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カテゴリ: 事件簿


 プリンス・ホテルグループであった。 

 そのプリンスホテルから日教組はつまみ出された。
 高級ホテルが客の都合ではなく、
 外部の圧力で客をつまみ出した。
 そんな格好になったのが、
 プリンスホテルと日教組の確執だ。

 日教組の関係者ではないし、

 プリンスホテルと日教組の問題は、
 そんな人間にも考えさせられる問題である。 

 考えてどうかなるものでもないし、西武鉄道傘下の大ホテルグループとっては、日教組であっても一組みの客などにかまっていられない。

 と思う反面、

 右翼の騒音に屈した高級ホテルの名前は永久に消えないと思う。
 客を寒風の中に放り出したプリンスホテルの名は永久に残るだろう。

 宿泊客を守る為に戦うホテルマンのイメージさえあるが、そうではなかった。周辺の住民や大学受験生のことを考慮しての右翼の騒音対策のためと、もっともらしい口実は、裁判所の決定も無視したなど、問題が浮かび上がることにもなった。

 裁判所には従わないが右翼には従うホテルであり、
 その右翼は正当な思想的な右翼団体ではなく、
 騒ぐことで存在を示す似非右翼団体が多いわけで、
 日教組と思想的な対立をした右翼でもない。


 兎にも角にも、裁判所の決定も無視したホテルである。

 暴力に屈しない法事国家日本の、
 代表的な高級ホテルプリンスホテルの高慢さは、
 日教組も右翼の宣伝カーも単なる高慢さを証明する要素に過ぎない感じだ。

 言い訳に受験生は地域住民のためというのも、いかにも尤もらしいが、右翼と日教組の年に一度のお祭りを壊した功績はあるかもしれない。右翼の宣伝カーの騒音に負けたのは、「誉め殺し」の竹下内閣総理大臣を思い出すが、「誉め殺し」も右翼の戦法の一つであった。そこには厳然と右翼が存在したが、日教組と追っかけっこする右翼は違うような気がする。。


 「司法判断は重く受け止めなくてはならない」と、

 仰った社長様は、

 「集会で約7000人の受験生に迷惑がかかる」と、

 自己主張と社会正義を唱える。

 右翼がホテルの廊下まで進入するわけでもないのに、
 受験生の迷惑を考えるから凄い。

 騒ぐ右翼への抗議一つもなしに、
 警察も相談もなしに、
 日教組を騒音の源として排除したというわけである。


 「開催していたら、系列ホテルを含め約1万人の宿泊客や約2万5000人の近隣住民に迷惑をかけ、付近の幹線道路でも渋滞が起きた」と、

 ホテルの取った処置は正しかったと主張する。

 1万人の宿泊客、
 2万5000人の近隣住民、
 幹線道路の渋滞、
 そして受験生のためも含めると、
 凄いホテルである。

 突然の契約解除で、日教組の全体集会が1951年以来、初めて中止に追い込まれたことなどは、どうでもいいことで、そんな事は日教組の問題で、一般社会とは関係ない。

 一般論は右翼の騒音に負けたホテルだけである。

 しかし、記者会見での社長さんは、
 「安全安心のための判断」を唱え、
 メールや書面で約270件の批判が寄せられているという。

 教研集会参加者190の予約の解約について、港区は旅館業法違反にあたる疑いがあるという。

 「お客様の安全安心の確保のため両方解約した」と、
 安心安全を強調するらしいが、
 「宿泊を受け入れたとしても、混乱を招くことにはならない」と、
 行政からも指摘されているという。

 お役所から指摘されることの意味は大きそうだ。







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最終更新日  2008.02.27 11:40:39
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