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2009年08月24日
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テーマ: 選挙!(969)
今日はものすごいゲリラ豪雨の中でも


投票所内で、不定期だけど持ち場を変えての労働中
入口で受付をする前に、来場者に書いてもらう請求書カードの
案内をする係を担当していた。
次から次へとやってくる人への対応の中で、
一瞬だけ人が減った時に、もう一人いた同じ担当のおばちゃんから、
「今日は今までの中で、(区の職員の対応が)史上最悪よ」と耳打ちされた。

あっそ。(-_-;)


そんな中、一人の老人が投票にやってきた。
歩行補助用の手押し椅子を押しながら、ゆっくりと。
2人で腰掛けやすいように椅子を引き、カードの書き方を説明した。
その後数分は、まったくその老人のことは気にせずにいたら…

おばちゃんが老人に呼び出された。
昭和一桁のお爺ちゃんは「別に投票日に来れない理由なんてない。
今日でなくても良かった。ただ、もう自分は身体が弱いので
投票日にもしもの事があったら、という不安がある。
だけど投票はしなくてはいけないという思いからはるばる来た。
だから、期日前投票をしに来た理由を書く欄の選択肢がない
役所に来るのも大変だけど、今日は頑張って来た」

だから、投票日に来れない理由が書けない、と言っていた。

おばちゃんは一緒になって「どうしましょう…」と言っていたので、
ここでおばちゃんに時間を取らせるのはいかんと思い、
すかさず私は職員を呼んできた。

同じ内容を職員に一生懸命話しているお爺ちゃんだったけど、

この期日前投票の用紙の記述方法はおかしくないかと問いただすお爺ちゃんにも
「はいはい」と上の空のようにそっけない返事。
そしてお爺ちゃんに向かって「いいですよ、どれでも適当に印をつけてもらって」と言った。

お爺ちゃんは逆上した。「適当ってなんだ!」
もう手がつけられないほどに怒鳴った。
他の人たちも皆驚いてこちらを見ている。
職員はそれでもへらへらと「いえ、適当ってわけじゃないんですけど」
「あんたは今適当にって言ったじゃないか!」
「…」
「こっちがどんな思いで投票へ来たのかわかってるのか!」
「わかってます」
「じゃあ言ってみろ!」
「…えと…」
「人の話も聞いてなかったのか!」
「…」

こんな会話が10分近く。
私とおばちゃんは対応に追われていたけど、しっかり聞こえていた。

挙句の果てに職員はお爺ちゃんにこう言った。
「で、投票はしますか?しませんか?」

…最悪だ、こいつ…(-_-メ)

お爺ちゃんは「こんないい加減な対応されて、投票なんてできるか!」
と言い放って、帰る支度をし始めた。
「そうですか」と職員は言うだけだった。
「あんた、名前は?どんな役職だ?しかるべき所に言ってやる。」
お爺ちゃんに聞かれた職員はもごもごと名前を言った。
お爺ちゃんは茹蛸のように顔を真っ赤にして帰っていった。

その後、職員は私達の所に来て
「いやぁ、まいったなぁ~~ははは~」と言って部屋へ入っていった。
私は無表情だったと思う。
同じ話を別の職員にも話していた。まるで笑い話のように話していた。

無表情で仕事をしながら、私は怒りが頂点に来ていた。
こいつらにはSCの精神なんてものはない。知らないから仕方ないだろうけど、
それでも必死の思いで投票をしにきた人に対して
あまりにも酷すぎる対応だったと思う。

どの立場から物事を話せば良いかによって、
対応は変わってくるとは思ったけど、
まずは最初に尋ねられた時に、その他の理由を選択させて、
詳細を記載してもらうという手もあったと思う。
コンピュータ処理上、無印での提出が出来ないと言われているので、
その理由をお爺ちゃんにわかってもらう説明が必要だったとも思う。
たとえそれが理不尽だったとしても、決められた事に逆らえない。
お爺ちゃんの理由がどうであれ、処理はしなくてはならない。

そして職員は、全国で一斉に同じ条件で提出をしてもらうので
お爺ちゃんのような人の事を考えていない無機質な紙について
謝罪をすべきだったと思う。
それが、どんなに理不尽だったとしても、怒っている相手に対して
火に油を注ぐような発言は極力控える事が必要だっただろう。
職員は一度も謝らなかった。
せめてクッション言葉を使ってお爺ちゃんが気持ち良く投票出来るよう
最低限の努力をすべきだったと思う。

貴重な一票が無投票になった。
色々な思いでわざわざ来た大事な一票が…

ほんとにこいつら、かわいそうだ。
こういう世界しか知らなくて、それが当たり前だと思っている。
政治家だけがおかしいわけじゃない。
役所にいる人間たちは、別の生き物なのではないかと思う時が多い。

「あれは…酷すぎるね」おばちゃんが話しかけてきた。

仕事終わりの駅までの道のりは、今日起きた事で皆怒っていた。
他にも色々と有り余るほどの職員の対応に
言葉を発する気力も失せていた私だった。
ただ、怒って帰っていったお爺ちゃんの手押し椅子の音が残っていた。
お爺ちゃんの代わりに、私があの職員を…
ひいては役所の人間の対応を訴えたいという衝動に駆られた。
助けてあげられなくて、ごめんね、お爺ちゃん。
そんな気分だ。






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最終更新日  2009年08月25日 00時24分07秒
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