで調べたが、今は、「しゅっぽっぽジュニア」しか売られていないようだ。
2006.01.11
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今日は、先日買ったデジタル百科事典の中の鳥類図鑑の内容を見た。488種の鳥について、その画像と説明があり、その内180種については動画があり、47種については泣き声が入っている。鳥全体の解説記事も83項目ある。これらを順に一通り見るのに4時間かかった。かなり詳しい内容であることがわかった。他に、5つの図鑑があるが全部見ると24時間かかる計算になるので、他の図鑑は必要部分だけを必要なときに見ることにしたい。午後は、まだ解けていない仲間からの年賀パズルを考えたりして過ごした。今日の画像は大川のユリカモメ。今年もたくさんのユリカモメが来ている。写真は、川に浮いているところ、川の上を飛び回っているところ、岸のフェンスに止まっているところ、フェンスから飛び立ったところ。大川の 水面独占 百合鴎
2006.01.10
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今日は、朝8時半から午後3時まで、NHK総合TVで「仏の美100選」の再放送があったので、2度目であるが見てしまった。その後、大阪城梅林に行き、開花状況を見てきた。「仏の美100選」は、前回はVHSでアナログ録画したが、今日はパソコンでデジタル録画した。デジタルでは、録画されたものを見るのに3倍、10倍、50倍と再生速度を変えることが出来る。巻き戻しも同様である。また、スロー再生もでき一こまずつ送れるので、画面の静止画キャプチャをするのに便利である。放映場面の決定的瞬間を画像にして保存することができる。美術の番組では、絵の全体や部分をいくらでも画像にすることができるので、これを保存しておけば、りっぱな画集になるだろう。大阪城梅林の梅は、例年であれば、年明けとともに開花し始めるのであるが、今年は厳冬のため遅れるとは思っていたが、とりあえず行ってみた。案の定、まだまだつぼみは小さく硬かった。つぼみの大きさは米粒の半分くらいしかない。唯一咲き始めていたのは、蝋梅だが、これとても、まだ一分咲き程度。例年なら8分から満開近く開いているのだが・・・写真は、上:花のない梅林と紅梅のつぼみ、下:蝋梅赤き点 枝一杯に 梅蕾
2006.01.09
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今日は、午前中はテレビで「報道2001」「日曜美術館」などを見た後、京都高島屋で開催されている「モーリス・ユトリロ展」を見に行った。昨日は厳しい冷え込みだったので覚悟していたが、幸いいい天気となり寒さも幾分緩んだようだ。3連休の中日、宵々恵比寿、デパートのセールなどが重なり、大変な人出だった。ユトリロ(1883-1955)は去年が没後50年に当る。父を知らず、母ヴァラドンによって育てられたが、少年時代から酒癖が悪く精神病院に入院したこともある。しかし医師の勧めで始めた絵で天賦の才能を発揮。絵の制作と泥酔を繰り返しながらの荒れた生活の中でも、立派な作品を次々と残して行った。評判の高い「白の時代」から「色彩の時代」に至る80点が展示されていて、見ごたえのある展示会であった。作品は下記のキーワードに沿って展示されていた。・モンマニー時代(1904-8)・白の時代(1910-14)・母ヴァラドンの生い立ちと転機・ヴァラドンの恋とユトリロの後見・画家としての自覚・ユトリロとアルコール・母ヴァラドン・弟ユッテルとユトリロ・色彩の時代(1920-55)・ユトリロの女性観・ユトリロの結婚(1935)・ユトリロと信仰・晩年の時代母ヴァラドン、祖母、後見人、義父、弟、妻リュシーらとの複雑な関係やジャンヌ・ダルクを敬愛していたことなど、ユトリロの生涯を画風の変化と結びつけて知ることができた。一生を自分の酒と周囲の人の金儲けための絵画制作につぎ込んだユトリロは果たして幸福だったのだろうか?惨めだったのだろうか。下図の左上:「モンマルトルのアブルヴォワール通り」1911年頃、右上:「マリジー・サント・ジュヌヴィエーヴ教会、フェルテ・ミロン郊外」1911-12年頃、右上:「ラバン・アジル」1912年頃冬晴に ユトリロの絵の 白に酔ふ
2006.01.08
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今日は、テレビでNHK俳句と俳句王国を見た以外は、殆どの時間を今回購入した百科事典とペンタブレットのインストール、試用に費やした。どちらも、年末にソースネクスト社の年末バーゲンに出ていたのを申し込んだもので、百科事典は65%オフ、ペンタブレットは68%オフという価格であった。代金は年末にローソンから支払をしたが、現物は年が明けて昨日届いた。百科事典は、平凡社の世界大百科事典(83000項目)の文字全部と白黒イラスト・表の全部が収録されていて、その他に、6つの図鑑、世界・日本地図、世界・日本名所各1000の動画映像が付いている。これまで、簡単な百科事典(マイペディア)をパソコンに入れて使っていたが、これに比べると格段に詳しくて使いやすい。6つの図鑑(植物、哺乳類、昆虫、魚、爬虫類、鳥)も写真、動画、音声がふんだんに入れられていて使いやすい。ただ地図はあまり詳しくなく、世界地図なら何とか使えるとしても日本地図はお粗末である。世界・日本名所の動画映像は、全2000か所各15秒ずつ収録されているが、説明がないのでわかりにくい。それでも全部見ると8時間以上かかる膨大な量である。画像もやや小さい。鳥の図鑑をざっと見てみたが、鳴き声や動きがわかるので、書籍の図鑑よりわかり易くて役に立つ。百科事典には、ほかに「言葉探索」というのが付いているがこれはまだ使い方がよくわからない。しかし、百科事典と図鑑だけで、17800円は安いと思う。いい買い物であった。下は、ソースネクストの記事。松七日 パソコンで見る 鳥図鑑ペンタブレットは、細かな絵や図などを書くときにマウスの代わりに使うものだが、本体もさることながら、付属しているソフト「Photoshop Element 3.0」「Painter Clasic」に魅力があった。画像処理関係のソフトはたくさん持っているのだが、操作が複雑で一度覚えても、しばらく使わないと忘れてしまう。簡単な操作で高度な機能が使えるものとして定評のあるこれら二つを使ってみたかったのである。「Photoshop Element 3.0」は、単体で買うとこれだけで12000円くらいするのに、ペンタブレットや他のソフトが付いて6200円とは安すぎる。これもいい買い物であった。下は、ソースネクストの記事。
2006.01.07
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今日は、今年初めてのキッズプラザでの活動日。冬休み中のため団体客はなかったが、親子連れのお客さんで大いに賑わった。広場は、入場制限制で、ゲームも2種類に絞っての体制。犬のゲームと汽車のゲーム。犬のゲームは幼児向きだが、汽車のゲーム(しゅっぽっぽ)は大人がやっても十分楽しめるもの。戌年のためか、犬のゲームに人気が偏ったが、汽車のゲームもして欲しかった。工房では、パソコンで犬を作ってもらった。写真のように部品を組み合わせて犬の形を作り、色を塗る。犬は立体的に自由に回転でき、部品ごとに違う色を塗ることができる。作った犬は自由な方向に回転させ、カードにプリントして持ち帰ってもらう。みんな真剣に作り、出来上がったプリントに感動していた。有料となるが作った犬を成型してもらうこともできる。写真は、組み立て中の犬、完成した犬、パソコン画面、プリントされたカード。初パソコン 犬の人形 作る子ら
2006.01.06
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今日は午前中は、パソコンの古いハードディスク(HD)から新しいHDにデータを移す作業をし、午後は、大丸・梅田で開催されている「古代エジプト展」を見に行った。HDのデータ移動は、フォルダやファイルを選んでドラッグ&ドロップするだけなのだが、フォルダの中に破損ファイルが含まれているとそこで止まってしまう。止まってしまうと、どこまで移せたか確認してまた続きをしなければならない。データが壊れたのは、12月初めに大量のデータを失ったときであろう。必ずしもデータを移動させなくてもいいのかもしれないが、新しいHDをかったのだから、それ一台に集約したいと思ったのである。エジプト展は、何度も見ているので、目新しくはないが、これまでみたことのない発見もあるかもしれないと思って、見に行った。平日なのに案外多くの入場者があった。説明書きを全部読みながら2時間ほど見た。今回のイベントは、ドイツ・ヒルデスハイム博物館からの出展で、大小133点が展示されていた。展示は、次の3つの部門に分かれていた。1.神々との対話2.再生・復活への祈り3.冥界への旅立ち1.では、ベス神、ホルス神、オシリス神、イシス神など神像やラムセス2世など王や女王のレリーフなど36点が展示されていた。エジプトの神は1000もいるという。それぞれ動物の姿で象徴されている。2.では、死者に供える道具や飾り、墓を隔てる偽扉、副葬品、人型など、死者の復活を信じて祈るための品々44点が展示されていた。3.は、この展示のクライマックス。子供のミイラ、石棺、きれいな飾りのついて木棺、宝石や貴金属の装身具、黄金のミイラマスク、ミイラを巻く布、副葬する神像など、埋葬の実態がよくわかるような品々33点が展示されていた。入場券とトト神像(トキ)黄金を施したミイラマスク、ラフィウトの木棺の蓋と本体五千年 木乃伊に出会ふ 去年今年この展示は、吉村作治先生の監修によるもので、先生はピラミッドは王の墓としてではなく公共的儀式のために作られたと主張されているそうだ。
2006.01.05
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今日は、午前中は、インターネットのお気に入りの整理をしたあと、カワセミの写真サイトから写真をダウンロードした。午後は、所要で神戸へ行った。カワセミの写真サイトについては、昨年6月14日のこの日記で紹介したが、岩土さんという人が運営しているもので、毎日平均5~10枚のカワセミの写真がアップされている。これまでに約2300枚、私は全部ダウンロードされてもらっている。カワセミ以外にも、ジョウビタキ、オオジュリン、モズ、ホウジロ、ヤマセミなどの写真もたくさんある。図鑑よりも迫真的で様々な状況や向きの写真があるので、初心者が鳥の名を覚えるのにも役立つ。写真は昨日のもので、たまたまカワセミが獲物を捕まえ飲み込もうとしているところ。大きな魚を地面に叩きつけて弱らせ、数分かかって飲み込んだそうだ。飲んだ直後は、のどが大きく膨らんでいたとのこと。こんな場面には滅多に遭遇しないであろう。生き物の 食物連鎖 冬の川
2006.01.04
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今日は、殆ど在宅で、パソコンの前に座っていた。新しいパソコンの機能についてマニュアルを見ながら確認したりしていろいろな発見をした。パソコンの操作をしながら、パソコン画面の一部でNHKの新撰組総集編などのテレビ番組を見た。まずWinXPの便利な機能がシステムの復旧。元日からパズルを解くのに、Basicでプログラムを組んで走らせたりしていたが、そのソフトがwinXP対応ではなかったためしきりにアラームが出た。それでも構わずに走らせたせいか、パソコンのスピードがだんだん遅くなり、遂にはファイルを開くのに数十秒かかるほど極端に遅くなってしまった。システムの復旧機能を使って、これを12月31日に状態に戻してやると、あれ不思議、元の速いパソコンがよみがえった。嬉しかった。もう一つは、テレビやビデオの静止画キャプチャ。見ている画面のここぞと思うところで、スナップ写真を撮るようにしてボタンを押せば、その画面が静止画として保存できる。面白いのでいろいろな画面を保存してみた。下記は先日(12月27日)NHKで放送されたマルコ・テンペストのマジックを録画しておいたものから静止画を切り取ったもの。マジックは、ビデオに撮られると種がばれることが多いが、このルービック・キューブを使ったマジックもよく見れば種はばればれである。ナポレオンズの二人がサクラになっていることがよくわかる。折角みんなに混ぜてくれと言っておいたのに、キューブはナポレオンズの二人から受け取っている。使っているキューブは種のあるキューブなのだ(市販もされているもの)。じっくりと マニュアルを読む 猪日かな(上左→上右→中左→中右→下左→下右の順に見て下さい)
2006.01.03
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今日も、午前中は年賀状パズルの問題解きで時間をつぶし、午後は新しいパソコン(winXP)の使い方をいろいろ勉強したりし、3時半からは、昨日の続きでNHK-BSで「夢の美術館ー仏の美100選」を見た。仏の美100選は、昨日とあわせて6時間の長時間番組だったが、仏教美術についての解説がふんだんに取り入れられ、仏像といえば日本のお寺で見るものしか知らなかったが、アジアのお寺以にも珍しい表情の仏像や磨崖仏、壁画などがたくさんあることを知ることができた。写真は、阿弥陀聖像来迎図、阿修羅像、サナバザル作の白いターラ菩薩、木喰作の観音像どっぷりと テレビに漬かる 狗日かなこの番組は、すでに12月10日、11日にNHKハイビジョンで放送されたもので、今回のはその再放送であった。また、6時間を4時間半に縮めたものがNHK総合で来る1月9日に再放送される予定だ。また、仏の美100選の画像は、NHKのサイトで見ることができる。
2006.01.02
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2006年、平成18年の新しい年が明けた。雑煮とお節で祝ったあと、慣例となった大阪天満宮への初詣。帰宅して年賀状を読んだあとは、これも毎年恒例のパズル仲間からのパズル解き。午後は、一時BS放送の「仏像の美100選」を見た以外はほとんどパズル解きに費やした。今年の正月は暖かい好天に恵まれて、大阪天満宮は押すな押すなの大混雑、お参りは、遠くからお賽銭を投げて済ませ、破魔矢を買うための行列に並んだ。写真は、大阪天満宮の人ごみの状況。様々な 願ひ事あり 初詣今年は、年賀状で大失敗をした。覆面算で、今年もどうぞ÷よろしく=18(く=9)とすべきところを今年もどうぞ÷よろしく=2006(く=9)としてしまった。これでは解がない。パズル仲間から、電話で間違いを指摘してもらって初めてわかった。ご迷惑をかけた方にお詫びします。
2006.01.01
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