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カテゴリ: 政治的
 アメリカ大統領選民主党候補指名争いは形の上では2対2の互角になった。黒人人口の多いサウスカロライナ州で予想通りというか、世論調査の結果通りというか、オバマ候補の勝利であった。

 南部の黒人人口の多い州であるから当然といえば当然だが、
 あえて言えば、オバマ候補の得票率55%は世論調査の数字を上回った結果であった。

 サウスカロライナ州の民主党支持者の約半数の黒人有権者の8割を超える支持を集めたのは予想外であったと、本人も思っていただろうし、黒人に人気の高かった前大統領ビル・クリントンも必死の応援であったヒラリー上院議員のショックも大きそうだ。

 2対2の五分で振り出しに戻ったといえないこともないが、
 ヒラリー陣営にとってはショックでオバマ陣営には大きな希望となった。

 エドワード候補は一人蚊帳の外でオバマとヒラリーの一騎打ちムードはいよいよ激しくなっていくが、エドワード候補も支持率の上ではかなり検討している。エドワード候補は次へのステップと言うことだと思うが、サウスカロライナ出身でもやはり検討していると思う。
 オバマ氏の得票率55%は、クリントン氏の27%で、同州出身のエドワーズ候補は18だった。
 オバマ候補は勝利宣言し、


obama1



 「ありがとう、サウスカロライナ。この選挙は黒人対白人の戦いではない。過去と未来との戦いだ」と、名言を残した。それはアメリカで大統領は人種の枠を超えた存在であることを宣言しているが、同時に人種の枠を超えた選挙戦でなければ勝利などないのがアメリカ大統領選挙だとの認識を協調した言葉でもあった。オバマ候補の勝利は黒人の枠を超えたものではなかった。

 人種の枠を超えた支持がなければ、
 大統領の椅子へは到達できない。
 現在までのオバマ候補の選挙は、
 初のアフリカ系大統領への期待の方が、
 大きかったのは確かだろう。

 人種の枠を超えた支持がなければ勝てないのは当然で、黒人以外のヒスパニックなどの支持も今のところはヒラリー・クリントンがまだ上のようで、これからが本格的な選挙戦になる。


 「希望」と「変革」が叫ばれる中、「ありがとう」と何度も手を振るオバマ候補に寄り添う夫人の方が次第に風格を増していくような気もする。そんな思いで見ていると夫人の顔にライス国務長官が重なったりもする。

 「この男をワシントンに送ろう」と、言う夫人の顔は慄然として美しかった。

 この選挙戦で注目されるのは、
 旦那であり奥さんであるが、

 互角の存在感を持つ、
 スーパー・レデイーと言うことにもなる、
 無名のはずのオバマ夫人である。

 「2人のクリントンを相手に戦っているような気がする」と、元大統領の応援に怒りさえ表したオバマ候補だが、テレビのニュースで見る限りオバマ夫人は元大統領以上の存在感を見せている。












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最終更新日  2008.01.28 06:55:27
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