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短答式の合格率76%・新司法試験
法務省司法試験委員会は7日、5月に実施した新司法試験で、法律の基礎知識を問う「短答式試験」の合格者数が3479人だったと発表した。受験者数は4607人、合格率は約76%で、昨年より約5ポイント低下した。
同委員会は今後、短答式の合格者の「論文式試験」を採点し、9月に最終合格者を発表する。最終合格者は2000人前後となる見通し。
大学別に見ると、合格者数が最も多かったのは東大(258人)で、次いで中央大(254人)、慶応大(237人)、京都大(192人)、早稲田大(175人)の順だった。(22:20)
司法試験委員会は22日、法科大学院の修了者を対象とした2008年以降の新司法試験合格者数の見通しを発表した。08年は2100-2500人、09年は2500-2900人、10年は2900-3000人を合格者数の目安とする。
政府が01年にまとめた司法制度改革審議会の意見書は10年の合格者数について「3000人の達成を目指す」と明記。今回の決定は意見書の提言に沿った形となった。
わたしが学生のころ、司法試験は3万人ほどが受け、500人程度が合格するというとても難しい試験でした。当然わたしは受かりませんでした。でも、わたしの司法試験研究室同期生14人の半数は合格しています。彼らは、わたしと違って、努力家だったからでしょう。
また、高校時代の友人がこの春、ある地裁の所長になりました。高校の先輩も最高裁の事務総局を経て高裁の裁判官です。二人とも能力、人格ともに優れた人物だと断言できます。
法律家を目指す若者の動機はさまざまでしょうが、多少なりとも社会正義の実現をめざそうとする気持ちは持っていると信じます。
今は、法科大学院に入るのが大変かもしれませんが、合格者枠が大幅に広がっているので、かつてほど難しい試験ではなさそうです。
今後毎年合格者数が3000人程度となると、判事や検事志望者の絶対数が増えるので、任官者の確保に困ることはなさそうです。一方、まず間違いなく都市部では弁護士数が過剰になります。今でも、決して裕福でない弁護士は大勢いいるはずですが、普通のサラリーマンより収入の少ない弁護士も増えていきそうです。
社会正義実現のために努力する弁護士は尊敬される職業です。しかし、その名誉を傷つけるような行為をする弁護士も後を絶ちません。
毎年新たに生まれる法曹が、有能かつ尊敬される法曹になってくれること、弁護士過疎の状態が早く解消されることを、かつて法律を学んだ一人として願います。