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カテゴリ: 政治的
 「さもしい」を広辞苑で調べたらと官民主党代表代行は「見苦しい、みすぼらしい、卑しい、卑劣である、心が汚い、、」と、


 「さもしい」の語源は沙門だと言う。仏教語の沙門は、修行僧、出家者、僧侶、桑門のことであり、優婆夷、優婆塞と同じような意味で、一般の人間と共に生活し、一般の人間を助ける修行僧のようだが、さもしいは、何とも悪い意味になったようだ。

「卑劣、汚い、みすぼらしい、、」と、、、。

「さもしい」論議である。




 追求されるほうもさもしいと言うのが、
 田舎の高年者の社交場、
 モーニングサーの喫茶店での結論だ。



 「揚げ足取りだけして、俺はこの男はデイ嫌いだ。オクヤマのヨシアキがそうだった。」

 元土木作業員の土方の秀さんが少々怒り気味に言う。

 「ヨシアキは何でもかんでも、俺が中心で、世界で最も頭がいいのは自分だと思っていた。市会議員に立候補した時は、俺は反対だった。だから俺の家の近くでは演説もしなかったもんだ。死んだ今となっては懐かしくもなるが、あいつは駄目だった。俺によ。この俺に土方は差別用語だから、土方のお前でも使っては駄目だと、きたもんだ」



 「さもしいか、俺はそんな事より矜持におそれいった。」

 今では年齢不詳に近いが元国鉄マンの勇栄さんが秀さんの話に重ねて話し出した。

 「一万二千円の矜持だからな。孫は前借を申し出て母親に怒られて、俺のところに北ものだ。婆が貸すと言うが俺は矜持を説明して断わった。矜持だぞ。俺は矜持は腹を切る事と思っている。だから孫の前借を断わった」

 元国鉄マンの勇栄さん九十歳を超えて、今では年齢不詳に近いが、未だに軽トラックを乗り回し、山歩きも盛んなつわものだ。紅葉マークを頑なに拒んでいたが、遂に折れて紅葉マークを愛車の軽トラックの前後につけた。感想を聞かれると「まるで黄門さんの印籠だ」と感動的に語り、俺は人生を無駄にしたと付け加えた。

 年齢不詳の元国鉄マンの勇栄さんは、麻生タイプは大嫌いだと言う。もとの上司にそっくりな奴がいた。死んだ人間を鞭打つ気はないが、何でも独断で決めたがる男で、機関車を逆走させても、持論は曲げない頑固な男だった。麻生的な論理は他人の口を挟むのを嫌うと言う。まだ、国鉄の公務員的お偉いさんなら、直属の部下以外に影響を及ぼす事はないが、総理大臣の発言は国の内外に直接響く。ましては、不況下では、生活にも直結しそうだと続ける、元国鉄マンの九十歳越えの勇栄さんだ。

 「どっちもどっちよ。」と言うのは、

 軽トラックで出かけた秀さんを、家で心配して待つよりは、一緒に出かけた方がまし、と、軽トラックの助手席に乗り、今では何処に行くにも一緒の愛妻玉緒婆さんだ。嘆きの玉緒と呼ばれた、会う人毎の嘆きの言葉は、知る人ぞ知る恐怖の一つだったが、一説には一緒に出かけるようになってから、嘆きがなくなったと言う。

 「今更、過ぎたことをああでもない、こうでもないと、人の揚げ足だけ取って、こんな男はいやだわ。それに、一万二千円をくれるのに、何をもめているのかね」

 玉緒さんは続けるが、

 「一万二千円でいいんだね。秀さん、あんたのとこは、一万二千円で。残りは僕が貰ってもいいんだね。玉緒さん。僕たちは二万円だが、お宅は一万二千円でいいんだね」

 勇栄さんは何度も年を押す。



 秀さんは愛妻を睨み付けて言った。

 民主党代表代行官直人的なものと、内閣総理大臣麻生太郎的なもののぶつかり合いは、玉緒婆さんは、どっちもどっちだと言う。秀さんは官的なものが嫌いで、勇栄さんは麻生的なものは嫌いだ。国民は嫌いなもの同士のぶつかり合いを、冷めた目で見ているだけと言うことになりそうだ。

 殆んどの国民は政治家ほど、定額給付を問題にはしていないのだろう。







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最終更新日  2009.01.09 09:05:43
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