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2008.04.18
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カテゴリ: 事件簿
 スイス銀行は如何なる権力にも屈しない銀行のイメージであった。
 絶対中立で顧客保護を貫く銀行のイメージであった。
 例え闇の資金であっても同じだと思っていた。
 例え犯罪の収益金であっても、
 スイス銀行は保護してくれると言うイメージがあった。

 日本の闇金融グループの資金がスイス銀行に預けられ、そして、スイス当局に没収された。闇金融グループの資金の一部が、日本に返還ニュースは被害者にとっては嬉しいニュースだ。

 勿論被害額が全額返還される事などありえないが、
 例え一部でも返還されると言う事は、
 被害者にとっては明るいニュースである。



 闇金の帝王と呼ばれたグループのリーダーは組織犯罪処罰法違反で裁かれた。
 判決は懲役刑と追徴金が94億円だった。

 スイスから日本への返還する義務はないという。日本は2006年12月に改正組織犯罪処罰法で犯罪収益を被害者に分配する手続きが定められた。改正組織犯罪処罰法の施行で没収金が被害者に戻る仕組みがで整ったことを受けて、スイスから返還されるらしい。

 返還された没収金は改正法に従って被害者に返還される。勿論簡単に被害者の元に届くわけではいないだろう。様々な手続きを経ての返還になるのは当然で、被害者の手元に届くまでには煩雑な手続きが必要であり、かなりの時間がいるのも当然だ。

 アル・カポネとエリオット・ネスの戦いは「アンタッチャブル」であるが、日本の闇金融と検察などの法務当局との戦いはどんなドラマが展開され、スイス銀行からの資金没収や其の一部の返還まで辿りついたのだろうと、ドラマ性を考えるが、どうもドラが見えてこない。

 検察の勝利であっても被害者の救済ではないという声も聞こえるようだが、大きな意味のある出来事には違いない。闇金融グループの頂点に君臨する方は市民感覚では理解できない学の追徴金でも簡単に支払う資金力には感服する。






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最終更新日  2008.04.18 07:59:56
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