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高1自殺、顧問の責任否定 アンケート廃棄「苦痛与えた」 札幌地裁04/26 01:15 更新 北海道新聞 2013年3月に札幌市の道立高校1年の男子生徒=当時(16)=が自殺したのは、所属する吹奏楽部のトラブルで当時の男性顧問教諭から叱責(しっせき)されたのが原因として、生徒の母親が道に約8400万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が25日、札幌地裁であった。高木勝己裁判長は顧問による叱責などの指導に問題はなかったとして自殺に対する元顧問の責任を否定した。一方で高校が自殺の原因を調べたアンケートを廃棄したことで原告に精神的苦痛を与えたとして、道に110万円の支払いを命じた。 判決によると、13年1月に生徒と他の部員がメールのやりとりでトラブルになった際、元顧問は生徒のみを叱責し、全部員の前で謝罪させた。3月にも生徒が行った別の部員に関する発言について「俺なら黙っていない。おまえの家に怒鳴り込み、名誉棄損(きそん)で訴える」などととがめ「他の部員に一切メールをしないこと」を部活に残る条件として要求。生徒はその翌日に自殺し、原告は16年3月に提訴していた。 判決理由で高木裁判長は、生徒のメールは全部員を動揺させ、発言も他の部員の名誉を傷つける可能性があったと指摘し「指導の必要があり、方法も違法とはいえない」と判断。「指導が自殺のきっかけとなったことは否定できないが、原因は複雑かつ多岐にわたる」と述べ、自殺との因果関係は認めなかった。 一方で高校が、在校生アンケートを道教委が定める保管期限5年を待たずに廃棄したことは「自殺の原因に対する有益な情報を確認する機会を失わせ、多大な苦痛を与えた」などとして賠償を命じた。 原告側は「控訴を検討する」とし、道教委は「判決の内容を十分検討し、今後の対応を判断する」とコメントした。(中秋良太、松下文音)関連記事札幌・吹奏楽部指導死訴訟 同級生が証言「顧問は、一切、連絡をするなと言っていた」孤立していく様子が明らかに この時点で裁判所から開示を命令されていたのに、道教委は破棄させていた。顧問や学校側に不利なことが書いてあるから破棄したと考えるのが妥当だろう。ご遺族の悔しさや悲しみを考えると、言葉がない。体罰後に自殺した生徒の先輩らが語る学校・部活の体質―シンポジウム「きょうだいらが語る『指導死』」より(上)恣意的・感情的な指導、配慮に欠けた指導直後に自殺した子どもたち―シンポジウム「きょうだいらが語る『指導死』」より(下)↑この記事に、自殺した生徒の姉が証言をしている。
2019年04月26日
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<社説>きょう憲法記念日 平和主義世界に訴える時だ 北海道新聞公布80年の憲法論議 主権者として向き合おう 毎日新聞憲法記念日 世界の激動踏まえ議論深めよ読売新聞[社説]憲法記念日に 改憲前のめりを危ぶむ 沖縄タイムス〈社説〉憲法記念日に 平和主義を拠り所として 信濃毎日(社説)戦後80年と憲法 この規範を改めて選び取る 朝日このような読み比べをするためには、ネットは本当に便利!昨日の報道特集の古賀さんの言葉にはとても共感した。このような考え方をする政治家がいなくなってきたのは怖い。「憲法9条守るべき」自民党・古賀誠元幹事長(85)が語る9条の改正と“強い国”の姿【報道特集】
2026年05月03日
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久しぶりに小山内さんのブログを読んで、ああ、今もお元気だとホッとした。彼女は私と同世代。彼女を知ったのは、多分47年前。つまり、いちご会がスタートした年だと思う。あの時代に、重度の障碍を持つ女性が、施設を出て地域で自立しようとするなんて、周囲からはきっと奇異の目で見られただろうし、わがままとも思われたであろう。私は障害幼児に関わる仕事をしていたので、他者に依存せず自分の意志で生きたいの思いには共感したが、さて、この勇気とチャレンジが挫折したらどうなるのだろうと危惧もした。しかし彼女の意志の強さと志は正真正銘の本物だった。その後の彼女の生きざまには、私は変わらず尊敬し続けている。とはいえども、私は彼女の隠れ応援団であるが、彼女にとって私はその他大勢だし、彼女を具体的に支援したこともないはずだ。時々、自分のブログや話の中で、小山内さんのことを話したりする程度なのだけど、応援しているつもりの私が、いつも励まされたり活を入れられたりしている。 このブログにも活を入れられた。彼女にとってもだけど、同世代の私達にとっても「生きるためにはダイエット」なのだ。食べたものが無駄なく蓄積する性質の私にとって、多少の努力なしでは現状維持すらままならない。私は誰かの応援団でいたいと思っているのだが、それも健康があってこその部分も多い。もちろん、小山内さんを見ていると、たとえ誰かに介助されるようになってもできることはあるし、ましてや人を応援することはブクブク太ってもできるとわかってはいるけれど、自分の怠惰によって人の世話になるようなことにはなりたくない。高齢化によって次第にそれは避けられないとしても、努力で健康をキープできるならしなくちゃと、小山内さんのブログで自分に活を入れる朝でした。生きるためにはダイエット!心臓がグキっと痛い 2024年1月1日は穏やかな日であった。ヘルパーの大浦さんと、テレビを観てゆったりと過ごしていた。地方に居る友達に、電話をかけてどうでもいいことを語り合っていた。「ところで美智子さん、今年はいちご会なにをするの?」と訊かれ、私の心臓はグキっと鳴った手足が緊張し、今この内容を話したくない。と思っていた。 本当は、だいぶ前から頭の中で何をしたらいいか、考えていた。いちご会47年目である。あと3年は生きているから、50周年には何かやらなくてはいけないだろうか。と心臓がまたグキっと痛む。 これから、障がい者問題は施設解体とインクルーシブ教育である。2つの目標はもっともな事だが、実現に向けてどのようにしたらいいのか、考えるとまた心臓が痛む、大きな大きな課題である。ペットボトル水の光で 1月1日目から夕方まで、穏やかであったがテレビを観ると石川県周辺が震度7.6の地震があった。東日本大震災のことを思い出した。私は、5年前の北海道で起きた地震の際3日間マンションの中に閉じこもり、電気の無い生活をしていた。電気が付かないのでラジオと電気が一緒になったものがあり、それを付けペットボトルに水を入れ、その水を電気の前に置くと、茶の間は明るくなる。 ヘルパーさん達は、1階のある場所にカギを置き階段で上り下りしてケアに来て下さった。夜になると、不安であったが必ずヘルパーさんが来て下さったので心強かった。生き残るためにはダイエット! 1月2日夕方に日本航空と海保の飛行機が衝突して飛行機に火が付いた。日本航空の機内には379人が乗っていた、その人たちはキャビンアテンダントの誘導で90秒で全員飛行機から降りられたという。 元パイロットは「奇跡だ!」と言っていた。歩けない私が居たとしたら90秒は伸びてしまうのではないか、降りることを諦めてしまうのではないか。と考えてしまった。ヘルパーの大浦さんは私を担いで降りると言って下さったが、だったらもっとダイエットしなければいけないのではないか。と考えてしまった。 本当に恐ろしい事である。テレビの画面いっぱいに飛行機が燃えていく光景は映画のようであった。これが嘘であったら良いのだが。と私は強く思ってしまった。今日は1月3日何も起きないで欲しいと、このnoteを書きながら願っている。人間は弱いものだ 私は、障がいが重くなってきてトイレが近くなってきたので、あまり遠出は避けている。でも、やはり飛行機に乗って講演会などに行きたい!先日DPIでイタリアとスウェーデンの障がい者達が日本に来て「日本も早く施設を解体して下さい!」と言っていた。施設がまだたくさんあることは、私達にとって恥ずかしいことかもしれない。 私の生きている限りこの問題について解決していくためには、何が効果的なのか考えている。生きている時には間に合わないかもしれない。幽霊になっても厚労省の前に座り込んで、叫ぼうか!施設があることは恥ずかしいことです。健康な人達に施設に入って過ごしてみて下さい。と言わなければいけないのか。そこまで覚悟しないとならないと思っている。 でも、今は私の家には24時間ヘルパーが来て下さるようになった自分の生活は安心できるようになった。困った時のように腹が立たなくなってきている。これは困った障がいだ!自分だけは安心して生きられるようになったら叫ぶ声が小さくなってしまう。あぁ~困った困った!人間は弱いものだ、この課題を一生抱えて生きて行かなければいけない。がんばるぞ~!!
2024年01月13日
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6日、7日と二日連続で、息子たちのブドウ畑仕事の手伝いをした。今年は小雪で雪融けも早く、息子たちはブドウの剪定と番線への誘引作業をしている。私達は畑に残された剪定枝を集めて下に運び(畑は斜面なので)一日目の午後は、私はその枝焼き作業である。この日は風もなく暖かくて、抜けるような青空の向こうに見える山々の残雪の白とのコントラストが、本当に美しかった。(これは、畑に行く途中の風景。朝なので、まだ空の色がぼんやりしている)一日が終わると久しぶりの肉体労働に、足腰の筋肉痛と全身の疲労感。なのに、続けて二日も手伝ってしまった。息子たちからは何度も「無理しないで休み休みやってよ」と言われるのだが、目の前に山ほど作業を待つ光景を見てしまうと、どうしても少しは無理をしてしまうのはどうしてだろう。2日目は風もあったので枝焼き作業はやめて、ひたすら枝を集めて脇に置く作業。この枝をそのままにしておくと、すぐにグングン伸びる草に絡めとられて、枝が見えなくなってしまうのだ。それでも、今朝はこのように洗濯しながらパソコン作業する気力もある。私もまだ体力があるなと安堵している。
2020年04月15日
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「ケーキの切れない非行少年たち」宮口幸治/著【内容紹介】児童精神科医である筆者は、多くの非行少年たちと出会う中で、「反省以前の子ども」が沢山いるという事実に気づく。少年院には、認知力が弱く、「ケーキを等分に切る」ことすら出来ない非行少年が大勢いたが、問題の根深さは普通の学校でも同じなのだ。人口の十数%いるとされる「境界知能」の人々に焦点を当て、困っている彼らを学校・社会生活で困らないように導く超実践的なメソッドを公開する。【著者について】みやぐち・こうじ 立命館大学産業社会学部教授。京都大学工学部を卒業し建設コンサルタント会社に勤務後、神戸大学医学部を卒業。児童精神科医として精神科病院や医療少年院に勤務、二〇一六年より現職。困っている子どもたちの支援を行う「コグトレ研究会」を主催。医学博士、臨床心理士。図書館でふと目につき借りてきた本。この署名を見て想像したのは、「誕生日に家族でケーキを食べるような家庭環境ではなかった少年たち」であった。しかし、それも多少はあるかもしれないけれど、認知機能の弱さという個性を持ち、学校教育の中で困りながらもその特性に気付かれることなく棚上げされ続け、ピント外れの指導をや養育の結果、周囲から見れば非行少年の烙印を押される少年たちが沢山いるということだった。最後の方に認知機能を高めるトレーニング「コグトレ」が紹介されていて、なるほどなあと思うことが一杯あった。現在は「発達障がい」ということで特別支援学級に振り分けられる子ども達が多いと思うが、特別支援学級でこのような視点での子どもの個性理解や指導がされているのだろうか。「コグトレ」の具体的方法が知りたくて、「やさしいコグトレ」という本を買ってしまった。自分の活動の中で少しでも活用できたらと思っている。
2022年01月25日
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宿泊したホテルは食事つきではないので、近くのコンビニでパンやヨーグルト、サラダなどを購入して軽い朝食。前日は雨だったのだが、この日は晴天とまでは言えないけれど薄曇り。実は、私は「晴れ女」なのだ。それも、どうも父が亡くなってからのような気がしていて、私が旅をする時には父が空の上で雨雲のお掃除をしてくれていると密かに思っている。(妹たちの旅の時もそうなので、私たち三姉妹はそう信じているのだが、他の家族にはただの偶然と言われる)今回の旅も、一週間前には旅行中は雨の予報だったのだが、やはり今回も私が外歩きをするこの日は薄曇りだ。この日は、8時半頃にホテルを出て、徒歩で寿福寺→英勝寺を参拝。寿福寺の裏手にはがけ下に沢山のやぐらがあり、そこには著名人の墓も並ぶ。全部を丁寧に見てはいないのだけど、北条政子や高浜虚子の墓などはすぐに目についた。北條政子の時代から現代まで、多くの人がここに眠っているのだと思うと、厳粛な気持ちになる。英勝寺は白藤が有名のようだが、この時は五分咲きくらいだったかな。進んでゆくと竹林が美しく、根元にはタケノコがニョキニョキ。竹ってこのように育って、このくらいで皮が剥がれ落ちるのか…などと、竹林にはなじみのない地に住む私には興味深かった。その後、鎌倉の若宮大路の方に向かい、妹からのリクエストのあったお菓子屋さんへ。私は知らなかったのだが、鎌倉紅谷の「くるみっこ」というお菓子が有名らしい。実は前日、夫がお昼過ぎに紅谷に行ったらもう売り切れだったという。ということで、この日は開店の九時半に合わせて向かったのだが、まだ開店まで15分以上前だったと思うが、すでに長蛇の列が!店舗もそれほど広くないので、順次中に入って購入するというスタイル。このようなお菓子なら、鎌倉土産はこれにしようと必要分を購入した。その後、バスに乗って「火の見下バス停」で降車し、「大仏切通し」へ。鎌倉七口の一つに数えられる切通(史跡)。1241年(仁治2年)~1250年(建長2年)頃に開かれたとされています。明治時代にトンネルが掘られ、街道が今のバス通りに移りましたが、切通はかつてのままに残されため、鎌倉時代の雰囲気を残す貴重な小径です。住宅のすぐ脇を通るので、ここに住んでいる人は大変だなと思いながら切通しに向かった。夫は若い頃東京で働いていた頃には鎌倉や江の島の海にはよく来ていたようだが、当時は歴史的なものには興味がなく、高齢になってから切り通しを歩いてみたいと思うようになったとか。雨上がりで少し道は濡れてはいたが、まだ問題はなく元気に歩く。切り通しを抜けて江ノ島電鉄の長谷駅から腰越駅で降車し、昼食に予定していた「しらすや」へ。11時半頃に着いたのだが、店の前には人が沢山いるので、しばらく待つかなと思ったけれど、予想より早く店内に入ることができた。頼んだのはやっぱり「しらすづくし定食」どれもとても美味しくて、旬のしらすを堪能。その後は、江ノ電江の島から湘南モノレールで大船→(横須賀線)→北鎌倉へ。東慶寺を参詣してから亀ヶ谷坂切通しへ。そこを通り抜けてから少しバスに乗り、報国寺(ここも竹林が美しい)→杉本寺を参拝。杉本寺は鎌倉最古の寺ということで、確かにお寺も石段もご本尊も歴史を感じるものだった。しかし、この日はこの杉本寺の時点で20000歩を超えていたので、さすがに足が疲れていた。平地ではなく、山道を上り下りし、寺院も上り下りで、少しばかり膝が笑い出した。ホテルに戻ってから食事に出るつもりだったが、もう遠いお店に行く気がせず、ホテル近くのおしゃれな茶店のようなお店で、おしゃれなうどんを食べておしまい。その後はコンビニで翌日の朝食などを買って戻り、入浴してすぐにバタンキュー。さすがにこの夜はすぐに寝ることができた。結局私は23000歩も歩いたことになる。
2026年04月24日
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安倍総理は憲法改正が悲願のようである。北朝鮮問題なども、彼の悲願を後押ししているような気さえする。私は、憲法を金科玉条にして一言一句も変えてはいけないとは思っていないが、今の自民党政権のもとでは現憲法の肝がうやむやとなるような気がして嫌である。憲法施行70年、各党が声明・談話を発表 TBS系(JNN) 5/3(水) 4:27配信 日本国憲法は3日、施行70年を迎えました。安倍総理大臣が憲法改正に強い意欲を示し、改憲に前向きな勢力が改正の発議に必要な衆・参で3分の2以上の議席を占める中、各党が声明などを発表しました。 自民党は、「改正に向けた道筋を鮮明に示すことは国民各層の願いだ」と指摘。「改正への理解促進と幅広い合意形成に向けた活動をこれまで以上に党を挙げて取り組む」とする声明を発表しました。 自民党と連立を組む公明党は、「新たな条項を付け加える『加憲』の立場だ」との党アピールを発表しました。 これに対して、野党・民進党は、蓮舫代表が「安倍総理は年々憲法改悪への野心をあらわにし、数の力で達成することもいとわない姿勢さえのぞかせている」と批判。共産党の小池書記局長も「安倍改憲を阻止するため国民と力を合わせる」との談話を発表しました。 また自由党は、小沢共同代表が「安倍政権は憲法をないがしろにする政治姿勢を続けている」と指摘したほか、社民党も「憲法を安倍政権の意のままに変えさせない」との声明を出しました。 一方で、日本維新の会の松井代表は談話の中で、「現行憲法で対応しきれない場合は必要な範囲で変えていくべきだ」と主張し、日本のこころの中山代表も「現憲法の良い面は採用しつつ、新たな情勢への対応が必要だ」という談話を発表しました。(03日02:50).最終更新:5/3(水) 7:45
2017年05月03日
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連休中は、孫達や実家などを行き来して、バタバタと過ぎた。昨日だけは、夫婦で山菜取りの後で桜や花たちを求めて支笏湖や伊達などをドライブして、「休日」を堪能することができた。さて、ブログ開設以来、暇にまかせてブログ生活を楽しんでいたが、今週からいよいよ仕事が本格的になる。今までのような書き込みは多分できなくなると思うが、隙間時間や携帯からの書き込みで、なるべく更新していきたい。夜は、夫が留守の時以外はパソコンを使わないので、なかなかまとまった文章は書けないのである。リンクしている皆さんの所へも、おじゃまする機会は減ると思います。
2007年05月07日
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12月に入ってから、少し慌ただしく過ごしている。実は、私の関わっている「絵本を通しての子育て支援」をするボランティア団体が、来年10周年を迎える。今までの活動の振り返りと、今後の活動への意欲を高めるためにも、私は10周年などの節目の事業は意義があると思っているので、これをなんとか良いものにしたいと考えていた。毎月の例会では、「どんな行事にしたいか」ということで、会員の希望などを『夢を語る』ように話し合ってきた。その中で、現代社会における「絵本」の意味を語っている柳田邦男さんのお話が聞きたいという希望が複数から出ていた。実は私は、ノンフィクション作家としての柳田さんしか知らなかったので、最初にそれを聞いた時には「へー、最近はそのような方向にシフトしたのか」と思ったが、何冊か最近の著書を読んで、「なるほど」と納得した。そして、柳田邦男さんに記念講演をしていただけたらいいなとは思ったけれど、私たちのようなボランティア団体が実施する行事にお呼びするには、謝礼などで折り合わないだろうとも思っていた。しかし、なんというめぐりあわせだろう。柳田氏と親交の深い方と、別の行事で親しくお話しする機会があり、「だめもとだ!」と、思い切って柳田さんへのお口添えをお願いしてしまった。(私は臆病で慎重なくせに、時々とてもずうずうしくなる時がある)それから、メンバーと一緒に「懇願お手紙」を書いたり、会場となる場所や、関係機関との調整をしたりと気ぜわしかった。自分の中では「このようなチャンスが巡ってきたということは、天がOKと言っている」と信じ、「本当に実現するのか? 私たちにできるのか?」というメンバーに、「きっと大丈夫だよ」と言いつつも、確約をいただくまでは不安ではあった。だから昨夜、柳田さんからの了解のファックスを受け取ったときには、「やったー!」と、思わずFAXを手に私らしくもないガッツポーズをしてしまった。というわけで、これが私へのサンタさんからのちょっと早いクリスマス・プレゼントになったわけだ。さっそく、会場の予約や関係機関への諸連絡など、事務局担当の人に連絡したりアドバイスをしたり・・。この会では、イベント実施の経験は私が一番多いのだ。このような行事を行うには、失敗経験が多いほど役に立つというものだ。その点では、私は普通のボランティアよりは失敗経験は多いだろうと思う。自慢することではないが、これこそ『失敗は成功の母』になる可能性が高い。だがしかし、失敗の経験は不安を呼び起こす材料が多いとも言える。これから七月まで、私の脳裏にはいつも不安が漂うことであろう。それでも、今までもなんとかやってきた。きっと今度も、なんとかなるだろう。何よりも、会員の希望をかなえることができそうだという喜びが、今の私には一番の力だ。というわけで、最近の読書は柳田邦男の本ばっかり。「みんな,絵本から」「犠牲(サクリファイス)―わが息子・脳死の11日」「言葉の力、生きる力」「壊れる日本人―ケータイ・ネット依存症への告別」「この国の失敗の本質」以上、今月中に読んだ本です。さらに、現在の柳田さんは、絵本作家の伊勢英子さんと再婚されているそうだ。というわけで、伊勢英子さんの絵本も何冊か図書館で手に取った。とても美しい絵で、心いやされる絵本が多い。どちらかというと、大人の絵本が多いのだろうか。本当はご夫妻でお呼びするのがいいのかもしれないけれど、残念ながら私たちの資金力ではちょっと無理。柳田さんをお呼びできるだけで、私たちにとっては夢のようなことなのだから、欲は出さないことにしよう。
2009年12月24日
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今日は良い天気になったので、午前中は実家の畑にジャガイモとえんどう豆を植える。実家の妹も私も、特段家庭菜園が好きなわけではないのだが、これがあれば高齢の母も外に出ることが増えるので、そのためと言える。しかし、すでに母は農作業ができるわけでもなく、私たちに色々と指示をすることを自分の仕事だと思っている。つまり、私たちは母の手足に徹することが重要なので、あまり楽しい仕事ではないというのが本音。それでも、家の中でブツブツ愚痴を聞くよりはずっといいのである。作業終了後、我が家の花壇のための花の苗を買いにゆく。近くのホームセンターにも売っているが、花苗農家から直接買うほうがずっと安いので、そちらに向かう。まだ寒い日があるので、寒さに強く、長持ちするパンジー・ビオラ・マリーゴールド、サルビアなど、値段も一番安い花ばかり、約70株。昼食後に、花壇やプランターなどに植え付けをする。夫はテレビで日ハム対ロッテの野球観戦。今日こそ大谷に勝って欲しいと願いながらガーデニング作業をする私であった。時々、「今日は勝てそうだ」「と思ったら、やられた。これじゃ勝てないワ」「何とか持ち直した」などと、経過報告にやってくる夫。全く手伝う気はないようであるが、まあ手伝って欲しいとも思ってない。しかし、ちょっとくらい「何か手伝うか?」くらい言ったらこちらの気分もいいのにと、お腹の中でつぶやいたりする。作業を終えて家に入ると、大谷が8回を抑えていたし、なんたって9対4。今日こそ勝てるとホッとする。そのまま完投して、今年初勝利。気になっていた花壇もきれいになったし、気分の良い一日となった。
2016年05月01日
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毎日、本当に気になる原発関連ニュースや記事。何よりも、一日も早い終息を願っているが、その後のことを考えると知らなくてはいけないことが沢山あるような気がする。今日読んだネット記事。まずは、日本における原子力発電推進の背景を大づかみから。記者の目:「原子力ムラ」の閉鎖的体質=日野行介毎日jp特集ワイド:「国策民営」 日本の原子力、戦後史のツケ毎日jpこれから出掛けるので、また更新するかも。
2011年04月23日
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あの大震災と大津波から一年。あの日私は、友達と遅めのランチをしていた。心通じ合う友との語らいは、今の私にとってかけがえのない時間だ。あの日、私のように親しい友達と談笑していた次の瞬間に、あの大地震とその後の津波、そして原発事故の災禍に巻き込まれ、ある人は命を奪われ、ある人はかけがえのない人を失ったのだ。そんな今日、重松清の「きみの友だち」を読んだ。最近は重松清にはまっている。図書館に行くたびに、一冊は彼の本を借りてくる。今まで私が借りてきた本のほとんどの主人公は、小中学生。その時代の子どもたち同士や、子どもを取り巻く家族やその周辺のよくあるようなエピソードを、実に深く優しく丁寧にリアルに書きこんでいて、どれもこれも作者の体験談ではないかと思うほど。そして、どれもこれもかつての私自身やその友達関係とリンクしているようで、身につまされながら感情移入をしてしまう。そして必ず、読後は何とも言えないジンワリとした感動に心が満たされる。この作品でも、少年少女たちが必ず学校という場で突き当たる「友達関係」での本人達にとっては本当に切なく辛いエピソードが重なり合う。それぞれが、それぞれの性格や個性の中で精一杯それと闘い、次第に大人になる過程の中で、それぞれにとって大切なことを発見してゆく。そして、時には残酷で辛い結果とも向き合うことになる。それでも、人との関係なくして存在できない人間達は、葛藤であれ楽しい時間であれ、心がつながり合ったり傷つけあったりしながらそれをかけがえのない思い出と変え、その後の人生の土台となったり力としてゆく。この作品には「みんな」という言葉がたびたび出てくる。「みんな」という影にどれほど人が怯えてしまうかは、大人達も容易に理解できるだろう。「みんな」の影に怯えるのは愚かだと頭では考えても、「みんな」から離れることはできない現実。「みんな」の影に怯えることなく、自分にとって大切なものを見つけたり守ったりすることを、私はずいぶん長い時間をかけて探していたような気がする。彼の著書に「ビタミンF」というのがあるが、最近の私にとっては、心のビタミンと言えるような作家である。
2012年03月11日
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前日は、「子どもかるた大会」の応援だったが、この日は「北海道小学生バレーボール選抜優勝大会」に出場する6年生の孫の応援。小学校の部活動(課外活動)なのだが、毎日毎日練習ばっかりで、特にこの大会の出場が決まってからは、冬休みに入ってもたった二日間しか休みがないこの学校のチームは伝統的にバレーボールが強いらしくて、私のような部外者から見たら、「そこまでやらなくても…」という気がしているのだが、それだけ練習するだけあって、小柄で華奢な体格のメンバーなのに、この大会まで出場するようになった。それはそれでアッパレというしかない。前日も試合がありグループで2位だったとかで、決勝トーナメントに出ることができた。というわけで、この日は江別の総合体育館へ応援に行く。最初の試合は、白熱した試合を制して勝つことができた。全道大会に出場するチームは、それぞれの地域選抜を勝ち上がってきた強豪である。そして、小学生バレーボールで強いチームは、どのチームにもはっきりとしたエースがいるし、何よりも体格が良い子達が何人もいる。それに比べてわが孫のチームの小柄で華奢なこと。どの子も「女の子らしく、小学生らしい」のである。2試合目が始まる前の練習を見ていても、体格が中学生と小学生みたいだし、アタックやブロックの威力も比較にならないように見えて、「えー、こんなチームとなんて勝てっこないよなあ」と、最初から気弱になるおばあちゃんであった。しかし、結果的には負けたけれど、孫たちのチームはとにかく粘る。諦めずにボールを追い、必死に粘る姿は、十分に感動ものだった。負けた後も、何人かの子ども達はくやし泣きをしている。うーん、この子たち、すごいなあ。私なんて「負けるが勝ち」の気質なものだから、圧倒的な体格やパワーの差を目にしたら、「負けて当然だよ。よく頑張ったよ」としか思えないのだが、子ども達はそうは思っていないようだった。あーあ、私は60歳を超えているのに、諦めない強さはあの子たちに劣っているようだ。四年生から部活に入り、土日も夏休みも冬休みも練習させる指導者を、私はかなり批判的に見ていた。しかし一人も脱落させることなく、強い気持ちを育ててきたということは認めるし、ありがたいと思う。5年生までは、「バレーボールは小学校だけでいい」と言っていた孫も、今では中学生になっても続けるという。もっとも、小さい学校なので部活の種類も少なく、選択の余地もあまりないということもあるが、負けず嫌いの孫には、厳しい部活も合っていたのかもしれない。部活を続けるには、親も大変である。何と言っても田舎に住んでいるので、毎日の送迎だけでも大変なのだ。中学校の部活はどんな感じなのかわからないが、伝統的に強いチームというのは親も子も大変なことである。ともあれ、関係者の皆さん本当にお疲れ様でした。何より子ども達、本当によく頑張りました。(^^)// ハクシュー
2015年01月11日
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「教誨師」堀川惠子著 講談社図書館の新着図書コーナーで見つけた本。久しぶりに心が震える思いを抱いた本。死刑について、浄土真宗の教えについて、僧侶の使命について、生と死について、罪と罰について、刑務官の仕事についてなどなど、様々なことが考えさせられる本であった。もっと詳しく内容や感想を書きたい気持ちはあるのだが、なんだかまとまりそうにない。私の気持ちに近い書評がないかと探したら、下記をみつけた。死刑囚と向き合った僧侶の「現場の声」 ― 堀川惠子『教誨師』(評価・A+)この書評を読めばこの本の概略がわかるので、ご一読を。堀川惠子さんの著書を、もっと読んでみたいとも思う。
2017年03月08日
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★思い通りになった? 小泉さん。大量落選で派閥必衰…「本当に自民壊れた」9月1日8時40分配信 読売新聞 衆院選での歴史的敗北を受け、自民党各派閥の勢力はそろって激減した。野党転落に伴い、将来の首相候補を担ぐという派閥本来の意義は一層薄まり、今後、衰退は避けられないとの見方が強まっている。 「小泉首相になって、構造改革路線を突っ走ったが、後継者の選択を誤ったこともあり、本当に自民党が壊れてしまった」(後略)言ったとおりになったし、息子は当選したし、小泉氏の思いがかなった?ちょっと皮肉を言いたくもなります。比例で復活した顔ぶれを見たら、旧来の自民党の面々ばかり。国民は「今までの自民党」にNOを突き付けたのに、これでどうやって復活するのか。公明党の太田代表のように、比例との重複をしなかった人が潔く見えるし、身を捨てて新しい自民党への布石を打たない重鎮は、若手にとっては重しになるばかりじゃないのかな?★ここから本当の友愛政治? 鳩山さん 連立協議、週内にも開始…鳩山代表「人事、1人で決定」9月1日3時9分配信 読売新聞一人勝ちしたから、社民党の扱いはどうなるのかなとちょっと不安だったけど、約束は守る人のようでちょっと安心。「革命的勝利だな」と思った時、ふとチェ・ゲバラの「革命は愛だ」という言葉を思い出した。そう、弱い人たちへの愛がなくては、政治に意味はない。これからが本当に大変だと思うが、今はとにかく、鳩山さんにエールを送りたいと思う。そして、「山椒は小粒でもピリリと辛い」の役割を、社民党に果たしてほしいと祈る。どうか、大勢に巻き込まれて芯がプレませんように。
2009年09月01日
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『うつに非(あら)ず うつ病の真実と精神医療の罪』野田正彰著うつ病が増加しているというのは、私自身も感じている。身の回りにも、「うつ病」あるいは「うつ状態」と診断されて治療中の人も多いし、通院中かどうかはわからないが、「どうもあの人は欝かもしれない」と感じたりすることも多い。それは、「うつ病」がかつてのように隠されなくなって、私達の身近な病気になったせいかとも思っていた。かつて、「うつは心の風邪」なんて言われるようになり、私もできるだけ早期に治療に結びつけるのが良いのだと思ったいた。「自殺はうつ病の症状」と思っていたし、治療していれば自殺リスクは軽減されるのだと思っていた。しかし最近、治療中だったのに自殺した人の例も多く、治療しても防げないことがあるのだと思っていた。しかしこの本を読んで、目から鱗が落ちたような気持ちになり、今は暗然とする思いである。アマゾンの紹介文には下記のように書かれている。副作用の危険が隠された薬によって「うつ病」患者が作られている。安易に向精神薬を投与する医師たち。彼らを陰で操り、巨額の利益をあげる製薬会社。「戦後最大の薬害」は、今、まさに我々が暮らすこの場で進行中なのだ。精神科医でノンフィクション作家の著者が、精神医療の闇を解き明かし、苦しみ、悩み、不安とどう向き合うか、あるべき姿を訴える。製薬会社主導でできたようなうつ病関連学会、自殺防止キャンペーンの影の医療・製薬会社の癒着、それに乗せられているような保健医療行政の問題など、「さもありなん」というような気がしている。もちろん、本当に投薬が必要な病気もあるのだけれど、それを時間をかけて見極める医師や病院ばかりではなさそうだ。思い出すことがある。かつて(主に精神障害)の就労支援事業所にいたときの疑問を。昼食前後に医師から処方されている薬を服用する利用者がほとんどだったが、その量の多さに本当に驚いた。聞けば、夜はもっと多いという人がほとんどだった。きっと、眠るための薬などが増えるのだろうが、それにしてもこんなに多量の薬を飲んでいたら、それだけでも私なら気分が悪くなるだろうと思ったものだ。しかし、私は医師ではないのだから、そんな疑念を口にするわけにはいかない。中には、「この薬を飲むと気分が悪くなるんだ」という人もいて、「ちゃんとそのことをお医者さんに言わなくちゃダメだよ」と言うのが精いっぱい。「俺なんか、薬貰ってもしばらく飲んでいないんだ。ここに来るようになって飲み忘れたことがきっかけだけど、飲まない方が調子がいい。でも、飲んでないって言ったら怒られるから、飲んだふりしてる」という人も。うーん、それでいいのかと思ったけれど、それでも「ちゃんとお医者さんに正直に言って、勝手に飲んだり飲まなかったりしたらダメだよ」というしかない。うつ病で治療中の人も、何人もいた。しかし、私のその時の印象は「うつ病って、一度かかると治らない病気なのか…」というものだった。その上、真面目に通院し、真面目に服薬しているにも関わらず、(うつの人は、真面目なタイプが多いのは本当だった)突然状態がとても悪くなる人が何人もいた。真面目なタイプの人が、何か周辺や自分自身に強いストレスがかかると、悩んだり自分を責めたりするのは当たり前だ。野田氏はこの著書の中で、「それによって不眠になったり体調が悪くなるのは自然なこと。そのことを周囲が理解し、悩みを聞き、一緒に考えたり寄り添う中で、自分自身で回復してゆくことが多い」というようなことを書いている。それは、本当に納得できることだ。まずはゆっくり休むことだけでも苦しみが軽減することが多いのに、今では調子が悪そうだと受診することを周囲から勧められ、病院に行くと何かの薬を処方され、それが長く続くと薬に頼らなくてはならなくなり…。(前記の通り、真面目な人ほどちゃんと薬を飲むのだ。早く治りたい一心で)素人の私でも、そんなことも多いのではないかと思う。この本には、うつ病の治療が増えたことと、自殺率が上がったことも触れている。その因果関係については、きちんと検証してほしいものだと思うが、現状では難しいのかもしれない。とにかく、色々なことが考えさせられる本であった。
2014年08月08日
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日を追うごとに、今回の巨大地震の被害の甚大さに、言葉を失うばかり。この地震の影響はもとより、周辺地域の余震というか、誘発される大地震も予想される。首都圏では、「輪番停電」の措置がなされるということで、様々なところで混乱が起きているようだ。第1グループ急遽中止 東電対応に困惑広がる 輪番停電産経新聞 3月14日(月)7時26分配信とにかく、千年に一度の事態だそうだから、ここではそれぞれが何ができるかを考え、行動するしかない。震災被害からは免れている私ができることといえば、「節電、募金、エコ生活」くらいしか思いつかない。北海道電力からも東北地方に送電しているというから、これは私たちだって役に立てる。そして、万一の事態に備えて最低限必要なものを手元にそろえること。今日は、パソコン利用も最小限にしよう。
2011年03月14日
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前回の「人としての仕事とは」で書いた考え方は、約20年前の時期の考え方であった。つまり、人には「報酬を得ながら社会参加する仕事」と、「報酬がないからこそ社会参加してできる仕事がある」ということだ。つまり、その時でもまだ私は、「社会参加して人の役に立つこと、社会での役割を果たすこと」が仕事だと思っていた。しかし、その後少しゆとりを持って色々な人に出会い、教えられ、考えさせられてきた結果、今はかなり違う考えを持つに至った。「人としての一番大切な仕事は、その人が与えられた環境と生きる力で、精一杯生きること」だと思っている。とにかく、命を与えられたからには、辛くても生き抜くことが一番の仕事。「生きる意味」とか「役割」とか「役に立つ」ということは、それに自ずとついてくるもののように思う。人としての価値は、ただ精一杯生きることにあるのだと、今の私は思っている。ただし、生きることは一番重要なことだけど、生きるために何をしても良いとわけではないのは勿論である。かつての私は、「仕事ができない」ことや「きちんと責任を果たせない自分」はダメな自分で、価値がないと思っていた。人に迷惑をかけたり、傷つけたりするようなことがあったら、自己嫌悪で身動き取れないような気持ちに追い込まれることもしばしばだった。でもそれは、ある意味自分の能力を過大評価したい傲慢さがあったからだし、今の自分ではない「理想の自分」にならなくてはならないという、強迫観念もあったように思う。そして、自分以上にダメに見える誰かを、上から目線で見ていたようにも思う。「私はあれほどひどくはない」と思うことで、かろうじて自尊心を保っていたとも言える。「自分の今の力でできることをする」という気持ちになれた時、本当に私は楽になったと思う。若い頃、「生きる意味はわからないけど、お付き合いで生きよう」と思った時から45年。やっぱり、生きれる間は生きてみるもんだなあと思う。極論すれば、生きる意味や自分は何者かを考え続けている間は、決して自分を生きてはいないとも言える。ただ、そんなこともがわかるのに、少なくても私は長い年月が必要だった。それを少しずつわからせてくれたのは、沢山の無名(もちろん名はあるけれど、有名ではないという意味)の人たちだった。そんな人たちのことを書き残せたらいいなと思っている。
2016年02月23日
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7日、8日と、長く同じ町内に住んでいたMさんの葬儀に参列。20年ほど前に御夫婦で転居されてきて、10年前に奥さんを亡くされてからはお一人暮らし。数年前から癌で入退院を繰り返されていて、住居も私たちの町内の借家から、隣町のマンションに転居された。古い借家で冬季間は寒いし、年齢や体調を考えると家周りの雑草の手入れや除雪が大変だからという話だった。町内に住んでいた頃は、町内の役員を引き受けていたし、隣町に転居してからも、「この町内にはお世話になったし馴染みがあるから」と会長に話して特別町内会員として、町内会行事の参加はもとより、町内会の役割も引き受けていらっしゃった。でも、なんとなくお身内は少ないような感じで、お友達のことはよくお聞きしたけれど、一人息子さんの話もあまりされていなかった。先月の町内会の敬老会行事にも、招待者(75歳以上)であるにも関わらず一所懸命役割をこなされていたという。(なにせ、町内会に関わる人たち、参加する人たちが高齢化しているので、75歳以上でも大切なスタッフ)だから、突然の訃報にみんな驚いた。時々お会いするとき、「体調はいかがですか?」と聞いても、「あまり良くはないけど、こんなもんでしょう」ということだったし、以前とはさほど変わりのない体型だったので、深く聞くこともなかった。でも、本当に末期状態だったらしい。自宅で倒れて救急車で搬送され、数日後に亡くなられたとのこと。葬儀は、彼が生涯の友とした「音楽」が流れる「友人葬」だった。思えば、彼が私の町内に転居してまもなく、何かのコンサート(多分、ジャズコンサート)で会った。彼の方から声をかけてくれて、「ジャズ、好きなんですか」と聞かれたように思う。「ジャズが特に好きというわけではないけど、ライブは好きなので誘われたらどんな音楽でも」などと答えたと思う。はっきり言って、私がコンサートに足を運ぶのは、友人から「チケット買ってくれない?」と言われる時がほとんど。コンサートの実行委員になったこともあるけれど、それは、その趣旨に賛同していたり、誰かを応援したいと思った時。そんな消極的な音楽好きの私でも、彼は転居まもなくでこの町に友人も少なかったからであろう、「嬉しいなあ。同じ町内に音楽好きな人がいるなんて」と言ってくれた。そして、私がどんな音楽が好きなのかと少し聞かれたように思う。それからまもなく、私の家に彼が編集したという音楽テープを持って来てくれた。ポップス、ジャズ、ニューミュージックなど、私の好きそうな曲をセレクトしてみたと言う。本当にビックリしたけれど、せっかくなのでありがたくいただいた。そのカセットテープは、夫とどこかにドライブに行く時など、何度も聴いた。(実は私は、日常生活で音楽をたっぷり聞くのは、ドライブ中がほとんど。 ひょっとしたら、そんな話をしたのかもしれない)軽快で明るい曲が多いそのテープは、ドライブにはピッタリであった。それを話すと、彼はまた別のセレクションテープを作ってきてくれた。その後、彼はご自分の好きなジャズの同好者と出会い、自分たちでコンサートやレコードコンサートもするようになり、奥様が亡くなられてからは一層その活動に情熱を傾けるようになり、活動の幅を広げるようになっていった。葬儀は、そのお仲間たちによる「友人による音楽葬」であった。多分、ご自分の死期を感じていて、お仲間とそんな話をしていたのかもしれない。このような形の葬儀は初めてだったので少し戸惑ったが、とても爽やかで気持ちの良い「送る会」であった。色々な人の話を総合すると、決して順風満帆の人生ではなく(少しはご本人から聞いていた)むしろご苦労や悩み多き日々の方が多かったのかもしれない。それでも、「生きていることは誰でも苦労があるもの。自分だけではない」と、いつも音楽を心の糧として生き、この10年くらいは音楽の素晴らしさを周囲に伝える伝道師のように暮らしていたと思う。棺の中の彼は、最後まで自分らしく生き切った満足感の中にあるように、穏やかなお顔だった。Mさん、本当にありがとうございました。貴方からのベストセレクションシリーズ、大切にさせていただきます。
2016年10月08日
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安倍首相、民進議員にブチ切れ!「もし関わっていたら辞める」産経新聞 2/17(金) 18:21配信 安倍晋三首相は17日の衆院予算委員会で、昭恵夫人が名誉校長に就く今春開講予定の大阪府豊中市の私立小学校について、設置認可や敷地の国有地払い下げに関与したのではないかとの指摘を受け、「私や妻、事務所は一切関わっていない。もし関わっていれば首相も国会議員も辞める」と述べた。民進党の福島伸享氏の質問に答えた。 福島氏は小学校が国有地を格安で取得し、設置認可にも疑義があると追及。「何か裏で怪しい力が働いたのではないか」とただした。首相は、昭恵夫人が名誉校長に就くことを承知していたと認めた上で、払い下げなどへの関与を全面否定。「誤解を与えるような質問の構成だ」と反論した。 福島氏は小学校側が「安倍晋三記念小学校」との名称で寄付金を集めていたことも取り上げたが、首相は「『安倍晋三小学校にしたい』との話があったが、断った」と述べた。「安倍晋三小学校」で募金=国有地を格安取得―首相は関与否定時事通信 / 2017年2月17日 19時32分 17日の衆院予算委員会で、学校法人「森友学園」(大阪市)が今春開校する大阪府豊中市の私立小学校用地として、鑑定評価額から8億円余りを差し引いた1億3400万円で国有地を取得していたことが分かった。同学園が2014年に、建設費用として「安倍晋三記念小学校」の名で寄付金を募っていたことも明らかになった。 この私立小学校は安倍晋三首相夫人の昭恵さんが名誉校長を務めるが、首相は「私や妻、事務所も含め、小学校の認可や国有地払い下げには一切関わっていない」と関与を否定。「関係していたとなれば、首相も国会議員も辞める」と断言した。自身の名が使われていたことも「今、初めて知った」と語った。 民進党の福島伸享氏の質問に答えた。森友学園が昨年取得した国有地は、鑑定評価額が9億5600万円。財務省の佐川宣寿理財局長は、差額の8億円余りは土地に埋められていたごみの撤去費用だとして「適正な価格だ」と説明したが、福島氏は「利益供与と同じだ」と批判した。 奥さんが名誉校長になっていて、「私や妻は一切関わっていない」って説得力ないですね。それに、自分の名前を使われていることも「今、初めて知った」って、本当に空々しいというしかない。誤解を与えるようなことをしたのは、どっちでしょう。とにかく、毎日毎日衝撃的な事件や問題が起こることもあるのか、今朝のテレビでも新聞でもこのことに触れたものは見ていない。意図的に取り上げないのかどうかはわからないが、私は重大な問題だと思うので、私自身が忘れてしまわないようにブログに書いておこう。
2017年02月18日
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昨日選挙の公示がされ、全国で一斉に選挙運動が展開されている。記録として記事を載せておこう。政権の5年焦点に 衆院選、党首第一声 与党・実績アピール 野党・負の側面強調10/11 05:00 北海道新聞 衆院選が公示された10日、与野党の党首が第一声で多くの時間を割いたのは、約4年10カ月にわたる安倍晋三首相(自民党総裁)の政権運営の是非だった。自民、公明両党は首相の経済政策「アベノミクス」などの実績を前面に掲げ、消費税増税の使途変更による社会保障の充実を強調する一方、賛否が割れる憲法改正に関する主張は封印。希望の党や立憲民主党は森友、加計(かけ)学園問題や格差拡大などへの批判を展開し、共産・社民両党は改憲阻止を声高に訴えた。改憲触れず 「デフレから脱却し、賃金を上げていくと約束して成果を上げてきた。全世代型の社会保障に変え、安心できる日本をつくっていく」。首相は福島市内で、約21分間の演説の半分近くを社会保障充実や賃上げの実績アピールに充て、持論の改憲には触れなかった。 経済政策で旧民主党政権との実績の違いを際立たせつつ、改憲など保守色の強い主張を控えるのは首相の「必勝パターン」。政府関係者は「憲法は票にならない」と話す。北朝鮮対応も争点化し、安定感を演出した。 連立を組む公明党の山口那津男代表も岩見沢市でマイクを握り、13分間の演説の約半分を社会保障の充実に充て、首相と足並みをそろえた。直前に旗揚げした立憲民主党を念頭に「中身は民進党。政権運営に失敗した反省はないのか」と指摘するのも忘れなかった。違いを強調 7月の東京都議選で自民党批判を展開して「小池旋風」を起こした希望の党の小池百合子代表は、再現を狙う。東京・池袋で森友、加計学園問題を引き合いに「安倍1強政治を皆さんの1票で終わらせよう。お友達であれば何かいいことがある、そんな政治に信頼が持てるのか」と訴えた。 政策面では「ちょいとGDP(国内総生産)を上げたからと言って大きな顔をするなと言いたい」とアベノミクスを批判。消費税増税凍結や、2030年までの原発ゼロなどを打ち出し、政権との違いを強調した。 日本維新の会の松井一郎代表は大阪市で演説し、「何かお金が足りない時には消費税増税が求められ、普通の国民の生活はしんどくなるばかりだ」と消費税増税の凍結で希望と歩調を合わせ、看板政策の「身を切る改革」も重ねて訴えた。ただ小池、松井両氏とも公約で前向きな姿勢を示した改憲には触れなかった。「数の暴力」 与党や希望などが言及を避けた憲法9条改正に真っ向から反対する姿勢を示したのは、共産党の志位和夫委員長だ。東京・新宿駅西口で安倍政権を「憲法違反の法律を次々と数の暴力で押し通してきた。権力が憲法を無視して暴走をはじめている」と批判した。 立憲民主党の枝野幸男代表は仙台市内で「格差を拡大させ、強い者をより強くしたけれども、分厚い中間層が崩れていった」と指摘。その後のNHK番組では、9条に自衛隊を明記する首相提案について「違憲の安保関連法が前提となり、容認できない」と述べた。 今回の選挙では「改憲勢力」とみなされる自公両党と希望、維新が国会発議に必要な3分の2以上の議席を確保できるかも焦点となる。社民党の吉田忠智党首は大分県で「9条改憲を阻止し、憲法を生かす政治を前面に掲げ戦う」と呼び掛けた。一方、日本のこころの中野正志代表は東京都内で「改憲の機運が出てきた。何とか首相の在任中に仕上げたい」と強調した。 自民党と連携する新党大地の鈴木宗男代表は札幌市中央区で第一声を上げ、北方領土問題の解決を訴えた。「政治は弱い人のためにある。天国と地獄を見た生きざまを、将来に不安を感じる若者に見せたい」と語った。(東京報道 広田孝明)<衆院選>ねじれる政策論争 10/11(水) 8:00配信 毎日新聞 22日の衆院選の投開票日に向け、憲法改正や消費増税のあり方など政策面での論争も本格化した。ただ、各党の主張をみると、議席を奪い合う3極は、政策によっては必ずしも対立しているわけではなく、有権者にとっては分かりにくい面もある。 ◇消費増税 与野党、全面対決 2019年10月の消費税率10%への引き上げを巡っては、増税を前提に使途変更を掲げる自民・公明と、増税凍結を訴える野党との対立が鮮明となっている。 安倍晋三首相は福島市での第一声で、消費税増税分の使途変更について「借金返しに多く使われていたものを、子どもたちや子育て世代への支援に使っていく」と述べ、幼児教育・保育の無償化や大学生の給付型奨学金の拡充などに手厚く配分する方針を前面に打ち出した。消費税率8%から10%への引き上げの増収分(約5・6兆円)のうち、国の借金返済に充てる予定だった約4兆円の一部を教育無償化などに振り向ける使途変更は、首相が挙げた衆院解散の大義の一つだ。 だが、第一声では北朝鮮情勢への対応やアベノミクスの成果を先に挙げて時間を割き、使途変更は後回しにした。また、増税時期や「10%」という税率にも触れなかった。野党が増税凍結を掲げるなか、自らが打ち出した使途変更から増税そのものに争点が移るのを避けたとみられる。 公明党の山口那津男代表は、北海道岩見沢市での第一声で「19年に引き上げる消費税の使い道を大きく変更して子育て支援のために使わせてもらいたい」と予定通りの増税に言及したうえで、食品などの税率を据え置く軽減税率の導入で負担軽減を図るとした。 一方、安倍政権への対抗姿勢を強める野党は、増税の是非を対立軸に据える戦略だ。希望の党の小池百合子代表(東京都知事)は、東京都豊島区の第一声で真っ先に消費税増税の凍結を訴えた。小池氏は、首相が使途変更を衆院解散の理由に挙げたことについて、「そんなしょぼい話じゃこの日本は間に合わない」と批判。消費税増税は「まずは延期をする」と述べた。そのうえで、東京都での予算見直しを例に挙げ、「ワイズスペンディング(賢い支出)に変えていけばすぐに出てくる」と歳出削減で財源を確保すると主張した。希望と選挙協力する日本維新の会の松井一郎代表(大阪府知事)も、「徹底的に役所のお金の使い方を見直してから増税を考えましょう」と増税凍結で歩調を合わせた。 共産党の志位和夫委員長も東京都新宿区での第一声で、「消費税10%への大増税はきっぱり中止を」と述べ、大企業への税制優遇措置の撤廃などを主張。増税凍結を公約に掲げる立憲民主党の枝野幸男代表は、仙台市での第一声で安倍政権の経済運営への批判に時間を割き、消費税には言及しなかった。【井出晋平】 ◇憲法改正 希望・維新、前向き 自民党は衆院選の公約で憲法改正を初めて重点政策として掲げた。希望の党と日本維新の会も憲法改正に前向きで、選挙結果次第では国会で改憲論議が加速する可能性がある。 安倍晋三首相(自民党総裁)は5月、9条第1項(戦争放棄)と第2項(戦力不保持)を維持しつつ自衛隊の存在を明記する改正を提起。自民党は公約に、自衛隊の明記▽教育の無償化・充実強化▽緊急事態対応▽参院の合区解消--の4項目を盛り込んだ。 公約は「党内外の十分な議論」を国会による改憲案発議の前提にしている。安倍政権下での改憲論議に慎重だった民進党が事実上解党し、選挙後は希望の党などの協力が見込めるという計算が、抑制的な書きぶりの背景に透ける。 首相は10日、福島市での第一声で改憲には触れなかった。選挙戦に入ると憲法への言及を控える傾向は昨年の参院選と変わらない。ただ、8日の日本記者クラブ主催の討論会では、自身の提案について「一石を投じた」と説明し、国会の憲法審査会に議論を促した。 希望の党の小池百合子代表と日本維新の会の松井一郎代表も第一声では憲法を取り上げなかった。今回の衆院選で勢力拡大を図るため、安倍政権との対立軸があいまいになるのを避けたとみられる。小池氏は首相の改憲案には批判的だが、希望の党の公約には「9条を含め憲法改正論議を進める」と明記した。自民党と日本維新の会は教育無償化のための改憲が接点だ。 自民、希望、維新3党の足並みがそろうと、公明党の立ち位置は微妙になる。山口那津男代表は8日の討論会で首相の提案を「国民の半分以上が理解していない」とけん制した。 一方、共産党の志位和夫委員長は第一声で「自衛隊が明記されたら9条2項が空文化、死文化してしまう。海外での武力行使が無制限に可能になる」と訴えた。社民党の吉田忠智党首は演説で憲法に最も時間を割き、「9条を変えさせない」と主張した。共社両党と選挙協力する立憲民主党は公約で「解散権の制約」や「知る権利」を挙げ、憲法の基本原則を深化するための議論を進めるとうたっている。福山哲郎幹事長は「9条3項の憲法改正議論にくみするつもりはない」と述べ、3党の枠組みに配慮した。【光田宗義、真野敏幸】この選挙結果がさらなる政治の右翼化にならぬよう、ブレーキ役の各党に頑張ってほしいと願っている。
2017年10月11日
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「子どもの脳を傷つける親たち」 (NHK出版新書 523) 新書、友田明美《商品の説明》一生懸命な親ほど子どもを傷つけてしまう行為「マルトリートメント」とは?暴言や体罰など、明らかな虐待のみならず、日常、どの家庭にも存在する子どもを傷つける行為が、強度と頻度を増したとき、子どもの脳は物理的なダメージを負うのだという。「マルトリートメント(不適切な養育)」と呼ばれる振る舞いの恐ろしさに、静かに警鐘を鳴らした新書が話題だ。「『脳科学の視点から子どもの健全な発達を見つめ直す』という研究を紹介していますが、高校生でも読める内容になっています。子育てに対する一生懸命さが空回りして、マルトリートメントをしてしまう可能性は、どんな親にでもあります。ですから本書では、ひとりの母親として、読者と同じ目線に立って書いてくださるよう、著者にお願いしました」(担当編集者)親子関係をテーマにした本の読者は通常女性が中心だそう。しかし本書は男性読者にもリーチしている。「NHK出版新書のメインターゲットは40代から60代の男性です。『マルトリートメントで傷つく子どもをなくしたい』という著者のメッセージを、女性だけでなく男性にも届けるべく、あえて新書として刊行しました。親御さんだけでなく、児童福祉や医療に関係する職業の方からも予想以上の反響をいただいています」(担当編集者)マルトリートメントは親だけの問題ではなく、広く社会で考えられるべき。そんな本書の視点が、多くの読者に響くのかもしれない。脳が変形していく『子どもの脳を傷つける親たち』を著した友田明美は、子どもの発達に関する臨床研究を30年近くつづけてきた小児精神科医。彼女によれば、日本語で「不適切な養育」と訳される「マルトリートメント」によって、子どもの脳が物理的に変形することが明らかになったらしい。添付された何枚もの脳の写真が、その悲惨な研究成果を証明している。問題となるマルトリートメントには、暴力的な虐待だけでなく、無視、放置、言葉による脅し、威嚇、罵倒、そして子どもの前で行われる夫婦喧嘩も含まれると友田は指摘する。これらは子どもがいる家庭ならあってもおかしくないが、強度や頻度が増したとき、子どものこころは確実に傷つく。こころとは脳のことである。脳はマルトリートメントによるストレスを回避しようとし、その結果、変形していくのだ。傷ついた脳はその後、学習意欲の低下や非行、うつや統合失調症などを引きおこす。大人ですら過度なストレスは脳に大きな影響を与えるのだから、発達過程(乳幼児期、思春期)でマルトリートメントに晒された脳がどうなるか、素人でも理解できる。では、どう予防すればいいのか、傷ついた脳を回復させる方法はあるのか、脳が傷ついたまま親になっている場合はどう救うのか。友田は愛着形成の重要性を説きつつ、具体的な対策を紹介する。ケーススタディも豊富で、多くの人の参考になるだろう。〈子どもに必要なのは、安心して成長できる場所です。それを与えることができるのは、われわれ大人だけです〉この本を読んでいる間、私は何度も亡き両親に感謝した。《内容紹介》脳が損傷するという衝撃の事実不適切なかかわりが、子どもの脳を変形させる脳科学が明らかにした驚くべき事実「子どもの前での夫婦喧嘩」、「心ない言葉」、「スマホ・ネグレクト」に「きょうだい間の差別」──。マルトリートメント(不適切な養育)が子どもの脳を「物理的」に傷つけ、学習欲の低下や非行、うつや統合失調症などの病を引き起こすことが明らかになった。脳研究に取り組む小児精神科医が、科学的見地から子どもの脳を解明し、傷つきから守る方途と、健全なこころの発達に不可欠である愛着形成の重要性を説く。◆目次序 章 健全な発達を阻害する脳の傷つき第一章 日常のなかにも存在する不適切な養育第二章 マルトリートメントによる脳へのダメージとその影響第三章 子どもの脳がもつ回復力を信じて第四章 健やかな発育に必要な愛着形成終 章 マルトリートメントからの脱却 昨年末、NHKの番組「プロフェッショナル 仕事の流儀▽傷ついた親子に幸せを~小児神経科医友田明美」を見て、友田医師のことを知り、虐待などによる心(脳)の傷の回復の可能性を知り希望を抱いた。しかし、このような取り組みをする医師はそれほど多くはないのではないかと思うと、同時に少し無力感も抱いた。それでも、可能性や治療の方法があるのだとすれば、それをもっと知りたいと思ってこの本を購入した。友田医師は、虐待とは言わず「マルトリートメント(不適切な養育)」と呼んでいる。しかし、マルトリートメントという単語は一般的にはあまりなじみがないので、この考え方が一般化されるのには少し時間がかかる様な気がする。だとしても、もっと多くの人たちにこのことを知ってもらいたいと思いながら読んだ。時期を同じくして、下記の本を読んだ。「親に壊された心の治し方 「育ちの傷」を癒やす方法がわかる本 」(こころライブラリー) 単行本(ソフトカバー) – 2017/1/24 藤木美奈子著《内容紹介》トラウマを乗り越え、博士号まで取得した女性による書き下ろし。NHKなど各メディアでも話題となった、「親から受けた心の傷」を癒やす確かな方法がここに!親から不適切な養育(愛情の薄い子育て、厳しすぎる“しつけ”や、暴力、性的虐待なども含む)を受けて育つと、体が傷つくだけでなく、心にもトラウマが残ります。そのトラウマ(著者は「育ちの傷」と呼んでいます)は、まるで呪いのように、生涯にわたって被害者を苦しめ続け、社会生活を難しくします。著者もそのひとりで、●そもそも生きているのがつらい●なぜか暴力的なパートナーを選んでしまう。●逆に、パートナーや自分の子どもを虐待してしまう●感情が安定しないなどの“症状”に苦しんできましたが、最初は我流で、後に大学院で心理学を研究、育ちの傷を癒やすプログラム「SEP(Self-Esteem Program:自尊感情回復プログラム)」を開発し、多くの人を支援してきました。SEPは認知行動療法などをベースとしたプログラムで、確実に効果が出ると科学的に証明されています。本書はそのプログラムを実践的なかたちで活字にした、初めての書籍です。 《内容》(「BOOK」データベースより)どんな家に生まれようと、人は生まれ変われる―不適切な養育によってもたらされたトラウマ=「育ちの傷」は、必ず回復させられます。傷ついた心を癒やし人生を好転させる方法が、この本のなかにきっと見つかります。 どんな家に生まれようと、人は生まれ変われる―不適切な養育によってもたらされたトラウマ=「育ちの傷」は、必ず回復させられます。傷ついた心を癒やし人生を好転させる方法が、この本のなかにきっと見つかります。 《著者について》藤木 美奈子大阪市生まれ。一般社団法人WANA関西代表理事、元龍谷大学准教授。貧困家庭に生まれ児童虐待やパートナーからのDVを経験する。女子刑務所刑務官、会社経営などを経て、2008年に大阪市立大学大学院で博士号(創造都市)を取得。現在は家族暴力の当事者を支援する独自の自尊感情回復プログラム「SEP」を、WANA関西(1995年創立)、児童相談所、福祉施設などで展開。さらに全国で講演や研修活動を行い、その支援活動歴は20年におよぶ。実績はNHKなど各メディアでも紹介された。自らの被虐待体験を綴った『傷つけ合う家族 ドメスティック・バイオレンスを乗り越えて』(講談社文庫)など著作多数。 こちらは、自らが不適切な養育(友田医師の言うマルトリートメント)によるトラウマで苦しんだ著者が、自分の体験をもとに独自の回復プログラムを見つけ、それを同じような体験で苦しむ人の支援活動をしている人の著書。彼女は、不適切な養育によってもたらされたトラウマを「育ちの傷」と称していて、私にはこちらの方がスッと心に入り納得しやすかった。何よりも、ご自分の経験がベースにあるので、とても説得力がある。今まで、様々な「不適切な養育」により苦しむ人たちと接する機会があり、それが世代間連鎖にもつながることを見聞きすると、ともすれば無力感を抱くことが多かったけれど、この二冊の本で希望が見えたような気がする。さらに、治療や支援実践の方法が多くの人に共有され、時には自分自身の心の癖の原因を見つめて乗り越えることになるように願っている。子育ての多くは、失敗の繰り返しともいえる。失敗や反省の中で親子で育ち、乗り越えて、自分の糧にしてゆくものだと思っている。だからこれらの本は、結婚してもしなくても、子どもがいてもいなくても、誰もが理解しあえるものにつながるはずだ。完璧な親なんていないし、そう思う人がいたら少しばかり心配なくらいだ。先日書いた小山内美智子さんが、面接のときに「尊敬する人は誰?」と聞いたときに、「両親や父・母」と答えたら「ダメだね」というのは、そんなことも関連あるだろう。自分自身や家族、両親を客観視することが、大人への成長の最初の一歩だと思うから。
2019年01月25日
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某ボランティア団体に、19年所属して活動してきた。年月が経つうちに監査→副会長→会長とズルズルと責任が重くなり、会長になって9年が過ぎた。数年前から、会長を次の人にバトンタッチすべく、その意向は時々例会で話してきたし、いよいよその時が来たと思って、例会、役員会で何とか次の役員体制にできるように説得に努めた。私は、どんな集団も同じ体制で長くなってしまうのは、その会にとって良くないと思っている。それは、役員体制が固定化してしまうと活動はマンネリになりがちだし、その時の主要メンバーの考え方に違和感を覚えても、なかなか別の提案をしにくくなるからだ。それに、団体の活動の活性化のためには、新しいメンバーが入って来やすくなければならない。主要メンバーが変わらなければ、どうしても新しいメンバーが参加しにくくなる。また、ボランティア団体であれば、色々な関係機関との連携も必要だし、主要メンバーになると〇〇委員会やら、□□協議会などへの参加も増え、次第に行政と親しくなってきて、それはそれで功罪がある。それに、立場が変わると活動への責任感や見え方が変わってくることもある。というわけで、数日前の役員会では喧々諤々の話し合いをして、四月の総会での役員改選のための原原案をまとめることが出来た。そしてこの日の例会でそれを提案したというわけである。前回の例会で、「原々案は役員会でまとめ、次の例会に提案する」ということになっていたから、新しく役員に入ってほしい人には根回しもしていなかったので、「想像もしていなかった!」と驚いたり戸惑ったりした人もいたけれど、みんなで説得してお願いして、とりあえず任期だけはと納得してくれた。私自身は、活動上の人手不足もあるので退会というわけにもいかず、一応〇〇役として必要な時には助っ人として活動を続けることになった。とにかく、ずっと気になっていたことの準備が整い、本当に肩の荷が下りた。
2019年03月20日
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気になる裁判があり、裁判傍聴初体験
2019年07月09日
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不登校調査は学校介さず…来年度数百人聞き取り8/20(火) 10:03配信 読売新聞 不登校の原因や背景を詳細に把握するため、文部科学省は来年度、欠席が続く小中学生から学校などを介さずに、聞き取り調査を行う方針を固めた。不登校の児童生徒が5年連続で増加し、過去最多の14万人を超えている中、いじめや家庭状況などの背景を多面的に探ることで今後の対策につなげる。いじめとの関連検証 学校などを通さずに、文科省が児童生徒から実態を聞くのは初めて。民間の調査機関に委託して実施する。対象は数百人で、関連費用を概算要求に盛り込む。 背景にあるのは、いじめの認知件数が過去最多となっているのに対し、学校側が挙げる不登校の理由では、「いじめ」の割合が極めて低い状況にあることだ。 文科省では毎年、「問題行動・不登校調査」を行っており、不登校の要因は、「学業不振」「進路に係る不安」「いじめ」などの調査票に示された区分から、学校側が選択し、教育委員会経由で文科省に報告している。ただし、要因を児童生徒から聞き取っているケースは少ないという。 2017年度の同調査(複数回答)では「家庭状況」が36・5%と最多で、「友人関係」(26・0%)、「学業不振」(19・9%)が続き、「いじめ」はわずか0・5%で、723人だった。 これに対して、いじめの認知件数は同年度、小中学校で約39万8000件と過去最多を記録。「不登校の要因として挙げている数字と実態に大きな乖離(かいり)がある可能性がある」(文科省幹部)として、学校や教委を介さずに、児童生徒から聞き取ることを決めた。具体的な質問方法や項目は今後詰めていくが、学校や部活動での状況、教員や親との関係などについて選択式で尋ねることを検討している。 文科省では「不登校になった原因の本質を浮かび上がらせ、いじめの実態についても検証したい。いじめに伴う自殺という最悪の事態となることも防ぎたい」としている。 ◆不登校=文部科学省は年間30日以上の欠席と定義するが、病気などの理由は除いている。同省の「問題行動・不登校調査」によると、2017年度は小中学校で14万4031人で、統計開始の1998年度以降で最多。中学生では31人に1人が不登校。学校が、不登校の子供に聞き取りもせずに判断して報告する調査は、実態とかけ離れているとはずっと思っていた。そんな虚しい調査と分析では、ピント外れな対策しかできないのは言わずもがなだろう。いじめの問題だって、認知件数は増えているが、同時に「解決済み件数」も増えていることと想像する。いじめられている子と、いじめている子に話し合いをさせ、「もうしないね?」「じゃあ仲直り」なんて強引に握手させて「解決」なんてこともあるだろうから。ちなみに、当市のいじめ実態調査を見た時、某学校からは「解決率100%」なんて、よく恥ずかしくもなく報告するものだと呆れたことがある。本人がいじめられたと感じたことが、100%解決しているなんて、その想像力のなさにビックリである。学校の先生たちも、何とかいじめの問題を解決したいと思っていて、学校に来ない子も減らしたいと頑張っていることだとは思う。でも、それらの問題を「本人や家族の問題」とばかり捉えようとするのは根本的に違うだろう。子どもたちは「学校に行けない」のだ。学校に何か要因があると考えるのが自然だろうと思うのだが、学校や教育委員会には少なくても今まではその発想が足りないと感じている。
2019年08月22日
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さいたまの中学校 休みがちの生徒 卒業式で平均台に着席 04月16日 12時30分 NHK 先月さいたま市の中学校で行われた卒業式で、学校側が学校を休みがちだった卒業生6人を式典の間、用意していたいすではなく、別の場所の平均台に座らせていたことがわかりました。さいたま市教育委員会は、「非常に配慮に欠ける行為」だったとして校長を厳重注意し、学校側は生徒と保護者に謝罪したということです。さいたま市教育委員会によりますと、先月中旬市内の中学校で、学校を休みがちだった卒業生6人が体育館での卒業式に出席しましたが、学校側は6人を用意していたいすではなく、2階の後方部分にあった平均台に座らせていたということです。6人は式典が続いたおよそ3時間、平均台に座っていて式の後、保護者から市教育委員会に「配慮に欠けるのではないか」との連絡があり、学校側が事実関係を認めたということです。また、市教育委員会によりますと教員間での情報共有が不十分で周囲に数人の教員もいましたが記録用のビデオの撮影などをしていて気がつかなかったということです。さいたま市教育委員会は、非常に配慮に欠ける行為だとして校長を厳重注意し、学校側も生徒と保護者に謝罪したということです。さいたま市教育委員会の教職員人事課青木貴課長は、「生徒の心を傷つける配慮に欠ける対応だったと思います。このようなことが二度とないように徹底していきたい」と話しています。不登校の卒業生6人、平均台に座って卒業式3時間 さいたま市の中学校 校長を厳重注意4/16(水) 日刊スポーツ(前略) この学校では、卒業式にさまざまな事情で参加できない生徒について、2月から、本人と保護者に意向を確認し、参加のあり方を決めていたという。この意向確認後、学校ではギャラリーにパイプイスを配置して、着席してもらい、参加してもらうことを決定。本来は、ギャラリー中央前部にパイプイスを並べ、生徒に座ってもらう準備を整えていたという。 しかし、卒業式の当日は、準備されたパイプイス40脚は、ギャラリーの両端に20脚ずつ並べられており、ギャラリーの中央前方に横2列になるように並んでいた2台の平均台に、生徒たちが座ることになったという。また、当日以前に行われたリハーサル時も、同じように配置してあったという。ただ、このリハーサルに6人が参加していたかは不明。 市教委によると、学校では、普段の学校集会などに、不登校などの生徒が参加する際にも、ギャラリーの平均台に座って参加させる対応がとられていたという。(後略)お昼のニュースでこのことを知り、本当に驚いた。「配慮に欠ける」なんて書いてあるけれど、そんな言葉でおしまいですか。準備してあったパイプ椅子を片付けて平均台を置くということに、悪意すら感じる。40脚のパイプ椅子を準備していたということは、少なくても40人の不登校気味の生徒がいたのだろう。予定より参加する生徒が少なかったから、「平均台でいいや」ということになったのか。周囲にいた教員はビデオ撮影していたというけれど、全く気付かなかったことも不自然。卒業式は生徒たちを祝福するものなのに、平均台に座っていた生徒たちには目もくれなかったのか。書いていると怒りがこみ上げてくるので、ここまでにしよう。
2025年04月16日
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「国宝」をTさんと観てきた。歌舞伎役者ではない俳優が、他の仕事をしながらこれだけ演じきったことにまず感動。どれだけの稽古を重ねてきたことか。その努力や真剣さが、そのまま物語になっているような気がした。三時間という長い映画だったけれど、あっという間だった。吉沢亮と横浜流星、これからも目が離せないな。
2025年06月30日
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「八月の銀の雪」伊与原新/著耳を澄ませていよう。地球の奥底で、大切な何かが静かに降り積もる音に――。不愛想で手際が悪い。コンビニのベトナム人店員グエンが、就活連敗中の理系大学生、堀川に見せた真の姿とは(「八月の銀の雪」)。会社を辞め、一人旅をしていた辰朗は、凧を揚げる初老の男に出会う。その父親が太平洋戦争に従軍した気象技術者だったことを知り……(「十万年の西風」)。科学の揺るぎない真実が、傷ついた心に希望の灯りをともす全5篇。この作家の本はどれも興味深く、私の知らない世界にいざなってくれる。伊与原 新さんは、理学博士で専門は「地球惑星物理学」だそうだ。物理学がこんなに身近に感じられる小説って、学者であり小説家としての才能なくしては書けない。天が二物を与えてくださって感謝します。
2025年07月06日
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この一週間は、職場で色々あって本当に疲れた。それでも、何とか話し合いを重ねて一応の決着をみたのだが、さて、来週から話し合いの通りになってくれるかどうか一抹の(いや、かなりの)不安はある。しかし、私にはあれ以上のことは考えられないので、あとは長い目で見て行くしかないだろう。ブログを読んでいる人には何が何だかわからないだろうが、書けば個人のことに触れることになるのでやめておく。昨夜は、疲れで頭も肩もズシーンと重いまま、札幌の「ちえりあホール」にパリ在住の伊藤光湖さんのバイオリン・リサイタルに行ってきた。彼女とは、二年ほど前に知人の紹介で知り合い、私の住む町でのコンサートを企画して以来の友人というか、知り合いというか・・。昨年は、地元の小学校でのミニ・コンサートをしていただいたが、今年は私が仕事で全く動くことが出来ず、残念ながら地元で聴くことはできなかった。でも、一年ぶりに彼女の演奏を聴かなくちゃと、仕事を早退して札幌に出向いた。結果から言うと、本当に素晴らしかった。彼女は、ヴァイオリニストというイメージよりも、どちらかといえば体育会系のタイプ。華奢な体型からは予想外の、気合の入った演奏をする。もちろん、曲目によってはとても繊細で情感がこもっていると私は感じる。彼女は、演奏の前にその作曲者や曲目の特徴などを語ってくれるので、あまりクラシックには詳しくはない私でも、親しみを感じながら想像力を巡らせつつ音楽の中に入り込めて、それがとても嬉しい。今回の圧巻は、サラサーテの「カルメン幻想曲、作品25」彼女いわく、「フィギュアスケートにたとえるなら、三回転ジャンプなどの連続技が続き、 下手をするとこける可能性の高い曲です」とのこと。それだけに、演奏前には「ヨシ! 行きます!!」とでも言わんばかりの表情で伴奏者と頷き合って気合の入った演奏が続いた。私は他のバイオリニストの演奏を聴くのは数回しか経験がないが、何だか鳥肌が立つような演奏だった。弾き終わった彼女は、肩で息をしていて、マイクを持って「5000メートルを全力疾走した感じです」などと咳き込みながら話していた、その様子に、会場から「頑張れ!」との声がかかり、割れんばかりの拍手。もちろん私も、手が痛くなるほどの拍手を惜しまなかった。アンコールの「千の風になって」は、うって変わって心に静かに染み入る音色で、これまたジーンとしてしまった。そしてふと気がつくと、私のの頭と肩の重さが、不思議と軽くなっていたのだ。音楽は心を癒すというけれど、まさに脳と体のマッサージを受けたような感じ。少し経って控え室に顔を見に行くと、すでにステージ衣装のドレスから、運動部のお姉さん姿になった彼女が知り合いに取り囲まれていた。これが彼女の魅力なのだと改めて感じた。また来年、さらにレベルアップした彼女の演奏を聴くのが楽しみである。
2007年09月08日
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能登地方で震度6強、1人死亡・191人重軽傷 3月26日2時20分配信 読売新聞 25日午前9時42分ごろ、能登半島沖を震源とする地震があり、石川県輪島市と七尾市、穴水町で震度6強、同県能登町、志賀町、中能登町で震度6弱を観測するなど、北陸地方を中心に、東海、近畿などの広い範囲で震度3以上を記録した。 この地震で、輪島市内の女性1人が死亡。26日午前0時現在の読売新聞のまとめでは、石川、富山、新潟の3県で191人が重軽傷を負い、石川県内で157棟が全半壊した。 気象庁によると、震源は輪島市の南西約30キロで深さは11キロ、マグニチュード(M)は6・9と推定される。金沢市などの沿岸では最大20センチの津波が観測された。 余震も続いており、26日午前0時までに、輪島市で震度5弱を1回、震度4を2回観測するなど、計149回の有感地震を記録。同庁は引き続き余震に警戒するよう呼びかけている。 このニュースで、とっさに思ったのは「近くの原発は大丈夫か?」ということ。で、記事を探して下記を見つけた。原発付近で最大級毎日新聞 2007年3月26日 0時58分北陸電力志賀原発は、震源域から約20キロしか離れていないという。日本列島は、どこでどのような大地震が発生しても不思議ではない国。このような国土で原発に依存するというのは、それだけでも怖い。とにかく、被害が拡大しないことを祈る。
2007年03月26日
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二刀流貫いた「子」 2人分育てた「父」 大谷選手会見 12/26 05:00 北海道新聞 大谷翔平選手と栗山英樹監督は、プロ野球の常識を覆す投打の「二刀流」という困難な道を「二人三脚」で歩んできた。会見でも並んで座り、会見後は大谷選手が投じた球を栗山監督が捕手としてキャッチした。誰も歩んだことのない道を切り開いた二人。大谷選手は「世界一の選手」という夢へ大きな一歩を踏み出し、監督は今後も夢の実現へ後押しを続ける。 ちょうど5年前の2012年12月25日に札幌ドームで行われた入団会見が「二刀流」の第一歩だった。大谷選手が投げ、栗山監督が打席に立ち、大谷選手が打席に立つと、栗山監督が投手役を務めた。 今回は、大谷選手が監督やファンへの感謝の思いを込めて投じたであろう一球を、指揮官が「女房役」としてしっかりと受け止めた。その後、監督から「世界一の選手になると信じています」と記した投手板を受け取った大谷投手は、表情を引き締めた。 この5年間、栗山監督が大谷選手について報道陣に語る時は、常に厳しい言葉しか発しなかった。しかし、大谷選手はこの日の会見で「監督室では『体大丈夫か?』と真逆な感じ。(僕を)守るという意味でやってくれていた。それは記事を見ても感じた。ありがたいなと思った」と明かした。厳しい言葉は愛情の裏返し。「親心」はしっかり伝わっていた。 監督は今後も、注意すべき点があれば無料通信アプリのLINE(ライン)でメッセージを送ると宣言した。「いらっとすると思うけど、誰かが言ってあげないといけない。使命だと思っている」。「息子」は米国に旅立つものの、5年間務めた「父親」役をやめるつもりはないようだ。 固い絆で結ばれた師弟コンビは、いったんたもとを分かつ。だが、「世界一の選手」という壮大な夢を共有していることに変わりはない。(運動部 福田講平)昨夜会見のテレビ中継を見ながら、本当に大谷翔平ってすごい若者だとつくづく思った。それにしても、「大谷君、キターッ!」と喜んだ日から5年も経ったのだなと、月日の流れの速さに驚く。期待されてもなかなか力を発揮できずにいる選手も多いと思うが、彼は見事に期待に応えながら自分の夢への道を歩いている。メジャーでも自分を見失わずに一途に頑張ってほしいと願う。それにしても、「北海道に帰ってきますか?」なんて質問した記者がいたけど、なんでこんな時にそんな質問する?帰ってきてほしいという気持ちが言わせたのだろうが、大リーグに行って帰ってくるときって…。大谷君の頭の良さを、さらに引き立てるつもりだったのかな(苦笑)北海道の人たちはみんな、北海道にホームステイしていた若者のホストファミリーのような気持ちで、どこにいっても彼を応援するつもりでいるはずだ。その意味で、時には里帰りする彼を迎えて励ましたいと思っている。多分、調子が悪い時も良い時も、私たちは彼が頑張っていることを信じるだろうし、拍手でエールを送るだろう。大谷君、体に気を付けてね。怪我をしないようにね。ずっと応援してるよ。
2017年12月26日
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「アスペルガーとカサンドラ 」(旦那(アキラ)さんはアスペルガー)野波ツナ(著), 宮尾益知(監修) (内容紹介)アスペさん夫に振り回される妻7人に密着取材! 妻たちのカサンドラ実態を描く問題作 「妻とも丁寧語で話す」「お金を無計画に使う」 「話し合おうとしても黙ってしまう」……。 優しくていい人なんだけど、どこかずれてる困った夫、アキラさん。 実は夫、アキラさんはアスペルガー症候群と気づかないまま、 大人になってしまっていたのです……。 深刻な社会問題となりつつある大人の発達障害について、 妻だからこそここまで描けた大人気コミックエッセイ。 アスペルガー症候群のパートナーが陥りがちな孤独と、 心身共に抑うつ状態を引き起こすカサンドラ状態について、 ツナとアキラさん以外の夫婦にも密着取材してコミック化しました。 専門家によるカウンセリングも誌上に再現! 妻たちの本音と最新情報が満載の1冊です。 【カサンドラ症候群とは】 ギリシャ神話の女神カサンドラは、予言を誰にも信じてもらえず孤独に苦しみます。共感力のないアスペルガー症候群の夫とわかりあえずに悩み、それを周囲に理解してもらえない妻の孤独な状態に近いため、この名前がつきました。 図書館でふと目についた本。最近、「大人の発達障害」がテレビなどでも取り上げられているし、私自身、そのような人とも出会ったり関わったりもしているので、ちょっと気になって借りてきた。漫画仕立てなのであっという間に読めるのだが、アスペルガーの夫の妻たちの悩みや辛さが良く理解できる。この本の場合は「夫がアスペルガー」だが、もちろん妻や子供がアスペという場合も多い。アスペルガータイプの人は、実は結構多いのではないかと最近の私は思っている。この本は、「旦那さんはアスペルガーシリーズ」の六冊目だという。私が知らなかっただけで、もう随分知られている本なのだろうか。実は私は、アスペルガー症候群については多少の知識があったが、「カサンドラ症候群」という名称はこの本で初めて知った。その意味で目から鱗のような本であった。アスペルガー的な人が多いということは、少なくてもそれ以上のカサンドラの人達がいるのだろう。少し変った人との付き合いに悩んでいる人や、ストレスを感じている人はご一読を。自分と相手の分かり合えない状態や、それによって心身の不調となる原因や対処法が少しでも理解できると、随分楽になるのではないかと思う。
2017年06月29日
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